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橘祐也
勧誘 1
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橘から、起きてる? というメールが届いたのは、翌火曜日の午前十時半過ぎだった。氷川はたっぷり睡眠をとり、朝のコーヒーを飲んで部屋に戻り、ここ十日ほどろくに手をつけていなかった問題集に向かい合っていた。
おはよう。何時にどこに行けばいい? そう返信の文章を作ってから、少し考えてメールを破棄し、発信履歴を辿った。すぐに出てきた名前と十一桁の番号を確かめてから、コールする。呼び出し音はニ回半で途切れた。
『もしもし、氷川くん?』
「おはよう、橘くん。今大丈夫だった?」
電話の向こうは少しざわめいている。テレビか、それとも食堂か。
『大丈夫だよ。昨日は打ち上げ代わりに行ってくれてありがとね、絡まれなかった?』
「戸田くんが佐竹さんに絡まれてたよ」
『うん、昨日聞いた。モンブランごちそうさま』
電話の向こうでがたんと音が聞こえた。ざわめきが消える。個室から廊下へ出たのかもしれない。
「それは江上さんに言って。それでさ、今日はどうする?」
聞きたいことがあると、彼は言った。内容は薄々勘づいているし、それならば静かな場所で聞きたかった。返答を先送りにするとしてもだ。
橘は電話口で小さく唸り、足を止めた気配がした。
『ちょっと出られる?』
「校外? いいよ」
寮にも学校にも生徒が多く残っている。落ち着いて話せる場所を見つけるのは困難だ。氷川が了承すると、橘が安堵したように息を吐いた。
『じゃあ、用意できたら部屋に迎えに行くね。A棟九階だったっけ』
「うん、A-909B。支度しとくね」
短い挨拶を交わして、通話を終了させる。そして問題集やノートなどを片付け、クローゼットからショルダーバッグと薄手のパーカーを引っ張り出す。いつの間にか、暑さを感じる時期が随分と遠くなった。ついこの間まで、昼間の陽射しは夏と同じくらい強いと思っていたのに。
窓の戸締まりを済ませて廊下に出、施錠をして待つこと五分足らず、橘が小走りでやって来た。
「おはよう氷川くん、お待たせ!」
「おはよう、橘くん。昨日は遅くまでお疲れさま。もしかして今日もだった?」
玄関へと歩きながら訊ねると、彼は小さく笑って首筋に手を当てた。
「まあね、朝一で校庭の見回りと片付け、しとかないと陸上部からクレームが入るんだよね」
「ああ、校庭で花火大会したんだっけ。陸上部の人だって参加してるんじゃないの?」
「してるよ、してるけど、部活開始までには校庭を整えろって言ってくるんだよ。他の部みたいにロードワークにでも出とくか、せめて手伝えっつうの」
ぶちぶちとこぼしながら、玄関で靴を履き替える。部活でグラウンドを使うのは陸上部だけで、他の屋外運動部はそれぞれ専用のコート、グラウンドを持っている。近いというメリットがある反面、学校のイベントで使われれば原状復帰に手間がかかるというデメリットもあるわけだ。どうせなら一緒に片付ければ早いだろうに、それはしないというなら、いかにも甘やかされたお坊ちゃん集団らしい。
労をねぎらいながら、バス停へだらだらと歩く。同じ方向へ行く生徒も、すれ違う生徒もいない。バスで移動し、駅の近くにあるコーヒーチェーン店に入った。氷川はカフェラテとサンドウィッチ、橘はキャラメル・マキアートとスコーンをそれぞれ購い、窓際のテーブル席に着く。トレイを置いた橘が、改めて氷川に向き直った。
「昨日は色々ありがとう」
「いや、こっちこそ。ライブも、打ち上げも楽しかったよ」
「なら良かった。練習キツかったでしょ、夜中にしか時間取れなくてごめんね」
橘がティースプーンでカップをぐるりと掻き回す。キャラメルの網目模様が渦に消えた。氷川はカフェラテを一口飲んでから、かぶりを振る。
「そんなの、橘くんも一緒でしょ。忙しくて大変だったけど……でも、すっごく充実してて、楽しかったよ。誘ってくれてありがとう」
素直な感謝に、橘が照れたように目を細める。そして彼は氷川の瞳を見上げるように覗いた。
「ねえ、ステージ、どうだった?」
「緊張した、けど、気持ちよかった」
「だよね、満員御礼だし、盛り上がってくれると嬉しいし気持ちいいよね」
