29 / 45
・ダンジョンへ
うさぎとアダリヤ
しおりを挟む
跳ねるスピードを落として、うさぎは語り始めた。
「あたしが目覚めたとき、あの子は嵐の中で泣いていたわ。ほら、あんたが塩採ってる砂浜の奥のあたりよ」
あの砂浜の奥は、今、シダが生い茂っているところだ。
だが、それより。
「うさぎは、アダリヤが産まれたときから一緒なんじゃなかったのか」
「そうよ!悪かったわね!あたしだって、そうであれば、あの子を守ることができたのにって思ってるわよ! 」
うさぎは、毛を逆立てて怒り始めた。
あんなにアダリヤ至上主義みたいなところがあったので、セリムは勝手に、産まれたときから一緒なのだと思っていた。
「まぁ、話が逸れたけど。あんたが知りたいのは、あの子の不思議な力のことでしょう」
「……」
図星をつかれて、セリムは気まずげに顔を逸らした。
「ふん。いいのよ。あの子の力を隠さなかったのは、あたしの判断だもの」
確かに、井戸水を汲みに行ったとき、うさぎはアダリヤのそばにいたが、力を使うことを止めなかった。
「あんたたちが気味悪がって、早く島を出ていけばいいと思ったのよ」
「おい」
本人を目の前に、追い出そうと思っていたとは、いい度胸。さすが聖獣様である。
セリムは思わず、うさぎにじっとりした視線を投げた。
そんなセリムの視線など気にせず、うさぎは続けた。
「それを、守りたいと、言わせるんだから、あの子の天然たらしぶりはハンパじゃないわね」
「……」
これは、他人から見たら、たぶらかされているのか、と、セリムは唖然とした。
アダリヤには無理だと思っていたが、美人局でなくて良かったと心から思った。
「アダリヤは、その、不思議な力が使えるということは、魔人……なのか」
「魔人って魔物の一種でしょ。違うわよ」
意を決して、彼女に対する懸念を尋ねるも、うさぎは即座に一蹴した。
「違うのか」
「当たり前でしょ。あの子が魔人なら、あたしが近くにいれないわ」
確かに、聖獣の近くには、魔物は寄ってこないのだった。
最初に説明されていたが、すっかり忘れていた。
簡単に一番の懸念が払拭されて、セリムは拍子抜けした。
顔も間抜けな顔になっていたに違いない。
そんなセリムのことは気にせず、うさぎは話を続けた。
「で、話を戻すけど。泣いていたあの子の周りには、壊れた小屋の破片が散乱してたわ」
「小屋が壊れて……?」
「あんた、この島、アダリヤがいるのに、人が住める建物がないことを、おかしいと思わなかった?」
「それは……不思議だった」
あの、きっちりとした祖父が残したわりには、何もない島だと、上陸当初、思っていた。
「あの子が全部壊したのよ、嵐を起こして」
実際には、小屋は存在していたが、壊されていたのだ。
アダリヤの悲しみで引き起こされた嵐によって。
「今日の嵐だって、あの子が泣いたせいなのよ」
アダリヤが泣くと、自然が反応する。
そんな摩訶不思議な話があるとは信じがたかった。
「だから、悲しい過去のことなんて忘れろって、あたしは言ってるの。南にある山の山頂で、本土を眺めていたのも知ってたわ。でも、外の世界に期待をすれば、叶わないと分かったとき不満になるでしょ」
わざわざ自分で不機嫌になる必要はない、ということか。
「感情的になると、力が暴走するの。制御ができないあの子には、平穏な環境が必要なのよ」
制御できない感情は、制御できない力の暴走につながるから。
「あの子のためにも、島のためにも」
うさぎは立ち止まった。
「じゃないと、島もあの子も壊れかねない」
力の暴走で、自分をも傷つけかねないということか。
そして、彼女には、島を壊すほどの力があるのか。
「なのに、あんたたちが来てから、あの子の平穏は壊されたわ」
うさぎは不満そうに、ブーと鳴いた。
セリムたちは、アダリヤがずっと眺めていた外の世界からの来訪者。
「しかも、あんたは、あれの孫。最悪よ」
うさぎは、鼻にシワをよせて、嫌悪感を表した。
「前から思ってたんだけど、うさぎ、僕の祖父を知ってるの?」
「見たことはないけど、知ってるわ」
