幼馴染でマジカルなアレが固くなる

余るガム

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第二部 高校生編

主人公「私は隣人の性癖を滅茶苦茶にしました」

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「じゃあ・・・いくぞ?」

 俺の小さな問いかけに、微は小さく頷く。

 微の拘束を左腕だけに切り替えて、右腕を自由にする。
 それを見てなじみも同様に右腕だけでの拘束に切り替えて左腕を自由にした。

 これって多分アレだよな。
 なじみも一緒に『搾り』に行くっていう意思表示だよな。

 事の発端はなじみの好奇心なのだから、ある意味では当然の帰結なんだが、ここでなじみが動くと完全に百合の花が咲きだすのだが良いのだろうか。

「なじみ、事の発端だからって別に無理して行動する必要はないんだぞ?」
「え? いやだって搾ってみたいから・・・」
「自分でってこと?」
「うん」
「気持ち悪いとかは?」
「搾るだけでしょ? 別に無いよ。仁科さんは清潔感あるし」

 えーと。
 やっぱりあったのだろうか。そっちのケが。

 そりゃ汚いデブよりはよっぽど抵抗感無さそうだが、それを加味したって限度があるだろうに。
 どれだけ清潔感あっても俺は男の体を弄りたくはないし。

 まあいい。
 抵抗感がないならなじみに無理を強いるわけでもなし、その辺りの諸々は気にしない方向で行こう。本当にそのケがあるならその内自分から言ってくれるだろうし。

「じゃあ俺がひとまず一通りするからだな、なじみは、えー・・・こう、微に囁いて言葉攻めの様な形で」
「え、自分で・・・」
「まあ落ち着け。一回とはいえ経験のある俺の手並みを見てからでも遅くはあるまい。だろ?」
「まあ、それはそうかもだけど」
「なら最初はそういう方向でな」
「・・・うん」

 なじみが微を触るのに抵抗が無いのだとしても触られる微はそうではないかもしれないし、双方に配慮した一手を講じてみた。

「私の、私の意思は無いのかしら・・・」

 本当に申し訳ないと思っている。
 だがこれは多分きっとおそらくコラテラルダメージという奴だと思うような気がするように感じる。致し方ない犠牲という奴じゃあないかな。最低限とはいえ配慮自体はしているのだし。
 だから大人しく我々の玩具になってくれ。

「自覚ある分余計に質が悪いわ・・・」

 さて、微が諦めに沈んだところで始めよう。

 微は胸部装甲の超突出を除けば典型的なスリム体形。胸以外の肉付きは最小でヒップも小ぶり。
 ともすれば貧相にすら見えるそれらの印象を圧倒的な爆乳で塗りつぶす、ある意味ではストロングスタイルである。
 奇形一歩手前であるのにそれを感じさせないのは生まれ持った天性の美貌故か。

 そんな彼女の性感帯は当然というべきか、胸だ。
 今回主に攻めることになるだろう乳首は特に敏感な部位で、母乳の分泌にすら快楽を伴うのは前回で知っている。

 であるからこそ、最初に愛撫する部位は、そこ以外だ。
 身長故に太腿には手が届かず、その上の陰唇はまだ早く、胸では本末転倒。

 という訳で最初に手が伸びたのは下腹部。ちょうど子宮の真上当たりだった。

「・・・っ」

 喘鳴というには余りにも小さな息漏れ。
 しかし予想外だったのだろう、驚きからか少し腹筋が固まっている。

 そういえば未だに腕を拘束したままだった。
 これではリラックスなど出来ないだろうという事で、なじみにもアイコンタクトを送って両腕を解放する。

 状況的にはリラックスできる要素など欠片もない?
 女性のそういう緊張をほぐすのが紳士の嗜みであろうが。

「ケーくん大変!」
「どうした!?」
「私受けだから言葉責めのフレーズが出てこない!」

 いきなり迫真の声で言うから何かと思ったらそんな事かい。
 いやなじみからすれば死活問題なのかもしれんが。

「・・・微の体について現状を言及していくとか?」
「実況ってこと?」
「まあ・・・そうか、そうだな」

 少々語弊があるような気もするが。

「えー、んっんっあー。さあやってまいりましたケーくんと仁科さんの共同搾乳体験。実況は私蝶ヶ崎なじみでお送り致します。体勢としては仁科さんは防戦一方なのに対しケーくんは果敢に攻めこむ形。状況を組み立て直して攻めに転じたいのは仁科さんサイド。この勝負、より詳細に勝利へのレールを引いたものに軍配が」
「待て待て待て待て」
「え?」
「あー、えっとだな、実況っていうのはちょっと言い方が悪かった訂正するわ」

 いきなり綺麗なアニメ声で流麗に語りだされる実況は流石に驚きが勝る。

「よし、アレだ。自分に置き換えてみて、言われたら恥ずかしい事を言っていこうか」
「?」
「っかしーなー、なんでピンと来てないんだ?」
「ケーくんに言われて恥ずかしいことがあんまりないからよくわかんない」
「あー・・・じゃあ言われて気持ちいい事言っとけ」
「それなら大丈夫!」

 これってこんなに時間使う様な案件だったか?
 MとSは兼業、みたいなイメージがあったからてっきりなじみはサドいセリフも得意と思ってたが。

 いや、自分に置き換えるとわかるな。
 俺はマゾいセリフは全く言えそうにないし。

 しかしなんか知らんが定期的に毒気が抜ける。なじみがそういう感じに入ってないからいまいち盛り上がり切ってないのかもしれない。
 もしそうならいよいよもってなじみ一筋にしか生きられないんだが。いや別に不満があるわけでもないのだけれど。

 ともかく、ひとまず気を取り直して微への愛撫を再開する。

 腹筋が震えている。
 鉄面皮でこらえているが、どうやら少し笑っている様だ。
 多分笑ったら矛先が自分に向いてくると判断しての事だったのだろうが、リラックスが出来たなら結果オーライ。

 若干の恥など淑女のためには掻き捨てだよ君ぃ。

「ふぁっ・・・」

 薄い部屋着で隠れた、震える腹筋をなだめるようにさする。
 服の内側に潜り込んで、指で触れて初めて感じられるシックスパックの境を指でなぞり上げる。

 両手を同時に使ってのお腹攻めだ。
 ぶっちゃけ性感帯でも何でもないが・・・まあ、気分を盛り上げるには程よい場所なのである。腕、脚、首筋も良き。

「仁科さんって肌とか綺麗だよね。透き通るような、っていうの? 割と引き締まってるし」

 なじみが微に言葉を・・・うん、まあ。初心者なのだしピンボケなのはこの際良いじゃないか。
 『言われて気持ちの良い事』を、なじみは褒められることと解釈したのだろう。
 それはまあ事実ではあるのだし、なじみ本人としてもそうなんだろうし。

 ここで訂正していてはいよいよもって終わらなくなる。夕餉のご相伴にあずかるどころの騒ぎではなくなってしまう。
 明日も学校はあるのだし、ここは妥協のしどころだ。

 お腹からゆっくりと服を持ち上げ、ブラジャーに覆い隠された南半球を露出させる。
 カップの下側、肋骨を一つ一つ数えるようにして指を上らせていけば、微はピクリと反応する。

 右手でブラジャーと肌の境目を弄りながら、左手は腰を経由して小ぶりな尻へ。

 部屋着らしくゴムで締め上げられている形の腰回りをすり抜け、ショーツのクロッチも指の分だけめくりあげて。
 尻の割れ目に差し掛かったあたりをさわさわと。
 意外とこの境界部分が結構敏感だったりするのだ。

 二つに割れた尻の肉がわずかに侵入している俺の指を締め付け始める。
 フルフルと小さな肉の震えが彼女の性感を俺に伝えてくる。

「うわぁ、仁科さん凄く綺麗だよ。好きな人に体弄られて震えるなんて、女の本懐そのものじゃん」

 なじみのソプラノボイスが微の耳朶を打つ。

 このあたりで俺の右手はブラの下に潜り込み、下乳をわずかに触っていく。
 同時並行で左手は本格的にショーツの下へ入り込んで、いよいよ小さく引き締まった尻を鷲掴みにする。

 なじみの尻はパンパンに張り詰め、ずっしりとした重量感が『こいつ何人でも子供産めそう』という実感として襲い掛かってくる子作りに特化した形だが、翻って微の尻は張り詰めてこそいるものの小ぶりで頼りなくすら感じる。
 実際のところヒップの形状と安産難産に相関性は薄いと聞くが、なんとなく出産はしんどそうだ。代わりに母乳の方は何人分でも大丈夫そうだが。

 そんな微の尻を鷲掴みにすれば、さしもの彼女も鉄面皮は貫けなかったようで、紅潮した顔をふいっと下に向けた。
 しかしその顔を向けた先にはなじみの顔が先回りしていた。

「良い顔・・・仁科さん、今幸せなんでしょ? 分かるよ、女の子って好きな人に触られると、それだけで幸せいっぱいになるもんね。その『好き』が長いと、尚更。だから良いんだよ? 仁科さん、いっぱい気持ち良くなって良いんだよ?」

 なじみも要領を掴めたようだ・・・掴めてるのか?
 よくわからんがとにかくヨシ!

 尻を掴む掌をスライドさせて前側に回り込ませ、鼠径部付近を撫でる。
 それに伴って右手はブラも服も纏めてめくりあげ、柔肉の上へ乗せた。大きく前に突き出しているおかげでずり落ちる心配もなさそうだ。

 かくてあらわになる、微の膨らみ切った桃色の乳首。
 既に若干の白濁に彩られたパフィーニップルはぷるぷると震え、その震えすら快楽に変換しているように見えた。

「仁科さん凄くエッチ・・・わかる? 私の顔よりおっきなおっぱいがぷるんぷるん震えて、てっぺんの乳首なんて爆発しちゃいそう。これってどうなるかな? 乳首に溜まってる気持ちいいの爆発したらどうなるかな?」

 なじみがチラと目くばせをしてきた。
 合点承知。

「ほらほら、手がドンドン登ってくる。おっきなおっぱい段々掴まれちゃうね・・・もまれたら、どうなるかな? ね、どうなるかな? 今ただでさえじわじわ気持ちいのに、思いっきり揉み解されたらどうなるかな? 想像してみて?」

 なじみのセリフに合わせて体を動かす。
 右手はいよいよ鷲掴みの形に持っていき、微の爆乳を鷲掴みした。

 うむ・・・なじみの柔らかなものと違ってこちらは弾力こそ感じる物の、少々固い。
 これは、例えるなら、そう・・・水風船、の様な。

 なんだか凄く納得してしまった。

 しかしもはや乳首はなじみの言うとおりに爆発寸前だ。
 既に母乳も垂れてきており、俺の両手を濡らしている。

「そろそろ乳首いじっちゃうね。3カウントで行くから」

 特に合図は無い・・・ここは普通に3カウントか。
 不意打ちに1でいきなりいってもいいが、なじみの意向に任せよう。

「3、2、1」

 3カウントの間は何もしない。
 ゆるゆると微の胸を揉みしだくだけだ。

 そして。

「0ッ!」

 ここで乳首を摘まみ上げる。
 ぷしっと音が聞こえてきそうな噴乳を微が決め、彼女の体が少し脱力する。
 勢いや量は以前と比べると少々弱いが・・・まあ、手順は若干雑だったし致し方あるまい。

「ん・・・思ったより良い匂い・・・ちょっと甘い?」

 なじみは冷静にテイスティングしていた。
 結局なじみの中で百合の花が咲いているのかどうかはよくわからない。



 でまあ、普通に俺の部屋の冷蔵庫から牛乳取って来て、それでカルボナーラ作って3人で食べた。
 案の定というか、普通に美味であった。

 んで一通り終わった今気付いたんだけどさ。
 これあくまでも搾乳がメインなんだから、別に愛撫とか囁きとかする必要なかったんじゃね?
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