4 / 10
射精的
しおりを挟む
射精的というのを知っているだろうか?
じつはちょっと未来のお話で、法令で許可された、日本のお祭り行事なのである。
どういうものかというと、ならべられた女の写真の中から好みの女に向けて射精をして、射った精子で倒した写真の女を抱けるというくじなのだ。
お祭りのその屋台は客の男たちで大賑わいだった。
というのも、今年はあの大女優が的の一つに加わっていたからである。大女優の写真は高い高い所に設置されており、相当の勢いと勃起角度がないと精子はかけることが出来ないようになっていた。
だが俺はそんなものには興味がなかった。
的になっている女たちーーーそれは地元の遊女からお笑いピン芸人、屋台のおばちゃん、欲求不満の奥様、さまざまだった。
その中で噂にしたのは、今年俺の元カノがその的の一つになるという噂を耳にしたからだ。
人混みをかき分けて、的に忙しく目を動かしていくと、カスくじ…1番当たりやすそうな所にその写真はあった。
俺は元カノが他の人に当たらないように願いながら、屋台に並んで順番を待った。
そして俺の番がやってきた。
同時進行でもう1人の男と一緒にちんこをしごいていく。
どうやらもう1人はかの大女優を狙っているようだ。大女優は誰にも倒せることなく、涼しい顔で赤い口紅を潤わせていた。誰もがこの大女優を狙って、金魚掬いのでっかいデメキンにポイを破らせた客のように萎えたちんこで帰っていったのだ。
さあ、勝負だ。幸い俺は小さくもないが早漏だった。俺の青春の全てを捧げた、あの元カノがもう一度抱ける。こんな形では元カノも否定はできまい。そしたら、あの俺をフった元カノも振り向いてくれるかもしれない。
出る…!
ところがどうしたことだろう、隣の男がまだ頑張っている時に、俺のちんこは興奮のあまりすごい勢いでのたうちまわり、、
大女優の、写真を…。
最悪だ。あんなババア。
参加者に、拒否する権利はなかった。
こうして俺は、たくさんの男たちの恨みを買いながら、大女優とホテルに入ることになった。
大女優は芸能遊びが過ぎて、新鮮味もなく、ずいぶんガバまんだった。
終
じつはちょっと未来のお話で、法令で許可された、日本のお祭り行事なのである。
どういうものかというと、ならべられた女の写真の中から好みの女に向けて射精をして、射った精子で倒した写真の女を抱けるというくじなのだ。
お祭りのその屋台は客の男たちで大賑わいだった。
というのも、今年はあの大女優が的の一つに加わっていたからである。大女優の写真は高い高い所に設置されており、相当の勢いと勃起角度がないと精子はかけることが出来ないようになっていた。
だが俺はそんなものには興味がなかった。
的になっている女たちーーーそれは地元の遊女からお笑いピン芸人、屋台のおばちゃん、欲求不満の奥様、さまざまだった。
その中で噂にしたのは、今年俺の元カノがその的の一つになるという噂を耳にしたからだ。
人混みをかき分けて、的に忙しく目を動かしていくと、カスくじ…1番当たりやすそうな所にその写真はあった。
俺は元カノが他の人に当たらないように願いながら、屋台に並んで順番を待った。
そして俺の番がやってきた。
同時進行でもう1人の男と一緒にちんこをしごいていく。
どうやらもう1人はかの大女優を狙っているようだ。大女優は誰にも倒せることなく、涼しい顔で赤い口紅を潤わせていた。誰もがこの大女優を狙って、金魚掬いのでっかいデメキンにポイを破らせた客のように萎えたちんこで帰っていったのだ。
さあ、勝負だ。幸い俺は小さくもないが早漏だった。俺の青春の全てを捧げた、あの元カノがもう一度抱ける。こんな形では元カノも否定はできまい。そしたら、あの俺をフった元カノも振り向いてくれるかもしれない。
出る…!
ところがどうしたことだろう、隣の男がまだ頑張っている時に、俺のちんこは興奮のあまりすごい勢いでのたうちまわり、、
大女優の、写真を…。
最悪だ。あんなババア。
参加者に、拒否する権利はなかった。
こうして俺は、たくさんの男たちの恨みを買いながら、大女優とホテルに入ることになった。
大女優は芸能遊びが過ぎて、新鮮味もなく、ずいぶんガバまんだった。
終
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる