88 / 117
第二部 高校生編
就職を見越して自己分析(高1
しおりを挟む
諸君、私は筋肉が好きだ。
そこから延々と語って『さあ諸君、マッスルを作るぞ』と締めることが出来るくらいには、筋肉が好きだ。
物凄く個人的な意見で申し訳ないのだが、やはり漢を上げるとくれば筋肉が最適だと思う。個人的な意見ではあるものの、科学的根拠もそこそこある。この真に驚くべき筋肉法を書いていくにはこの余白は狭すぎるので、今は割愛するが。
元々そんな尖った思想で始めたトレーニングではなかったが、努力というのは不思議なもので、当初は不純な動機で始めた努力も時間を重ねると段々真っ当な動機に精練されていくのだ。この動機が真っ当かはともかく。
しかし今の俺にはこの筋肉についてちょっとした悩みがある。
女性が絡まない問題など久しぶりだ。なんかそれはそれで嫌だな。
その悩みとは、筋肉の成長が一向に感じられないのだ。
筋肉とは限界以上に酷使されることによってその酷使に耐えられるだけの耐久力を備えるように成長する。元々の筋肉を凌駕する事からこの現象を『超回復』と呼ぶこともあるそうな。
筋トレの初心者はまず腕立て伏せや腹筋などの自重トレーニングで筋肉を発達させ、ある程度育ったところでダンベルなどの専用機材を用いてのトレーニングに移行する。注意点として成長期の間は自重トレーニングに留めておくこと。骨の成長を阻害するので身長が伸びなくなる。
要するに負荷を少しずつ上げていくのが筋トレのキモなのである。
重量物を昨日より少し簡単に持ち上げられるようになる成長の実感こそ醍醐味と言ってもいいのだが、ここ最近はその実感が全く得られない。
原因についてはおおよそ察しがついている。
また超能力の所為だろう。誰もいない時に試したのだが、設備内においてあるすべての重りをくっつけたバーベルを運ぶのに片手で済んだ。というか念力で持ち上げられたから、何なら片手もいらなかった。
これでは何の負荷も得られまい。
よって俺が筋トレの為に陸上部へ手伝いをする理由が無くなってしまったのである。
「ふう」
運動事に色々努力した覚えがあるが、超能力者になってしまったことでその努力の全てをフイにされた気分だ。
初めて肉体強化を使った時はその可能性に感動と興奮を覚えたものだが、今やただただ白けるだけ。
チートなどあっても、何も面白くない。
そんなものの介在しないピアノの方がよっぽど楽しいというものだ。
無様なボディなどなじみには見せられないので、体形維持に必要な最低限はやるつもりだが、もうそこまで執心する事もあるまい。
あるいは同じ超能力者というステージにいる夜狐あたりと競うなら、楽しいのかもしれないが。
「そこまで関わりたくないしなぁ・・・」
物思いに耽りながら歩いていくのは、陸上部顧問の先生の所だ。
入部しているわけでも、契約しているわけでもない以上、わざわざ言う必要もないのかもしれないが、少しの間とはいえ世話になったからには筋は通さなければなるまい。
「先生」
「うん? 安心院か。どうした」
「実はですね・・・」
俺は顧問の先生に手伝いを打ち切らせてもらう旨を伝えた。
流石に半年と続けたわけでもないのに効果が期待できないから、というのは妙だし、そうでなくとも勝手な印象を与えてしまうので、別の用事が出来たことを伝える。具体的な部分はプライバシーを盾に黙秘した。元から何もないのだから秘するも何もないのだが。
「そうか・・・割と助かっていたんだがな」
「すいません、一身上の都合で」
「いやなに、事情があるというのなら仕方ない。入部しているわけでもないし、一言断ってくれただけで十分だ」
という風に、割と円満に終わった。
信照については連絡先も交換済みなので困りはしないだろう。
いや、俺全然スマホ見ない人種だったな。まあそこは連絡不精の友人を持って苦労すると思ってもらおうではないか。尊いコラテラルダメージという奴だ。AMEN。
