10代がマフィアを目指すのは間違っているのでしょうか

春木ハル

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ロトルア編

観光地での異常

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ーー次の日ーー

「ルシカ、よく眠れたか?」

「いっぱい、寝れた!」

「それは、よかった。」

「それじゃあ、観光でもする?」

「観光するか。」

「かんこ~!」

宿を出て、ぶらぶら歩きながら観光できる場所を探した。

そんな中、とあるマフィアが部下を連れて、歩き回っていた。

「おぉ、これはこれはルーキーのラーマさんやないですか。」

「お前、誰だ?」

「それはショックやな、三強頭になっても人に顔は覚えられへんねんなぁ。」

「三強頭?もしかして、お前がビワか?」

「そうや、三強頭の西のビワことビワ・コンゴーや。」

「ラーマに何の用だ。」

「わしは、ラーマ君には用はない。ここにいる前国王・アーサーライトを探しに来たんや。」

「お前が前国王に用などないはずだが?」

リョフがビワに口出しした。

「忘れられちゃ困る。わしは、前国王時代にはスフィア王国に仕えていた。

せやけど、国王が変わってソガノになってから、奴が信用できず独立した。

せやから、生きてる間に元君主のアーサーライトに会いたいのは普通なはずやが。」

「だが、前国王は牢獄だ。会うことは不可能だ。」

「せやから、それを開放しに来たんや。べつにラーマ君とは仲良うさしてもらいたいと思っとる。」

「敵意なんか一切ないで」

「ふん、好きにしろ。」

「おう、好きにさしてもらうわ。」

大人の事情など何も知らないルシカが、純粋に引き留めてきた。

「ねぇねぇ、あっちに投げ輪があるよ。しよっ!」

「分かった。しよっか。」

「ってことで、ビワさんここで失礼します。」

「おう、またどっかで会おな。」

その後3人は純粋に観光を楽しんだ。

ただ、宿に帰った後外が急に騒がしくなった。

「お~い!ビワどもが攻めてきたぞ!」

「ビワとスフィア軍の戦争が始まる、今すぐ逃げろ~!」

ラーマはさすがに放っておけなく、様子を見に行くことにした。

「なにがあったんだ?」

「おい、お前何してんだ!早く逃げろ!」

道で逃げ惑う人にそう話しかけられた。

「何があったんですか?」

「ビワどもが牢獄に侵入するためにスフィア王国管理の監獄に攻めこんだんだ。」

「そうなんですね、ありがとうございます。」

「おう、早く逃げろよ。」

そのまま逃げ去ってしまった。

「どうする?様子見に行く?リョフ。」

「見に行ってみるか。」

「なあ、ルシカ。お前のデビュー戦かもしれないぞ。」

「ほんとに?」

「俺が嘘つくと思う?」

「つかない!」

「それじゃあ、行こうぜ。」

「行こ~!」

三人はビワの攻め入る監獄へと向かった。
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