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ピンク髪の自称ヒロインの場合
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※【警告:対ミーム予防措置無しの閲覧は禁止されています。担当者は必ずセクター8120-煤で処置253-”柳煤”を受けてください】
本作品は、SCP-040-JP成分で構成されています。警告通り、気を付けて、ください。ねこですよろしくおねがいします。
▲◆▲
私は、マコ・エルメス。日本で16年間過ごし、学校帰りに事故に遭ったと思ったら、この世界で生まれていた。国の名前とかで、前世やっていた『星の乙女と羅針盤』の世界と気付いた。でも、私の名前はゲーム内になかった。
でも、私の髪はピンクだし、選択肢は全部マスターしている。前世の知識だって持っているのだ。目指すは王妃だ!と私は息巻いていた。
しかし、知識チートは上手くいかなかった。
何故って?材料が足りなかったのだ。
塩にしても、海水を沸騰させれば塩になると思ったら、全然苦いの。無理って感じだった。
マヨネーズもお腹壊したし、分量までおぼえていなくて、失敗した。他にもいろいろやったけど、全部失敗。
もう、何もやるなとお父様から怒られた。
魔法学園のテストにしてもそうだ。簡単余裕と思っていたが、全然分からなかった。唯一、数学だけは上手く言ったが、それ以外は落第点ギリギリだったらしい。
最低クラスのEクラス。私はCクラス。つまり、ギリギリ普通の成績のクラスに入れた。
いくつかのイベントがAクラスで行われていたことを思い出し、つい、舌打ちしたくなる。
当たり前だが、下の成績のものが上位のクラスに尋ねることは原則禁止されている。
それでも、やれるはずと思い、息巻いた。
入学イベントは王子様との出会いのシーン。これだけは逃すことはできない。
私は、絶対逃さないために、前日から校門でスタンバることにした。
警護の人に捕まりました。
おかげで入学式に出席できませんでした。もちろん、出会いのイベントは失敗しました。
めげずに図書室に勉強に行きました。宰相子息のエグラ・グラシエラ公爵子息いました!めっちゃアピールしていたんですが、近づいても来ません。確かイベントでは必死に勉強することが大事だったのを思い出し、必死に勉強しました。
・・・気付けば、日が暮れていました。司書に追い出され、とぼとぼと寮に戻りました。
訓練場に行き、懸垂。・・・え?いや、イベントとしては知っているけど、懸垂?まず、懸垂棒に手が届きません。跳んでも届きません。仕方ないので、剣の素振りをしました。
すぐに疲れて帰りました。それに、騎士団長子息見当たらなかったんだけど、どこにいたんだ?というか、どんな顔だっけ?忘れちゃったや。おせっかいな先生がいたけど、適当に対応しちゃった。まいっか。
中庭では魔法団長子息が居た筈だ。よし!と息巻いたのだが、女の子が一杯。しかもAクラスの人たち。
諦めて、今日も図書室で勉強することにした。宰相子息の攻略は来年にしよう。まずは、成績上げて、Aクラスへ行くために勉強だ。
確か、チャラ男・・・公爵子息が街にいる筈なんだけど、予算が無い。友達・・・いない。泣く泣く諦めた。
保健室イベント、王子がいる筈。
わざと怪我して、保健室に行こうとしたら、とんでもない失敗をして、死にかけた。保健室に行くのではなく、保健室の先生と一緒に街の診療所に運ばれることになった。
いじけていたら、噂を聞いた。最近、宰相子息や騎士団長子息、果ては王子と仲がいい令嬢がいるんだそうだ。
思い当たった。かなり、時期としては早いがきっとヒロインだ。
成績トップで入学した逸材と言われている女。
「抗議してやる!」
逆恨みとわかってもつい、やってしまったのだ。
「あんたでしょ!この乙女ゲーのヒロイン。転生者でしょ!邪魔しないでよ!」
「王子の攻略は私がするんだから、邪魔しないでよね。むしろ、退学しなさいよ!」
A組から出てくるのを確認して、速攻で文句を言って逃げた。
A組にC組の人間がいちゃもんつけたとか噂になるとヤバいからだ。知っているのになぜやるのかって?イライラしているからです。反省はしていません!
