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ニ年生
1つの考え
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午後の部活がはじまった。
シソウくんがなんだかうずうずしている。
「どうしたの?」
僕が話しかけると、彼は「ありがとうございます!」と言った。
「思想学部の人達皆に、話したいことがあります。」
視線が彼に集まる。
「僕には1つの考えがある。」
周りをグルっと見て、彼は続けて言った
「創作、それは、無限の考えを作れる自由な空間。」
「自由が故に、縛りを設けてしまいます。」
「ただ、それが本当に必要な縛りかどうか…。それは考えるテーマでもあると思います。」
そこから彼の話がはじまった。
「言葉は、時代によって意味が変わってきます。
今とは全く反対に変わることも。」
「その変わった2つ。悪いものからいいものへ、いいものから悪いものへ。」
「前者を絆化現象、後者を姑息化現象と呼ぶことにしましょう。」
シソウは夢中になって話す。
「前者の絆化現象は、元の意味は動物をつなぎ止めておく紐だった。」
「しかし、今では、友情など人との繋がりとして、いい意味を持っている」
「次に後者の姑息化現象については、しばらく休むことをさしているらしい。」
「だが、時がつれて、卑怯なことをする意味に変わってしまった」
「つまり、さっき言った通り、前者は悪い意味、普通のところからいい意味に変わるもの。」
「反対に後者はいい意味、普通のところから悪い意味に変わるものを指す。」
「ここで提唱したいことがあるんです。前者は昔より良くなったからいい、しかし、後者は悪くなったってことで、防がなきゃいけないこと。」
「つまり、僕が言いたいのは、前者の絆化現象を推奨し、後者の姑息化現象を阻止すること!」
「これが僕のアイディアです」
夢中になって話していたため、周りは見ていなかった。
見回してみると、聞いて居ない人、理解できて無さそうな人も多かった。
やっぱりダメか…
心の中でシソウはそう思った。
すると、すすむくんが言う
「理解は出来なかったけどいいアイディアだと思ったよ!」
近くで、トモさんが、「私もいいと思う。だけど、あなたに今、必要なのは、いいアイディアかより、周りを見ることだと思う」と。
「頑張り過ぎないでね」
「トモさん優しいね。」
「創作を見たから!」
「なるほど」
すると、そこに、みおさんが入ってきた。
「ところで、さっきのするの?」
そう言って楽しそうに笑う。
「しないよ。」
「どうして?」
「僕ができるのは、アイディアを思いつくことだけだから。行動力はない。」
シソウは下を向いた。
「最初に言った通り、創作って言うのは、無限の可能性がある。」
「それによって多くのことを助け、多くのことを発明する。」
「ただ、そんな創作者にかけているものがあるんだ。それは行動力。」
「どうしても言葉だけになってしまうんだ。」
「そうなんですね!」
「はい。そんな行動力のない人に必要なのは、行動力のある人。」
「そして、行動力のある人に必要なのは色々なアイディアを思いつく人。」
「もちろん、行動力があって、アイディアが思いつく人もいていいと思う。創作でも、どんな存在でも許容しているから」
シソウくんは自分のからに閉じこもりやすい人だと、僕は心の中で思う。
「ところで、シソウくんはどうして話そうと思ったの?」
「言ってませんでしたね。」
シソウくんは1度、トモさんの方を見た。そして話す
「実は…僕達の国では、創作が禁止されています。」
「だからこそ、創作である自分の考えを人に話したい。」
「勿論、実行はしなくていいです。同時に人の考えも聞いてみたい。」
「創作が禁止されてないこの場所だからこそ…できることを…。」
「そうだったんだ…。」
「ここはいいですね。来る前は、こんな面白い部活があるとは考えても見ませんでした。」
「ただ、一緒に創作話し合える仲間ができたらいいなって。」
僕は何もいえなくなった。
「これ以上求めてはいけませんよね…。」
すると、すすむくんが前に出てくる。
「大丈夫!話してくれてとても嬉しい。僕は、こういう風に、皆の考えを聞きたいこともあってこの部活を作ろうと決心した」
「だから、いつでも大歓迎だよ。また聞かせて欲しい。」
「ありがとうございます!」
シソウくんはとても嬉しそう。
心の中で良かったね。と思った。
しかし、創作が禁止されてる国…。色々な場所もあるんだな…と思った。
───────
シソウとトモが家に帰る途中、トモが「おめでとう」と言った。
「ありがとう。トモさんのおかげだよ。」
「私は何もしてないよ」
「部活で言う前に、背中を押してくれた。とても勇気づけられたんだ。」
「そう?」
「うん。また求めてしまうようで悪いんだけど…」
「何かな?」
