黒い鞄

瀬名川圭

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ー帰宅恐怖症ー

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「…と言う訳なんです。」
「へぇ。なかなか面白い話だな。」

この店に来るのは、何度目だろうか?

「なぁ、それ俺に譲ってくれないか?」
「えっ?」
「もちろん、ただとは言わん。どうだ?今入ってる契約を少し変えたくてな…。駄目か?」
「それは、ありがとうございます。でも、この鞄に気に入って貰えたら、あげます。」

陣内さんは、俺が受け持ってる地域で初めて契約をくれた人!!小さな会社を経営し、その社員にも契約をするように言ってくれた…

試しに陣内さんに、鞄を持って貰ったが…

「意外と軽いんだな…。」

これで、決まったな。

「でも、そのままで会社に帰る訳にはいかんだろ?」

陣内さんの経営する『陣屋』は、主に鞄を扱っている店舗。その中で比較的使いやすいビジネスバッグを貰い、中に入っていた物を詰め直した。

「いいのか?そんな安物で…」

そう陣内さんは笑ってたけど、一番手にしっくりくる。前のと素材が似てるのかも知れない…

「ありがとうございます!!」

新しく契約も出来たし、あの鞄を手にしてから、仕事も順調になってきた…

「じゃぁな!!またこいよ!!」

そんな陣内さんの言葉を背中に受け、会社へと戻った…。


「この鞄がね…。」

見たとこ古ぼけてはいるが、本当に鞄に意識なんて持ったりするのか?

「あれ?さっきは、凄く軽かったのに。」

いきなり重くなっていた。まだ、何も詰めてないのに…

「お前は、女みたいだな。機嫌の良し悪しが出すぎてる…」

今度は、軽くなった…

「女か!!大事にしないとな!!」

少しくたびれた鞄から、財布や書類を出し詰め替えて持ってみたが、わりと軽さを感じる…。

「さてと、帰るか…」

店内の戸締まりを確認してから、店を出て駅に向かうが…

いつもの大通りに出る少し前に、鞄が急に重くなった…

「そっか。お前は、この道が嫌いなんだ。じゃ、こっちか?」

と別の曲がり角に進もうとすると軽くなる…

「お前は、わがままな娘だな。弥生たちよりましだ!」

弥生と遥は、俺の大切な娘ではあるが、思春期なのか、最近は顔が合っただけでも、嫌そうな顔をする。妻の小百合なんて、昔は細くて綺麗だったのに、今なんて昔の面影もなく、俺の事を大切に扱ったことすらないだろう…

鞄の示す方向へと歩いて行くと、繁華街の脇道へと入っていく…

「おや?こんなとこに、居酒屋なんてあったのか…」

こじんまりとした古い居酒屋…

扉を開けると…

「おかえりなさい。」

という声と共に、温かな空気や旨そうな匂いが俺の腹を鳴かせた…

「いいかい?」
「どうぞ。」

店内には、客が数人いたが女将一人で切り盛りしてるのか、楽しそうに給仕をしていた…

出されたつまみを食いながら、女将を見る。年の頃は、小百合と同じだが妙に艶っぽい部分がある…

「あっ、ごめんなさいね。お酒、なんにします?」
「ビールとあと飯くれるか?なんでもいいから…」

腹が減っていた。

女将は、妙子と言うらしく、客からは女将さん、若しくは、妙子さんと呼ばれていた。

「いい女でしょ?妙子さん。」

隣に座っていた客が突然話しかけてきた。

「…。」
「ここの客の殆どはね、妙子さん目当てなんですよ。」
「ほう…。」

男の客は、三橋と言って週に何度かこの『あかり』という居酒屋に来てるらしい。

「料理も旨いし、酒もうまい。なによりも、女将の妙子さんが優しい!家に帰るのが嫌になる…」

確かにそうかも知れない…

あの女将さんの振る舞いをみると、家でダラダラ菓子を食いながら、テレビを見てる小百合とは全然違う。

「あっ、伊藤さん。いつもありがとうございます。いってらっしゃい!!」

少し足元のおぼつかない客の一人を、『いってらっしゃい』と見送り、『おかえりなさい』と他の客を出迎える…

「だって、寂しくなるでしょ?ありがとうございましたとか言うと。また、来てほしいし、お客さんは、外で疲れてきてるのに。だから、おかえりなさいといってらっしゃいにしてるんです。」

