幼馴染でマジカルなアレが固くなる

余るガム

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第二部 高校生編

愛の形は千差万別ってことで ♡

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今の微は上半身こそ生まれたままの姿であるものの、下半身は平時の普段着そのままだ。
 なのでまずはそこから少しずつ脱がしていくことにする。

 しかし一つ問題がある。
 微の胸が非常に大きいせいで抱き合っている状態での密着感はすさまじい。
 そこは良いのだが、密着感がありすぎて若干苦しい。

 押し付けられてるだけの俺が若干なのだから、押さえつけられている微の苦しさは中々のものだろう。

 そんなわけで少し強引だが、手早く下半身を脱がせることにした。

 じっとり。

「・・・その言い方だと俺が凄い最低な男みたいじゃないか?」

 すん。

「いや、まあ、それはそうなんだが」

 こういう言い合いは基本何があろうと男側が悪いのだ。経緯も理屈もあったものではない。
 早々に諦めた方が賢明だろう。

 するすると脱がせた下半身はわずかに糸を引き、大なり小なり期待されていることがわかる。

 体勢を変えて後ろから抱きしめ、そのままベッドへ座り込んでしまう。
 こうすれば爆乳とて邪魔にはならない。

 俺が視界外に行ったのを確認してから自分の服をさっさと脱いで、適当な所に放り投げた。
 ついでに微の服も適当に蹴り飛ばして避難させる。
 下着の方は少々手遅れだが、それ以外はドロドロにならなくて済むだろう。

 と、ここで一つ失策に思い至る。

 それは微との意思疎通だ。
 彼女は俺相手だと基本的に無言であり、大体ほぼ動かない表情から俺が思考をなんとなく読み取ってコミュニケーションが成立している。
 読み取りのプロセスについては俺自身、具体的に理解しているわけではないので、『どうして読める?』と聞かれても『どうして読めない?』としか返せない。

 まあ何が言いたいのかというと、この背面座位(未挿入)では表情が見えないので、微の言が分からないのだ。
 雰囲気で多少は察せられるかもしれないが、普段と比べ精度はガタ落ちだろう。

 それゆえか、微からは少し不安そうな雰囲気を感じる。

 体勢のおかげで口元に近づいた微の耳に囁く。

「大丈夫、微が嫌がることは何もしない。お前がそうして欲しいなら、このままずっと抱きしめたままでいい。・・・それは少し聞けないな、限度ってものがある。・・・そんなにして欲しいものかね? ・・・そういわれれば、そうなのだろうけど」

 おや。
 思ったより疎通出来ているのではないだろうか。
 少なくとも、微がどういう感情なのかはわかっている様だ。

「全裸の男女が二人きり、何も起きないはずもなく・・・なんてことはないだろう。いいのさ、何も起きなくて」

 しゃらしゃらと空を薙ぐ微の髪が俺の頬をくすぐり、小さく吐き出される俺の吐息が微の耳をくすぐる。
 こそばゆい感覚が二人の間に共有されて、時間の流れが緩やかになる。

 少しして、微の手が俺の手に添えられる。

 彼女の手は誘導するかのように弱々しく俺の手を引いて、そのまま胸まで持ち込む。

「・・・いいのか?」

 微は後ろからでも分かる程ハッキリと、大きくうなずいた。
 
 その意を見て、俺は下側を撫でるように揉み始める。
 少しずつ強く触れていく。段々、段々。

 やがて俺の手が微の胸を持ち上げる程度にまで強まったとき、手の中に凄まじい大質量が生まれた。
 その質量はなじみのものと比べるとやや硬質で、張り詰めた水風船を連想させる。

 しかしその重みは筋肉質で、なおかつ強化も入っている俺の腕をもってしても重量を感じる程。
 こんなものが肩にぶら下がっていれば、そりゃあ肩こりなんていくらでも起きるだろう。