「良ければ、また思いついた時、話を聞いて欲しいんだ」
「いいよ。」
「ありがとう…」
───────
シソウくんがなんだかうずうずしている。
「どうしたの?」
僕が話しかけると、彼は「ありがとうございます!」と言った。
「思想学部の人達皆に、話したいことがあります。」
視線が彼に集まる。
「僕には1つの考えがある。」
周りをグルっと見て、彼は続けて言った
「創作、それは、無限の考えを作れる自由な空間。」
「自由が故に、縛りを設けてしまいます。」
「ただ、それが本当に必要な縛りかどうか…。それは考えるテーマでもあると思います。」
そこから彼の話がはじまった。
「言葉は、時代によって意味が変わってきます。
今とは全く反対に変わることも。」
「その変わった2つ。悪いものからいいものへ、いいものから悪いものへ。」
「前者を絆化現象、後者を姑息化現象と呼ぶことにしましょう。」
シソウは夢中になって話す。
「前者の絆化現象は、元の意味は動物をつなぎ止めておく紐だった。」
「しかし、今では、友情など人との繋がりとして、いい意味を持っている」
「次に後者の姑息化現象については、しばらく休むことをさしているらしい。」
「だが、時がつれて、卑怯なことをする意味に変わってしまった」
「つまり、さっき言った通り、前者は悪い意味、普通のところからいい意味に変わるもの。」
「反対に後者はいい意味、普通のところから悪い意味に変わるものを指す。」
「ここで提唱したいことがあるんです。前者は昔より良くなったからいい、しかし、後者は悪くなったってことで、防がなきゃいけないこと。」
「つまり、僕が言いたいのは、前者の絆化現象を推奨し、後者の姑息化現象を阻止すること!」
「これが僕のアイディアです」
夢中になって話していたため、周りは見ていなかった。
見回してみると、聞いて居ない人、理解できて無さそうな人も多かった。
やっぱりダメか…
心の中でシソウはそう思った。
すると、すすむくんが言う
「理解は出来なかったけどいいアイディアだと思ったよ!」
近くで、トモさんが、「私もいいと思う。だけど、あなたに今、必要なのは、いいアイディアかより、周りを見ることだと思う」と。
「頑張り過ぎないでね」
「トモさん優しいね。」
「創作を見たから!」
「なるほど」
すると、そこに、みおさんが入ってきた。
「ところで、さっきのするの?」
そう言って楽しそうに笑う。
「しないよ。」
「どうして?」
「僕ができるのは、アイディアを思いつくことだけだから。行動力はない。」
シソウは下を向いた。
「最初に言った通り、創作って言うのは、無限の可能性がある。」
「それによって多くのことを助け、多くのことを発明する。」
「ただ、そんな創作者にかけているものがあるんだ。それは行動力。」
「どうしても言葉だけになってしまうんだ。」
「そうなんですね!」
「はい。そんな行動力のない人に必要なのは、行動力のある人。」
「そして、行動力のある人に必要なのは色々なアイディアを思いつく人。」
「もちろん、行動力があって、アイディアが思いつく人もいていいと思う。創作でも、どんな存在でも許容しているから」
シソウくんは自分のからに閉じこもりやすい人だと、僕は心の中で思う。
「ところで、シソウくんはどうして話そうと思ったの?」
「言ってませんでしたね。」
シソウくんは1度、トモさんの方を見た。そして話す
「実は…僕達の国では、創作が禁止されています。」
「だからこそ、創作である自分の考えを人に話したい。」
「勿論、実行はしなくていいです。同時に人の考えも聞いてみたい。」
「創作が禁止されてないこの場所だからこそ…できることを…。」
「そうだったんだ…。」
「ここはいいですね。来る前は、こんな面白い部活があるとは考えても見ませんでした。」
「ただ、一緒に創作話し合える仲間ができたらいいなって。」
僕は何もいえなくなった。
「これ以上求めてはいけませんよね…。」
すると、すすむくんが前に出てくる。
「大丈夫!話してくれてとても嬉しい。僕は、こういう風に、皆の考えを聞きたいこともあってこの部活を作ろうと決心した」
「だから、いつでも大歓迎だよ。また聞かせて欲しい。」
「ありがとうございます!」
シソウくんはとても嬉しそう。
心の中で良かったね。と思った。
しかし、創作が禁止されてる国…。色々な場所もあるんだな…と思った。
───────
シソウとトモが家に帰る途中、トモが「おめでとう」と言った。
「ありがとう。トモさんのおかげだよ。」
「私は何もしてないよ」
「部活で言う前に、背中を押してくれた。とても勇気づけられたんだ。」
「そう?」
「うん。また求めてしまうようで悪いんだけど…」
「何かな?」
「良ければ、また思いついた時、話を聞いて欲しいんだ」
「いいよ。」
「ありがとう…」
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