83 / 190
ニ年生
過去物語❶
しおりを挟む
小学校、中学校と僕は学級委員をつとめた。
彼なら任せられる。そんなふうに言われ、周りからの信頼を得ていた。
それは高校に入ってからも変わらない。
だが、1つだけ、今までとは異なることがあった。
尊敬する人ができたこと。
高校に入って間もなかったが、僕は生徒会長に立候補することにした。
しかし、周りからの評価も築いては居ず、受かるはずもなかった。
そして、もう1つ。
立候補する人物、それを見て悟る。
彼の方が向いていると。
生徒、先生からの評価が良く、行動力や、決断力もある。
問題に対し、真剣に考え取り組んでいく。
それははじめての事だった。
わいてくる感情。
僕は彼のことをとても尊敬する。
1年生の時は、傍で彼を見ていたい。
そう思った。
彼から学べること。沢山あるかもしれない。
そして、見ていく内に分かってきた。
彼は人からの評価に勝る、トップに相応しい人間だと思った
困っている人の話を向き合って聞く。
優しさもあり、逆に弱さもあった。
そして、半年が経ったある日のこと。
事件が起こる。
1人の生徒が放送室を乗っ取り、自分の部活の顧問を募集する。
先生や、生徒を不安にさせ、学校の秩序を乱した
廃部になるだろうと思っていた。
しかし、何もない。休みすら無かったらしく、そのまま野放しに。
生徒会長に話を聞くと、「先生が彼に注意するだろう。必要以上に言えば傷付けてしまうことにもなる」と言った。
ここでは優しさが出た。
しかし、彼のやったこと。
それは悪いことだったのではないか…。
心の中に残った。
それから、生徒会長選挙へ。
立候補する人物も1人以外居ず、僕が選ばれることになった。
もしかしたら、前生徒会長の振る舞いに、自信が無かったのかもしれない。
僕は引き締めた。
これから、自分がこの学校をより良く、安全で過ごしやすいものへと…。
心の中でそう思っていた時、立候補した女性が言った。
「私の方が向いてると思うのに!選ばれたんだから、生徒会長らしくね!」と。
その後、前生徒会長の元に行った。
「演説みたよ。とても良かった。」
「ありがとうございます」
「誰が来ても、君に入れようと最初から決めてた。君になら任せられる」
「これから頼む。」
「はい!」
そして、新しいメンバーではじまった。
新しく入った1年生、2年生、見知った顔もある。
1年生を見て思った。
これから少しずつ見る必要もあるだろう。
生徒会長に相応しい人物を…。
1年生は男子が1人、女子が1人だった。
ある日、男子の方が言った。
「思想学部、あれは野放しにしてはいけない」
「なにかあったのかい?」
「前にあったでしょう。放送の事件。また問題をおこすかもしれない」
「最近、他の部活に貢献していると聞いた。」
すると、彼は言う
「また悪いことをしてもいいように、顔色をうかがっているのかもしれない!」
考えすぎてはないか…?と思いつつも、あの時のもやもやを思い出す。
「1度、彼に真意を聞いてみよう。」
それは大勢の前でのことだった。
部活の仲間が守った。
そこで理解する。
部活の仲間から、よく思われているのかもしれない。
悪気がなかったのだろう。今は見逃しておくことにした。
今後、なにかするようならそこで…。
その時、前生徒会長の姿が浮かぶ。
彼は実際に彼と話して、どんな人物か分かっていたからこそ、何もしなかったのかもしれない
───────
そこから少し経っても、1年生の男は変わらなかった。
彼はいけない。この学校を脅かす存在になる。
真剣な目で僕をみた。
ほかの生徒会メンバーからは、暴れん坊と言われているらしい。
ただ、仲間思いなところがあって、それがから回ってしまっているのだろう。
それからある日のこと、僕は、実際に彼にあって話してもらおうと思った。
そうすれば、分かることがあるかもしれない。
しかし、何もせずに帰ってくる。
何があったのかと聞いても、彼は答えない。
とても深刻な顔をしていた。
それから色々あって、2年生となった。
今年で終わりだ。
これからのこと、頼める人は誰だろうか。
2人が浮かぶ。
1年生だった2人。男子の方は、少し排他的すぎる。
女子の方は評価も行動もいいが、積極性にかける。
もし、選ぶとしたら後者。
しかし、それでいいのかも分からない。
これからを見てじっくり決めていくこととしよう
───────
彼なら任せられる。そんなふうに言われ、周りからの信頼を得ていた。
それは高校に入ってからも変わらない。
だが、1つだけ、今までとは異なることがあった。
尊敬する人ができたこと。
高校に入って間もなかったが、僕は生徒会長に立候補することにした。
しかし、周りからの評価も築いては居ず、受かるはずもなかった。
そして、もう1つ。
立候補する人物、それを見て悟る。
彼の方が向いていると。
生徒、先生からの評価が良く、行動力や、決断力もある。
問題に対し、真剣に考え取り組んでいく。
それははじめての事だった。
わいてくる感情。
僕は彼のことをとても尊敬する。
1年生の時は、傍で彼を見ていたい。
そう思った。
彼から学べること。沢山あるかもしれない。
そして、見ていく内に分かってきた。
彼は人からの評価に勝る、トップに相応しい人間だと思った
困っている人の話を向き合って聞く。
優しさもあり、逆に弱さもあった。
そして、半年が経ったある日のこと。
事件が起こる。
1人の生徒が放送室を乗っ取り、自分の部活の顧問を募集する。
先生や、生徒を不安にさせ、学校の秩序を乱した
廃部になるだろうと思っていた。
しかし、何もない。休みすら無かったらしく、そのまま野放しに。
生徒会長に話を聞くと、「先生が彼に注意するだろう。必要以上に言えば傷付けてしまうことにもなる」と言った。
ここでは優しさが出た。
しかし、彼のやったこと。
それは悪いことだったのではないか…。
心の中に残った。
それから、生徒会長選挙へ。
立候補する人物も1人以外居ず、僕が選ばれることになった。
もしかしたら、前生徒会長の振る舞いに、自信が無かったのかもしれない。
僕は引き締めた。
これから、自分がこの学校をより良く、安全で過ごしやすいものへと…。
心の中でそう思っていた時、立候補した女性が言った。
「私の方が向いてると思うのに!選ばれたんだから、生徒会長らしくね!」と。
その後、前生徒会長の元に行った。
「演説みたよ。とても良かった。」
「ありがとうございます」
「誰が来ても、君に入れようと最初から決めてた。君になら任せられる」
「これから頼む。」
「はい!」
そして、新しいメンバーではじまった。
新しく入った1年生、2年生、見知った顔もある。
1年生を見て思った。
これから少しずつ見る必要もあるだろう。
生徒会長に相応しい人物を…。
1年生は男子が1人、女子が1人だった。
ある日、男子の方が言った。
「思想学部、あれは野放しにしてはいけない」
「なにかあったのかい?」
「前にあったでしょう。放送の事件。また問題をおこすかもしれない」
「最近、他の部活に貢献していると聞いた。」
すると、彼は言う
「また悪いことをしてもいいように、顔色をうかがっているのかもしれない!」
考えすぎてはないか…?と思いつつも、あの時のもやもやを思い出す。
「1度、彼に真意を聞いてみよう。」
それは大勢の前でのことだった。
部活の仲間が守った。
そこで理解する。
部活の仲間から、よく思われているのかもしれない。
悪気がなかったのだろう。今は見逃しておくことにした。
今後、なにかするようならそこで…。
その時、前生徒会長の姿が浮かぶ。
彼は実際に彼と話して、どんな人物か分かっていたからこそ、何もしなかったのかもしれない
───────
そこから少し経っても、1年生の男は変わらなかった。
彼はいけない。この学校を脅かす存在になる。
真剣な目で僕をみた。
ほかの生徒会メンバーからは、暴れん坊と言われているらしい。
ただ、仲間思いなところがあって、それがから回ってしまっているのだろう。
それからある日のこと、僕は、実際に彼にあって話してもらおうと思った。
そうすれば、分かることがあるかもしれない。
しかし、何もせずに帰ってくる。
何があったのかと聞いても、彼は答えない。
とても深刻な顔をしていた。
それから色々あって、2年生となった。
今年で終わりだ。
これからのこと、頼める人は誰だろうか。
2人が浮かぶ。
1年生だった2人。男子の方は、少し排他的すぎる。
女子の方は評価も行動もいいが、積極性にかける。
もし、選ぶとしたら後者。
しかし、それでいいのかも分からない。
これからを見てじっくり決めていくこととしよう
───────
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
慈愛と復讐の間
レクフル
ファンタジー
とある国に二人の赤子が生まれた。
一人は慈愛の女神の生まれ変わりとされ、一人は復讐の女神の生まれ変わりとされた。
慈愛の女神の生まれ変わりがこの世に生を得た時、必ず復讐の女神の生まれ変わりは生を得る。この二人は対となっているが、決して相容れるものではない。
これは古より語り継がれている伝承であり、慈愛の女神の加護を得た者は絶大なる力を手にするのだと言う。
だが慈愛の女神の生まれ変わりとして生を亨けた娘が、別の赤子と取り換えられてしまった。
大切に育てられる筈の慈愛の女神の生まれ変わりの娘は、母親から虐げられながらも懸命に生きようとしていた。
そんな中、森で出会った迷い人の王子と娘は、互いにそれと知らずに想い合い、数奇な運命を歩んで行くこととなる。
そして、変わりに育てられた赤子は大切に育てられていたが、その暴虐ぶりは日をまして酷くなっていく。
慈愛に満ちた娘と復讐に駆られた娘に翻弄されながら、王子はあの日出会った想い人を探し続ける。
想い合う二人の運命は絡み合うことができるのか。その存在に気づくことができるのか……
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる