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第壱章 偽聖女~空と宇宙の境界はどこにあるか~
第三十五話 腐らずがんば
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◇◇アクトク・リョウシュ視点◇◇
うーん!いい朝だなぁ!コケコッコーと叫びたくなるよ!
いつもより控えめなノックの音がする。
「どうぞー!」
「おはようございます。アク様」
「おはよぅ」
鏡の前に座り、髪の手入れが始まる。
「今日、作戦が実行されます。情報を吐かせることに成功したので。副隊長が案外たくさん情報を持っていました」
「拷問部屋とかどこにあるの?」
ちょっと興味ある。
「この街全域の地下に拠点があるので数箇所ありますが…」
え!?そんなに大きかったの!?あそこ!
「案外広いんだね」
「まあ、我々のメンバーのほとんどはそこで暮らしていますから」
地下迷宮かよ。かっこいいかよ。
てか今日、聖教の人らが可哀想になるのか…
「聖教の本拠地ってどこだったの?」
「大聖教堂だと思っていたのですが案外、地方の聖堂でした」
へー。聖女様とか大聖教堂にずっといるイメージだったけどなぁ。
「変装とかは?」
「抜かりなく。完璧にこなしてみせます」
「じゃあ任せようかな」
「あの…」
おっ!なんか申し訳なさそうなエイリ!
曇らせ展開か?大好きなんだが?
「昨日は私の失態です!いかなる罰も受ける所存です」
ん?罰?よく分からん。あれか?家具壊したことか?
でもなんかエイリの部下っぽい人がきて全部直してくれたじゃん。
気にしてないよ。
でもこういうのは罰を与えなきゃ行けないんだったっけ?
「じゃあ…」
「っ…」
「1発芸!」
「え!?」
相当驚いた表情。
「明日らへんに面白い1発芸してよ」
「え?は、はい…」
「…」
「…え?それだけですか?」
「うん。エイリはいつもよく働いてくれてるしね」
働かなくていいんだけど。
聖教!南無南無!
…寝るか。まだ寝たりねぇや。
そうだ!リビングのソファーで寝よう!
寝心地いいんだよなぁ~!
◇◇レイン視点◇◇
目が、覚めた。
手が無いことに気づいて、感傷にひたる。
そして、師匠の事を思い出してまだ自分は強くなれるということを確信する。
昨日説明されていた通りに朝食を食べるためにリビングに向かう。
アクトク・リョウシュや、その父に会わないように時間はずらすと言っていたので多分1人だけだろう。
そう思っていたのだが…
「うにゃ、もう食べれないよぉ」
1番大きいソファーに師匠が寝ていた。
なんだろう。他意はないが不覚にも可愛いと思ってしまった。
あんなに強いのに…
あんまり長い間見ていても変なので置いてある朝食に手をつける。
「もっとぉ、もってこいぃ」
どんな夢を見てるんだ!
ギャップ萌えでやられる!
心を平静に…
なんか寒そうだったので近くにあった毛布をかける…
その時だった。
「おはよう…ってえ!?」
落ち着け…客観的に見たら寝ている女の人を覗き込みながら触れているようにしか見えない。
完全に変態だ。
言い訳を…
「そういや君いたんだった!」
ゑ?
そっち?忘れてた?案外天然?
いや変な疑いかけられなくて良かったんだけど…
「え?寝込み襲おうとしてた?」
「違います!!」
危ない危ない。
「まぁまぁ落ち着いて。ご飯でも食べなよ」
「はい…」
なんか釈然としないが…
「そういや修行がしたかったんだね。厳しいよー!」
「望むところです!」
食を片手で食べれるか不安だったが幸い右手は無事なので平気だ。
「腕は大丈夫?」
「はい。幻覚などにも襲われませんでしたし…」
急に師匠が閃いたように立ち上がった。
「ちょっとご飯でも食べながら待っててね」
「はい」
なんか敬語使わないとあんな感じなんだな…
と思ってたらすぐ帰ってきた。
「はい。どーぞ。昨日頼んでおいたんだ」
渡されたのは謎の箱。
「開けていいんですか?」
「もちろん」
そこに入ってたのは義手だった。
「これは…」
「プレゼント。魔力を込めたりすることで動かすことができる。元通りとまでは言わなくてもね」
聞いたことも無いものだ。
きっとかなりの価値だろう。
「ほら、付けてみて」
「はい」
感覚も無いし、思ったより動かすのが難しいが、動く。
その事実に泣きそうになった。
「いくらでしょうか?かなり高そうですが…」
「ああ、いいよいいよ。プレゼントだし。そこまで高いものじゃないし。てかよく動かせたね」
それは遠慮させないように言っているのだろう。
本当、優しさがしみる。
「あと今日は軽く今までと同じ運動しときな。明日からはきついぞ」
「はい!」
「訓練は外でしてきな。用具とかは自由に使っていいよ」
「はい!師匠!」
うーん!いい朝だなぁ!コケコッコーと叫びたくなるよ!