そういえば信照の主催するダブルデートは期末試験後になったらしい。
夏休みという学生の特権を存分に使って一泊二日を目論んでいるとか。
夏休みについてはどこかしらで実家に帰るつもりだったので、その予定をちょっとずらす事になってしまったが、まあ友人の頼みである。ここは身を削るとしよう。
期末試験と言えば。
中間試験の話を一切聞かないので、どうなっているのか軽く調べると、そもそもこの学校には中間試験が無かった。期末試験と普段の授業態度、課題の提出率で大体の成績が決まる方針らしい。
そんなんでいいのかとも思うが、こんな学校に入学してくるような奴はそこそこ勉強ができる。こまめにチェックする必要もあるまいという方針なのだろう。
校則というのは一定以上か一定以下だと緩く、その中間は妙に厳しいものと聞くが、鷹弓はその『一定以上』の方にカテゴライズされる学校という訳だ。
ともあれ、このシステム自体は歓迎だ。
やることやってれば結構自由が利くというのは俺個人としても都合がいい。
しかしこのシステムが不都合な人間・・・の様なものが一人というか一頭というか一体というか。
「だから、Xに代入しておく必要があったんですね」
「はえ~すっごい分かりやすい・・・」
天秤の人、渡辺君である。
なんでも彼は俺に接触するため派遣されてきたエージェントみたいなものらしいのだが、接触して引き抜いたらとっとと転校なりなんなりして消えるつもりだったらしい。
どうせ消えるし中間試験無いしで授業自体も真面目に受けておらず、その眼鏡面からは連想できないほど不真面目な生徒だったようだ。
ところが接触対象である俺が引き抜きを拒否した挙句、学校に留まるので彼も留まらざるを得ず・・・しかしとっとと消えるつもりだった彼はある程度の辻褄合わせ程度にしか勉強をしていなかった。
で、そんな彼が流石に不味いと辻褄合わせの勉強をするべく、こうして俺に泣きついてきたわけである。
「いやあ、真っ当な勉強なんてここ最近全然してないから助かるぜ」
「真っ当じゃない勉強ってなんだよ・・・おっと言わなくていいぞ。聞きたくもないからな」
「つれないねえ」
これで何かとんでもない秘密事項でも飛び出してきたら俺が火傷するだけなのだ。
愚かな好奇を忘れるというのも立派な危機管理になるものよ。
今やってるのは数学。
渡辺が持つ苦手科目の一つ・・・というか、理系科目全般苦手らしい。
そりゃまあ、超能力があればいくらでもひっくり返る世界である。モチベーションが上がらないのはわかる。人生はおろか、世界の役に立つかもわからない学問では馬鹿げていると思ってもおかしくはあるまい。
しかしその馬鹿げた学問というのが結構重要だったりするのだな。
どれだけ馬鹿げていても、意味が無くても、それに殉じて行動するというのが社会へ出るにあたっての必要事項なのだろう。
コミュニティを築いているかも怪しい、コイツラには分かりづらい感覚かもしれないが。
社会と言えば、俺は将来何の仕事をするだろう。
出来れば超能力をメインで使わない・・・補助程度には使うつもりだ・・・仕事が良い。
運動選手になって記録ぶち抜き、みたいなことをするのではなく、普通より有能ぐらいのポストに収まるのが一番美味しいところだ。
というかそもそも俺は何ができる?
運動分野は全部超能力で潰れるから無しにするとして・・・あとはピアノぐらいか? しかし音楽で食っていくなど、よほどのセンスが無ければ無理だろう。それがあるとも思えない。ましてクラシックなピアノでは。
一応肉体労働も可能っちゃ可能か? まあその辺の線引きは俺の匙加減一つだし、柔軟に行こう。
そういえば一応、他人の情報をすっぱ抜けるな。
もう全然使ってないから忘れがちだが、こいつは結構便利なんじゃないか?
いやしかしすっぱ抜く情報がエロ関連ばかりではなぁ・・・。
エロで思い出したが、俺って単純な技量で言うとセックスはどれくらい上手いんだろう。
超能力で『快感』という結果だけを取り出してしまうので、過程となる部分の技量がよくわからない。丁寧にやっているつもりではあるんだが。
結果だけを求めてはいない。結果だけを求めていると、近道をしたがるものだ。ヤル気も次第に失せていく。大切なのは真実に向かおうとする意志だと思っている。いつかはたどりつくだろう。向かっているわけだからな。
こんな良いセリフこんなシチュエーションで浪費したくなかったな。
「あ、それと護衛の日程は終業式の日な」
お前いきなりお前。
そこから延々と語って『さあ諸君、マッスルを作るぞ』と締めることが出来るくらいには、筋肉が好きだ。
物凄く個人的な意見で申し訳ないのだが、やはり漢を上げるとくれば筋肉が最適だと思う。個人的な意見ではあるものの、科学的根拠もそこそこある。この真に驚くべき筋肉法を書いていくにはこの余白は狭すぎるので、今は割愛するが。
元々そんな尖った思想で始めたトレーニングではなかったが、努力というのは不思議なもので、当初は不純な動機で始めた努力も時間を重ねると段々真っ当な動機に精練されていくのだ。この動機が真っ当かはともかく。
しかし今の俺にはこの筋肉についてちょっとした悩みがある。
女性が絡まない問題など久しぶりだ。なんかそれはそれで嫌だな。
その悩みとは、筋肉の成長が一向に感じられないのだ。
筋肉とは限界以上に酷使されることによってその酷使に耐えられるだけの耐久力を備えるように成長する。元々の筋肉を凌駕する事からこの現象を『超回復』と呼ぶこともあるそうな。
筋トレの初心者はまず腕立て伏せや腹筋などの自重トレーニングで筋肉を発達させ、ある程度育ったところでダンベルなどの専用機材を用いてのトレーニングに移行する。注意点として成長期の間は自重トレーニングに留めておくこと。骨の成長を阻害するので身長が伸びなくなる。
要するに負荷を少しずつ上げていくのが筋トレのキモなのである。
重量物を昨日より少し簡単に持ち上げられるようになる成長の実感こそ醍醐味と言ってもいいのだが、ここ最近はその実感が全く得られない。
原因についてはおおよそ察しがついている。
また超能力の所為だろう。誰もいない時に試したのだが、設備内においてあるすべての重りをくっつけたバーベルを運ぶのに片手で済んだ。というか念力で持ち上げられたから、何なら片手もいらなかった。
これでは何の負荷も得られまい。
よって俺が筋トレの為に陸上部へ手伝いをする理由が無くなってしまったのである。
「ふう」
運動事に色々努力した覚えがあるが、超能力者になってしまったことでその努力の全てをフイにされた気分だ。
初めて肉体強化を使った時はその可能性に感動と興奮を覚えたものだが、今やただただ白けるだけ。
チートなどあっても、何も面白くない。
そんなものの介在しないピアノの方がよっぽど楽しいというものだ。
無様なボディなどなじみには見せられないので、体形維持に必要な最低限はやるつもりだが、もうそこまで執心する事もあるまい。
あるいは同じ超能力者というステージにいる夜狐あたりと競うなら、楽しいのかもしれないが。
「そこまで関わりたくないしなぁ・・・」
物思いに耽りながら歩いていくのは、陸上部顧問の先生の所だ。
入部しているわけでも、契約しているわけでもない以上、わざわざ言う必要もないのかもしれないが、少しの間とはいえ世話になったからには筋は通さなければなるまい。
「先生」
「うん? 安心院か。どうした」
「実はですね・・・」
俺は顧問の先生に手伝いを打ち切らせてもらう旨を伝えた。
流石に半年と続けたわけでもないのに効果が期待できないから、というのは妙だし、そうでなくとも勝手な印象を与えてしまうので、別の用事が出来たことを伝える。具体的な部分はプライバシーを盾に黙秘した。元から何もないのだから秘するも何もないのだが。