「ぅ・・・」

 微の小さな、ともすれば囁き声と呼べるほど小さな声が妙に響く。
 ただ持ち上げただけの両手をわきわきと動かせば、その度に同じような声が聞こえる。

 微が感じているのは火を見るよりも明らかだろう。

 そのまま何度も何度も両乳を揉み解していると、微の背中が小さく弓なりに反った。

「・・・イったか?」

 こくり。

 多分それほど大きな絶頂ではなかったのだろう。深度にすれば1に届くかどうかというレベル。
 しかし胸だけの手慰み程度の愛撫で絶頂したのは事実なのだった。

「大きな胸は感度が低いとよく聞くが、アレはただの俗説だったらしいな」

 こくん。

「微がどの程度感じやすい質なのかは、これからじっくり確認するさ」

 そういってごまかすように揉み解し始めた。
 両手の力を今以上に強めることはしない。
 代わりに段々と先端に上る様に動かす。

 5,6回もせぬうちに両手は頂点の乳首に到達・・・する直前で止まった。
 そしてそこでまたやわやわと続く揉み解し。

 時間にして数分と経たずにそういう状態へ移行した。

 しかしなぜだろうか。
 揉めば揉むほど、胸の張りが強くなっている様な気がする。
 それがなんだかおもしろくて、微には悪いが随分長い間揉んでいた。

 と、ここで微が首を強引に回してきて、非難の様な眼光を寄こす。

 その理由のおおよそは見当がつくし、わざわざ振り返ってきたのはより確実に意図を読み取らせるためだろう。

「わかったわかった、じゃあ三つ数えたらな」

 微の視線へそう返答してから手の動きを変える。
 先ほどまでの労り慰めるような動きから一転して、舐り噛みしめる様な動きへと。
 絶対に乳輪と、その先端にある勃起しきった乳首にだけは触れないように。

「はい、い~ち」

 一を数え終わった瞬間、俺の両手は躍動して微の乳輪を指で挟み込み、乳首を抓り引っ張る。

「~~~ッ!」

 微の悲鳴にならぬ悲鳴を聞き、その中に胸焼けするほどの『甘さ』があることを確認して、乳首弄りをどんどんエスカレートさせていく。

 食いしばった歯の隙間から漏れる嬌声と、唇の淵からこぼれ出る涎を拭いもせず微の言がまた飛んでくる。

「しらねーな、男は1さえ覚えてりゃ生きていけるんだよ」

 追い打ちで乳首を扱けば、ドンドン微の体が跳ねて大暴れする。
 しかし俺の肉体がその暴れを抑え込んでしまうので、微の体は乳首からの快楽を逃がせない。

 そしてひときわ大きい絶頂に微が差し掛かった瞬間、指の力を強めて乳首を引っ張る。

 強く目を瞑る微の体が大きく跳ね、仰け反り、絶頂する。
 それに同期して、また別の事態も進行した。

「うわ、すげー量でたな」

 なんと微の乳首から母乳が噴出したのだ。
 宙を舞う姿だけでも濃厚とわかるそれは弧を描き、パタタッと音を立ててテーブルに着弾した。

 射精のメタファーにすら思える噴乳。

 絶頂か噴乳の疲れでハアハアしている微の顔は紅潮しきっていて、疲労はともかくひとまず満足するだけの性感は得られたらしい。

 それでも微の潤み切った瞳がこちらに寄こす想いは、『もっと』。
 微の股間から溢れ出る愛液たるや、もはや精液と判別し難い程の白濁。

 もしもその濃度がセックスへの渇望を示唆しているのだとしたら。
 本気汁、なんて表現が陳腐に思えてしまう。

 それを見て取り、俺は腕に力を入れる。

 胸と比べて異様なまでに細い腰をそっと抱き、できるだけ優しくベッドの上に転がす。

 仰向けの微に覆いかぶさり、瞳を覗き込んでもう一度言う。

「さて、引き返すならここが最後の分水嶺だ。ここで結ばれたとしても俺はお前だけを愛することはないだろうし、お前が優遇されることも多分ないだろう。周囲も味方をしないだろうし、これ以上進めるならお前はいくつもの苦悩と苦痛を得る。俺を諦めて平穏に過ごす方法もきっとあるはずだし、俺はそれを友人として応援する・・・それでも、まだやるかい?」

