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【18禁】非人道的で平和な領地経営
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そこに広がる風景は男版エロ同人みたいな風景だった。俗に言うBL触手エロ同人に当たるんだと思う。前世は妹に熱心に説かれたが、最後まで興味を持てなかったジャンルである。まぁ、多分ではあるが、妹もこの風景にはときめかないと思う。
だって、30~50代と思われる男性、あまり見目は良くない筋肉質の男性たちが下半身を露出させ、触手に捕らえられており、全て腹ボコ物のふっとい触手を突っ込まれているのだ。直系10㎝位ありそうなぶっとい触手は明らかに肛門を破壊している。筋肉質の腹は触手の形状が分かる程度に何度も変形と戻るを繰り返している。あり得ないと思うが、少なくとも鳩尾辺りまで触手は出入りを繰り返しているように思えた。
大抵の男どもは悲鳴を上げ、2割くらいは既に意識が無いようだった。6割くらいが悲鳴を上げながらも逃げようとしている。残りの2割はなんと快感に喘いでいた。
「淫乱と言うのは、素質なのかもしれないな。」
と思わず、口にしてしまった。聞いていた数人が「いやぁ!!!」とか「見ないで見ないでぇええ!!!」とか「た、たすけてぇ!」とか言ってくる。ちなみに、見ないでと言っている奴はしっかりおっ勃てている。助ける必要は皆無だ。
それよりもエリザだ。
男どもをかき分け、エリザにたどり着く。
エリザは恍惚に耐えており、気を抜けば、本能のままに蹂躙したいと思っていそうだった。そうしたら、確実に母体は串刺しの刑になりそうだ。今も危ういのに。
気を失っている男の内、胃の内容物が出ているものも出始めている。
「エリザ、イキそう?」
とエリザの頬を撫でながら聞くと
「リン♪『うん。出そう。もうちょっと、擦っていたいけど。』」
ととても気持ちがよさそうだった。
「一度出しちゃって、もう一度したら?」
と俺が言うと、その手があったかととてもびっくりした顔で
「リン♪『思い至らなかった、そうだね、一度出して、もう一度使おう。』」
と言った。
次の瞬間、50人位いた盗賊たちの腹が一斉に膨らんだ。実に壮観である。何人かは逆流したらしく、お尻からブシャブシャと白い液体をまき散らし、何人かは口から白い液体を吐き出している。意識のないものもぐったりしながら、腹ボコになった。一度、肛門から触手が抜かれて、お腹をギュッと別の触手で握られていた。尻やら口やら鼻からもう、あちこちから白い汁が勢いよく出て、再度、肛門に触手が突っ込まれて、出し入れが開始された。
既に7割以上がぐったりしており、意識が無くなっているように見えた。2割が快楽の為に、意識を保っている。あいつらは物凄く耐久力があるなと淫乱組を呆れてみてしまった。3人ほど悲鳴を上げながらも耐えているものがいる。快楽に浸っていないし、辛そうではあるが、まだ耐えていた。恐らく、頭目と思える一人とそれに値する程度体のつくりがしっかりしている2名の者たちである。
俺は食料とそれ以外を区別して、メモを取った。
エリザは人間を食べる種族である。
それは初めから納得している。
だから、俺は止めることは無い。
しかし、この3名だけは、今後の為にも使用可能な状態にしておきたい。悲鳴を上げながらも抵抗している男たちのうちの一人の腹を優しく撫でて、にっこり微笑む。
「エリザの可愛い子供、しっかり産んでね。」
すると、頭目と思われるスキンヘッドの男は途端に真っ赤になって、顔を背けた。次の瞬間、ズドンとかなり深く突き入れられた彼は
「ひぃあああああ!!!」
と喘いで、俺の顔に射精してきた。
どうやら、淫乱組になってしまったらしい。ジッと見ていると更に気持ちよさそうに喘ぎ始めた。
「リン♪『エバンス、それは、駄目。エバンスは私のもの。』」
エリザが嫉妬してそんなことを言った。
「あぁ、勿論だよ。君の子供を宿すし、この個体なら絶対産んでくれると思ったから、大事にしたいと思っただけだよ。」
と俺は答えるとエリザは嬉しそうに頬を赤らめた。
恐らくだが、3人以外はまともに出産は不可能に思えた。まだ、腹が破れていないが、成長の過程で気絶組は耐えられずに死にそうだった。淫乱組はどっちか怪しい。しかし、丈夫なこの3人はきっと確実に産んでくれそうだ。
