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しおりを挟む「・・・あ・・・。」
目が覚めると知らない部屋だった。
身体がだるく、腰の感覚が無い。
あ・・・。
昨日・・・。
「・・・あ・・・。」
あんな事、本当にあったのかしら・・・?
だって、私に興味を持ってくれる人なんて今までいなかった・・・。
起き上がろうとすると、身体の上に腕が回されていた。
重いと思ったら・・・。
何とか腕を身体の上から降ろして、ベッドから立ち上がろうとすると、足に力が入らずガクリと身体が傾いだ。
「な、なに・・・?」
「・・・危ないだろう?」
横から腕を腰に回されて、床に着く前にベッドに戻された。
「・・・あ・・・!」
寝ていると思った石橋さんは、面白がっているように目を細めてニヤリと笑う。
「・・・わ、私に何をしたんですか!?」
「何って、覚えているだろう?ああ、最後までは覚えていないか。気絶する様に眠ったからな。」
「・・・!」
覚えている!
初めてキスをされて、分からない内にセ、セックスして・・・!
恥ずかしくて、石橋さんの顔が見られない。
「・・・キスをして欲しそうな顔をしているな。」
顔を赤くして俯くと、石橋さんがそんな事を言うので、ますます石橋さんの顔が見られない。
「・・・か、帰らせて下さい!」
全裸なのが恥ずかしくて、身体を縮こませるが、お腹に腕を回されているのでどうしていいのか分からない・・・。
「いいや、帰さない。お前が俺の物だと分かるまでは。」
その言葉に思わずキュンとしてしまう。
でもだめよ!
石橋さんには、彼女がいるんだから・・・!
「・・・わ、私は、誰の物でもないです!」
「そんな事言って良いのか?昨日教えただろう?嵌め撮り写真があるって。ほら、良く写ってる。」
写真を見せられて、顔を青くする。
写真には、私が石橋さんに貫かれて明らかによがっている私がいた!
「・・・こ、こんな・・・!」
「この写真が嫌なら、今からでも違うアングルから撮ってやろうか?」
「こ、こんな事をして、ど、どうなるか・・・!」
「どうなるのかな?これには俺の顔は写っていない。お前がよがっているだけだ。違うか?」
優しい人だと思ったのに・・・!
私は涙が溢れて来るのを止められなかった。
「・・・泣くな。お前が俺の物だと分かれば、写真を渡しても良い。」
「・・・ほ、本当?」
「ああ。」
お腹にあった腕が離れていくのが寂しかった。
脅迫されているというのに・・・。
しかし、離れると思った手が私の右側の乳首を摘まむのに驚いて声が出てしまった。
「ヒアン!」
後ろから抱き寄せられ、首筋を咬まれた。
「・・・あ・・・!」
そして反対の手で、私のぺニスを優しく掴んで上下させる。
「・・・あんっ・・・!」
今まで気持ち悪いとしか思わなかった事も、石橋さんは私に触れて気持ち良いだろうと言う。
・・・そうなのだろうか・・・?
こんな必要のない、いやいらない物でもあっていいのだろうか・・・?
「・・・何を考えている?」
「・・・あ、あなたの事を・・・。」
「・・・フッ。男の喜ばせ方を知っているようだな。」
石橋さんは私を膝の上に横に乗せ、キスをしてくる。
「・・・ン。」
甘く舌を吸われ、私は石橋さんが私の恋人になってくれればいいのにと、埒もない事を考えてしまった。
恋人がいる人を好きになるなんて・・・。
また涙が溢れてくる。
「・・・フッ。お前は泣き虫だな。何度泣かせたか分からない。」
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