いつもより控えめなノックの音がする。
「どうぞー!」
「おはようございます。アク様」
「おはよぅ」
鏡の前に座り、髪の手入れが始まる。
「今日、作戦が実行されます。情報を吐かせることに成功したので。副隊長が案外たくさん情報を持っていました」
「拷問部屋とかどこにあるの?」
ちょっと興味ある。
「この街全域の地下に拠点があるので数箇所ありますが…」
え!?そんなに大きかったの!?あそこ!
「案外広いんだね」
「まあ、我々のメンバーのほとんどはそこで暮らしていますから」
地下迷宮かよ。かっこいいかよ。
てか今日、聖教の人らが可哀想になるのか…
「聖教の本拠地ってどこだったの?」
「大聖教堂だと思っていたのですが案外、地方の聖堂でした」
へー。聖女様とか大聖教堂にずっといるイメージだったけどなぁ。
「変装とかは?」
「抜かりなく。完璧にこなしてみせます」
「じゃあ任せようかな」
「あの…」
おっ!なんか申し訳なさそうなエイリ!
曇らせ展開か?大好きなんだが?
「昨日は私の失態です!いかなる罰も受ける所存です」
ん?罰?よく分からん。あれか?家具壊したことか?
でもなんかエイリの部下っぽい人がきて全部直してくれたじゃん。
気にしてないよ。
でもこういうのは罰を与えなきゃ行けないんだったっけ?
「じゃあ…」
「っ…」
「1発芸!」
「え!?」
相当驚いた表情。
「明日らへんに面白い1発芸してよ」
「え?は、はい…」
「…」
「…え?それだけですか?」
「うん。エイリはいつもよく働いてくれてるしね」
働かなくていいんだけど。
聖教!南無南無!
…寝るか。まだ寝たりねぇや。
そうだ!リビングのソファーで寝よう!
寝心地いいんだよなぁ~!
◇◇レイン視点◇◇
目が、覚めた。
手が無いことに気づいて、感傷にひたる。
そして、師匠の事を思い出してまだ自分は強くなれるということを確信する。
昨日説明されていた通りに朝食を食べるためにリビングに向かう。
アクトク・リョウシュや、その父に会わないように時間はずらすと言っていたので多分1人だけだろう。
そう思っていたのだが…
「うにゃ、もう食べれないよぉ」
1番大きいソファーに師匠が寝ていた。
なんだろう。他意はないが不覚にも可愛いと思ってしまった。
あんなに強いのに…
あんまり長い間見ていても変なので置いてある朝食に手をつける。
「もっとぉ、もってこいぃ」
どんな夢を見てるんだ!
ギャップ萌えでやられる!
心を平静に…
なんか寒そうだったので近くにあった毛布をかける…
その時だった。
「おはよう…ってえ!?」
落ち着け…客観的に見たら寝ている女の人を覗き込みながら触れているようにしか見えない。
完全に変態だ。
言い訳を…
「そういや君いたんだった!」
ゑ?
そっち?忘れてた?案外天然?
いや変な疑いかけられなくて良かったんだけど…
「え?寝込み襲おうとしてた?」
「違います!!」
危ない危ない。
「まぁまぁ落ち着いて。ご飯でも食べなよ」
「はい…」
なんか釈然としないが…
「そういや修行がしたかったんだね。厳しいよー!」
「望むところです!」
食を片手で食べれるか不安だったが幸い右手は無事なので平気だ。
「腕は大丈夫?」
「はい。幻覚などにも襲われませんでしたし…」
急に師匠が閃いたように立ち上がった。
「ちょっとご飯でも食べながら待っててね」
「はい」
なんか敬語使わないとあんな感じなんだな…
と思ってたらすぐ帰ってきた。
「はい。どーぞ。昨日頼んでおいたんだ」
渡されたのは謎の箱。
「開けていいんですか?」
「もちろん」
そこに入ってたのは義手だった。
「これは…」
「プレゼント。魔力を込めたりすることで動かすことができる。元通りとまでは言わなくてもね」
聞いたことも無いものだ。
きっとかなりの価値だろう。
「ほら、付けてみて」
「はい」
感覚も無いし、思ったより動かすのが難しいが、動く。
その事実に泣きそうになった。
「いくらでしょうか?かなり高そうですが…」
「ああ、いいよいいよ。プレゼントだし。そこまで高いものじゃないし。てかよく動かせたね」
それは遠慮させないように言っているのだろう。
本当、優しさがしみる。
「あと今日は軽く今までと同じ運動しときな。明日からはきついぞ」
「はい!」
「訓練は外でしてきな。用具とかは自由に使っていいよ」
「はい!師匠!」
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