「早く、エリザの子供たちに会いたいね。ね、エリザ。」
先程の団長ではない、短髪の男の腹を撫でる。ボコボコと変形する腹に「くっ、ぐっ。」と耐えるように歯を食いしばっている。そちらも俺の撫でる手に一度びくりとしたが、すぐに苦痛が優先されたようだ。なんとなく背筋を撫でると
「ひぃあ!やめ!」
と快楽が一瞬アップしたようだが、また苦痛の顔に戻る。
どうやら、この短髪は背中が弱点らしい。
「リン♪『ねぇ、エバンス。背中を撫でた瞬間その短髪の中は滅茶苦茶気持ちよかった。もっとして。』」
そう言って、エリザは短髪の背中を俺の方に寄せてきた。もう一人の悲鳴を上げ続けている青髪の男性もついでに近づけてきたので、そっちは軽く首を絞めたり、緩めたりを左手で行い、右手は黒髪短髪の背中を愛撫するように撫でた。
「リン♪『うぁわ!青髪の方も気持ちよくなった。短髪、滅茶苦茶気持ちいい。』」
先程より、ピストンのスピードが上がってきた。
頭を一生懸命に振って、耐える姿は色っぽささえ感じてしまう。
でも、俺にとってはそんなことより、あまりの快感に悶えるエリザの姿こそが至福だった。エリザとキスをしながら、男どもを愛撫する。
エリザとそんな時間がとても幸せでならなかった。
しばらくすると、エリザは電池が切れたみたいに動かなくなった。
辺りは腹ボコの男たち。気絶組はウロではなく、洞窟に移動させ、縄などで固定。淫乱組はウロに拘束して放置。3人は、いつも使っているテントに拘束して放置。一応念のため、3人のお尻に栓替わりにお尻の筋肉に対して、固くする魔法を使って、無理矢理肛門を閉じさせた。他の者はダラダラと肛門から精液が流れ出ているが、3人だけキュッと締まって、腹ボコを維持している。
最後にエリザの為に風呂を準備し、意識不明の彼女を湯に浸らせた。顔や体を洗い、髪を洗って、軽く説く。あまり質は良くないが、木の実から作ったリンスのようなもので最後髪の毛をとき、完了。
いつもより顔色が良くなったエリザが居た。憑きものが落ちたみたいな顔である。
「無理、させてたのか。ごめんな、エリザ。」
そう言って、エリザの頬を撫でる。無意識だと思うが、彼女が俺の手に頬を寄せてスリスリする。
「あぁ、可愛い。愛おしい。」
感動に浸りながらも早く彼女が起きることを願いながら、濡れた彼女を布で拭く。
彼らが盗んだものの中にいろんな種類の布があった。有難く使用しようと思う。
最新式の武器なんかもその中にあるが、ほとんどは血に濡れて使い物にならなさそうだった。大丈夫そうなものだけ、まとめて、軽く水で洗う。本格的に洗うのは後にする予定だ。
「まずは、彼女に美味しいものを。荷物の中には調味料もあったし。あぁ、お腹の子供たちの為にもご飯を作らなきゃ。」
そう独り言を言って、俺はうきうきと火をおこしたり、水を用意してご飯を作り始めたのだった。
日本で生きていたころも自炊をしていたから助かった。
ウサギ肉を裁くのは、初めてだったけど、動画では見たことがあったので、意外とうまくいった。本当に運が良い。神様に心の中でお礼を言う。雨のせいで地面が濡れて、外では火を起こせなかったので、洞窟に行って、簡易かまどを作る。
そして、比較的薄くて広い面積を持つ石をかまどのとっぺんに載せた。火をおこし、石が十分に温まるまでに、一口大に切ったウサギ肉に味付けをする。ここにはポリ袋とかないから、自分で調味料を小さく切ったり砕いたりしてから、肉にまぶして、直接揉んだ。
石が温まるのはかなり時間がかかった。石がしっかり温まった頃にはウサギ10羽分くらいの味付きこま切れ肉が出来ていた。それらを焼き石の上に載せて焼いていく。
ジューっと肉が焼ける音。調味料の焼ける香ばしい匂いが広がる。
出来た傍から、エリザが食べる。
「リン♪『これとてもおいしい!』」
「喜んでもらえて、うれしいよ。」
俺は満面の笑みを湛えて、そう答えた。
ウサギ5羽分くらいなって、お腹いっぱいになったらしく、口元をソースで汚しながら、エリザは横になった。
追加で何羽かウサギを細切れにしつつ、俺は肉を焼く。
淫乱組の何人かは目を覚ましていたので、そいつらの分だ。丈夫組3人は青髪が痙攣しているけど、きっと目を覚ましていないと思うので、後回し。
初期から失神している奴らは事切れてはいないが、目を覚ます気配が全くないので、今は無視だ。
10羽分くらい焼き終えたので、一旦、それらを起きている者の口に運ぶ。
「き、きさま。」「化け物!」「変態。」「気狂い。」
等の罵倒が飛んできたが、縛られていることといたぶられ過ぎたため、抵抗の様子はない。
「食べなきゃ死ぬけど、どうする?」
と言ったら、拒否するものは意外にも居なかった。
淫乱組10人は意外なことに食欲も旺盛だし、膨らんだ腹に対して、然程恐怖も覚えていないように思えた。それでも、一人1羽も食べなかった。
「お、美味しかった・・・。」
と口々に呟いていたので、ちょっと驚いた。
食べ終わってら、終わったで、キャンキャン吠えて五月蠅かったので、無視して他の人間のチェックに行く。
丈夫組は青髪さえも今はぐったりとして眠っている。寒そうに思えたので、以前狩ったクマの毛皮を3人には掛けておいた。
失神組37人いた筈なのに、1人居なくなっていた。
「あれ?」
と思ったら、後ろに足をがくがくさせながら、男が刃物で俺を襲ってきた。
流石にそんな状態の奴よりかは俺の方が敏捷性が高いので、サッと避けた。
150cmほどだろうか、小さな体躯のまるで少年のような男。しかし、顔は20代後半~30代前半ほどに見える。顔にひげは無いが、恐らくはドワーフ族と思われる。ドワーフは人間よりも寿命が長いが、低身長って言うのが主な特徴である。人間よりも丈夫なので、精神的なものはわからないが、母体としては最良かもしれないと思えた。彼のお腹はボッコリと膨れており、肛門からは尚もエリザの精液がこぼれ続けている。
パチン♪
と指を鳴らし、彼を丈夫組と同様に肛門を閉じさせる魔法をかけた。
「うぐぅ。」
さっきを駄々漏らしにしていた男は腹を抑えて、蹲った。
マヒの魔法を再度使って、マヒさせる。
「ほぉまぁへはぁ。」
何か文句を言おうとしているようだが、マヒ呪文のせいで舌が上手く回らないようだ。基本的に聞く気はないので、再度縛り上げて、丈夫組の方に運ぶ。
そして、笹の葉にウサギ肉を載せて、地面に置いた。食いたいなら食うだろう。
「はぁてぇ。」
何かまだ言おうとしているが、無視して、失神組をもう一度チェックしに行く。
失神組をチェックすると何人かはついさっき事切れたと思われるものが居た。先ほどまで居たところに緑の根っこのようなものが散乱し、根っこが生えた状態で事切れていた。それを見て恐慌状態になる者もいたが、縛られている状態でどうにかできるものは失神組の中にはいなかったようだ。その後、さらに何人かのお腹から緑の根が生えて、事切れるものが出た。残ったのは、22人。事切れたものは、洞窟から出した。
ミノムシ状態で残った22人は洞窟の隅で怯えるようにして固まり始めた。
大の男ではあるが、仕方が無いかと思った。
一応、残飯を置いて、その場から去った。
緑の根っこは外に置いた死体の上に放置した。上手くいくかはわからないので、エリザに後で聞こうと思う。
苗床チェックが終わり、そのほかの雑務を終え、俺はエリザの元に戻った。
色々あったことを報告し、緑の根っこのことを聞いたが、彼女は知らないとのこと。ならば、普通に育てるかと思った。
次の日、適当に森の薬草と水でスープを作成。
その後、点検。緑の根っこの大半は干し大根みたいになっていた。
ほんの少し、3本だけは死体に寄生して生き延びているようだ。
地面と一体化はしていなかったので、10mほど開けて、寄生が成功したものを配置。一応、栄養源も3頭分して配置しておいた。
緑の根っこはウニウニと小さく動くが、生きている俺にちょっかいはかけてこなかった。
栄養源がまだ必要になってくるかもしれないし、新たに緑の根っこが生まれいるかもしれないと思い、一番可能性の高い失神組に会いに行く。
案の定、10名ほどが事切れて、緑の根っこを生んでいた。
回収して、栄養分も再度等分配置しておいた。
残り12名がぐったりとしていたり、洞窟の隅で怯えていたり、大きく膨らんだお腹に恐怖を覚えて、穴から手を突っ込んで取り出そうとしている連中もいた。
皆が皆、混乱していて、俺に気付いていない。
なので、さっさと薬草スープを大量において、さっさとウサギ狩りに向かった。
ウサギは何でこんなにいるんだろうってぐらいいたので、大量に解体、その後、新たに作った薬草スープに投入。ちゃんこ鍋みたいになった。
眠そうに起きてきた彼女にちゃんこ鍋モドキをあげると
