時にはjackal、そして時にはDetective

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これは...やばいのでは...②

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突然千堂が切り出した。

「確か...スキルでしたっけ?皆さんで言い合いませんか?その方が少し信用できるし。」

みんなは少したじろいだ。

少なくとも見せたくない人が多いのであろう。でも、全員がたじろぐ必要はあるのか?

でも、全員がたじろいだ以上、自分もたじろぐふりをしなければみんなから怪しまれると考えたじろぐふりをした。


全員がたじろぐのは全員が経験者か危険なスキルゆえかもしれないが、勝利条件が書いていないのと同じで、
僕のカードだけ少し異常があり、みんなには書いてあることが書かれていないのではと考えた。

まずい...みんなと違うは疑われるきっかけである。あとでさりげなく聞いてみようと思った。

その時金道が観念したのかスキルを言い出した。「私のスキルは、通称わら人形といって、
自分がやられたときに他の人を1人道連れにできるという能力です。」

それからだんだんとみんなも言い出した。

江崎は車を20台出せる能力。

樋口は透明に10分ごとに3分透明になれる能力。

佐賀期は身体能力を上げる能力。

pは地図を頭の中に出せる能力。

tは黙秘だった。

そして自分の番だった。

この時も嘘をついて、「記憶力をあげられる能力」だと答えた。

この時、誰かに疑われている視線を感じた。

男は少し焦った。何かミスをしたか考えたが思いつかない。そうなると一つの答えにたどり着く。

睨んだ人も自分と同じ真実を知れる能力だとしたら...

男はかなり焦り始めた。





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