思想学部

ケーキ

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一年生

過去⑩

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「これから行ってくる!」

そんな時、私はいつも「怪我するかもよ!」と止めた。

だけど、「大丈夫だって!」と言って、彼らは進んで行った。

私の市には伝説がある。

ほとんどの人は嘘だって言って、信じないようなもの。

だけど、あの頃の彼らにとっては、宝物のように大切なものだった。

私はいつも、「どうなっても知らないから!」と見送った。

本当は一緒に行きたい…。

だけど、正直にそれを話すのが恥ずかしかった。

帰りを待っていると、少し汚れて帰ってくる。

私は心の中で良かった…と思って、彼らにおかえりなさいを言った。

少し頬っぺを膨らませて。

でも、そんなある日、彼は少し暗く帰ってきた。

「ゆうくん、どうしたの?」

そう言っても答えない。

「とても悲しそうな目に、私は何も言葉が出なかった。」

彼はその日から、冒険に出かけなくなった。

何かあったのかもしれない…。

そう思っても、何があったのか分からない。

彼のとても暗いあの顔が浮かんでくる。

私は思い切って、彼の家に行った。

そして、「こんにちは!ゆうくん元気ですか?」と言うと、彼はすぐに返した。

「いなし、ごめん…。俺が間違ってたよ…。」

「どうしたの?」

「いなしの言う通り、行かなければ良かったんだ…。」

その時、私は笑顔で言う。

「実はね!私も、冒険に行きたかったの!」

少し驚いた様子で、彼は私の顔を見た。

「どうして…?ずっと止めてたのに。」

「悲しんでる人に悲しいことは言いたくないから!

それに…これは私の本心なんだ!」

「だから…もし、次に出かけることがあったら、私も連れてって!」

私が笑顔でそう言うと、彼は「ありがとう」と呟く。

その日は、それで別れた。


それから数日して、彼は前のことが嘘のように元気を取り戻した。

そして、私の前に立ってこう言う。

「一緒に行こう!」

私は笑顔で「行こう!」と言った。

それから、沢山、色んな場所に行った。

その時間が、私にとって、とても楽しい時間だったことを覚えてる。

ドキドキすること、楽しいこと、嬉しいこと、さまざまな感情で一杯になった。

みんなのその様子を見て、私は、ただ幸せだった。

来てよかったと思ったの。

でも、ダメな時は、しっかり止めることを忘れなかった。

そんな時、彼は、快く「ごめん」と言って微笑む。

他の人がそうしようと言っても、俺は行かないと、強い意志を見せる。

その時、ゆうくん変わったんだな…と思った。

今では、こうして途切れ途切れの記憶だけど、私にとって、懐かしくてかけがえのない時間だと今思ってる。

そして、呟いた。

「勇くん、今、どうしてるかな…?」

ところで、このこと、つい最近まで忘れてた。

理由は分からない。

だけど、思い出すきっかけをくれた…。

ある生徒の言葉。

そう、あれから10年以上経って、私は学校の先生になった。

そんな私の前に、それがあらわれたの。

彼の言葉。それは、楽しかったあの日々を思い出させた。

彼らと居れば、またあの時を…。

そう思うと…。

私も一緒に連れてって。

なんてね。

最近は、何も無いらしい。いいことよ。

私はこのまま外から見守っていようと思う

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