私が死んで満足ですか？ 疎まれた令嬢の死と、残された人々の破滅について

登場人物（ネタバレなし・WEB版表紙付）

＊登場人物＊

ロロナ・リュース（１８歳）
リュース伯爵家の令嬢。ベルビュートの婚約者。
王立学年の卒業記念式典でベルビュートに婚約破棄を告げられる。
その翌日、王都の郊外で馬車の事故で死亡したと報じられる。

ベルビュート・ニルナ（１９歳）
ニルナ王国の王太子。ロロナの婚約者。
ロロナの妹であるルミナと恋仲になり、ロロナに婚約破棄を宣言する。

ルミナ・リュース（１６歳）
リュース伯爵家の令嬢。ロロナの異母妹。
姉の婚約者であるベルビュートと恋仲になる。

ギロス・リュース伯爵（４８歳）
リュース伯爵家の当主。ロロナとルミナの父親。
戦争で武勲を上げた名将だが、今は私兵を集めて軍事ごっこに熱中。

ベルベラッサ・リュース（３２歳）
リュース伯爵夫人。後妻。ルミナの母親。
元々はロロナの家庭教師として伯爵家に勤めていた。禁制品の宝石集めが趣味。

シェザム・ベルマン（２４歳）
リュース伯爵家の経理人。代々伯爵家に仕えるベルマン家の子息。
ロロナの助けを借りて伯爵家の家計を管理してきた。

ゼリオ（３８歳）
平民の商人。ミイシ商会の商会長。
目利きはいいが商才はない。ロロナの手助けを借りて商売を成功させていた。

アステル（？？）
ミイシ商会の大口顧客。金髪に白い仮面の青年。

カイゼル（？？）
リュース伯爵の私兵集団に所属する騎士の青年。

チルレ（１７歳）
ロロナの侍女。ベルベラッサの遠縁にあたる少女。

イラストはカサコさんが描いてくださいました