そう妙子さんが、笑いながら言った。

客も時間がたつにつれ、一人減り、二人減り、隣の三橋さんも帰っていった… 

残されたのは、俺ただひとり。

「私も今夜は、飲んじゃおうかな。」

妙子さんは、暖簾をしまい、表の鍵を締めた…。

「大丈夫ですよ。裏口は、開いてますからね。」

隣に座り、俺に酌をしつつ、妙子さんもビールを少し飲み始めた…

無言で飲んではいるものの、なんとなく温かさが伝わる…

だから、何度も何度も足を運び…


ンッ…ンゥッ…

バサッ…バサッ…

着物を脱がすのは、難しかったが…その下に隠されたモノは俺を喜ばせた…

あっ…んっ…

「だめ…よっ…あっ…」

透き通るような白い肌に、柔らかくふくよかな乳房…

舌先で乳首を弄るだけでも、妙子の口からは俺を喜ばせる甘い声が出る…

「だめ…あぁ…っ…真二さん…」
「何がだめなの?妙子…」

妙子の膣からは、温かさを感じるサラリとした蜜がかいまなく流れ、淫らな音を立てる…

「だめ…んっ…真二さん…あっ…」
「どうしたいの?妙子…」

妻の身体には、反応しない俺のペニスが、妙子の前になると過剰に反応していった…

「挿れて…あなたが…あっ…欲しいの…」

その言葉を合図に、はちきれんばかりのペニスを妙子の膣に挿入していくと、妙子は深いため息を吐き、俺に抱きついてきた…

膣の中は、俺のを一気にくわえこみ、熱く絡んでくる…

「妙子…」

名前を呼び、奥までつくと、あまりの気持ちよさに出したくなる…

「真二…さん…あぁ…」

腰周りの肉付きも俺好みで、肌と肌がぶつかると心地よい音が聞こえる。

あっ…あっ…いっ…いいっ…

妙子は、俺の下で顔を振り乱し、声をあげる…

パンパンパンッ…

「妙子…綺麗だ…」
「あなた…あなた…あぁ…あぁ…」

パンパンパンッ…

「妙子…まだだぞ。まだイクなよ…」

いいっ…あっ…あっ…

「だめ…いく…いく…あっ…あっ…」

パンパンパンッ…

パンパンパンッ…

激しく何度も奥まで突き、中に出していった…

「妙子…お前は、ほんといい女だ…」
「もうっ…」

少し休んでから、バックでヤッたり、騎上位では妙子の揺れる乳房をつかみながら中に出した…

「大丈夫よ。もう、こんなおばさんだもの。赤ちゃんなんて…」

少し寂しそうに妙子は、言っていた。

「結婚は?」
「昔ね…。その時に、妊娠して産んだんだけど、死産だったの…。夫とは、うまくいかなくなって、離婚。」
「…。」

誰にも過去はあるが…

「いつか、また出来るさ。まだ、お前は若い…。」

気休めだったが、妙子は、「そうね」と一言呟いて、俺に腕枕をせがみ眠り始めた…

以来、俺は妙子の店によりつつ、閉店後に妙子を抱く時もあったし、普通に外で会う事もあった。もちろん、行くのは専ら都外だったが、妙子は何も言わなかった。


家に帰れば俺の居場所は、いつもなかった…

「また、今夜もひとりか…。」

ガチャッ…

「あっ…」

弥生が、リビングに降りてきたが、俺の顔を見ると、舌打ちをした…

「弥生?」
「…。」
「最近、どうだ?学校は…。進路は…」

ガタンッ…

「別に…あんたには、関係ない。」
「…。」

弥生は、そう冷たく言って、リビングを出ていった…

風呂に入り、ベッドにも入ったが、なかなか眠れず妙子の顔が浮かんでは消えていく…

翌日は、店が定休日で、遅くまで寝ていたかったが、小百合が掃除するからと俺が寝ている横で掃除機をかけ始め、リビングに行けば娘二人が俺の顔を見ると嫌そうな顔をし…

ぶらりと外に出て、あかりに向かっていた…

「居ないか…」

店内は暗いし、物音ひとつしない…

帰ろうとした時…

「あら、お早い。どうしたの?」

妙子が、いつもの割烹着とは違うスカート姿で現れた。

「来るなら来るって、連絡してくれれば待ってたのに…。」

どうやら、仕込みの材料を買いに出ていたらしく、いそいそと買った物をダシタリ、しまったりしていた。

「真二さん、お腹は?」
「あっ…まだ…」

起きたばっかだったから、何も口にしていなかった…

「なんでもいいなら…。上で食べましょ。」

妙子は、スカートを翻して、俺に抱きついてきた…

余り物でも、妙子の作った煮物も味噌汁もどれも温かみがあり、俺の腹にどんどん入っていった。

「もっ、そんな早く食べなくても…。」
「お前のは、いつ食っても旨いし、温かいから…」
「そう?たまに、失敗するけど?あなた、おかわりは?」
「もういいよ。次は、お前を食べるから…。」


手を引っ張り、妙子を押し倒す…

「あっ…まだ…」
「なぁに、すぐ終わるさ…」

ンッ…ンンッ…

キスをしながらブラウスのボタンを外し、ブラジャーにきつくしまわされた乳房を解放していく…

あっ…

たったこれだけでも、妙子は言葉を漏らす…

「まだ、時間早いから…お前を食いたい…」

あぁっ!!

スカートを捲り、ショーツに収まった濃く生い茂った草むらの奥深くを刺激していく…

「ふぅ…んっ…あな…た…っ…」

ベルトを外しながら、下半身を露にすると、妙子は何も言わなくても俺のを口に含んで、懸命に口を動かす…

「あぁっ…気持ちいいよ。妙子…」

ヂュルッ…ヂュポッ…ヂュポッ…

「妙子…そこ…あぁ…」

吸われる度に、出そうになる…

「舌を…オオッ…ハッ…」

出そうになるのをひたすら耐え…

「妙子…オオッ…妙子…妙子…」

妙子の口の中に出し、それを喉を鳴らしながら最後まで飲む…

「堪らないよ…妙子。さぁ、今度は、お前の番だ…」

妙子の全てを剥ぎ取り、乳房に食らいつく。

はぁんっ…んっ…んっ…

「あなた…いいっ…」

草むらを掻き分け、勃起したクリトリスに舌をあてる…

あぁっ!!

腰が上がり、太股で俺の頭を押さえようとする…

ジュルッ…ジュルッ…

「だめ…あっ…んっ…あなた…あなた…」

妙子の手が、俺の頭を触る…

「妙子…欲しいか?」
「お願い…挿れて…」

妙子の手をペニスに握らせ、『挿れろ』と言うと、少し戸惑いをみせたが挿れてくれた。

あぁっ!!

「堅くて、熱いわ…」
「お前のは、締め付けられるし、熱いよ…」

腰をゆっくり動かすも、妙子の足がガッシリ絡んでくる。

「妙子…お前の声、もっと聞きたい。」

グリッ…

はぁっ!!

「あなた…あなた…あなた…」

パンパンパンッ…

「妙子…離れるな。」

あっ…あっ…あっ…

「あなた…好き…好きよ…」

「妙子…妙子…」

パンパンパンッ…

「出すぞ。いいな、妙子…」

奥までガンガン突き、中に出していく…

「愛してる…ハァッ…」

大きな乳房に吸い付きながらも、ペニスが萎えるのを待った…

「私、あなたとだったらやり直せるかな?」
「ん?さぁな。」

俺も出来る事なら、お前とやり直したい…

だが、小百合も弥生と遥もいる…


風呂に軽く入ってから、ベッドの上で、妙子を抱き締めながら、時間を楽しむ…

「結婚したいのか?」
「ううん。そうじゃないの…。あなたが、ずっと私の側にいてくれたらなって…」
「妙子…」

夕方まで妙子を抱き締めながら眠りにつき、なに食わぬ顔で裏口からコッソリと出てから、あかりに入る…

「あら、おかえりなさい!真二さん…」

そして、半月がたった…

ますます、俺は家に帰る頻度が減り、妙子の家で過ごしたり、時には一緒に旅行したりしていた。


「えっ?赤ちゃん?」
「うん。最近、なんか調子悪かったし、生理もなかったから、私てっきり更年期かと思って、婦人科に行ったらね…」

妙子が、妊娠した。もちろん、俺の子だ…

「産んでもいいかな?もちろん、真二さんの家庭には、迷惑かけないようにするし…。」
「いつだ?いつ、産まれるんだ?」
「来年の5月…。」
「元気な赤ん坊生んでくれよ。」

その晩、いつもより時間をかけ、妙子を抱いた。

「いいのか?それでも…」
「私、今度こそ赤ちゃん産んでみたい。もう年だし、これが最後のチャンスかもだし、例え障害があって生まれたとしても、ちゃんと育てる!!」

妙子の意思は、既に決まっていた。

暫くして、俺は妻と別居をした。弥生、遥の受験の事もあったし、しょっちゅう嫌そうな顔をされるよりは、この方が楽だと思ったからだ…


「えーっ!?妙子さん、このお店畳んじゃうの?」
「えぇ。地元に帰るの…。あっちなら、友達も多いし…」 

常連客の連中が残念そうな顔をしていたが、それは二人で決めたこと。

妙子の地元は、鎌倉市だから、車でもそうかからない。全ての費用は、俺が負担する。

「あっ、そうだ!!前に三橋さん、この鞄に興味持ってただろ?」
「うん。前に話を聞いてさ、欲しくなったんだけど、あのとき、いくら頼んでも陣内さん譲ってくれなかったんだぜ。」
「やるよ…。少しくたびれてるけど。」

妙子や周りの連中に聞こえないように話した。

「いいか?手荒にするなよ?」
「うん。わかった…。割りと軽いんだな。」

どうやら、この鞄は、三橋さんが気に入ったらしい…

「これで、俺の仕事もうまくいくといいけど…。」

お互い持っていた鞄の中身を全てだし、俺は三橋さんが持っていた真新しいビジネスバッグを、三橋さんは、俺の古いと言ったら怒られそうだが、鞄を交換し、中身を詰め直し、三橋さんはあかりをあとにし、客が居なくなってから妙子と話をしつつ、荷物を纏めて行った…。
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