「凄く嫌ってるけど、何かあったわけ?」
祖父は国内で褒められることはあれど、罵られることはあまりない。
何せ、王国の守護者なのだ。
そして、人間はもちろん、馬や犬といった動物、それも、牛や鶏などの家畜にも好かれるタイプであった。
嫌っていたのは、セリムの父くらいではないか。
無人島とはいえ、国内にいて、ここまで祖父に嫌悪を示す他人は初めて見た。
「それは、あんたには言えないわ」
顔をしかめたまま、うさぎはプイと横を向いた。
祖父については、これ以上話す気はないようである。
セリムは話題を変えた。
「うさぎは、アダリヤの父について、何か知っているのか」
これは、昨日から疑問だったのだ。
一緒に探すわけでなく、忘れろということは、アダリヤの父は、もう。
「今は、もう会えない、ということしか言えないわ」
「生きているのか」
「わからない」
うさぎは煮えきらない言い方をした。
「全てはダンジョンへ行けばわかるわ」
「あたしが目覚めたとき、あの子は嵐の中で泣いていたわ。ほら、あんたが塩採ってる砂浜の奥のあたりよ」
あの砂浜の奥は、今、シダが生い茂っているところだ。
だが、それより。
「うさぎは、アダリヤが産まれたときから一緒なんじゃなかったのか」
「そうよ!悪かったわね!あたしだって、そうであれば、あの子を守ることができたのにって思ってるわよ! 」
うさぎは、毛を逆立てて怒り始めた。
あんなにアダリヤ至上主義みたいなところがあったので、セリムは勝手に、産まれたときから一緒なのだと思っていた。
「まぁ、話が逸れたけど。あんたが知りたいのは、あの子の不思議な力のことでしょう」
「……」
図星をつかれて、セリムは気まずげに顔を逸らした。
「ふん。いいのよ。あの子の力を隠さなかったのは、あたしの判断だもの」
確かに、井戸水を汲みに行ったとき、うさぎはアダリヤのそばにいたが、力を使うことを止めなかった。
「あんたたちが気味悪がって、早く島を出ていけばいいと思ったのよ」
「おい」
本人を目の前に、追い出そうと思っていたとは、いい度胸。さすが聖獣様である。
セリムは思わず、うさぎにじっとりした視線を投げた。
そんなセリムの視線など気にせず、うさぎは続けた。
「それを、守りたいと、言わせるんだから、あの子の天然たらしぶりはハンパじゃないわね」
「……」
これは、他人から見たら、たぶらかされているのか、と、セリムは唖然とした。
アダリヤには無理だと思っていたが、美人局でなくて良かったと心から思った。
「アダリヤは、その、不思議な力が使えるということは、魔人……なのか」
「魔人って魔物の一種でしょ。違うわよ」
意を決して、彼女に対する懸念を尋ねるも、うさぎは即座に一蹴した。
「違うのか」
「当たり前でしょ。あの子が魔人なら、あたしが近くにいれないわ」
確かに、聖獣の近くには、魔物は寄ってこないのだった。
最初に説明されていたが、すっかり忘れていた。
簡単に一番の懸念が払拭されて、セリムは拍子抜けした。
顔も間抜けな顔になっていたに違いない。
そんなセリムのことは気にせず、うさぎは話を続けた。
「で、話を戻すけど。泣いていたあの子の周りには、壊れた小屋の破片が散乱してたわ」
「小屋が壊れて……?」
「あんた、この島、アダリヤがいるのに、人が住める建物がないことを、おかしいと思わなかった?」
「それは……不思議だった」
あの、きっちりとした祖父が残したわりには、何もない島だと、上陸当初、思っていた。
「あの子が全部壊したのよ、嵐を起こして」
実際には、小屋は存在していたが、壊されていたのだ。
アダリヤの悲しみで引き起こされた嵐によって。
「今日の嵐だって、あの子が泣いたせいなのよ」
アダリヤが泣くと、自然が反応する。
そんな摩訶不思議な話があるとは信じがたかった。
「だから、悲しい過去のことなんて忘れろって、あたしは言ってるの。南にある山の山頂で、本土を眺めていたのも知ってたわ。でも、外の世界に期待をすれば、叶わないと分かったとき不満になるでしょ」