嬉しそうに同意を示して、橘が甘いコーヒーを一口飲む。それから不意に、瞳の色を真剣なものに変えた。本題に入ると気付いて、氷川もカップの柄から指を外す。橘がゆっくり口を開いた。
「実は、ずっと決めてたことがあって。もしも氷川くんが、オリジナルをやってもいいって言ってくれたら、ちゃんと誘おうと思ってたんだ。賭けみたいなものだけど……勝機がゼロだったら、あえて玉砕したいとは、誰も思わないでしょ?」
穏やかな声で、数字を数えるように淡々と話して、橘は背筋を伸ばした。呼吸を整え、テーブルに置いた手を軽く握る。
「俺と、バンドやろうよ」
予想通りの誘いに、氷川はまだ返答を持たなかった。
実際やるとなったら大変だろう、とは思う。ともすれば勉強の時間も削られて、進学に差し支えるかもしれない。それは決して許されない愚行だ。
けれど、ステージは心底気分が良かった。練習は苦しかったが、それ以上に楽しかった。修学旅行のあの夜も、昨日も、橘のギターの音が聞こえる場所で歌うと視界が広がって、心が弾んだ。
気持ちだけならば、もうイエスに傾ききっている。しかし、今川と田原の忠告が脳裏を過ぎるのだ。
「今川さんと田原さんに言われたよ。来年は受験、大学入ったら就活、生きてるだけで忙しい、両立は想像より大変だ、って。俺は就活はないけど、資格の勉強はしなきゃいけないし」
「うん。俺もそうだよ」
「向井さんも、本腰を入れられるのは大人になってからって言ってたし……中途半端なことはしたくないんだ」
やるなら全力で。そうでなければ、諦めることさえできない。佐竹に言われるまでもなかった。けれど問題はそれよりも前にあるのだ。
無意味にコーヒーカップのふちを撫でていると、橘が氷川の顔を覗き込んだ。唇の端が強気に上がる。
「あのね氷川くん、知ってる? 幸運の……チャンスの女神は、前髪しかないんだよ。今以外、いつやれるの」
一時期流行ったキャッチコピーのような勧誘の台詞に自分で笑って、橘が甘いコーヒーを飲む。そして目を細めた。
「先のこと、考えるのは分かるよ、当然だもん。でも俺は、遊びで音楽やるつもりじゃないんだ。氷川くんの将来は決まってるの?」
「父は、ゆくゆくは会計士資格をとって事務所を継げって言ってる」
「会計士、か……難関資格だね。凄いな、頭良いんだ」
「父はね。俺も、そうするのがいいってわかってるんだ。環境も整ってるし、簿記も嫌いじゃないし。だけど……父みたいに家庭を蔑ろにして、仕事だけで生きるのが良いとは思えなくて」
おはよう。何時にどこに行けばいい? そう返信の文章を作ってから、少し考えてメールを破棄し、発信履歴を辿った。すぐに出てきた名前と十一桁の番号を確かめてから、コールする。呼び出し音はニ回半で途切れた。
『もしもし、氷川くん?』
「おはよう、橘くん。今大丈夫だった?」
電話の向こうは少しざわめいている。テレビか、それとも食堂か。
『大丈夫だよ。昨日は打ち上げ代わりに行ってくれてありがとね、絡まれなかった?』
「戸田くんが佐竹さんに絡まれてたよ」
『うん、昨日聞いた。モンブランごちそうさま』
電話の向こうでがたんと音が聞こえた。ざわめきが消える。個室から廊下へ出たのかもしれない。
「それは江上さんに言って。それでさ、今日はどうする?」
聞きたいことがあると、彼は言った。内容は薄々勘づいているし、それならば静かな場所で聞きたかった。返答を先送りにするとしてもだ。
橘は電話口で小さく唸り、足を止めた気配がした。
『ちょっと出られる?』
「校外? いいよ」
寮にも学校にも生徒が多く残っている。落ち着いて話せる場所を見つけるのは困難だ。氷川が了承すると、橘が安堵したように息を吐いた。
『じゃあ、用意できたら部屋に迎えに行くね。A棟九階だったっけ』
「うん、A-909B。支度しとくね」
短い挨拶を交わして、通話を終了させる。そして問題集やノートなどを片付け、クローゼットからショルダーバッグと薄手のパーカーを引っ張り出す。いつの間にか、暑さを感じる時期が随分と遠くなった。ついこの間まで、昼間の陽射しは夏と同じくらい強いと思っていたのに。
窓の戸締まりを済ませて廊下に出、施錠をして待つこと五分足らず、橘が小走りでやって来た。
「おはよう氷川くん、お待たせ!」
「おはよう、橘くん。昨日は遅くまでお疲れさま。もしかして今日もだった?」
玄関へと歩きながら訊ねると、彼は小さく笑って首筋に手を当てた。