「おいしい!なんだろうか?とっても懐かしい感じの味。」
と言って、かなりの量を食べてくれた。
食べ終わった彼女は
「リン♪『遊んでくる』」
と言って、丈夫組が居る方向に言ったので、俺は追加でちゃんこ鍋モドキを量産。
出来た頃、エリザが戻って来て
「リン♪『楽しかった。今度は森を見回って来たいけど、お弁当が欲しい』」
と言ったので、ウサギ肉を焼いて、笹の葉で包んで、エリザに持たせた。
「リン♪『ありがとう』」
そう言って、彼女は見回りに行った。
俺はそれらを持って、淫乱組のところに行った。
淫乱組はお腹を押さえつつ、ご飯を食べて、その後はすぐに自慰行為を互いに始めた。取り合えず、放置。
丈夫組は、真っ赤な顔で息も絶え絶え、快楽に痙攣していた。
食べさせてあげる予定だったけど、めんどくさくなった。彼女の寵愛を受けているのもちょっと不愉快だったってのもあったかもしれない。3人とも突っ込まれていないのに、青臭い匂いが充満していた。
ご飯の入った鍋を地面に置く。ウサギ肉の焼き肉も笹の上に置く。
その後はその場を立ち去った。
元の場所に戻ったけど、エリザは戻ってきてなかったので、俺は肉を狩ったり、薬草集めに専念した。
薬草採取の際、親指の第一関節ほどの大きさの小さな芋のようなものを発見。
茹でてみたら、ジャガイモのような味。食べてみても、死ななかったし、味も見た目もまんま、ジャガイモ。
マッシュポテトのようなものを作って、薬草のうち、バジルのような風味のものをかけて、冷めるのを放置。その間、ウサギ肉を解体していたら、エリザが帰ってきた。
「リン♪『ただいまー』」
「お帰り。」
彼女もお土産にいろいも持って帰って来てくれた。
薬草やウサギの他にもワールドタイガーって言う魔獣も一体持ってきていた。
有難く解体。
内臓量が意外に多くて驚いた。
通常なら、内臓を水で洗ったり、塩でもんでもつ鍋とかも考えるんだろうけど、余裕が無いので、穴を掘って、そこにウサギの内臓と一緒に廃棄。
ふと、空を見上げると既に日が傾いていた。要は夕方。
時間が過ぎるのが早過ぎる。
急いでご飯を作る。
エリザがお腹が減っていなかった筈なのにと言いつつ、匂いにつられて、食欲が出てきた模様。一緒にご飯を食べる。
食べたら、エリザは食休めと言って、おやすみ。
俺は、追加でご飯を作成。
昨日からの感じで、淫乱組の方が立派に産みそうだなぁと思って、真っ先に淫乱組にご飯を持っていく。
淫乱組はご飯をそりゃー目一杯食べる。食べて、元気になったら、寝るか自慰に猛った。
手が塞がっているから、互いの体にこすりつけあう感じの自慰。なんか、彼らは逃げそうにないので、解いてもいい気がしてきているが、なんとなく、あと2日はこのままの予定。
次に丈夫組。
俺に襲い掛かってきた。
4人ともどうにかして、拘束を解いたらしい。彼らのお腹はパンパンに膨れている。御飯で膨れた感じではない。淫乱組よりも大きい。
俺は、彼らの肛門にかけていた魔法を解いた。
肛門を無理矢理閉じさせる魔法。
それが解けた途端、俺を襲おうとして振り上げた手は、そのままお尻かお腹を押さえるのに使われた。
4人とも痙攣して、必死に我慢して、蹲った。
なんとなく、そのまま見学。
4人とも何か喚き散らしているけど、全く無視。
しばらくすると、食休めで寝ていたエリザがこっちに来た。
「リン♪『食後の運動に来たんだけど、どういうこと?』」
「わからん。なんか、出産するのかなぁと思って、見続けている。」
と言ったら、男たちは目を見開いた。
4人が仰向けになって、おずおずとM字開脚し、各々が自分の肛門方向に視線をやった。
見やすくなったので、エリザと一緒に4人のお腹に目をやる。
ウゴウゴと動くお腹。お尻の穴からは今のところ何も出てこない。キュッと締まっているけど、縦割れした肛門はじっとり濡れているようにも見えた。
「この状態なら、村に戻っても殺されるんじゃない?村人たちに。」
と俺が言うと4人とも青い顔で震えていた。
「ここなら、無事出産まで御飯あげるよ?」
と言うと4人は愕然としながら、何故だか射精した。さっぱり訳が分からん。
ご飯を置いて、エリザに
「他の苗床たちにご飯あげてくる。」
と言った。
「リン♪『分かった』」
とエリザは返事をして、ご飯を無理矢理3人にあげようとしていた。
俺は、残りのご飯を持って、失神組の元へ。
