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始まりの歌声編
第4話 王都陥落
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トゥール達六人は無の空間で出会った。
この空間は全てが真っ白で、見渡す限り真っ白な空と地面が続くだけである。
一人一人が見慣れない服装をしていた。
自分達が何者なのか、どこから来たのかも覚えておらず、断片的な記憶の中、果てしなく長い時を六人で過ごした。そして記憶を取り戻すために随分と語り合った。
時折発作のように自我を失う者がいて、突然他の五人に襲いかかって来た。自分も自我が抜け落ちるときがあり、目覚めた時には仲間が傷を負っていた。
互いに自我を保ちつつ、時には喧嘩し、慰め合いながら、手探りの状態でこのどこまでも続く真っ白な現実味のない空間を歩き続けた。
何年の時が過ぎたか分からないある日、目の前に謎の老人が現れた。
彼はこの無の空間を造った者だという。
そして彼は自らを無の神と名乗り、六人に語りかけた。
無の神「何故自我を失っていない?」
質問の意味が分からなかった、だが恐怖を感じて、六人は立ち向かった。
老人は黒い大きな手を自らの身体から出現させ、その手に捕らわれた仲間は数秒後、自我を失ったように襲ってくるのであった。
六人は互いに殺し合い、その最中に自分も黒い手に捕らわれ、意識を失ってしまった。
気付いたときにはどこか分からないお城の玉座の間にいた。
羽織と刀は血に染まり、手から血が滴り落ちている。
階段の上にある玉座には一人の美しい女性と、彼女を守る様に巨漢の騎士が一人大剣を構えていた。
それと対峙するように六人は並んでいた。
トゥール「ここは、、、」
頭の中に誰かの言葉が入ってくる。
「私の声が聞こえますか?」
ムー「あんたは誰だ」
棘のある言葉を発するローブ姿の男は、仲間の一人であるムーという人物だ。
覚えている、あの白い空間での出来事はしっかりと記憶にある。
「私は再生の女神の末裔です。人として生まれ落ちた私には、あなた方を目覚めさせる程度の力しか、もう残っていません」
リキッド「話が見えないな、お姉さん」
貴族のような格好で盾と剣を構える男はリキッドだ。レディファーストの精神が浸透している紳士的な男である。
「そうでしょうね、あなた達は今まで眠っていたのですから」
タカ「眠っていた?」
ボロ布を纏う色黒の男はタカという仲間の一人だ。彼の身体には魔術刻印が線のように浮き出ていて、爆発的な身体能力を有する。彼曰く、どこかの大陸の戦闘民族らしいが、それ以上のことを思い出すことは出来ないらしい。
「時間がありません、あなた方のつけている指輪。そこに闇の魔力が集まって来ています。
彼がやってきます」
タクティス「指輪?、、これのことか」
六人の中でも明らかに身体の大きいこの男はタクティスである。自分よりも大きい斧を軽々と振るう剛腕の持ち主で、身体に似合わず誰よりも優しい心を持っている。白い空間でも彼の優しさにより、何度も助けられた。
「全てを話している時間はありません、彼は弱りきっていますが、私達人間が敵う相手ではないのです。
唯一彼の侵入を防ぐためのリバイバルボイスも、今はもうありません」
リリ「全っ然分かんないんだけど」
作業着を着る金髪ブロンドの女性はリリだ。何年も六人の中に紅一点として存在していたにも関わらず、そのさっぱりとした性格のおかげで気を遣わずにやってこれた。
あの白い空間での出来事は何もかも覚えている、彼等との絆は確かにある、だがここはどこで何故俺たちは血に染まっている??
「今は何も分からないかもしれません。真実を知った後で、絶望してしまうかもしれません。
それでも、前を向いて。あなた方は絆の力で自我を保ってきました。これからも。
自分の意志で、未来を、切り開いて」
そう言い終えるのと同時に指輪から強烈な光が放たれた。目を開けたときには、あの白い空間で六人を狂わせた、無の神がいた。
トゥール「貴様!!、、、」
今にも斬り殺してやろうと思ったが、何故か身体が動かない。
指輪は黒く光っている。
無の神「何千年待ちわびたことか、再生の女神よ。お主に会うためにどれだけの人形が犠牲になったことか」
無の神はじわりじわりと玉座への階段を登っていく。
巨漢の騎士「それ以上近づくと、斬る!!」
ずっと敵意を向けていた女王の騎士は無の神に対して構え直す。
無の神は聞こえていないかのように階段を上る。
痺れを切らした巨漢の騎士が、無の神目掛けて大剣を振るった。
次の瞬間、男の両腕は風船の様に割れて、大剣が階段を滑り落ちた。
そして次に足が弾けてなくなり、大量の血が飛び散る。
男は為す術もなく、その巨体はゴロゴロと階段から転げ落ちた。
無の神「儂の大切な人形に何を吹き込んだ?」
無の神は転がる巨漢の騎士には目もくれず、再生の女神を直視している。
再生の女神が頭の中に話しかけてくる。
「彼は私の能力を欲しています。ですが、既に私にその能力はありません。
次は私の娘が狙われることでしょう。
でも彼はその存在を知りません、ですがそれも時間の問題です。
神々の争いは、私で終わりにしたかった」
唐突な話に理解が追いつかないが、この女性からは信じるに足る何かを感じた。
無の神「何を黙り込んでいる?久々の再会ではないか。あぁそうだったな、お前は神としてではなく人として子孫を残す道を選んだ哀れな神だったのぅ」
「今あなた達の指輪に私の最後の力を贈ります。そうすればあなた達は少しの間、闇から解放されます。でもそれも時間の問題です、彼はこの大陸に闇の力を注ぎ込んであなた方をまた手駒にするでしょう」
何もわからないこんな状況でも、誰が敵で誰が味方かは分かった。
無の神「何故城の兵達は復活しない?リバイバルボイスはどうした」
「無力な私をどうかお許しください、それでも私は人間の力を、あなた達を信じます。
母がそうしてくれたように」
無の神「まさか、、、貴様、、いつから声を失っていた!?おのれおのれえぇぇぇぇ!!!!
それは儂の物だ、声をどこにやったぁぁ!
答えろおぉぉぉお!!!儂が何のために全大陸を巡ったと思っている!!!何千年も転生を繰り返し生き、今日のこの日のために、、、どれだけ!!」
無の神は再生の女神の長い髪を掴み、乱暴に揺すった。
無の神「クソォォォォ!!!計画が狂った、、、お前は用済みダァァ!!」
無の神の声は徐々に人のそれとは思えない様に変わっていた。
彼の手から長い爪が伸び、再生の女神の心臓を貫いた。
「だから、、、今は、、逃げて、この大陸を、娘を、、、、、守って」
そう六人の頭の中に言い終えるのと同時に、指輪に光が宿る。
リキッド「個人的な感情なんだが、あのお姫様を助けたい」
リキッドはそう言うと氷魔法を放った、しかし、無の神の前で消え失せた。
身体の拘束が解け、動ける様になったことを確認すると、ムーは転送魔法を唱え始めた。
トゥール「おい!!このまま逃げるのか?そんなこと俺には出来ない!」
ムー「彼女の話が本当なら、今すべきことは生き延びることだろ!!てめぇらを一瞬で運べるのは僕しかいない」
魔術に一番長けているムーは、六人を一斉に外へと飛ばすために魔力を練る。
無の神「クソォォ、小癪な真似を。。
お前達は儂の人形だ、お前達はもう罪を犯している、この国を制圧したのはお前達だぞ?
