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続き
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私は外に出ると、あの本屋に向かった。
そこに理由はない。
つくと、あのコーナーに行って、本多さんの本を見た。
よく見てみると、いくつか名前が書いてあって、占いにハマった男の物語の作者は赤野と。
前の神のお告げが聞こえると言う人だ。
あの後、どうなったのだろうか?
私は新しそうな本をペラペラめくると、そこには、2人で仲良く暮らす物語が綴られていた。
きっと、彼の問題は解決したのだろう。
私はそっとそれをとじて、他の本に目をうつした。
相変わらず、名前が書いていないのは、多分、彼女が書いた本なのだろう。
そこにある多くは、もう読んでしまったものだった。
私は何かないかと、本をあさっていると4巻と書かれた本が置いてある。
私は思わずそれを手に取って、パラりとめくった。
そこには、自分も出向いて、勧誘を勧めたが、断られてしまったと続く。
私はなんだかそれを見て、少し前のことを思い出していた。
そして、更に続きを読む。
今度はその人を連れて、自分のグループに入る人物を、悪い道に引き込んで、グループから抜けさせてしまった。
少しだけ減ったが、まだまだ沢山いる。
だが、そろそろ決着をつけなければ、グループのメンバーがいつの間にか、彼により居なくなってしまうかもしれない。
そう考えて、色々な作戦を考えて、攻略を進めている。
そこで本が終わっていた。
その後どうなるのか気になったが、周りを見ても、5と書かれている本はない。
しかし、これを書いているのは、誰なのだろうか…?
本多さんは居なくなって書けなくなってしまったはず…。
しかし、よく考えてみると、全て、本多さんが居なくなる前の出来事だった。
本を書き終えてから、行ったのだろうか…?
彼女が今どうしているのか、なんだかとても気になっていた。
私はその後、本屋を後にしようと店を出ると、後ろから、誰かクスッと笑う声が聞こえてくる。
振り返っても、そこには誰も居なかった。
この笑い声は、本多さんのものだった。
私はきっと気のせいだと、家に帰っていく
────────
僕の学校では、よく友達が、ある漫画の話題で盛り上がっている。
続きはこうなんじゃないかって、言ったり、それを否定して、こうなんじゃないかって。
けれども、僕は知っている。
正しい答えを。
だけど、僕はそれを言わない。
僕が思っている答えが正しくても、人は正しさを求めていないから。
それに、皆は正しくないことを言っていても、それを見るのがとても好きなんだ。
だけど、それは、悪い方向としてじゃない。
その人の考える続きと言うのは、色々な考えが含まれていたり、面白い発想もうまれたりする。
僕はその新しさや、自分ではうまれにくいそのアイディアを聞くのがとても好きなんだ。
同じ人間でも、今まで見てきたもの、その時の気分によって、その物語の解釈が変わってきたり、物語のトーンが上がったり下がったりする。
そこには、色々な新しい想像が掻き立てられて、その続きを僕の頭が作り出してくれたりして楽しいんだ。
だからこそ、たとえ間違っていたとしても僕はそれを否定しない。
ただ1人の楽しい考えだから。
僕は今日も物語の続きを求め、皆のいる方へと耳をすませた。
─────────
そこに理由はない。
つくと、あのコーナーに行って、本多さんの本を見た。
よく見てみると、いくつか名前が書いてあって、占いにハマった男の物語の作者は赤野と。
前の神のお告げが聞こえると言う人だ。
あの後、どうなったのだろうか?
私は新しそうな本をペラペラめくると、そこには、2人で仲良く暮らす物語が綴られていた。
きっと、彼の問題は解決したのだろう。
私はそっとそれをとじて、他の本に目をうつした。
相変わらず、名前が書いていないのは、多分、彼女が書いた本なのだろう。
そこにある多くは、もう読んでしまったものだった。
私は何かないかと、本をあさっていると4巻と書かれた本が置いてある。
私は思わずそれを手に取って、パラりとめくった。
そこには、自分も出向いて、勧誘を勧めたが、断られてしまったと続く。
私はなんだかそれを見て、少し前のことを思い出していた。
そして、更に続きを読む。
今度はその人を連れて、自分のグループに入る人物を、悪い道に引き込んで、グループから抜けさせてしまった。
少しだけ減ったが、まだまだ沢山いる。
だが、そろそろ決着をつけなければ、グループのメンバーがいつの間にか、彼により居なくなってしまうかもしれない。
そう考えて、色々な作戦を考えて、攻略を進めている。
そこで本が終わっていた。
その後どうなるのか気になったが、周りを見ても、5と書かれている本はない。
しかし、これを書いているのは、誰なのだろうか…?
本多さんは居なくなって書けなくなってしまったはず…。
しかし、よく考えてみると、全て、本多さんが居なくなる前の出来事だった。
本を書き終えてから、行ったのだろうか…?
彼女が今どうしているのか、なんだかとても気になっていた。
私はその後、本屋を後にしようと店を出ると、後ろから、誰かクスッと笑う声が聞こえてくる。
振り返っても、そこには誰も居なかった。
この笑い声は、本多さんのものだった。
私はきっと気のせいだと、家に帰っていく
────────
僕の学校では、よく友達が、ある漫画の話題で盛り上がっている。
続きはこうなんじゃないかって、言ったり、それを否定して、こうなんじゃないかって。
けれども、僕は知っている。
正しい答えを。
だけど、僕はそれを言わない。
僕が思っている答えが正しくても、人は正しさを求めていないから。
それに、皆は正しくないことを言っていても、それを見るのがとても好きなんだ。
だけど、それは、悪い方向としてじゃない。
その人の考える続きと言うのは、色々な考えが含まれていたり、面白い発想もうまれたりする。
僕はその新しさや、自分ではうまれにくいそのアイディアを聞くのがとても好きなんだ。
同じ人間でも、今まで見てきたもの、その時の気分によって、その物語の解釈が変わってきたり、物語のトーンが上がったり下がったりする。
そこには、色々な新しい想像が掻き立てられて、その続きを僕の頭が作り出してくれたりして楽しいんだ。
だからこそ、たとえ間違っていたとしても僕はそれを否定しない。
ただ1人の楽しい考えだから。
僕は今日も物語の続きを求め、皆のいる方へと耳をすませた。
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