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第壱章 偽聖女~空と宇宙の境界はどこにあるか~
第三十話 浮かない顔で
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目が覚める。
毎日、前世の夢を見る。
それは、ちょっとずつ。あの日へと近づいていく。
一日ずつ。一日ずつ。
きっと、あの日の夢も、俺は見るのだろう。
その頃までには、この気持ちが精算されていることを、酷く願う。
ノックが聞こえる。
「入っていいですか?」
「いいよ」
「失礼します」
エイリがゆったりと入ってくる。
そして俺が鏡の前に座ると、俺の髪をとき始めた。
「昨日は楽しかったですね」
「うん。本当に」
嘘偽りでなく、楽しかった。
「昨日、一日ありがとうございました。ところでです。例の盗賊の拠点をつかっての作戦ですが…」
なんの事だっけ?
適当でいいか。
「それは任せる。期待しているぞ」
「了解しました。計画の詳細は報告しますか?」
よく分からんけどとりあえず聞くか。
「うむ」
「今まで聖教との連絡に使われていたであろう魔術回線を使い、聖教にSOSや増援などを求めます。どれくらい来るかは分かりませんが、そいつらに情報を吐かせます」
うん。ここまでは普通だね。
「そしてそいつらの服などを剥ぎ、それを使って変装します。そいつらが人質に使えるかどうかが分からないのでとりあえず牢屋に入れます」
…うん?雲行きが怪しい。
「そいつらに吐かせた情報を使って聖教の指導者がいる所に潜入。倒して情報吐かせます。魔王へ繋がる第一歩です!」
…まずくね?
だって指導者って聖女様ら辺でしょ?
悪いことなんてしてないよ?
でももしここで「いややめとこう。聖教悪くない」とか言ったら…
「騙したな殺す」ってなる…
聖女様すみません。
俺のために犠牲になってください。
ついでに聖教の人達にも謝っておこう。
吾輩好きな人以外にはあんまり情がないんでござんす。
そら聖女様もすきだけど…命ほどではない。
も、勿論恋愛感情ってわけじゃ、ないけどね!普通の好きだからね!
誰に言い訳してるんだ…俺は…
「あはは」
閑話休題。
「ところで…本当に余計なお世話かもしれないのですが…ライトくんの事はいいのでしょうか?」
エイリがやたらライトの事を気にしてくる。
もしかして!主人公補正にやられたのか!
ライトのこと好きなったんか?
いやもう確定やろ。これ。
くそ!NTRされた!嫌だァ!
…もともと俺の事好きじゃなくね?
…泣きたくなってきた。
いいよ。2人で頑張りなよ。イチャイチャしてろよ!
「ライトの事は面倒を見てやれ。訓練でもつけてやればいい」
もーどーにでもなれ!
俺は恋路は邪魔しねぇよ!馬に蹴られて死にたくねぇしな!
「はい。任せてください」
ライト…やっぱお前を許せそうにねぇわ。
「アク様。罠ってどんなものがありますか?」
「んーとね。──とか!──!あと分かりやすい罠を置いといてからそこに見えにくい罠を置いておくとか…」
自分で考えた風ですが前世に本で読んだ知識ですね。はい。
子供の頃ってサバイバルとかその辺に異様に興味持たない?それの副産物ですよ。
◇◇エイリ視点◇◇
作戦の事を全て任せて貰えた。
これは期待をかなりよせられているという事だ。
必ず成功させてみせる。
「ところで…本当に余計なお世話かもしれないのですが…ライトくんの事はいいのでしょうか?」
このことはずっと気になっていた。
明らかにアク様はライトくんに向かって他の人とは違う態度をとっていた。
色っぽさと言うか、女の子っぽさと言うか。
ならば彼は何かの重要なピースなはずだ。
アク様の意をくんで、まるでアク様が女の子だと言うように接するべきなのだろう。
「ライトの事は面倒を見てやれ。訓練でもつけてやればいい」
そして、彼を訓練させて強くならせることにも相当の意味があるらしい。
めちゃくちゃ強くしてやる。
…それにしても。
色っぽいアク様、可愛かっこエロかったなぁ。
どちゃくそエロい。
私にもやってほしい。
なんでぽっと出のライトくんにやって私にはやってくれないのか。
不公平だ。
というか長い付き合いなのだから一緒に寝たり︎(べ、別に何もしないけどね!?)、あんなことやこんなことを…!
いやでも待てよ!?
今回の作戦も成功すればご褒美が…ぐへへ。
迅速に、最高の結果を出してみせる!
「アク様。罠ってどんなものがありますか?」
「んーとね。──とか!──!あと分かりやすい罠を置いといてからそこに見えにくい罠を置いておくとか…」
それは、私がまだ知らなかった罠だった。
基本、罠は魔法などを駆使して作られる。
その方が手間もかからなくて強力になる。
ただしラウンライト相手ならば魔力を探知されてしまう可能性がある。
かなり合理的だ。そしてどこで知ったのかと言うくらい聞いた事の無いものばかりだ。
部屋を出てエアクに早速話し、準備させる。
アク様の深淵なる知識!必ずや再現してみせます!
