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12~雅彦視点~。
しおりを挟む夜になり、爺さんと晩酌をするのを皆守は嬉しそうに見ていた。
皆守がトイレと部屋を出ると、爺さんは急に難しい顔になり、真剣な表情で切り出す。
「石橋君、皆守を守ってあげてくれ。昭夫は何をするかわからない。ワシに何かあれば、必ずあの封筒を和泉に渡してくれ。」
俺も真剣に頷く。
「はい。あの封筒には何が入っているのですか?」
爺さんは渋い顔をする。
「・・・昭夫の悪事全てだ。」
「悪事?」
「うむ。皆守には可哀想な事をしてしまった。」
「皆守と社長、何かあるのですか?」
爺さんは頷き何か言おうとしたが、皆守が戻って来てその先を言わなかった。
何だ?
皆守に余程聞かれたく無い話しなのだろうか?
「お爺様、お酒が進んでいらっしゃるご様子です。もう、お部屋に戻られた方が良いのでは?」
「ああ、そうだな。では、お休み。」
爺さんは俺に目配せして出て行った。
俺は小さく頷く。
「皆守、皆守の部屋に案内してくれ。今日から共に過ごす場所だ。」
皆守は潤んだ目で俺を見つめてくる。
その唇にキスをする。
「・・・ん・・・。」
出会って数日なのにもうこの身体を離せない。
いや、数日では無い。
女だと思って恋い焦がれた時間もあった。
要するに一目惚れなのだ。
男でも女でも一目で魅了された。
もう離さない。
皆守と手を繋ぎ、皆守の部屋まで行く。
「・・・皆守、少しだけ待っていてくれ。電話だ。」
「・・・はい。」
部屋の前で皆守に小さなキスをして離れる。
爺さんの部屋をノックすると、すぐに返事があり部屋に入る。
「済まんな。初夜だというのにこんな話をしなくてはならないなんてな。」
「いいえ。聞かなくては、安心して皆守を抱けません。」
爺さんは呆れながらも頷く。
「実を言うと、昭夫は皆守の両親を殺したのだ。社長になりたいというそんな理由で。昔から権力欲が強くて、社長になりたがっていたがあの通り無能な奴だ。正攻法では皆守の父、賢一に勝てないと分かると、賢一達の乗った車に細工して事故を起こさせたのだ。可哀想に、皆守は一人生き残り今でもトラウマに苦しんでいる。」
「トラウマ?」
「ああ。一人では車に乗れない。乗れるのは信頼している人間の隣か、助手席だけだ。」
「・・・そんな。」
「幸い怪我は足を折った位だったが、あれ以来笑わなくなった。石橋君、君といる時皆守は笑うかね?」
「・・・まだ泣かせてばかりです。」
爺さんは頷く。
「・・・そうか。泣いてくれるか・・・。両親の葬儀にも泣けなかったのに、君の前では泣けるのだな。」
爺さんの方が泣きそうだ。
「任せて下さい。皆守も会長の事も俺が守りますから、安心して下さい。」
「・・・ありがとう。石橋君。」
爺さんは俺の肩を叩く。
「・・・さあ、行ってくれ。皆守を不安にさせないでくれ。」
「・・・はい。では、おやすみなさい。」
迷わず皆守の部屋に戻ると、皆守は不安そうな顔をしていた。
「どうした?そんな顔をして?」
皆守は俺に抱きついてくる。
「・・・石橋さんが、もう来ないかもしれないと思うと、悲しくて・・・。」
俺は、皆守をぎゅっと抱き締める。
「安心しろ。家に入ったんだ。爺さんに出て行けと怒鳴られるまで、自分からは出て行かない。もう俺はお前の婿のつもりだ。」
皆守が顔を赤くする。
その顔を見て決意を新たにする。
絶対に皆守は俺が守る!
「・・・石橋さん・・・。」
潤んだ目の皆守は壮絶に美しい。
こんな奴を今迄一人寝させてたなんて、なんてもったいないんだ。
これからは毎日俺が可愛がってやる。
皆守を抱き上げて、優しくクイーンサイズのベッドに下ろす。
こんなにも早く皆守を自分の物にできるなんて信じられない!
しかも爺さん公認だ。
その代わりに、守るべき人間が二人もできた。
喜ばしい出来事だ。
何が何でも二人を守ってみせる。
期待で潤んだ目をした皆守にキスをする。
そして、部屋着を脱がせて全身をくまなく撫ですさる。
「・・・あ・・・!」
皆守は可愛い。
こんなにも愛しい人は今迄いなかった。
そんな愛しい人が、俺の腕の中にいるなんて、なんという幸運だろう。
「・・・皆守、愛している。」
「・・・石橋さん・・・。」
俺は皆守に股がり、見せつける様にワイシャツを脱ぎ捨て、ズボンのチャックを下ろしてみせる。
「・・・あ・・・。」
トランクスを押し上げる物に、皆守は喉を鳴らす。
「皆守、これが欲しいか?」
「・・・はい。」
「では、どうする?」
皆守は、手を伸ばしてトランクスの前を撫でる。
「・・・フッ。それだけでは俺はいけないぞ。」
俺が意地悪を言うと、潤んだ目で俺を見つめてくる。
俺はニヤリと笑い、自分のぺニスをトランクスから出し扱く。
皆守はこくりと喉を鳴らし、手を伸ばしてくる。
だが、触るか触らないかの所で手を止めてしまう。
「・・・フッ。怖いのか?」
皆守は首を横に振るが、潤んだ目はこわごわ見ている。
「皆守、これはお前を気持ち良くする物だ。だから、もっと大きくしろ。」
俺は皆守の上から退き、横に胡座をかく。
皆守は起き上がり、俺の前に身体を折る。
最初は亀頭部をペロリと舐めるだけだったが、ゆっくりと口の中に納めていく。
俺に言われるがまま、下手くそな舌使いで口内のぺニスを舐める。
口に入らなかった部分は両手で握っているので、俺は皆守の手と一緒に握りしめて上下に動かす。
「・・・ん・・・!」
扱く事により、大きくなったぺニスが皆守の喉に当たり、締め付けられて気持ちが良い。
だが、射精するには至らない。
もっと気持ちの良い事をしたくて、皆守の口からぺニスを出す。
皆守は目の前のぺニスを物欲しそうに見つめる。
「・・・フッ。」
俺は皆守の目の前でぺニスを擦り上げ、逞しいぺニスで皆守の頬を撫でる。
「・・・あ・・・!」
皆守の目は真っ赤で目は潤んでいる。
唇には先程迄していた口淫で着いた俺の精液がてらてらと光っている。
それを見ただけで耐えられなくなり、俺は皆守に覆い被さり皆守にキスをする。
俺の青臭い味がして気持ち悪いが、皆守の舌を離したくない。
「・・・あん・・・!」
舌を絡ませ合い、右手は皆守の右の乳首る。
皆守の身体は俺に従順で、今迄これ程相性の良い人間はいなかった。
いや、これも愛しているからなのか・・・?
「・・・うんッ・・・。」
反対の乳首も捻り上げると皆守が鳴く。
その声だけで、張り詰めていた物が早く皆守の中に入りたいと主張する。
皆守の脚の間に入り、両足を肩に担ぎ上げる。
「・・・ああん・・・!」
皆守の声に煽られて、勢い良く皆守の後孔に己のぺニスを突き立てる。
「・・・ひあっ・・・!」
昼間から何度も繰り返しぺニスが入っていた後孔は、俺を拒まずキュンと締め付けてくる。
「・・・良い味だ。」
「・・・?」
皆守は何を言われたのか分からない様だ。
俺はぺニスを皆守の良い所に擦り付けると、締め付けを味わう。
「・・・っ・・・。」
もう皆守は俺の物だ!
誰にも傷付けさせない!
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