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第零章 プロローグ~愛とはなにか~
第七話 虹色の恋、愛
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◇◇エイリ視点◇◇
聞いたのは衝撃の事実。
世界観が変わってしまうような話だった。
「それをぶっ壊すのが、俺ってことだよ」
彼は狂おしく笑う。悪役のように。
それは、今豊かな村人の生活を壊すということに繋がる。だから彼はわざと悪役のようなことを言ったのだろう。
私の覚悟をたしかめるために。
直接言っていないが彼が言っているのは私たちが魔王軍となってしまうということ。
そのような定めに彼一人で立ち向かわせる事などさせない。
必ず、私も着いていく。
嗚呼、やっと気づいた。分かった。
もう二度と失いたくないものが出来た。
短い時間しか一緒にいないが、私には彼が必要だと思う。
初めて、わたしを見てくれて、必要としてくれた人。
初めて、初めて、初めて、初めて!
初めてを初めて、沢山くれた人。
このどうしようも無い気持ちは何なのだろう。
これが、恋なのかもしれない。愛なのかもしれない。
きっと誰でも良かった。
きっとこのひとじゃなくても私はこう思っていただろう。
ただの偶然。ただ、私にはその偶然がどうしようもなく大事だ。
私はきっと彼以外の人に助けられてもこの感情を抱いていた。
つまり不純な恋だ。それに彼がこれを受けてくれるとは思えない。
だから、この気持ちは一旦封印だ。
全てが終わった時、この気持ちを伝えよう。
もしかすると伝えれることは無いかもしれない。
勿論玉砕されるだろう。諦めなければならないのだろう。
それでも、それでも…
なんで、なんで、今更、こんなに強い感情が溢れてるんだろう。
なんでこの強い感情が彼に向かうのだろう。
絶対に叶わないであろう、奴隷と主人という立場の恋。
それも一方的な片思い。
嗚呼、苦しいな。胸がチクチクする。
きっと彼は貴族の女性と結婚してしまうのだろう。
いや、こんな話じゃない。そもそも彼はこの国に反逆しようとしてるんだ。
こんな感情をそんな運命を背負った彼に向けるべきでは無い。
頭がごちゃごちゃして簡潔にまとまらない。
ただ、1つ。
私のこの気持ちはきっと諦めなければならない。
閉じ込めておかねばならない。
でも、でも、でも!
今日だけ、今日だけでいいから…
泣くのは最後にするから…
この恋心を、ぶつけさせてください。
目から涙が溢れ落ちる。
彼が心配そうにしていたので胸を借りた。
初めて嗅ぐ、いい匂いがした。
泣きじゃくった。こんなに泣いたのは初めてかもしれない。
なんでこんな人に初恋してしまったのだろう。
しかも一生冷めないような熱量で。
神様は残酷だ。
だけどありがとう。この人と出会わせてくれて。
私はこの人を支えよう。全力を持ってして。
私はこの人を支えられるくらい強くなろう。
私はこの人を支える仲間を募ろう。私一人ではこの人は大きすぎるから。
私はこの人を愛そう。心の中で。
ただの私のエゴなのかもしれない。
小さな、まだ5年しか生きてない私だけど、病気のせいで時間はいくらでもあった。
そこそこ大人びているはずだ。
だから小さな時の誤ちだなんて思わない。
私は心の底から、貴方のことを、愛しています。
──愛とはなにか。
歪んだ呪い、自己超越の力、他者との結合、一者、エロース、アガペー、フィリア…
沢山あるが、どれでもないのだ。
愛とは、愛だ。
愛と言う言葉でしか表せないからこそ、人はそれを愛と呼ぶ。
否、愛としか呼べない。
聞いたのは衝撃の事実。
世界観が変わってしまうような話だった。
「それをぶっ壊すのが、俺ってことだよ」
彼は狂おしく笑う。悪役のように。
それは、今豊かな村人の生活を壊すということに繋がる。だから彼はわざと悪役のようなことを言ったのだろう。
私の覚悟をたしかめるために。
直接言っていないが彼が言っているのは私たちが魔王軍となってしまうということ。
そのような定めに彼一人で立ち向かわせる事などさせない。
必ず、私も着いていく。
嗚呼、やっと気づいた。分かった。
もう二度と失いたくないものが出来た。
短い時間しか一緒にいないが、私には彼が必要だと思う。
初めて、わたしを見てくれて、必要としてくれた人。
初めて、初めて、初めて、初めて!
初めてを初めて、沢山くれた人。
このどうしようも無い気持ちは何なのだろう。
これが、恋なのかもしれない。愛なのかもしれない。
きっと誰でも良かった。
きっとこのひとじゃなくても私はこう思っていただろう。
ただの偶然。ただ、私にはその偶然がどうしようもなく大事だ。
私はきっと彼以外の人に助けられてもこの感情を抱いていた。
つまり不純な恋だ。それに彼がこれを受けてくれるとは思えない。
だから、この気持ちは一旦封印だ。
全てが終わった時、この気持ちを伝えよう。
もしかすると伝えれることは無いかもしれない。
勿論玉砕されるだろう。諦めなければならないのだろう。
それでも、それでも…
なんで、なんで、今更、こんなに強い感情が溢れてるんだろう。
なんでこの強い感情が彼に向かうのだろう。
絶対に叶わないであろう、奴隷と主人という立場の恋。
それも一方的な片思い。
嗚呼、苦しいな。胸がチクチクする。
きっと彼は貴族の女性と結婚してしまうのだろう。
いや、こんな話じゃない。そもそも彼はこの国に反逆しようとしてるんだ。
こんな感情をそんな運命を背負った彼に向けるべきでは無い。
頭がごちゃごちゃして簡潔にまとまらない。
ただ、1つ。
私のこの気持ちはきっと諦めなければならない。
閉じ込めておかねばならない。
でも、でも、でも!
今日だけ、今日だけでいいから…
泣くのは最後にするから…
この恋心を、ぶつけさせてください。
目から涙が溢れ落ちる。
彼が心配そうにしていたので胸を借りた。
初めて嗅ぐ、いい匂いがした。
泣きじゃくった。こんなに泣いたのは初めてかもしれない。
なんでこんな人に初恋してしまったのだろう。
しかも一生冷めないような熱量で。
神様は残酷だ。
だけどありがとう。この人と出会わせてくれて。
私はこの人を支えよう。全力を持ってして。
私はこの人を支えられるくらい強くなろう。
私はこの人を支える仲間を募ろう。私一人ではこの人は大きすぎるから。
私はこの人を愛そう。心の中で。
ただの私のエゴなのかもしれない。
小さな、まだ5年しか生きてない私だけど、病気のせいで時間はいくらでもあった。
そこそこ大人びているはずだ。
だから小さな時の誤ちだなんて思わない。
私は心の底から、貴方のことを、愛しています。
──愛とはなにか。
歪んだ呪い、自己超越の力、他者との結合、一者、エロース、アガペー、フィリア…
沢山あるが、どれでもないのだ。
愛とは、愛だ。
愛と言う言葉でしか表せないからこそ、人はそれを愛と呼ぶ。
否、愛としか呼べない。
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