────────────────────
いやぁ、作者罠の知識なんて無かったものですから全部横線で誤魔化しましたね。
なんかいい感じのがあったら教えてください。
取り入れるかもしれません。
毎日、前世の夢を見る。
それは、ちょっとずつ。あの日へと近づいていく。
一日ずつ。一日ずつ。
きっと、あの日の夢も、俺は見るのだろう。
その頃までには、この気持ちが精算されていることを、酷く願う。
ノックが聞こえる。
「入っていいですか?」
「いいよ」
「失礼します」
エイリがゆったりと入ってくる。
そして俺が鏡の前に座ると、俺の髪をとき始めた。
「昨日は楽しかったですね」
「うん。本当に」
嘘偽りでなく、楽しかった。
「昨日、一日ありがとうございました。ところでです。例の盗賊の拠点をつかっての作戦ですが…」
なんの事だっけ?
適当でいいか。
「それは任せる。期待しているぞ」
「了解しました。計画の詳細は報告しますか?」
よく分からんけどとりあえず聞くか。
「うむ」
「今まで聖教との連絡に使われていたであろう魔術回線を使い、聖教にSOSや増援などを求めます。どれくらい来るかは分かりませんが、そいつらに情報を吐かせます」
うん。ここまでは普通だね。
「そしてそいつらの服などを剥ぎ、それを使って変装します。そいつらが人質に使えるかどうかが分からないのでとりあえず牢屋に入れます」
…うん?雲行きが怪しい。
「そいつらに吐かせた情報を使って聖教の指導者がいる所に潜入。倒して情報吐かせます。魔王へ繋がる第一歩です!」
…まずくね?
だって指導者って聖女様ら辺でしょ?
悪いことなんてしてないよ?
でももしここで「いややめとこう。聖教悪くない」とか言ったら…
「騙したな殺す」ってなる…
聖女様すみません。
俺のために犠牲になってください。
ついでに聖教の人達にも謝っておこう。
吾輩好きな人以外にはあんまり情がないんでござんす。
そら聖女様もすきだけど…命ほどではない。
も、勿論恋愛感情ってわけじゃ、ないけどね!普通の好きだからね!
誰に言い訳してるんだ…俺は…
「あはは」
閑話休題。
「ところで…本当に余計なお世話かもしれないのですが…ライトくんの事はいいのでしょうか?」
エイリがやたらライトの事を気にしてくる。
もしかして!主人公補正にやられたのか!
ライトのこと好きなったんか?
いやもう確定やろ。これ。
くそ!NTRされた!嫌だァ!
…もともと俺の事好きじゃなくね?
…泣きたくなってきた。
いいよ。2人で頑張りなよ。イチャイチャしてろよ!
「ライトの事は面倒を見てやれ。訓練でもつけてやればいい」
もーどーにでもなれ!
俺は恋路は邪魔しねぇよ!馬に蹴られて死にたくねぇしな!
「はい。任せてください」
ライト…やっぱお前を許せそうにねぇわ。
「アク様。罠ってどんなものがありますか?」
「んーとね。──とか!──!あと分かりやすい罠を置いといてからそこに見えにくい罠を置いておくとか…」
自分で考えた風ですが前世に本で読んだ知識ですね。はい。
子供の頃ってサバイバルとかその辺に異様に興味持たない?それの副産物ですよ。
◇◇エイリ視点◇◇
作戦の事を全て任せて貰えた。
これは期待をかなりよせられているという事だ。
必ず成功させてみせる。
「ところで…本当に余計なお世話かもしれないのですが…ライトくんの事はいいのでしょうか?」
このことはずっと気になっていた。
明らかにアク様はライトくんに向かって他の人とは違う態度をとっていた。
色っぽさと言うか、女の子っぽさと言うか。
ならば彼は何かの重要なピースなはずだ。
アク様の意をくんで、まるでアク様が女の子だと言うように接するべきなのだろう。
「ライトの事は面倒を見てやれ。訓練でもつけてやればいい」
そして、彼を訓練させて強くならせることにも相当の意味があるらしい。
めちゃくちゃ強くしてやる。
…それにしても。
色っぽいアク様、可愛かっこエロかったなぁ。
どちゃくそエロい。
私にもやってほしい。
なんでぽっと出のライトくんにやって私にはやってくれないのか。
不公平だ。
というか長い付き合いなのだから一緒に寝たり︎(べ、別に何もしないけどね!?)、あんなことやこんなことを…!
いやでも待てよ!?
今回の作戦も成功すればご褒美が…ぐへへ。
迅速に、最高の結果を出してみせる!
「アク様。罠ってどんなものがありますか?」
「んーとね。──とか!──!あと分かりやすい罠を置いといてからそこに見えにくい罠を置いておくとか…」
それは、私がまだ知らなかった罠だった。
基本、罠は魔法などを駆使して作られる。
その方が手間もかからなくて強力になる。
ただしラウンライト相手ならば魔力を探知されてしまう可能性がある。
かなり合理的だ。そしてどこで知ったのかと言うくらい聞いた事の無いものばかりだ。
部屋を出てエアクに早速話し、準備させる。
アク様の深淵なる知識!必ずや再現してみせます!
────────────────────
いやぁ、作者罠の知識なんて無かったものですから全部横線で誤魔化しましたね。
なんかいい感じのがあったら教えてください。
取り入れるかもしれません。
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