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一年生
準備はOK
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リベシン高校の思想学部では、模擬練習が行われていた。
「今日もなえとかよ。」
ひていはすこしイライラしながら言った。
部長は「俺とするか?」とよる。
「いや、いいですよ。」
「なんで、この部活、4人しか居ないんですか。俺はもっと色んなやつと対戦したい」
「作った時期が部活募集とは離れてるから仕方ないでしょ。高校生にもなってワガママ?」
なえは鋭い目つきでにらむ。
「それに練習試合もあったでしょ」
「練習試合?俺はすすむとやれてない。あいつとやりたいんだ。」
すると、なえが言った「前に負けたのよね?どうせあなたじゃ、また負けるだけよ。」
面白くなさそうに「とにかく、なえとばっかりはもううんざりだ。」
「うみは対戦せず見てるだけ。しかも、それを許してる」
「部長に文句を言うのは、私に勝ってからにしたら?」
ひていは面白くなさそうに「じゃあな。春休みは来ない」と言って、帰っていった。
すると、勉強していたあゆみが「うるさくて勉強できない」と言って立ち上がる。
そして、そのまま、道具を片付けて帰ってしまう。
それを追うように、うみも帰っていった。
「みんな勝手。特にひていのあの態度はなんなの…?」
部長は彼女の様子を見ていった。
「悩む必要はない。」
「ありがとうございます」と微笑む。
なえは思った。部長は、私のために…なんて優しい人なの…?
2人きりのその空間が、とても幸せに感じていたのだった─────
「あゆみちゃん!」
あゆみはその声に振り返ってみると、うみがいた。
「なんですか?」
「少しお話しませんか?」
そう言ってうみは微笑む。
「いいけど、うみさんとは1度も話したことないよね。何を話すの?」
「友達のこととか!あゆみちゃん、友達と離れ離れになってしまったんですよね…」
「どうしてそれを知ってるの?」
「風の噂です」
笑顔であゆみを見つめた
「実は私も友達と離れ離れになってしまったんだ…。」
「そうなんだ。」
「はい。本当は一緒に居たいはずなのに…。」
「でも、気持ちが、環境がそれを許さない。本当はずっと一緒に居たかった…。」
あゆみは真剣にその話を聞いていた。
うみはそれを見て、「ふふっ」と笑う。
「あゆみちゃん、お話聞いてくれてありがとう。」
「うみさんこそ、お話ありがとう。」
あゆみはそのまま帰ろうとする。
「あの!」
あゆみは足をとめた。
「今日は私ばっかり話しちゃったから、またいつか、あゆみさんの話を聞かせてね!」
彼女は何も言わず、そのまま歩いて行ってしまった。
うみはそれを見てにっこり笑う────────
「部長…?」
「どうした?」
「私と部長がいれば、他の部員はいりません…。どんな相手が来ても勝てると思います」
「そうかもしれないな。」
なえは微笑んで部長の顔をうっとりとみつめる。
「だが、来年には、集まることになるだろう。」
「そうですか…」
「しかし、ぬかりはない。この否定という武器があれば」
「えぇ…。どんな相手でも…。」
部長は思った。
最強の武器に、情報もある。これにより、勝利はより磐石なものとなったのだ。
これからが楽しみだよ
───────
僕はくしゃみが出た。
この時期だから、風邪をひいたのかもしれない。
しかし、それよりも目の前の状況に驚いていた
すすむくんの前にあおのくんが立って、対戦を申し込んでいた。
最近、すすむくんが元気になったと思ったら今度は…。
「僕はもう少しで卒業する。だから、思想学部にはもう来られない。」
あおのくんは下を向いて、残念そうに言った。
「しよう!歓迎する!」
その言葉に、あおのはすすむと出会った頃を思い出す。
「ありがとう。じゃあ、はじめようか。」
そして、開始された。
「まずは僕からはじめるよ」
「了解。」
「僕の思想、それは、絵本、童話が最高の学問だということ」
あおのは続けて話した
「それは、多くの人がはじめに通る道。だからこそ、大事なんだ。」
すすむを見て「すすむくんの思想は?」と笑いかける。
「あおのくんの考え、とてもいいと思う!
僕の思想、それは…どんな人の考えも全て素晴らしいもの!」
あおのくんは「そう。」と言った。
「君の考えもとてもいいと思う。」
外から見ていた僕は思った。これでは決着がつかないのでは…?