 紅潮した顔が冷え込み、切れ長の目がより一層鋭くなる。
 瞳の潤みこそ残っているが、その中の光は決して鈍らない。

「・・・そうか、お前の決意はよくわかった・・・はあ、全く酔狂な女だ。なんだってそこまで俺に執着するんだか」

 父親にすら見せぬ素を晒しているため、微の中で俺の存在が非常に大きいものであることは察していた。されど愛される保証もなく純潔を捧げる程とは。

 これで俺がヤリ捨てるタイプの男だったらどうするつもりなんだ。

 そう聞けば微の眦が下がり、口角が上がる。

「まあ、それはそうだろうが」

 こつん、とお互いの額がぶつかる。
 至近距離にある微の瞳は俺の不安とかを全部見抜いているようで、少し息が詰まる。

 額を離せば微笑んだままの顔が目に映り、微は自分の体を投げ出した。

 上品に閉ざされていた両足が楚々と開かれ、男を誘う蜜壺が姿を現す。
 それで誘引する男が自分であることに、光栄な気持ちさえ抱いてしまう。

 そんな価値など無い、最低の二股男だというのに。

 理性が自己嫌悪を引き起こし、本能が性欲を引き起こす。
 ぐちゃぐちゃになった倫理の様な何かが、俺の肉棒を硬化させた。

 ぐいっ。

「それでも、なんとなく自己嫌悪しちまうのさ」

 たとえ微が構わないとしても、俺が構うのだ。

 ちょんちょん。
 チラリ。

「ん? まあ・・・平均と比べると、大分な」

 そりゃまあ、ほとんど誰も覚えてないレベルで使われていないが、腐ってもマジカルチンポ。
 現地の超能力者から超能力認定を受けている程度には人並外れた逸物である。

 ちなみに今気づいたが、相手に応じて最適な形状に変形する機能もあるようだ。

 不安げに揺れる微の瞳を見て言い募る。

「なに、人間の乳幼児の頭蓋骨よりは小さいんだ。論理的に考えて可能に決まってる」

 既に微の秘所はぬるぬるの愛液で濡れ切っている。
 こちらの我慢汁を合わせれば、如何に処女とはいえ問題ないだろう。
 そもそも、今の形状が最適なのだし。

 というか。

「微、俺今コンドーム持ってないんだけど・・・」

 当然と言えば当然。
 なじみとの場合は最初に使わないでと言われてからなあなあで使ってないが、それが異常なのだ。
 何となくで確証はないが、なじみは今のうちに孕んで責任を取らせようとしている気がする。

 ともかく、そのなあなあの所為もあってコンドームを常備するなんてことはない。

 こてん。

「ええ・・・」

 なじみの時も思ったが、俺の周りにいる女性はどうしてこう・・・覚悟決まってるんだ。
 なじみならともかく、微に至っては責任取れるかも怪しいんだが。

「うん、まあ、微がそれでいいんなら、別に良いんだけどさ・・・もっとこう、自分は大事にした方が良いぞ」

 こくこく。

「知ったうえでその行動か」

 全く、そこまで覚悟を見せつけられちゃ、ここで引いたら男が廃るじゃないか。

 微の額にもう一度キスを落として、陰茎の位置を調整する。

「行くぞ?」

 こくん。

 微の小さな、そして確かな頷きを見て、腰を少しずつ前傾させる。
 ちゅぷ、ずぶ、なんて音とともに微の中へ埋没していく我が半身。

 ふとした異物、処女膜と思しき抵抗を先端に感じ取り、腰を止める。

「微、微、どうだ? 痛くないか?」

 微の陰から出血は認められない。
 しかしそれでも過去最高に割り開かれているのだ。痛みがないとは思えないし、それでなくとも異物感はすさまじいはず。

 こくこく。

「そうか・・・少し、このままでいようか」

 こくん。

 微のステータスは既に『非処女』だ。
 陰茎が陰部に侵入した時点で非処女判定らしい。
 処女膜は激しい運動で破けたりするし、人によっては再生する。それを考えると妥当な判定だろうか。

 しかし膜を破る痛み自体は存在する。これはもう定義の問題ではない。

 重篤な逆剥けに似るとも聞く、破瓜はかの痛み。
 それを出来るだけ軽減させるのは、処女を食う男の責務であろう。

 微の肩を撫で、頬をぷにぷにしたりして時を過ごす。
 なんとなくだが、ここで胸を触るのは負けた気がする。据え膳にしたってあからさま過ぎる。

 目を閉ざし、息を荒げる微。
 彼女の瞳が開かれ、その中の意志が俺に『続けて』と呼び掛けてきたのは、そう遠い事ではなかった。

「OK、10カウントで破る。いいか? いーち」

 そこで一気呵成に陰茎を捻じ込む。

「クハッ・・・」

 仰け反り、痛みを逃がそうとする微。
 カウント途中ではしごを外された形なので、程よく力の抜けていたことが功を奏した。
 それでも痛いのに変わりはないが・・・ここで超能力が発動する。

 微は痛みに喘いでいる。
 しかし今、『痛い』と『気持ちいい』が同時になだれ込んでくることで、その境界線が曖昧になっていく。
 痛いも気持ちいいも受容するのは触覚。正反対に見えるそれらの境界線は意外と脆い。

 結果、破瓜の痛みを最低限に抑えることに成功しているのだった。

 ・・・今思うと、このせいでなじみはMになったのかもしれない。

 じとっ。

「しらねーな、男は1さえ覚えてりゃ生きていけんだよ」

 痛みの引いたおかげか、こちらを睨んで軽口を叩く余裕まで生まれたらしい。

 しかし半開きの口、潤んだあまりに涙が零れつつある目、紅潮した頬、勃起し母乳を溢れさせる乳首。
 全身のどこを見ても余裕綽々とは言い難そうだ。

「今はどうだ、痛いか?」

 ふるふる。
 くいっ。

「言ったな? じゃあ遠慮なく」

 体勢を整えて、腰をピストンする形に持ち込む。

 遠慮なく、と言ったが当然全力で腰を振るわけにもいかない。
 一人だけとはいえ何度も何度も経験を繰り返したのは伊達じゃあないんだ。経験者の余裕を保たなくては。

 腰をゆっくりグラインドさせ、前後に前後に。
 ゆっくりと、あくまでもレディーファーストで。

 頃合いを見て段々加速していく。

 腰を打ち付ける度に飛び散る母乳は見ているだけでエロい気分にさせられる。匂い立つ芳香は背筋を伸ばした位置からでも嗅ぎ取れるほど。
 微の両腕を掴んで引っ張り、胸を強調する。
 羞恥に顔を染めた微はまた別の趣がある。

 あくまでも無表情のままであるが、それでも微の瞳は表情以上に雄弁だ。
 思わず舌なめずりをすれば、彼女の瞳は期待に沸いた。

 その期待にこたえるかのように、微の乳首へむしゃぶりつく。
 まさしく乳飲み子の様に母乳をすすれば、この情事を無限に行えるような気さえする。

「ぷはっ・・・微、行くぞ」

 こくこくこく。

 激しくうなずく微は、彼女自身絶頂が近いゆえだろう。

 ラストスパートをかけ、お互いのタイミングが完全な形で合致した瞬間。
 俺は噛み千切らんばかりに微の乳首を吸い上げ、微は食い千切らんとばかりに陰茎を締め上げる。

 そして至る、絶頂。

 お互いに言葉もなかった。
 ただ震え、ただ溺れ、ただ感じた。

 喘ぎ声一つ上げぬ微は、断末魔一つ上げずに意識を落とし。

 ひとまず俺は口内の母乳を飲み干した。
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