失神組のうち、3人が死亡。残りが9名。
死体と緑の根を等分配置させた頃には日はとっぷりと暮れ、フクロウと思われる声が遠くで聞こえた。
俺は、大きく欠伸をして、自宅と言う名の木のウロに戻ることにした。
だって、30~50代と思われる男性、あまり見目は良くない筋肉質の男性たちが下半身を露出させ、触手に捕らえられており、全て腹ボコ物のふっとい触手を突っ込まれているのだ。直系10㎝位ありそうなぶっとい触手は明らかに肛門を破壊している。筋肉質の腹は触手の形状が分かる程度に何度も変形と戻るを繰り返している。あり得ないと思うが、少なくとも鳩尾辺りまで触手は出入りを繰り返しているように思えた。
大抵の男どもは悲鳴を上げ、2割くらいは既に意識が無いようだった。6割くらいが悲鳴を上げながらも逃げようとしている。残りの2割はなんと快感に喘いでいた。
「淫乱と言うのは、素質なのかもしれないな。」
と思わず、口にしてしまった。聞いていた数人が「いやぁ!!!」とか「見ないで見ないでぇええ!!!」とか「た、たすけてぇ!」とか言ってくる。ちなみに、見ないでと言っている奴はしっかりおっ勃てている。助ける必要は皆無だ。
それよりもエリザだ。
男どもをかき分け、エリザにたどり着く。
エリザは恍惚に耐えており、気を抜けば、本能のままに蹂躙したいと思っていそうだった。そうしたら、確実に母体は串刺しの刑になりそうだ。今も危ういのに。
気を失っている男の内、胃の内容物が出ているものも出始めている。
「エリザ、イキそう?」
とエリザの頬を撫でながら聞くと
「リン♪『うん。出そう。もうちょっと、擦っていたいけど。』」
ととても気持ちがよさそうだった。
「一度出しちゃって、もう一度したら?」
と俺が言うと、その手があったかととてもびっくりした顔で
「リン♪『思い至らなかった、そうだね、一度出して、もう一度使おう。』」
と言った。
次の瞬間、50人位いた盗賊たちの腹が一斉に膨らんだ。実に壮観である。何人かは逆流したらしく、お尻からブシャブシャと白い液体をまき散らし、何人かは口から白い液体を吐き出している。意識のないものもぐったりしながら、腹ボコになった。一度、肛門から触手が抜かれて、お腹をギュッと別の触手で握られていた。尻やら口やら鼻からもう、あちこちから白い汁が勢いよく出て、再度、肛門に触手が突っ込まれて、出し入れが開始された。
既に7割以上がぐったりしており、意識が無くなっているように見えた。2割が快楽の為に、意識を保っている。あいつらは物凄く耐久力があるなと淫乱組を呆れてみてしまった。3人ほど悲鳴を上げながらも耐えているものがいる。快楽に浸っていないし、辛そうではあるが、まだ耐えていた。恐らく、頭目と思える一人とそれに値する程度体のつくりがしっかりしている2名の者たちである。
俺は食料とそれ以外を区別して、メモを取った。
エリザは人間を食べる種族である。
それは初めから納得している。
だから、俺は止めることは無い。
しかし、この3名だけは、今後の為にも使用可能な状態にしておきたい。悲鳴を上げながらも抵抗している男たちのうちの一人の腹を優しく撫でて、にっこり微笑む。
「エリザの可愛い子供、しっかり産んでね。」
すると、頭目と思われるスキンヘッドの男は途端に真っ赤になって、顔を背けた。次の瞬間、ズドンとかなり深く突き入れられた彼は
「ひぃあああああ!!!」
と喘いで、俺の顔に射精してきた。
どうやら、淫乱組になってしまったらしい。ジッと見ていると更に気持ちよさそうに喘ぎ始めた。
「リン♪『エバンス、それは、駄目。エバンスは私のもの。』」
エリザが嫉妬してそんなことを言った。
「あぁ、勿論だよ。君の子供を宿すし、この個体なら絶対産んでくれると思ったから、大事にしたいと思っただけだよ。」
と俺は答えるとエリザは嬉しそうに頬を赤らめた。
恐らくだが、3人以外はまともに出産は不可能に思えた。まだ、腹が破れていないが、成長の過程で気絶組は耐えられずに死にそうだった。淫乱組はどっちか怪しい。しかし、丈夫なこの3人はきっと確実に産んでくれそうだ。
「早く、エリザの子供たちに会いたいね。ね、エリザ。」
先程の団長ではない、短髪の男の腹を撫でる。ボコボコと変形する腹に「くっ、ぐっ。」と耐えるように歯を食いしばっている。そちらも俺の撫でる手に一度びくりとしたが、すぐに苦痛が優先されたようだ。なんとなく背筋を撫でると