すると、あおのくんが「僕の負けだ。君の考えにはかなわないよ。」と笑う。
「君なら…君たちなら、きっとこれからも大丈夫。」
そう言ってすすむくんの肩を叩くと、荷物を持って帰ろうとしていた。
すすむくんは「待って」と言って、自分の荷物の中から、絵本を取り出した。
「これ読んだ。とても良かった。」
そう言い、本を返そうとするが、「それは君にあげた本だから」と受け取ろうとはしない。
「大切な本、だけど、今必要としている人が持ってる方がいい。」
「それに、僕はこれから作っていこうと思うんだ。自分の大切なもの」
そういい笑いかける。
すすむは「分かった!大切にする」と本をかかげる。
「ありがとう。」
あおのは「あと…。今日で思想学部に来るのは最後になる。1年間ありがとう。」と笑った。
──────────
「今日もなえとかよ。」
ひていはすこしイライラしながら言った。
部長は「俺とするか?」とよる。
「いや、いいですよ。」
「なんで、この部活、4人しか居ないんですか。俺はもっと色んなやつと対戦したい」
「作った時期が部活募集とは離れてるから仕方ないでしょ。高校生にもなってワガママ?」
なえは鋭い目つきでにらむ。
「それに練習試合もあったでしょ」
「練習試合?俺はすすむとやれてない。あいつとやりたいんだ。」
すると、なえが言った「前に負けたのよね?どうせあなたじゃ、また負けるだけよ。」
面白くなさそうに「とにかく、なえとばっかりはもううんざりだ。」
「うみは対戦せず見てるだけ。しかも、それを許してる」
「部長に文句を言うのは、私に勝ってからにしたら?」
ひていは面白くなさそうに「じゃあな。春休みは来ない」と言って、帰っていった。
すると、勉強していたあゆみが「うるさくて勉強できない」と言って立ち上がる。
そして、そのまま、道具を片付けて帰ってしまう。
それを追うように、うみも帰っていった。
「みんな勝手。特にひていのあの態度はなんなの…?」
部長は彼女の様子を見ていった。
「悩む必要はない。」
「ありがとうございます」と微笑む。
なえは思った。部長は、私のために…なんて優しい人なの…?
2人きりのその空間が、とても幸せに感じていたのだった─────
「あゆみちゃん!」
あゆみはその声に振り返ってみると、うみがいた。
「なんですか?」
「少しお話しませんか?」
そう言ってうみは微笑む。
「いいけど、うみさんとは1度も話したことないよね。何を話すの?」
「友達のこととか!あゆみちゃん、友達と離れ離れになってしまったんですよね…」
「どうしてそれを知ってるの?」
「風の噂です」
笑顔であゆみを見つめた
「実は私も友達と離れ離れになってしまったんだ…。」
「そうなんだ。」
「はい。本当は一緒に居たいはずなのに…。」
「でも、気持ちが、環境がそれを許さない。本当はずっと一緒に居たかった…。」
あゆみは真剣にその話を聞いていた。
うみはそれを見て、「ふふっ」と笑う。
「あゆみちゃん、お話聞いてくれてありがとう。」
「うみさんこそ、お話ありがとう。」
あゆみはそのまま帰ろうとする。
「あの!」
あゆみは足をとめた。
「今日は私ばっかり話しちゃったから、またいつか、あゆみさんの話を聞かせてね!」
彼女は何も言わず、そのまま歩いて行ってしまった。
うみはそれを見てにっこり笑う────────
「部長…?」
「どうした?」
「私と部長がいれば、他の部員はいりません…。どんな相手が来ても勝てると思います」
「そうかもしれないな。」
なえは微笑んで部長の顔をうっとりとみつめる。
「だが、来年には、集まることになるだろう。」
「そうですか…」
「しかし、ぬかりはない。この否定という武器があれば」
「えぇ…。どんな相手でも…。」
部長は思った。
最強の武器に、情報もある。これにより、勝利はより磐石なものとなったのだ。
これからが楽しみだよ
───────
僕はくしゃみが出た。
この時期だから、風邪をひいたのかもしれない。
しかし、それよりも目の前の状況に驚いていた
すすむくんの前にあおのくんが立って、対戦を申し込んでいた。
最近、すすむくんが元気になったと思ったら今度は…。
「僕はもう少しで卒業する。だから、思想学部にはもう来られない。」
あおのくんは下を向いて、残念そうに言った。
「しよう!歓迎する!」
その言葉に、あおのはすすむと出会った頃を思い出す。
「ありがとう。じゃあ、はじめようか。」
そして、開始された。
「まずは僕からはじめるよ」
「了解。」
「僕の思想、それは、絵本、童話が最高の学問だということ」
あおのは続けて話した
「それは、多くの人がはじめに通る道。だからこそ、大事なんだ。」
すすむを見て「すすむくんの思想は?」と笑いかける。
「あおのくんの考え、とてもいいと思う!
僕の思想、それは…どんな人の考えも全て素晴らしいもの!」
あおのくんは「そう。」と言った。
「君の考えもとてもいいと思う。」
外から見ていた僕は思った。これでは決着がつかないのでは…?
すると、あおのくんが「僕の負けだ。君の考えにはかなわないよ。」と笑う。
「君なら…君たちなら、きっとこれからも大丈夫。」
そう言ってすすむくんの肩を叩くと、荷物を持って帰ろうとしていた。
すすむくんは「待って」と言って、自分の荷物の中から、絵本を取り出した。
「これ読んだ。とても良かった。」
そう言い、本を返そうとするが、「それは君にあげた本だから」と受け取ろうとはしない。
「大切な本、だけど、今必要としている人が持ってる方がいい。」
「それに、僕はこれから作っていこうと思うんだ。自分の大切なもの」
そういい笑いかける。
すすむは「分かった!大切にする」と本をかかげる。
「ありがとう。」
あおのは「あと…。今日で思想学部に来るのは最後になる。1年間ありがとう。」と笑った。
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