次の日、本当にヒロインが消えていた。
休学したんだそうだ。
「え?まじ?やった!!!」
△ _ △
<◎><◎>
そこからはかなり順調だった。
宰相子息とも仲良くなったし、先生と思っていたのが騎士団長子息だったらしく、今ではすごく仲良くなっている。やっぱりだ!ヒロインが邪魔だったんだ!
王子とも仲良くなった。気軽にマコと呼んでくれる王子様。嬉しい。
それにしても、なんでか、みんな、ねこねこって、話の最後に言うのよね。なんだろうね。へんなの。ねこですよろしくおねがいします。
一年後、先輩である王子様たちの卒業式。
断罪イベントだ!
順調に好感度は上がり、ねこですよろしくおねがいします。私は壇上に上がっている。王子に肩を抱かれながら、ねこですね。
「お前との婚約を破棄する!よくもねこですよろしくおねがいします。マコを虐めたな!」
「知りません。私はねこを愛でていました。ねこはかわいいのです。ねこですよ。ねこはかわいいのです。」
「そうだな。ねこはねこだ。ねこだからねこだ。」
「はい。ねこはねこですね。あれもねこですし、よろしくおねがいします。」
「これからはマコと一緒に生きる。お前は国を出るのだ。」
「はい。かしこまりましたわ。殿下。」
「ありがとうございます。ねこですね。」
「はい、虐めてしまい、もうしわけありません、マコ様。」
「いえ、気にしていません。」
「そうですか、マコ様は心が広いんですね。ねこですよろしくおねがいします。」
「はい。ねこですからねこですもの。」
そこに白い服の集団が乱入してきた。王様も白い服を着て参加している。
そこからの記憶は曖昧だ。
気付けば、あれから2年も経っていた。
私は男爵領に帰っていた。家族たちも記憶が曖昧なんだそうだ。
気付けば、体はガリガリに痩せていた。
領の人たちもだ。
うちの領は海が近い。なので、投網漁法で魚を捕りまくって食べた。領民も真似した。
お父様は初めて、褒めてくれた。
ようやっと、前世知識が役に立った。
あんまり、難しいことはできないのは自覚した。
今後は、地道にこの領で頑張りたいと思う。
王子?乙女ゲー?なんか、あったような気がするんだけど、全然、思い出せない。
学園に行ったのは覚えているんだけど・・・あれ??
一体どうしたんだろう???
本作品は、SCP-040-JP成分で構成されています。警告通り、気を付けて、ください。ねこですよろしくおねがいします。
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私は、マコ・エルメス。日本で16年間過ごし、学校帰りに事故に遭ったと思ったら、この世界で生まれていた。国の名前とかで、前世やっていた『星の乙女と羅針盤』の世界と気付いた。でも、私の名前はゲーム内になかった。
でも、私の髪はピンクだし、選択肢は全部マスターしている。前世の知識だって持っているのだ。目指すは王妃だ!と私は息巻いていた。
しかし、知識チートは上手くいかなかった。
何故って?材料が足りなかったのだ。
塩にしても、海水を沸騰させれば塩になると思ったら、全然苦いの。無理って感じだった。
マヨネーズもお腹壊したし、分量までおぼえていなくて、失敗した。他にもいろいろやったけど、全部失敗。
もう、何もやるなとお父様から怒られた。
魔法学園のテストにしてもそうだ。簡単余裕と思っていたが、全然分からなかった。唯一、数学だけは上手く言ったが、それ以外は落第点ギリギリだったらしい。
最低クラスのEクラス。私はCクラス。つまり、ギリギリ普通の成績のクラスに入れた。
いくつかのイベントがAクラスで行われていたことを思い出し、つい、舌打ちしたくなる。
当たり前だが、下の成績のものが上位のクラスに尋ねることは原則禁止されている。
それでも、やれるはずと思い、息巻いた。
入学イベントは王子様との出会いのシーン。これだけは逃すことはできない。
私は、絶対逃さないために、前日から校門でスタンバることにした。
警護の人に捕まりました。
おかげで入学式に出席できませんでした。もちろん、出会いのイベントは失敗しました。
めげずに図書室に勉強に行きました。宰相子息のエグラ・グラシエラ公爵子息いました!めっちゃアピールしていたんですが、近づいても来ません。確かイベントでは必死に勉強することが大事だったのを思い出し、必死に勉強しました。
・・・気付けば、日が暮れていました。司書に追い出され、とぼとぼと寮に戻りました。
訓練場に行き、懸垂。・・・え?いや、イベントとしては知っているけど、懸垂?まず、懸垂棒に手が届きません。跳んでも届きません。仕方ないので、剣の素振りをしました。
すぐに疲れて帰りました。それに、騎士団長子息見当たらなかったんだけど、どこにいたんだ?というか、どんな顔だっけ?忘れちゃったや。おせっかいな先生がいたけど、適当に対応しちゃった。まいっか。
中庭では魔法団長子息が居た筈だ。よし!と息巻いたのだが、女の子が一杯。しかもAクラスの人たち。
諦めて、今日も図書室で勉強することにした。宰相子息の攻略は来年にしよう。まずは、成績上げて、Aクラスへ行くために勉強だ。
確か、チャラ男・・・公爵子息が街にいる筈なんだけど、予算が無い。友達・・・いない。泣く泣く諦めた。
保健室イベント、王子がいる筈。
わざと怪我して、保健室に行こうとしたら、とんでもない失敗をして、死にかけた。保健室に行くのではなく、保健室の先生と一緒に街の診療所に運ばれることになった。
いじけていたら、噂を聞いた。最近、宰相子息や騎士団長子息、果ては王子と仲がいい令嬢がいるんだそうだ。
思い当たった。かなり、時期としては早いがきっとヒロインだ。
成績トップで入学した逸材と言われている女。
「抗議してやる!」
逆恨みとわかってもつい、やってしまったのだ。
「あんたでしょ!この乙女ゲーのヒロイン。転生者でしょ!邪魔しないでよ!」
「王子の攻略は私がするんだから、邪魔しないでよね。むしろ、退学しなさいよ!」
A組から出てくるのを確認して、速攻で文句を言って逃げた。
A組にC組の人間がいちゃもんつけたとか噂になるとヤバいからだ。知っているのになぜやるのかって?イライラしているからです。反省はしていません!
次の日、本当にヒロインが消えていた。
休学したんだそうだ。
「え?まじ?やった!!!」
△ _ △
<◎><◎>
そこからはかなり順調だった。
宰相子息とも仲良くなったし、先生と思っていたのが騎士団長子息だったらしく、今ではすごく仲良くなっている。やっぱりだ!ヒロインが邪魔だったんだ!
王子とも仲良くなった。気軽にマコと呼んでくれる王子様。嬉しい。
それにしても、なんでか、みんな、ねこねこって、話の最後に言うのよね。なんだろうね。へんなの。ねこですよろしくおねがいします。
一年後、先輩である王子様たちの卒業式。
断罪イベントだ!
順調に好感度は上がり、ねこですよろしくおねがいします。私は壇上に上がっている。王子に肩を抱かれながら、ねこですね。
「お前との婚約を破棄する!よくもねこですよろしくおねがいします。マコを虐めたな!」
「知りません。私はねこを愛でていました。ねこはかわいいのです。ねこですよ。ねこはかわいいのです。」
「そうだな。ねこはねこだ。ねこだからねこだ。」
「はい。ねこはねこですね。あれもねこですし、よろしくおねがいします。」
「これからはマコと一緒に生きる。お前は国を出るのだ。」
「はい。かしこまりましたわ。殿下。」
「ありがとうございます。ねこですね。」
「はい、虐めてしまい、もうしわけありません、マコ様。」
「いえ、気にしていません。」
「そうですか、マコ様は心が広いんですね。ねこですよろしくおねがいします。」
「はい。ねこですからねこですもの。」
そこに白い服の集団が乱入してきた。王様も白い服を着て参加している。
そこからの記憶は曖昧だ。
気付けば、あれから2年も経っていた。
私は男爵領に帰っていた。家族たちも記憶が曖昧なんだそうだ。
気付けば、体はガリガリに痩せていた。
領の人たちもだ。
うちの領は海が近い。なので、投網漁法で魚を捕りまくって食べた。領民も真似した。
お父様は初めて、褒めてくれた。
ようやっと、前世知識が役に立った。
あんまり、難しいことはできないのは自覚した。
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