「ひぃあ!やめ!」
と快楽が一瞬アップしたようだが、また苦痛の顔に戻る。
どうやら、この短髪は背中が弱点らしい。
「リン♪『ねぇ、エバンス。背中を撫でた瞬間その短髪の中は滅茶苦茶気持ちよかった。もっとして。』」
そう言って、エリザは短髪の背中を俺の方に寄せてきた。もう一人の悲鳴を上げ続けている青髪の男性もついでに近づけてきたので、そっちは軽く首を絞めたり、緩めたりを左手で行い、右手は黒髪短髪の背中を愛撫するように撫でた。
「リン♪『うぁわ!青髪の方も気持ちよくなった。短髪、滅茶苦茶気持ちいい。』」
先程より、ピストンのスピードが上がってきた。
頭を一生懸命に振って、耐える姿は色っぽささえ感じてしまう。
でも、俺にとってはそんなことより、あまりの快感に悶えるエリザの姿こそが至福だった。エリザとキスをしながら、男どもを愛撫する。
エリザとそんな時間がとても幸せでならなかった。
しばらくすると、エリザは電池が切れたみたいに動かなくなった。
辺りは腹ボコの男たち。気絶組はウロではなく、洞窟に移動させ、縄などで固定。淫乱組はウロに拘束して放置。3人は、いつも使っているテントに拘束して放置。一応念のため、3人のお尻に栓替わりにお尻の筋肉に対して、固くする魔法を使って、無理矢理肛門を閉じさせた。他の者はダラダラと肛門から精液が流れ出ているが、3人だけキュッと締まって、腹ボコを維持している。
最後にエリザの為に風呂を準備し、意識不明の彼女を湯に浸らせた。顔や体を洗い、髪を洗って、軽く説く。あまり質は良くないが、木の実から作ったリンスのようなもので最後髪の毛をとき、完了。
いつもより顔色が良くなったエリザが居た。憑きものが落ちたみたいな顔である。
「無理、させてたのか。ごめんな、エリザ。」
そう言って、エリザの頬を撫でる。無意識だと思うが、彼女が俺の手に頬を寄せてスリスリする。
「あぁ、可愛い。愛おしい。」
感動に浸りながらも早く彼女が起きることを願いながら、濡れた彼女を布で拭く。
彼らが盗んだものの中にいろんな種類の布があった。有難く使用しようと思う。
最新式の武器なんかもその中にあるが、ほとんどは血に濡れて使い物にならなさそうだった。大丈夫そうなものだけ、まとめて、軽く水で洗う。本格的に洗うのは後にする予定だ。
「まずは、彼女に美味しいものを。荷物の中には調味料もあったし。あぁ、お腹の子供たちの為にもご飯を作らなきゃ。」
そう独り言を言って、俺はうきうきと火をおこしたり、水を用意してご飯を作り始めたのだった。
日本で生きていたころも自炊をしていたから助かった。
ウサギ肉を裁くのは、初めてだったけど、動画では見たことがあったので、意外とうまくいった。本当に運が良い。神様に心の中でお礼を言う。雨のせいで地面が濡れて、外では火を起こせなかったので、洞窟に行って、簡易かまどを作る。
そして、比較的薄くて広い面積を持つ石をかまどのとっぺんに載せた。火をおこし、石が十分に温まるまでに、一口大に切ったウサギ肉に味付けをする。ここにはポリ袋とかないから、自分で調味料を小さく切ったり砕いたりしてから、肉にまぶして、直接揉んだ。
石が温まるのはかなり時間がかかった。石がしっかり温まった頃にはウサギ10羽分くらいの味付きこま切れ肉が出来ていた。それらを焼き石の上に載せて焼いていく。
ジューっと肉が焼ける音。調味料の焼ける香ばしい匂いが広がる。
出来た傍から、エリザが食べる。
「リン♪『これとてもおいしい!』」
「喜んでもらえて、うれしいよ。」
俺は満面の笑みを湛えて、そう答えた。
ウサギ5羽分くらいなって、お腹いっぱいになったらしく、口元をソースで汚しながら、エリザは横になった。
追加で何羽かウサギを細切れにしつつ、俺は肉を焼く。
淫乱組の何人かは目を覚ましていたので、そいつらの分だ。丈夫組3人は青髪が痙攣しているけど、きっと目を覚ましていないと思うので、後回し。
初期から失神している奴らは事切れてはいないが、目を覚ます気配が全くないので、今は無視だ。
10羽分くらい焼き終えたので、一旦、それらを起きている者の口に運ぶ。
「き、きさま。」「化け物!」「変態。」「気狂い。」
等の罵倒が飛んできたが、縛られていることといたぶられ過ぎたため、抵抗の様子はない。
「食べなきゃ死ぬけど、どうする?」
と言ったら、拒否するものは意外にも居なかった。
淫乱組10人は意外なことに食欲も旺盛だし、膨らんだ腹に対して、然程恐怖も覚えていないように思えた。それでも、一人1羽も食べなかった。
「お、美味しかった・・・。」
と口々に呟いていたので、ちょっと驚いた。
食べ終わってら、終わったで、キャンキャン吠えて五月蠅かったので、無視して他の人間のチェックに行く。
丈夫組は青髪さえも今はぐったりとして眠っている。寒そうに思えたので、以前狩ったクマの毛皮を3人には掛けておいた。
失神組37人いた筈なのに、1人居なくなっていた。
「あれ?」
と思ったら、後ろに足をがくがくさせながら、男が刃物で俺を襲ってきた。
流石にそんな状態の奴よりかは俺の方が敏捷性が高いので、サッと避けた。
150cmほどだろうか、小さな体躯のまるで少年のような男。しかし、顔は20代後半~30代前半ほどに見える。顔にひげは無いが、恐らくはドワーフ族と思われる。ドワーフは人間よりも寿命が長いが、低身長って言うのが主な特徴である。人間よりも丈夫なので、精神的なものはわからないが、母体としては最良かもしれないと思えた。彼のお腹はボッコリと膨れており、肛門からは尚もエリザの精液がこぼれ続けている。
パチン♪
と指を鳴らし、彼を丈夫組と同様に肛門を閉じさせる魔法をかけた。
「うぐぅ。」
さっきを駄々漏らしにしていた男は腹を抑えて、蹲った。
マヒの魔法を再度使って、マヒさせる。
「ほぉまぁへはぁ。」
何か文句を言おうとしているようだが、マヒ呪文のせいで舌が上手く回らないようだ。基本的に聞く気はないので、再度縛り上げて、丈夫組の方に運ぶ。
そして、笹の葉にウサギ肉を載せて、地面に置いた。食いたいなら食うだろう。
「はぁてぇ。」
何かまだ言おうとしているが、無視して、失神組をもう一度チェックしに行く。
失神組をチェックすると何人かはついさっき事切れたと思われるものが居た。先ほどまで居たところに緑の根っこのようなものが散乱し、根っこが生えた状態で事切れていた。それを見て恐慌状態になる者もいたが、縛られている状態でどうにかできるものは失神組の中にはいなかったようだ。その後、さらに何人かのお腹から緑の根が生えて、事切れるものが出た。残ったのは、22人。事切れたものは、洞窟から出した。
ミノムシ状態で残った22人は洞窟の隅で怯えるようにして固まり始めた。
大の男ではあるが、仕方が無いかと思った。
一応、残飯を置いて、その場から去った。
緑の根っこは外に置いた死体の上に放置した。上手くいくかはわからないので、エリザに後で聞こうと思う。
苗床チェックが終わり、そのほかの雑務を終え、俺はエリザの元に戻った。
色々あったことを報告し、緑の根っこのことを聞いたが、彼女は知らないとのこと。ならば、普通に育てるかと思った。
次の日、適当に森の薬草と水でスープを作成。
その後、点検。緑の根っこの大半は干し大根みたいになっていた。
ほんの少し、3本だけは死体に寄生して生き延びているようだ。
地面と一体化はしていなかったので、10mほど開けて、寄生が成功したものを配置。一応、栄養源も3頭分して配置しておいた。
緑の根っこはウニウニと小さく動くが、生きている俺にちょっかいはかけてこなかった。
栄養源がまだ必要になってくるかもしれないし、新たに緑の根っこが生まれいるかもしれないと思い、一番可能性の高い失神組に会いに行く。
案の定、10名ほどが事切れて、緑の根っこを生んでいた。
回収して、栄養分も再度等分配置しておいた。
残り12名がぐったりとしていたり、洞窟の隅で怯えていたり、大きく膨らんだお腹に恐怖を覚えて、穴から手を突っ込んで取り出そうとしている連中もいた。
皆が皆、混乱していて、俺に気付いていない。
なので、さっさと薬草スープを大量において、さっさとウサギ狩りに向かった。
ウサギは何でこんなにいるんだろうってぐらいいたので、大量に解体、その後、新たに作った薬草スープに投入。ちゃんこ鍋みたいになった。
眠そうに起きてきた彼女にちゃんこ鍋モドキをあげると
「おいしい!なんだろうか?とっても懐かしい感じの味。」
と言って、かなりの量を食べてくれた。
食べ終わった彼女は
「リン♪『遊んでくる』」
と言って、丈夫組が居る方向に言ったので、俺は追加でちゃんこ鍋モドキを量産。
出来た頃、エリザが戻って来て
「リン♪『楽しかった。今度は森を見回って来たいけど、お弁当が欲しい』」
と言ったので、ウサギ肉を焼いて、笹の葉で包んで、エリザに持たせた。
「リン♪『ありがとう』」
そう言って、彼女は見回りに行った。
俺はそれらを持って、淫乱組のところに行った。
淫乱組はお腹を押さえつつ、ご飯を食べて、その後はすぐに自慰行為を互いに始めた。取り合えず、放置。
丈夫組は、真っ赤な顔で息も絶え絶え、快楽に痙攣していた。
食べさせてあげる予定だったけど、めんどくさくなった。彼女の寵愛を受けているのもちょっと不愉快だったってのもあったかもしれない。3人とも突っ込まれていないのに、青臭い匂いが充満していた。
ご飯の入った鍋を地面に置く。ウサギ肉の焼き肉も笹の上に置く。
その後はその場を立ち去った。
元の場所に戻ったけど、エリザは戻ってきてなかったので、俺は肉を狩ったり、薬草集めに専念した。
薬草採取の際、親指の第一関節ほどの大きさの小さな芋のようなものを発見。
茹でてみたら、ジャガイモのような味。食べてみても、死ななかったし、味も見た目もまんま、ジャガイモ。
マッシュポテトのようなものを作って、薬草のうち、バジルのような風味のものをかけて、冷めるのを放置。その間、ウサギ肉を解体していたら、エリザが帰ってきた。
「リン♪『ただいまー』」
「お帰り。」
彼女もお土産にいろいも持って帰って来てくれた。
薬草やウサギの他にもワールドタイガーって言う魔獣も一体持ってきていた。
有難く解体。
内臓量が意外に多くて驚いた。
通常なら、内臓を水で洗ったり、塩でもんでもつ鍋とかも考えるんだろうけど、余裕が無いので、穴を掘って、そこにウサギの内臓と一緒に廃棄。
ふと、空を見上げると既に日が傾いていた。要は夕方。
時間が過ぎるのが早過ぎる。
急いでご飯を作る。
エリザがお腹が減っていなかった筈なのにと言いつつ、匂いにつられて、食欲が出てきた模様。一緒にご飯を食べる。
食べたら、エリザは食休めと言って、おやすみ。
俺は、追加でご飯を作成。
昨日からの感じで、淫乱組の方が立派に産みそうだなぁと思って、真っ先に淫乱組にご飯を持っていく。
淫乱組はご飯をそりゃー目一杯食べる。食べて、元気になったら、寝るか自慰に猛った。
手が塞がっているから、互いの体にこすりつけあう感じの自慰。なんか、彼らは逃げそうにないので、解いてもいい気がしてきているが、なんとなく、あと2日はこのままの予定。
次に丈夫組。
俺に襲い掛かってきた。
4人ともどうにかして、拘束を解いたらしい。彼らのお腹はパンパンに膨れている。御飯で膨れた感じではない。淫乱組よりも大きい。
俺は、彼らの肛門にかけていた魔法を解いた。
肛門を無理矢理閉じさせる魔法。
それが解けた途端、俺を襲おうとして振り上げた手は、そのままお尻かお腹を押さえるのに使われた。
4人とも痙攣して、必死に我慢して、蹲った。
なんとなく、そのまま見学。
4人とも何か喚き散らしているけど、全く無視。
しばらくすると、食休めで寝ていたエリザがこっちに来た。
「リン♪『食後の運動に来たんだけど、どういうこと?』」
「わからん。なんか、出産するのかなぁと思って、見続けている。」
と言ったら、男たちは目を見開いた。
4人が仰向けになって、おずおずとM字開脚し、各々が自分の肛門方向に視線をやった。
見やすくなったので、エリザと一緒に4人のお腹に目をやる。
ウゴウゴと動くお腹。お尻の穴からは今のところ何も出てこない。キュッと締まっているけど、縦割れした肛門はじっとり濡れているようにも見えた。
「この状態なら、村に戻っても殺されるんじゃない?村人たちに。」
と俺が言うと4人とも青い顔で震えていた。
「ここなら、無事出産まで御飯あげるよ?」
と言うと4人は愕然としながら、何故だか射精した。さっぱり訳が分からん。
ご飯を置いて、エリザに
「他の苗床たちにご飯あげてくる。」
と言った。
「リン♪『分かった』」
とエリザは返事をして、ご飯を無理矢理3人にあげようとしていた。
俺は、残りのご飯を持って、失神組の元へ。
失神組のうち、3人が死亡。残りが9名。
死体と緑の根を等分配置させた頃には日はとっぷりと暮れ、フクロウと思われる声が遠くで聞こえた。
俺は、大きく欠伸をして、自宅と言う名の木のウロに戻ることにした。
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