ここへ儂を運んだのもお前達だ。
お前達はもう戻れない、元からお前達は儂の物じゃ」
そう言い放つと、初めて会った時と同じ様に黒い大きな手を生やし、伸縮させながら襲いかかってきた。
ムー「くそっ!!もう少しだってのに!」
リリ「あの手に捕まったらダメだよ!皆!」
タクティス「くそ、近づけぬ」
タカ「避けるので精一杯か」
トゥール「ムーまだか!?」
ムー「うるせぇな、六人は多いんだよ」
無の神は玉座に座りながら面白そうに笑っている。
無の神「いつまで避けられるかな?」
彼の腕には再生の巫女が抱かれていた。
無の神は彼女を愛らしそうに撫でている。
無の神「貴様が余計なことをしなければ、こやつらが苦しむことはなかったというのに」
そう言いながら彼女の顔を舐め回し、片手で頭を掴むと、巫女の頭部は粉々に弾けた。
無の神の手から血が滴り、彼はそれを美味しそうに舐めている。
トゥールは思わず刀に手をかけた、しかしそれよりも早く一人の男が無の神に斬りかかっていた。
リキッド「許さない!!!」
かつてどこかの王宮に従えていたというリキッドは、大切な姫を守ることが出来なかったという話を聞いたことがある。断片的な記憶らしいが、その過去が彼に火をつけたのだろう。
リキッドは高く飛び上がり、その剣には魔力が込められている。
剣先が触れる瞬間、無の神がリキッドの首を掴んだ、リキッドの剣に込められた魔力がみるみるうちに吸い取られていく。
タクティス「リキッドぉぉぉ!!!!」
リキッドはそのまま黒い手に捕まり、数秒後、あの時のように血相を変えて襲いかかってきた。
トゥール「リキッドを返せぇぇぇ!!!」
トゥールは刀を抜き、突撃したがタカに押さえつけられ、身動きが取れない。
タクティス「早くしてくれ!!ムー」
ムー「、、ちぇ、、これが最善か。。」
そしてムーは転送魔法を起動した。
気づくとそこは森の中だった。
それから十年間、リキッドの捜索、指輪を外す方法、無の神を倒す方法を探して情報を集めている。
この空間は全てが真っ白で、見渡す限り真っ白な空と地面が続くだけである。
一人一人が見慣れない服装をしていた。
自分達が何者なのか、どこから来たのかも覚えておらず、断片的な記憶の中、果てしなく長い時を六人で過ごした。そして記憶を取り戻すために随分と語り合った。
時折発作のように自我を失う者がいて、突然他の五人に襲いかかって来た。自分も自我が抜け落ちるときがあり、目覚めた時には仲間が傷を負っていた。
互いに自我を保ちつつ、時には喧嘩し、慰め合いながら、手探りの状態でこのどこまでも続く真っ白な現実味のない空間を歩き続けた。
何年の時が過ぎたか分からないある日、目の前に謎の老人が現れた。
彼はこの無の空間を造った者だという。
そして彼は自らを無の神と名乗り、六人に語りかけた。
無の神「何故自我を失っていない?」
質問の意味が分からなかった、だが恐怖を感じて、六人は立ち向かった。
老人は黒い大きな手を自らの身体から出現させ、その手に捕らわれた仲間は数秒後、自我を失ったように襲ってくるのであった。
六人は互いに殺し合い、その最中に自分も黒い手に捕らわれ、意識を失ってしまった。
気付いたときにはどこか分からないお城の玉座の間にいた。
羽織と刀は血に染まり、手から血が滴り落ちている。
階段の上にある玉座には一人の美しい女性と、彼女を守る様に巨漢の騎士が一人大剣を構えていた。
それと対峙するように六人は並んでいた。
トゥール「ここは、、、」
頭の中に誰かの言葉が入ってくる。
「私の声が聞こえますか?」
ムー「あんたは誰だ」
棘のある言葉を発するローブ姿の男は、仲間の一人であるムーという人物だ。
覚えている、あの白い空間での出来事はしっかりと記憶にある。
「私は再生の女神の末裔です。人として生まれ落ちた私には、あなた方を目覚めさせる程度の力しか、もう残っていません」
リキッド「話が見えないな、お姉さん」
貴族のような格好で盾と剣を構える男はリキッドだ。レディファーストの精神が浸透している紳士的な男である。
「そうでしょうね、あなた達は今まで眠っていたのですから」
タカ「眠っていた?」
ボロ布を纏う色黒の男はタカという仲間の一人だ。彼の身体には魔術刻印が線のように浮き出ていて、爆発的な身体能力を有する。彼曰く、どこかの大陸の戦闘民族らしいが、それ以上のことを思い出すことは出来ないらしい。
「時間がありません、あなた方のつけている指輪。そこに闇の魔力が集まって来ています。
彼がやってきます」
タクティス「指輪?、、これのことか」
六人の中でも明らかに身体の大きいこの男はタクティスである。自分よりも大きい斧を軽々と振るう剛腕の持ち主で、身体に似合わず誰よりも優しい心を持っている。白い空間でも彼の優しさにより、何度も助けられた。
「全てを話している時間はありません、彼は弱りきっていますが、私達人間が敵う相手ではないのです。
唯一彼の侵入を防ぐためのリバイバルボイスも、今はもうありません」
リリ「全っ然分かんないんだけど」
作業着を着る金髪ブロンドの女性はリリだ。何年も六人の中に紅一点として存在していたにも関わらず、そのさっぱりとした性格のおかげで気を遣わずにやってこれた。
あの白い空間での出来事は何もかも覚えている、彼等との絆は確かにある、だがここはどこで何故俺たちは血に染まっている??
「今は何も分からないかもしれません。真実を知った後で、絶望してしまうかもしれません。
それでも、前を向いて。あなた方は絆の力で自我を保ってきました。これからも。
自分の意志で、未来を、切り開いて」
そう言い終えるのと同時に指輪から強烈な光が放たれた。目を開けたときには、あの白い空間で六人を狂わせた、無の神がいた。
トゥール「貴様!!、、、」
今にも斬り殺してやろうと思ったが、何故か身体が動かない。
指輪は黒く光っている。
無の神「何千年待ちわびたことか、再生の女神よ。お主に会うためにどれだけの人形が犠牲になったことか」
無の神はじわりじわりと玉座への階段を登っていく。
巨漢の騎士「それ以上近づくと、斬る!!」
ずっと敵意を向けていた女王の騎士は無の神に対して構え直す。
無の神は聞こえていないかのように階段を上る。
痺れを切らした巨漢の騎士が、無の神目掛けて大剣を振るった。
次の瞬間、男の両腕は風船の様に割れて、大剣が階段を滑り落ちた。
そして次に足が弾けてなくなり、大量の血が飛び散る。
男は為す術もなく、その巨体はゴロゴロと階段から転げ落ちた。
無の神「儂の大切な人形に何を吹き込んだ?」
無の神は転がる巨漢の騎士には目もくれず、再生の女神を直視している。
再生の女神が頭の中に話しかけてくる。
「彼は私の能力を欲しています。ですが、既に私にその能力はありません。
次は私の娘が狙われることでしょう。
でも彼はその存在を知りません、ですがそれも時間の問題です。
神々の争いは、私で終わりにしたかった」
唐突な話に理解が追いつかないが、この女性からは信じるに足る何かを感じた。
無の神「何を黙り込んでいる?久々の再会ではないか。あぁそうだったな、お前は神としてではなく人として子孫を残す道を選んだ哀れな神だったのぅ」
「今あなた達の指輪に私の最後の力を贈ります。そうすればあなた達は少しの間、闇から解放されます。でもそれも時間の問題です、彼はこの大陸に闇の力を注ぎ込んであなた方をまた手駒にするでしょう」
何もわからないこんな状況でも、誰が敵で誰が味方かは分かった。
無の神「何故城の兵達は復活しない?リバイバルボイスはどうした」
「無力な私をどうかお許しください、それでも私は人間の力を、あなた達を信じます。
母がそうしてくれたように」
無の神「まさか、、、貴様、、いつから声を失っていた!?おのれおのれえぇぇぇぇ!!!!
それは儂の物だ、声をどこにやったぁぁ!
答えろおぉぉぉお!!!儂が何のために全大陸を巡ったと思っている!!!何千年も転生を繰り返し生き、今日のこの日のために、、、どれだけ!!」
無の神は再生の女神の長い髪を掴み、乱暴に揺すった。
無の神「クソォォォォ!!!計画が狂った、、、お前は用済みダァァ!!」
無の神の声は徐々に人のそれとは思えない様に変わっていた。
彼の手から長い爪が伸び、再生の女神の心臓を貫いた。
「だから、、、今は、、逃げて、この大陸を、娘を、、、、、守って」
そう六人の頭の中に言い終えるのと同時に、指輪に光が宿る。
リキッド「個人的な感情なんだが、あのお姫様を助けたい」
リキッドはそう言うと氷魔法を放った、しかし、無の神の前で消え失せた。
身体の拘束が解け、動ける様になったことを確認すると、ムーは転送魔法を唱え始めた。
トゥール「おい!!このまま逃げるのか?そんなこと俺には出来ない!」
ムー「彼女の話が本当なら、今すべきことは生き延びることだろ!!てめぇらを一瞬で運べるのは僕しかいない」
魔術に一番長けているムーは、六人を一斉に外へと飛ばすために魔力を練る。
無の神「クソォォ、小癪な真似を。。
お前達は儂の人形だ、お前達はもう罪を犯している、この国を制圧したのはお前達だぞ?
ここへ儂を運んだのもお前達だ。
お前達はもう戻れない、元からお前達は儂の物じゃ」
そう言い放つと、初めて会った時と同じ様に黒い大きな手を生やし、伸縮させながら襲いかかってきた。
ムー「くそっ!!もう少しだってのに!」
リリ「あの手に捕まったらダメだよ!皆!」
タクティス「くそ、近づけぬ」
タカ「避けるので精一杯か」
トゥール「ムーまだか!?」
ムー「うるせぇな、六人は多いんだよ」
無の神は玉座に座りながら面白そうに笑っている。
無の神「いつまで避けられるかな?」
彼の腕には再生の巫女が抱かれていた。
無の神は彼女を愛らしそうに撫でている。
無の神「貴様が余計なことをしなければ、こやつらが苦しむことはなかったというのに」
そう言いながら彼女の顔を舐め回し、片手で頭を掴むと、巫女の頭部は粉々に弾けた。
無の神の手から血が滴り、彼はそれを美味しそうに舐めている。
トゥールは思わず刀に手をかけた、しかしそれよりも早く一人の男が無の神に斬りかかっていた。
リキッド「許さない!!!」
かつてどこかの王宮に従えていたというリキッドは、大切な姫を守ることが出来なかったという話を聞いたことがある。断片的な記憶らしいが、その過去が彼に火をつけたのだろう。
リキッドは高く飛び上がり、その剣には魔力が込められている。
剣先が触れる瞬間、無の神がリキッドの首を掴んだ、リキッドの剣に込められた魔力がみるみるうちに吸い取られていく。
タクティス「リキッドぉぉぉ!!!!」
リキッドはそのまま黒い手に捕まり、数秒後、あの時のように血相を変えて襲いかかってきた。
トゥール「リキッドを返せぇぇぇ!!!」
トゥールは刀を抜き、突撃したがタカに押さえつけられ、身動きが取れない。
タクティス「早くしてくれ!!ムー」
ムー「、、ちぇ、、これが最善か。。」
そしてムーは転送魔法を起動した。
気づくとそこは森の中だった。
それから十年間、リキッドの捜索、指輪を外す方法、無の神を倒す方法を探して情報を集めている。
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