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旅行編 黄葉樹の街
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『あっ、ああっ……! 駄目、またイく……!』
もう声を抑えるのは諦めた。気持ち良すぎる。アニキも何も言わずに俺を抱くことにしたらしくて、両足を抱えられて貫かれてる。
さっきから何度イったか分からない。キスした後の記憶が曖昧だ。指を抜かれて、代わりに凶悪なアニキの欲望で奥まで貫かれたせいで意識が持っていかれた。
だからはっきりその声が聞こえてきた時も、もしかして俺が叫んでいるのかと思った。
「きゃあああ! 助けて!」
いや、助けてほしいのこっちなんですけど。アニキの快楽地獄はエンドレスなんです。
ん? 誰の声だ?
「た、助けてください……!」
アニキが動きを止めて、俺もすこしだけ頭がクリアになった。
「えっ……?」
俺たちの牛車が停めてあるところに誰か駆け込んできたらしい。若いお姉さんだ。お姉さんは走って俺たちの牛車まで来たものの、俺とアニキを見て顔をひきつらせた。明らかに助けを求める相手を間違えたと思ったんだろうな。俺もそう思う。
『あ、にき……女の人、がっ、あ』
「こんな森に女か」
アニキは状況を理解したはずなのに、再びゆっくりと腰を動かし始めて俺を翻弄する。
『たす、助けてって……んっ、あ……』
耳の穴を舌で嬲られ、後孔を広げるようにお尻を揉まれてこんな時なのに目の前に星が飛ぶ。足の指がぴくぴくしてる。恥ずかしくて死にそう。
気を失いかけていたら、いきなりアニキが欲望を俺の中からずるりと抜いた。
『ああっ……なんで……』
「いい子だから少し待ってろ」
『……え?』
アニキは素早くズボンを身につけると、馬車の近くに隠れていた女の人に近寄った。助けを求めていた女の人がヒィッとかなんとか悲鳴を上げて後退りする。分かるよ。アニキは服を着ていても凶悪そのものだ。
でもその前に俺もなんとかして欲しい。下半身はドロドロだし、足が震えて踏ん張れないから、腕にロープが食い込んで痛い。
気を失いそうだったけど、狼みたいな唸り声が聞こえて我に返った。獣の匂いだ。それとも魔物!? 怖すぎて別の震えが走る。
「なるほど。魔獣に追われてるのか」
「た、助けて……」
「怯えるんじゃねえ。女、お前を助けてやるから街に案内しろ」
アニキが短剣を抜くと同時に、一頭の魔獣が木々の奥から現れた。狼みたいな外見だけど、おそらく魔物。馬鹿でかい牛もどきとアニキを見て警戒しているのかそれ以上近寄ってこない。でもすぐに森の奥から二匹目が顔を覗かせた。アニキは短剣を投げ、魔物に向かっていく。
『レヴィン!』
俺の心配をよそに背後から黒い獣が現れた。悪魔の契約の証で不死身の獣。森の木々はあっという間に魔獣の血で染まった。
もう声を抑えるのは諦めた。気持ち良すぎる。アニキも何も言わずに俺を抱くことにしたらしくて、両足を抱えられて貫かれてる。
さっきから何度イったか分からない。キスした後の記憶が曖昧だ。指を抜かれて、代わりに凶悪なアニキの欲望で奥まで貫かれたせいで意識が持っていかれた。
だからはっきりその声が聞こえてきた時も、もしかして俺が叫んでいるのかと思った。
「きゃあああ! 助けて!」
いや、助けてほしいのこっちなんですけど。アニキの快楽地獄はエンドレスなんです。
ん? 誰の声だ?
「た、助けてください……!」
アニキが動きを止めて、俺もすこしだけ頭がクリアになった。
「えっ……?」
俺たちの牛車が停めてあるところに誰か駆け込んできたらしい。若いお姉さんだ。お姉さんは走って俺たちの牛車まで来たものの、俺とアニキを見て顔をひきつらせた。明らかに助けを求める相手を間違えたと思ったんだろうな。俺もそう思う。
『あ、にき……女の人、がっ、あ』
「こんな森に女か」
アニキは状況を理解したはずなのに、再びゆっくりと腰を動かし始めて俺を翻弄する。
『たす、助けてって……んっ、あ……』
耳の穴を舌で嬲られ、後孔を広げるようにお尻を揉まれてこんな時なのに目の前に星が飛ぶ。足の指がぴくぴくしてる。恥ずかしくて死にそう。
気を失いかけていたら、いきなりアニキが欲望を俺の中からずるりと抜いた。
『ああっ……なんで……』
「いい子だから少し待ってろ」
『……え?』
アニキは素早くズボンを身につけると、馬車の近くに隠れていた女の人に近寄った。助けを求めていた女の人がヒィッとかなんとか悲鳴を上げて後退りする。分かるよ。アニキは服を着ていても凶悪そのものだ。
でもその前に俺もなんとかして欲しい。下半身はドロドロだし、足が震えて踏ん張れないから、腕にロープが食い込んで痛い。
気を失いそうだったけど、狼みたいな唸り声が聞こえて我に返った。獣の匂いだ。それとも魔物!? 怖すぎて別の震えが走る。
「なるほど。魔獣に追われてるのか」
「た、助けて……」
「怯えるんじゃねえ。女、お前を助けてやるから街に案内しろ」
アニキが短剣を抜くと同時に、一頭の魔獣が木々の奥から現れた。狼みたいな外見だけど、おそらく魔物。馬鹿でかい牛もどきとアニキを見て警戒しているのかそれ以上近寄ってこない。でもすぐに森の奥から二匹目が顔を覗かせた。アニキは短剣を投げ、魔物に向かっていく。
『レヴィン!』
俺の心配をよそに背後から黒い獣が現れた。悪魔の契約の証で不死身の獣。森の木々はあっという間に魔獣の血で染まった。
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