わざわざ自分で不機嫌になる必要はない、ということか。
「感情的になると、力が暴走するの。制御ができないあの子には、平穏な環境が必要なのよ」
制御できない感情は、制御できない力の暴走につながるから。
「あの子のためにも、島のためにも」
うさぎは立ち止まった。
「じゃないと、島もあの子も壊れかねない」
力の暴走で、自分をも傷つけかねないということか。
そして、彼女には、島を壊すほどの力があるのか。
「なのに、あんたたちが来てから、あの子の平穏は壊されたわ」
うさぎは不満そうに、ブーと鳴いた。
セリムたちは、アダリヤがずっと眺めていた外の世界からの来訪者。
「しかも、あんたは、あれの孫。最悪よ」
うさぎは、鼻にシワをよせて、嫌悪感を表した。
「前から思ってたんだけど、うさぎ、僕の祖父を知ってるの?」
「見たことはないけど、知ってるわ」
「凄く嫌ってるけど、何かあったわけ?」
祖父は国内で褒められることはあれど、罵られることはあまりない。
何せ、王国の守護者なのだ。
そして、人間はもちろん、馬や犬といった動物、それも、牛や鶏などの家畜にも好かれるタイプであった。
嫌っていたのは、セリムの父くらいではないか。
無人島とはいえ、国内にいて、ここまで祖父に嫌悪を示す他人は初めて見た。
「それは、あんたには言えないわ」
顔をしかめたまま、うさぎはプイと横を向いた。
祖父については、これ以上話す気はないようである。
セリムは話題を変えた。
「うさぎは、アダリヤの父について、何か知っているのか」
これは、昨日から疑問だったのだ。
一緒に探すわけでなく、忘れろということは、アダリヤの父は、もう。
「今は、もう会えない、ということしか言えないわ」
「生きているのか」
「わからない」
うさぎは煮えきらない言い方をした。
「全てはダンジョンへ行けばわかるわ」
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
ゴミスキル【生態鑑定】で追放された俺、実は動物や神獣の心が分かる最強能力だったので、もふもふ達と辺境で幸せなスローライフを送る
黒崎隼人
ファンタジー
勇者パーティの一員だったカイは、魔物の名前しか分からない【生態鑑定】スキルが原因で「役立たず」の烙印を押され、仲間から追放されてしまう。全てを失い、絶望の中でたどり着いた辺境の森。そこで彼は、自身のスキルが動物や魔物の「心」と意思疎通できる、唯一無二の能力であることに気づく。
森ウサギに衣食住を学び、神獣フェンリルやエンシェントドラゴンと友となり、もふもふな仲間たちに囲まれて、カイの穏やかなスローライフが始まった。彼が作る料理は魔物さえも惹きつけ、何気なく作った道具は「聖者の遺物」として王都を揺るがす。
一方、カイを失った勇者パーティは凋落の一途をたどっていた。自分たちの過ちに気づき、カイを連れ戻そうとする彼ら。しかし、カイの居場所は、もはやそこにはなかった。
これは、一人の心優しき青年が、大切な仲間たちと穏やかな日常を守るため、やがて伝説の「森の聖者」となる、心温まるスローライフファンタジー。
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立
黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」
「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」
ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。
しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを!
伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。
これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる