108 / 131
【18禁】どちゅんどちゅん!しているうちに終わってました(男女もあり、BLを含む)
1
しおりを挟む
どちゅん!どちゅん!!
けたたましいと言いたくなるほどの激しい水音が聞こえてくる。
私はその音をどこか遠くに聞いている。
私の体はベッドと旦那様の肉に押しつぶされながら種付けセックスをしている。
自分自身の太ましい体よりも更に太ましい旦那様が気持ちよさそうに私の中をピストンする。
「おぐぅ、あぐぅお!」
私の体は変な喘ぎ声と言うよりも苦痛に出る悲鳴が出ている気がする。
最後、思いっきり旦那様が腰を思いっきり私に押し付け、私の体はビクンビクンと痙攣して、旦那様の射精と同時に失神したようだ。
失神して、意識を失っている私の体のことなど知ったことかと言う感じで旦那様は、私の体を今度は背面座位の体位にして、抱き寄せた。既に失神している体は頭がぐらぐらしており、真面に座れていない。
座っているように見せている原因は突き込まれているナニのせいだ。
体重80kgはある私の巨体であるのにも関わらず、その巨根は私の体の中から押しあげ、しっかりと存在を外からでもアピールできるほどに盛り上がっている。
私の体はその巨根に貫かれているせいで、座位を保っているのだ。
はっきり言って、目を反らしたい案件である。
なんで、こうも第3者目線なのかと言うと実は私、幽体離脱しちゃっているからである。
***
事の始まりは、社交界でとても評判の悪いドルチェ伯爵子息の噂が学園で囁かれ始めた時である。
私は子爵子女として、学園に通ってはいたものの運動は苦手だし、人嫌いも甚だしく、自己能力的にも外に出る必要は無いと両親に言われ続け、ぽっちゃりを通り越し、超デブになっていた。
結果、皆の婚約が決まる中、一人だけ独り者を継続していた。
加えて、この醜い容姿から虐めの的でもあった為、親切の振りをした同級生たちが
「貴方はドルチェ伯爵子息と結婚すべきだわ。」
と揶揄していつも言ってきた。
ちなみに、ドルチェ伯爵子息の悪い噂とは
『人身売買』『麻薬取引』『殺人』等である。
まぁ、でもね、そう聞いたところで実は、私にそんな大きな反応は本来なら出来ないと思っている。
だってさ、この国でそれらしてない貴族の方が少ないんだもの。
下手すれば、王族さえもやっているじゃない。
そこの同級生の第三王子はその筆頭。
うちの使用人は彼が獣人の幼女を奴隷市を通じて、獣人国から融通(ゆうかい)を指示していることも知っている。
なんで、使用人如きが知っているかというとそれこそ、私の自己能力のせいである。
私の自己能力は非常に隠密に優れており、うちの家系自体がこの国の暗部をになっているためでもある。
そう、ジャパニーズエンターテイメント的に言うなら忍者の家系である。
まぁ、ここの世界は中世ヨーロッパ風ファンタジーな魔法有りな世界観ではあるのだけれど。
何を隠そう、私は転生者である。
死因はよく覚えていない。
田中英子と言う名前だった気がするくらい。ちなみにチートは所持していない。
さておき、私の能力は、『書類』から『不正』を暴くことが出来る能力である。
ぶっちゃげ、小説とか監査とかに慣れ過ぎた前世の記憶があってこその能力である。前世の記憶万歳である。
そう、魔法ではない。
今、私たちを罵倒している子供たちは家の不正には気付いていないお坊ちゃまとお嬢ちゃまである。中には正義心を出して、
「ドルチェ伯爵子息を誅すべき!」
とか抜かしている生徒さえいる。
実に哀れである。
そんな中、何でドルチェ伯爵子息が叩かれているのかというとドルチェ伯爵の要領の悪さが原因である。
後はドルチェ伯爵子息の容姿と言うか体格が極端に現在の貴族向けで無いせいもある。
ドルチェ伯爵は貴族の中でも珍しく、純粋な人だった。
ただただ、息子に甘く、悪いことと思わず、人がやっているのならブームに乗らなきゃって感じで『善悪』の区別を考えることなく、不正に手を染めている貴族である。
こちらからしたら、正直そっちの方が質が悪い。罪悪感を持たずに赤子の手を捻るが如く、大っぴらに色々やらかしているのだから。
他の貴族は少なくともコソコソしているのに、堂々とやるもんだから、こんなことになっている。
ちなみにお父様からしたら、
「面白いから放置の方向で。」
らしい。
最近、頓(とみ)に思うのだけど、お父様、この国を見捨てたくなってません?
そうなる気持ちは、非常に良くわかるので、まぁ、うん、仕方がありませんが。
現状、この国で不正をしていない家が、暗部の筈の我が家とほんの一握りの下位貴族の現状は正直、忠義に厚かったうちの家系的に既に看過できないレベルなのはわかるんだけど、どうしてこうなるまで誰も反乱を起こさなかったのかが実に不思議に感じてしまう。
原因の一つは恐らく、この国が富んでいるせいもあるのだろう。
土地自体が飛んでおり、科学者などの技術者も多く生まれ、それらが溢れるように存在しているから。
昔、お兄さまがそれについて研究した際に分かったのは、ここが転生者がよく生まれ変わる最初の国だかららしい。
そう、転生者と言う単語が流通しているほど、この世界、ひいてはこの国に転生者は良く生まれている。
私自身がそうなように、兄も転生者である。
そのせいで、年に数回領主が殺されたとか商人が殺されたりするんだけど、悪(いっぱんてき)な人は腐るほどいるし、詐欺師(じょうずなひと)も多いので、正義感に溢れた転生者は結構割と早く処分されてしまう。
そんな歴史を続けたこの国は、今はもう、真っ黒黒である。
現在、獣人の国と竜人の国がこの国に侵攻計画を立てているので、時期にこの国は戦争の渦中に放り込まれることだろう。
以前の父なら止めたかもしれないけど、もう止める気が無いようで、母と兄と弟は既にドワーフの国に移住を済ませている。
そんなお先真っ暗な国に何故、引き続き私が滞在しているかと言うとお告げの為である。私とは別の転生者(故)が聖女として以前教会で発言したのが、原因である。
それによるとこの世界は乙女ゲーだと言うのだ。
転生者の私ならわかるけど、他の人はちょっとポカーンとあっけにとられた。
まぁ、発言者はあっと言う間に不敬罪(教会の許可なく発言と行動のせいで教会から罪に問われ)で断頭台に登ったので、私自身は詳しい内容は知らない。
彼女の退場は割と早かったしね。
詳しくは知らないけど、その乙女ゲーの登場キャラが
・第三王子「ランス・ベル・エタノール」
・悪役:公爵令嬢「エイベル・マキシーノ」
・ヒロイン:男爵令嬢「マリア・ローベリン」
他にも攻略キャラと言われる子息たち。
そして、取り巻き役として、私の名前があり、ちょい役の恋愛パートの盛り上げ役の悪役として、ロバート・ドルチェ伯爵子息の名前があった為である。
なんとなく、予想されているかもしれないけど、マリア・ローベリンは既に故人である。学園が始まる前に教会で叫んだものこそ、彼女だったので。
彼女の言うところの乙女ゲーが始まる前にヒロインが退場したものだから、彼女の予言とは別の災害が起こった。
麦を介した疫病である。
これを深刻に捉えたうちの両親は、予言はある程度近い形で一応実行させとこうとなったらしい。
マリア役の人間には別のキャストが既に用意されており、そのキャラは正義感溢れる『不正貴族』子女であるのだけれど、本人は気付いていないし、正義ごっこは見慣れているので、コメントすることは無い。
なんで、うちの家だけで判断しているかって?
もう、王族は権力さえも微妙だし、発言力も微妙になっているせいです。
自業自得感が溢れています。
実は、私のお父様の時代に既に乙女ゲーの予言があったらしいのです。
しかし、それが判明したのは事後だったのです。
第一王子・・・現在の陛下が公爵令嬢を差し置いて、元平民の伯爵令嬢と恋仲になり、結婚した。
その際に王族の発言権はかなり低下。
その女性と結婚するために王族は後ろ暗いことを複数の貴族に許可。
結果、現在の犯罪だらけの王国の完成である。
そりゃ、お父様、王族見捨てるわな。
回想(げんじつとうひ)終了しよう。
要は、乙女ゲーのハッピーエンドを迎えるにあたって、悪役令息と悪役モブは結婚すると言うイベントがあるのだ。
そう、私とドルチェ伯爵子息の結婚である。
断罪に近いイベントが発生し、私が何をしてもしなくてもそうなるんだそうだ。
実際、私は主人公の代役に手を出していないどころかこの学校に通わせるための手伝いまでしているし、勿論、イジメても居ない。悪役令嬢役のエイベル・マキシーノ公爵令嬢と話したこともあまりない。
なのに、予言通り、断罪イベントは発生し、私とドルチェ伯爵子息は結婚をした。
そして、学校を退学になったその日のうちに結婚を強制。
そして、現在、床入り種付けセックス中と言う訳だ。
処女だった私と童貞巨根のロバート・ドルチェは、前儀もなく突っ込んで、私は幽体離脱して、体を放棄した模様。
なんで、お父様は私を救わなかったかと言うと私が頑なに運動しなかったせいである。要はお仕置きである。お父様的にドルチェ伯爵は『面白い』貴族として気に入っているせいでもあると思われる。
すでに逃亡先で、私たちの身分が侯爵になっているので、現在の状態はお父様にとっての『あそび』時間なので、泣くしかない。前世の田中英子は、少なくとも『処女』では無かったので、現状を受け入れる素養は持っているらしい。
ドチュドチュと突っ込まれて、体は善がっているようにも見えなくもないしね。
辺りが明るくなり、日の出を拝んだところで、糸が切れたみたいに旦那様ことロバート・ドルチェは、気を失った。
スヤァと気持ちよさそうに突っ込んだまま眠っている。
私の体は舌をベロンと出して、実に立派なアヘ顔である。
あの体に戻りたくねぇなぁと思いつつ、すんごく渋々とだけど、体に戻る。
案の定、体中の激痛に加え、下腹部の鈍痛に快感が無いとは言い切れない。お父様が言う通り、これは確かに運動になりそうである。
私の体をギュッと一生懸命に抱きしめている旦那様が確かに可愛いと言えなくもないと思ってしまいそうになる。
実に困る。
お父様はこのドルチェ伯爵の人間を常々『面白い』『可愛い』と何度も言っていたのも、納得できる。
あぁ、実に困る。
絶対、妊娠してる。
そう思いつつ、私は重い体を引き摺りつつ、亡命の準備に入った。
****
激しい初夜の音は屋敷中の人間に聞かれており、私が身支度を済ませて、部屋から出たらみんな微妙に目をあわせてくれない。
それに、お腹が微妙に精液で膨れているせいと処女膜が破れたせいで動きがよちよちと言うかがに股と言うか・・・。
最初にお風呂の準備をして貰い、サッサと風呂に入ってからのスタート。
ちなみに掻き出そうとしたけど、諦めました。
はい。
量が・・・。
まぁ、良い。
使用人たちに理由を言って、一緒に国外に言ってもらう必要があるのだが、これの理由をお父様が『妊娠』で良いと言っていたんだけど、本当にそれでみんな納得した。
顔が言っている。
『あれじゃ、絶対妊娠するだろう』
って。
まぁ、うん。多分してると思うけども。
で、とっても丈夫な家と親戚がいると言って、ドワーフ国に現在移動中である。
旦那様は爆睡中です。
3頭轢きの馬車が必死に私たちが乗っている1号車を運び、残りの6台の馬車も使用人とその家族を引っ張って来てます。
お父様はまだ国内です。
ちなみに、ドルチェ伯爵家には夫人は居ませんでした。麦を介した伝染病で亡くなったのです。
なので、伯爵家には現在ドルチェ伯爵様のみが居残りしています。
・・・と言うのが建前。
現在、お父様がドルチェ伯爵を監禁中です。
…コメントは致しません。絶対しません!
けたたましいと言いたくなるほどの激しい水音が聞こえてくる。
私はその音をどこか遠くに聞いている。
私の体はベッドと旦那様の肉に押しつぶされながら種付けセックスをしている。
自分自身の太ましい体よりも更に太ましい旦那様が気持ちよさそうに私の中をピストンする。
「おぐぅ、あぐぅお!」
私の体は変な喘ぎ声と言うよりも苦痛に出る悲鳴が出ている気がする。
最後、思いっきり旦那様が腰を思いっきり私に押し付け、私の体はビクンビクンと痙攣して、旦那様の射精と同時に失神したようだ。
失神して、意識を失っている私の体のことなど知ったことかと言う感じで旦那様は、私の体を今度は背面座位の体位にして、抱き寄せた。既に失神している体は頭がぐらぐらしており、真面に座れていない。
座っているように見せている原因は突き込まれているナニのせいだ。
体重80kgはある私の巨体であるのにも関わらず、その巨根は私の体の中から押しあげ、しっかりと存在を外からでもアピールできるほどに盛り上がっている。
私の体はその巨根に貫かれているせいで、座位を保っているのだ。
はっきり言って、目を反らしたい案件である。
なんで、こうも第3者目線なのかと言うと実は私、幽体離脱しちゃっているからである。
***
事の始まりは、社交界でとても評判の悪いドルチェ伯爵子息の噂が学園で囁かれ始めた時である。
私は子爵子女として、学園に通ってはいたものの運動は苦手だし、人嫌いも甚だしく、自己能力的にも外に出る必要は無いと両親に言われ続け、ぽっちゃりを通り越し、超デブになっていた。
結果、皆の婚約が決まる中、一人だけ独り者を継続していた。
加えて、この醜い容姿から虐めの的でもあった為、親切の振りをした同級生たちが
「貴方はドルチェ伯爵子息と結婚すべきだわ。」
と揶揄していつも言ってきた。
ちなみに、ドルチェ伯爵子息の悪い噂とは
『人身売買』『麻薬取引』『殺人』等である。
まぁ、でもね、そう聞いたところで実は、私にそんな大きな反応は本来なら出来ないと思っている。
だってさ、この国でそれらしてない貴族の方が少ないんだもの。
下手すれば、王族さえもやっているじゃない。
そこの同級生の第三王子はその筆頭。
うちの使用人は彼が獣人の幼女を奴隷市を通じて、獣人国から融通(ゆうかい)を指示していることも知っている。
なんで、使用人如きが知っているかというとそれこそ、私の自己能力のせいである。
私の自己能力は非常に隠密に優れており、うちの家系自体がこの国の暗部をになっているためでもある。
そう、ジャパニーズエンターテイメント的に言うなら忍者の家系である。
まぁ、ここの世界は中世ヨーロッパ風ファンタジーな魔法有りな世界観ではあるのだけれど。
何を隠そう、私は転生者である。
死因はよく覚えていない。
田中英子と言う名前だった気がするくらい。ちなみにチートは所持していない。
さておき、私の能力は、『書類』から『不正』を暴くことが出来る能力である。
ぶっちゃげ、小説とか監査とかに慣れ過ぎた前世の記憶があってこその能力である。前世の記憶万歳である。
そう、魔法ではない。
今、私たちを罵倒している子供たちは家の不正には気付いていないお坊ちゃまとお嬢ちゃまである。中には正義心を出して、
「ドルチェ伯爵子息を誅すべき!」
とか抜かしている生徒さえいる。
実に哀れである。
そんな中、何でドルチェ伯爵子息が叩かれているのかというとドルチェ伯爵の要領の悪さが原因である。
後はドルチェ伯爵子息の容姿と言うか体格が極端に現在の貴族向けで無いせいもある。
ドルチェ伯爵は貴族の中でも珍しく、純粋な人だった。
ただただ、息子に甘く、悪いことと思わず、人がやっているのならブームに乗らなきゃって感じで『善悪』の区別を考えることなく、不正に手を染めている貴族である。
こちらからしたら、正直そっちの方が質が悪い。罪悪感を持たずに赤子の手を捻るが如く、大っぴらに色々やらかしているのだから。
他の貴族は少なくともコソコソしているのに、堂々とやるもんだから、こんなことになっている。
ちなみにお父様からしたら、
「面白いから放置の方向で。」
らしい。
最近、頓(とみ)に思うのだけど、お父様、この国を見捨てたくなってません?
そうなる気持ちは、非常に良くわかるので、まぁ、うん、仕方がありませんが。
現状、この国で不正をしていない家が、暗部の筈の我が家とほんの一握りの下位貴族の現状は正直、忠義に厚かったうちの家系的に既に看過できないレベルなのはわかるんだけど、どうしてこうなるまで誰も反乱を起こさなかったのかが実に不思議に感じてしまう。
原因の一つは恐らく、この国が富んでいるせいもあるのだろう。
土地自体が飛んでおり、科学者などの技術者も多く生まれ、それらが溢れるように存在しているから。
昔、お兄さまがそれについて研究した際に分かったのは、ここが転生者がよく生まれ変わる最初の国だかららしい。
そう、転生者と言う単語が流通しているほど、この世界、ひいてはこの国に転生者は良く生まれている。
私自身がそうなように、兄も転生者である。
そのせいで、年に数回領主が殺されたとか商人が殺されたりするんだけど、悪(いっぱんてき)な人は腐るほどいるし、詐欺師(じょうずなひと)も多いので、正義感に溢れた転生者は結構割と早く処分されてしまう。
そんな歴史を続けたこの国は、今はもう、真っ黒黒である。
現在、獣人の国と竜人の国がこの国に侵攻計画を立てているので、時期にこの国は戦争の渦中に放り込まれることだろう。
以前の父なら止めたかもしれないけど、もう止める気が無いようで、母と兄と弟は既にドワーフの国に移住を済ませている。
そんなお先真っ暗な国に何故、引き続き私が滞在しているかと言うとお告げの為である。私とは別の転生者(故)が聖女として以前教会で発言したのが、原因である。
それによるとこの世界は乙女ゲーだと言うのだ。
転生者の私ならわかるけど、他の人はちょっとポカーンとあっけにとられた。
まぁ、発言者はあっと言う間に不敬罪(教会の許可なく発言と行動のせいで教会から罪に問われ)で断頭台に登ったので、私自身は詳しい内容は知らない。
彼女の退場は割と早かったしね。
詳しくは知らないけど、その乙女ゲーの登場キャラが
・第三王子「ランス・ベル・エタノール」
・悪役:公爵令嬢「エイベル・マキシーノ」
・ヒロイン:男爵令嬢「マリア・ローベリン」
他にも攻略キャラと言われる子息たち。
そして、取り巻き役として、私の名前があり、ちょい役の恋愛パートの盛り上げ役の悪役として、ロバート・ドルチェ伯爵子息の名前があった為である。
なんとなく、予想されているかもしれないけど、マリア・ローベリンは既に故人である。学園が始まる前に教会で叫んだものこそ、彼女だったので。
彼女の言うところの乙女ゲーが始まる前にヒロインが退場したものだから、彼女の予言とは別の災害が起こった。
麦を介した疫病である。
これを深刻に捉えたうちの両親は、予言はある程度近い形で一応実行させとこうとなったらしい。
マリア役の人間には別のキャストが既に用意されており、そのキャラは正義感溢れる『不正貴族』子女であるのだけれど、本人は気付いていないし、正義ごっこは見慣れているので、コメントすることは無い。
なんで、うちの家だけで判断しているかって?
もう、王族は権力さえも微妙だし、発言力も微妙になっているせいです。
自業自得感が溢れています。
実は、私のお父様の時代に既に乙女ゲーの予言があったらしいのです。
しかし、それが判明したのは事後だったのです。
第一王子・・・現在の陛下が公爵令嬢を差し置いて、元平民の伯爵令嬢と恋仲になり、結婚した。
その際に王族の発言権はかなり低下。
その女性と結婚するために王族は後ろ暗いことを複数の貴族に許可。
結果、現在の犯罪だらけの王国の完成である。
そりゃ、お父様、王族見捨てるわな。
回想(げんじつとうひ)終了しよう。
要は、乙女ゲーのハッピーエンドを迎えるにあたって、悪役令息と悪役モブは結婚すると言うイベントがあるのだ。
そう、私とドルチェ伯爵子息の結婚である。
断罪に近いイベントが発生し、私が何をしてもしなくてもそうなるんだそうだ。
実際、私は主人公の代役に手を出していないどころかこの学校に通わせるための手伝いまでしているし、勿論、イジメても居ない。悪役令嬢役のエイベル・マキシーノ公爵令嬢と話したこともあまりない。
なのに、予言通り、断罪イベントは発生し、私とドルチェ伯爵子息は結婚をした。
そして、学校を退学になったその日のうちに結婚を強制。
そして、現在、床入り種付けセックス中と言う訳だ。
処女だった私と童貞巨根のロバート・ドルチェは、前儀もなく突っ込んで、私は幽体離脱して、体を放棄した模様。
なんで、お父様は私を救わなかったかと言うと私が頑なに運動しなかったせいである。要はお仕置きである。お父様的にドルチェ伯爵は『面白い』貴族として気に入っているせいでもあると思われる。
すでに逃亡先で、私たちの身分が侯爵になっているので、現在の状態はお父様にとっての『あそび』時間なので、泣くしかない。前世の田中英子は、少なくとも『処女』では無かったので、現状を受け入れる素養は持っているらしい。
ドチュドチュと突っ込まれて、体は善がっているようにも見えなくもないしね。
辺りが明るくなり、日の出を拝んだところで、糸が切れたみたいに旦那様ことロバート・ドルチェは、気を失った。
スヤァと気持ちよさそうに突っ込んだまま眠っている。
私の体は舌をベロンと出して、実に立派なアヘ顔である。
あの体に戻りたくねぇなぁと思いつつ、すんごく渋々とだけど、体に戻る。
案の定、体中の激痛に加え、下腹部の鈍痛に快感が無いとは言い切れない。お父様が言う通り、これは確かに運動になりそうである。
私の体をギュッと一生懸命に抱きしめている旦那様が確かに可愛いと言えなくもないと思ってしまいそうになる。
実に困る。
お父様はこのドルチェ伯爵の人間を常々『面白い』『可愛い』と何度も言っていたのも、納得できる。
あぁ、実に困る。
絶対、妊娠してる。
そう思いつつ、私は重い体を引き摺りつつ、亡命の準備に入った。
****
激しい初夜の音は屋敷中の人間に聞かれており、私が身支度を済ませて、部屋から出たらみんな微妙に目をあわせてくれない。
それに、お腹が微妙に精液で膨れているせいと処女膜が破れたせいで動きがよちよちと言うかがに股と言うか・・・。
最初にお風呂の準備をして貰い、サッサと風呂に入ってからのスタート。
ちなみに掻き出そうとしたけど、諦めました。
はい。
量が・・・。
まぁ、良い。
使用人たちに理由を言って、一緒に国外に言ってもらう必要があるのだが、これの理由をお父様が『妊娠』で良いと言っていたんだけど、本当にそれでみんな納得した。
顔が言っている。
『あれじゃ、絶対妊娠するだろう』
って。
まぁ、うん。多分してると思うけども。
で、とっても丈夫な家と親戚がいると言って、ドワーフ国に現在移動中である。
旦那様は爆睡中です。
3頭轢きの馬車が必死に私たちが乗っている1号車を運び、残りの6台の馬車も使用人とその家族を引っ張って来てます。
お父様はまだ国内です。
ちなみに、ドルチェ伯爵家には夫人は居ませんでした。麦を介した伝染病で亡くなったのです。
なので、伯爵家には現在ドルチェ伯爵様のみが居残りしています。
・・・と言うのが建前。
現在、お父様がドルチェ伯爵を監禁中です。
…コメントは致しません。絶対しません!
0
あなたにおすすめの小説
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
必ず会いに行くから、どうか待っていて
十時(如月皐)
BL
たとえ、君が覚えていなくても。たとえ、僕がすべてを忘れてしまっても。それでもまた、君に会いに行こう。きっと、きっと……
帯刀を許された武士である弥生は宴の席で美しい面差しを持ちながら人形のようである〝ゆきや〟に出会い、彼を自分の屋敷へ引き取った。
生きる事、愛されること、あらゆる感情を教え込んだ時、雪也は弥生の屋敷から出て小さな庵に住まうことになる。
そこに集まったのは、雪也と同じ人の愛情に餓えた者たちだった。
そして彼らを見守る弥生たちにも、時代の変化は襲い掛かり……。
もう一度会いに行こう。時を超え、時代を超えて。
「男子大学生たちの愉快なルームシェア」に出てくる彼らの過去のお話です。詳しくはタグをご覧くださいませ!
ハーレムでハブられてるけど、一番愛してる自信ある!
珈琲きの子
BL
数百年に一回生まれる魔王の討伐のため、召喚される勇者。
その勇者様のハーレムをはじめから準備しておくなんてシステムのせいで、落ちこぼれのベルネが選ばれてしまう。けれど、それは雑用係としてだった。
最初は報奨金のために頑張っていたが……――。
※NL表現あり。
※モブとの絡みあり。
※MN、エブリスタでも投稿
悲恋の騎士と姫が転生したら男子高校生だったんだが、姫は俺を落とす気満々だ
つぐみもり
BL
《第一部 翠河の国の姫は押しが強い》
かつて俺は、滅びゆく王国で姫君に忠誠を誓い、命を落とした――
……はずだったのに。
転生したら、なんで俺が男子高校生やってんだ!?
しかも、クラスの陽キャトップ・周藤智哉(すどうともや)は、どう見ても前世の姫君その人。
顔も声も、距離感バグってる性格もそのまま。
今度は身分差も掟もないからって、攻略する気満々で迫ってくるのやめてくれ!
平穏な現代ライフを送りたい陰キャ男子(元騎士)と、全力で落としにかかる陽キャ男子(元姫)の、逆異世界転生BLギャグコメディ!
「見つけたぞ、私の騎士。今度こそ、お前を手に入れる」
「イイエナンノコトカワカリマセン」
忠義も身分も性別も全部飛び越えて、今日も逃げる俺と追いかける姫(男子高校生)
《第二部 熱砂の国からの闖入者》
郁朗と智哉は、前世の想いを飛び越え、ついに結ばれた。
そして迎える高校二年生、健全な男子高校生同士として、健全な交際を続けるはずだったが——
「見つけたぞ姫! 今度こそお前を手に入れる!」
「もしかして、あいつは!?」
「……誰だっけ?」
熱砂の風と共に転校してきた、前世関係者。
千隼と翠瑶姫の過去の因縁が、また一つ紐解かれる。
※残酷描写あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる