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均衡、そして普通

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僕、分太(ぶんた)にはある考えがある。

それは均衡というものだ。

いいものがある影には、必ず悪いものがある。

と言ったように、世界は2極にわかれている。

僕と似たような考えの人が、今、入っている宗教内部に居た

しかし、その人とは上手くいっていない。

周りの人に、その考えは違うと言われるからだ。

その考えというものが、偏りが生じた時、必要になってくるのが、その真逆のことである。

感情的なもので言うと、ネガティブが先行した時は、ポジティブなものが必要となり、ポジティブが先行した時には、ネガティブな言葉が必要になる。

これだけを見れば、ポジティブな時には、そういう言葉は必要ないと思われるかもしれない。

しかし、人はいくらだって傲慢になれるのだ。周りに自分を肯定しすぎれば、自分を正しいと思い込んで、態度すらもそう変わってしまう。

しかし、ネガティブが先行しすぎてもいけない。

人の欲はいつもネガティブ(苦痛)と言うもののそばにある事実がある。

人に見られるのは苦痛である。しかし、それによって、承認欲求も同時に満たされる。

そして、何も苦労せず得た利益より、苦労して得たものの方がとても大事にしたいと思える。

それは、苦痛の近くに喜びがある事を示している。

ただ、人は本当に苦しみを求めている訳では無い。悲しいことを悲しいと思ったり、悪いものを悪いものと思ったりする。

例え、今、悪い空気が蔓延していても、それは長続きしないだろう

人は苦しみの中に欲を見出しながら、強い苦しみに対しては拒絶反応をおこす。

ネガティブな時に必要な、ポジティブそれは、当たり前になって、見えなくなっている喜びに感謝するか、自分で肯定してあげるか。

他にも色々あるが、他人にばかり依存するような、喜びを求めるのはなるべく避けたいことである。

それに対しては、否定し切れないが、余りに不確定要素が多い

相手の気分次第で、自分がゆり動くのは、自分の人生を生きれていない。

だが、これに対しての批判が、宗教内部で巻き起こった。

その考え方は他の宗教を認める考えであり、ある人の考え、全ては存在しなければいい。という皆無主義に反するという。

存在しないよりも、中間的であれという僕の思想とはまた違った方向性にいるのである。

彼の主張とは、存在しないことこそが中心であり、僕の考えもまた中立的なものこそが、中心なのである。

だが、僕は言いたい。

例え、平和の反対が戦争であったとしても、それは、対義語というものを簡単に決めすぎているだけなのである。

平和の反対は、戦争だけではない。それは存在しないものとして、判断しても良いのだ。

平和の反対は誰かとの勝負である。

求め過ぎれば、誰かを傷付け自分のことばかりになってしまう。

全くこれをしなくてもいい訳では無いが、どちらかに偏ってしまうと、それは悲劇をうむことになるだろう。

本当の理想とは、どちらかに属さず、中立的立場であり続けることだ。

そう均衡を求めることこそが、理想的なそれである。

1度、皆無主義を提唱したあの人と、話したことがある。

その時、彼は言った

「その思想の行き着く先は普通である」と。

私はそれに何も言えなかった。

それは事実であり、また違うことでもあるから。

普通とはきっと、世間一般に言われる偏ったそれではなく、ただ何にも属さない、中立的なそれであると。

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