10代がマフィアを目指すのは間違っているのでしょうか

春木ハル

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マフィア修行編

決戦の日

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「よぉ、ラーマさんよぉ。前は、うちの部下がお世話になったなぁ。」

ボスらしき人間がラーマに言った。

「お前が頭か。」

「そうだ、ここを占領させてもらうマフィアだ。」

「そんなこと俺がさせると思うか?」

「お前、村人でも何でもないんだろ?」

「ああ、確かに村人ではないかもしれない。」

「そうだろう。さっさと逃げた方がいいんじゃないか?」

「ただ、ここは俺の土地だ。マフィアとしてここを明け渡す訳にはいかない。」

「あぁ?てめぇここのマフィアになったっつうのか?」

「そうだ。」

「じゃあ、手加減もせずにやらせてもらっていいなあ。」

その言葉を言ったと同時に強烈な蹴りが飛んできた。

「鉄のカーテン」

蹴りが飛んできた場所に手を出し、片手で止めた。

「ふん、たった2日で能力は使えるようになったのか。」

「ただ、こっちには大量の部下がいる。」

その瞬間森の陰から部下が5人ほど飛んできた。

「憑依 織田信長」

ラーマは武将織田信長の服装へと変わり、飛んできた5人を剣一振りで一掃した。

「武将の名に恥じぬ、戦いをして見せよう。」

「チッ。おい、お前ら!こいつを全員でぶったおせ!」

その一言によって猛烈な勢いで部下どもがラーマに襲い掛かってきた。

「くっ、雑魚処理は時間がかかるな。」

襲い掛かる部下に、ラーマは防戦一方だった。

「おっと、マフィアには部下がいることを忘れてもらっちゃあ困るぜ。」

水をまとった足が敵を一掃していった。

「ありがとよ、リョフ。」

「あったりめぇよ、お頭。」

「あいつらは、ただの雑魚だよ。マフィアの厳しさってもんを見せてやるよ。」

次の瞬間、ボスはラーマに向かって襲い掛かった。

「ロンダート」

「おい、こいつは運動系のセカンダリだ。逆にスピードしか取り柄がねえ。」

「了解。」

とんでもないスピードで光をまとう、技が連続で飛んできたが、ラーマは俊敏に避けた。

「桶狭間」

飛んできたボスをラーマは剣で切りつけた。

「ぐはぁ!」

「よっし、倒したぞラーマ。」

「やった、よかった。」

元の姿に戻ったラーマは安心からか地面に座り込んでしまった。

「ほんとうにやってくれるとは。」

村長が家から出てきてそう話した。

「当たり前ですよ。皆さんを守るためなので。」

村中から拍手が上がった。

「流石だ!」

「うちのマフィアはよそとは違うや。」

「ありがとう!」

歓喜に包まれた村では、その夜宴が行われた。

「もし、よかったらうちの村の政治もやってくれないか。マフィアが居なかったから外交出来なかったんだ。」

「やりますよ、村の皆さんのためなら何でも。」
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