「まあね、朝一で校庭の見回りと片付け、しとかないと陸上部からクレームが入るんだよね」
「ああ、校庭で花火大会したんだっけ。陸上部の人だって参加してるんじゃないの?」
「してるよ、してるけど、部活開始までには校庭を整えろって言ってくるんだよ。他の部みたいにロードワークにでも出とくか、せめて手伝えっつうの」
ぶちぶちとこぼしながら、玄関で靴を履き替える。部活でグラウンドを使うのは陸上部だけで、他の屋外運動部はそれぞれ専用のコート、グラウンドを持っている。近いというメリットがある反面、学校のイベントで使われれば原状復帰に手間がかかるというデメリットもあるわけだ。どうせなら一緒に片付ければ早いだろうに、それはしないというなら、いかにも甘やかされたお坊ちゃん集団らしい。
労をねぎらいながら、バス停へだらだらと歩く。同じ方向へ行く生徒も、すれ違う生徒もいない。バスで移動し、駅の近くにあるコーヒーチェーン店に入った。氷川はカフェラテとサンドウィッチ、橘はキャラメル・マキアートとスコーンをそれぞれ購い、窓際のテーブル席に着く。トレイを置いた橘が、改めて氷川に向き直った。
「昨日は色々ありがとう」
「いや、こっちこそ。ライブも、打ち上げも楽しかったよ」
「なら良かった。練習キツかったでしょ、夜中にしか時間取れなくてごめんね」
橘がティースプーンでカップをぐるりと掻き回す。キャラメルの網目模様が渦に消えた。氷川はカフェラテを一口飲んでから、かぶりを振る。
「そんなの、橘くんも一緒でしょ。忙しくて大変だったけど……でも、すっごく充実してて、楽しかったよ。誘ってくれてありがとう」
素直な感謝に、橘が照れたように目を細める。そして彼は氷川の瞳を見上げるように覗いた。
「ねえ、ステージ、どうだった?」
「緊張した、けど、気持ちよかった」
「だよね、満員御礼だし、盛り上がってくれると嬉しいし気持ちいいよね」
嬉しそうに同意を示して、橘が甘いコーヒーを一口飲む。それから不意に、瞳の色を真剣なものに変えた。本題に入ると気付いて、氷川もカップの柄から指を外す。橘がゆっくり口を開いた。
「実は、ずっと決めてたことがあって。もしも氷川くんが、オリジナルをやってもいいって言ってくれたら、ちゃんと誘おうと思ってたんだ。賭けみたいなものだけど……勝機がゼロだったら、あえて玉砕したいとは、誰も思わないでしょ?」
穏やかな声で、数字を数えるように淡々と話して、橘は背筋を伸ばした。呼吸を整え、テーブルに置いた手を軽く握る。
「俺と、バンドやろうよ」
予想通りの誘いに、氷川はまだ返答を持たなかった。
実際やるとなったら大変だろう、とは思う。ともすれば勉強の時間も削られて、進学に差し支えるかもしれない。それは決して許されない愚行だ。
けれど、ステージは心底気分が良かった。練習は苦しかったが、それ以上に楽しかった。修学旅行のあの夜も、昨日も、橘のギターの音が聞こえる場所で歌うと視界が広がって、心が弾んだ。
気持ちだけならば、もうイエスに傾ききっている。しかし、今川と田原の忠告が脳裏を過ぎるのだ。
「今川さんと田原さんに言われたよ。来年は受験、大学入ったら就活、生きてるだけで忙しい、両立は想像より大変だ、って。俺は就活はないけど、資格の勉強はしなきゃいけないし」
「うん。俺もそうだよ」
「向井さんも、本腰を入れられるのは大人になってからって言ってたし……中途半端なことはしたくないんだ」
やるなら全力で。そうでなければ、諦めることさえできない。佐竹に言われるまでもなかった。けれど問題はそれよりも前にあるのだ。
無意味にコーヒーカップのふちを撫でていると、橘が氷川の顔を覗き込んだ。唇の端が強気に上がる。
「あのね氷川くん、知ってる? 幸運の……チャンスの女神は、前髪しかないんだよ。今以外、いつやれるの」
一時期流行ったキャッチコピーのような勧誘の台詞に自分で笑って、橘が甘いコーヒーを飲む。そして目を細めた。
「先のこと、考えるのは分かるよ、当然だもん。でも俺は、遊びで音楽やるつもりじゃないんだ。氷川くんの将来は決まってるの?」
「父は、ゆくゆくは会計士資格をとって事務所を継げって言ってる」
「会計士、か……難関資格だね。凄いな、頭良いんだ」
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