「そうか・・・割と助かっていたんだがな」
「すいません、一身上の都合で」
「いやなに、事情があるというのなら仕方ない。入部しているわけでもないし、一言断ってくれただけで十分だ」
という風に、割と円満に終わった。
信照については連絡先も交換済みなので困りはしないだろう。
いや、俺全然スマホ見ない人種だったな。まあそこは連絡不精の友人を持って苦労すると思ってもらおうではないか。尊いコラテラルダメージという奴だ。AMEN。
そういえば信照の主催するダブルデートは期末試験後になったらしい。
夏休みという学生の特権を存分に使って一泊二日を目論んでいるとか。
夏休みについてはどこかしらで実家に帰るつもりだったので、その予定をちょっとずらす事になってしまったが、まあ友人の頼みである。ここは身を削るとしよう。
期末試験と言えば。
中間試験の話を一切聞かないので、どうなっているのか軽く調べると、そもそもこの学校には中間試験が無かった。期末試験と普段の授業態度、課題の提出率で大体の成績が決まる方針らしい。
そんなんでいいのかとも思うが、こんな学校に入学してくるような奴はそこそこ勉強ができる。こまめにチェックする必要もあるまいという方針なのだろう。
校則というのは一定以上か一定以下だと緩く、その中間は妙に厳しいものと聞くが、鷹弓はその『一定以上』の方にカテゴライズされる学校という訳だ。
ともあれ、このシステム自体は歓迎だ。
やることやってれば結構自由が利くというのは俺個人としても都合がいい。
しかしこのシステムが不都合な人間・・・の様なものが一人というか一頭というか一体というか。
「だから、Xに代入しておく必要があったんですね」
「はえ~すっごい分かりやすい・・・」
天秤の人、渡辺君である。
なんでも彼は俺に接触するため派遣されてきたエージェントみたいなものらしいのだが、接触して引き抜いたらとっとと転校なりなんなりして消えるつもりだったらしい。
どうせ消えるし中間試験無いしで授業自体も真面目に受けておらず、その眼鏡面からは連想できないほど不真面目な生徒だったようだ。
ところが接触対象である俺が引き抜きを拒否した挙句、学校に留まるので彼も留まらざるを得ず・・・しかしとっとと消えるつもりだった彼はある程度の辻褄合わせ程度にしか勉強をしていなかった。
で、そんな彼が流石に不味いと辻褄合わせの勉強をするべく、こうして俺に泣きついてきたわけである。
「いやあ、真っ当な勉強なんてここ最近全然してないから助かるぜ」
「真っ当じゃない勉強ってなんだよ・・・おっと言わなくていいぞ。聞きたくもないからな」
「つれないねえ」
これで何かとんでもない秘密事項でも飛び出してきたら俺が火傷するだけなのだ。
愚かな好奇を忘れるというのも立派な危機管理になるものよ。
今やってるのは数学。
渡辺が持つ苦手科目の一つ・・・というか、理系科目全般苦手らしい。
そりゃまあ、超能力があればいくらでもひっくり返る世界である。モチベーションが上がらないのはわかる。人生はおろか、世界の役に立つかもわからない学問では馬鹿げていると思ってもおかしくはあるまい。
しかしその馬鹿げた学問というのが結構重要だったりするのだな。
どれだけ馬鹿げていても、意味が無くても、それに殉じて行動するというのが社会へ出るにあたっての必要事項なのだろう。
コミュニティを築いているかも怪しい、コイツラには分かりづらい感覚かもしれないが。
社会と言えば、俺は将来何の仕事をするだろう。
出来れば超能力をメインで使わない・・・補助程度には使うつもりだ・・・仕事が良い。
運動選手になって記録ぶち抜き、みたいなことをするのではなく、普通より有能ぐらいのポストに収まるのが一番美味しいところだ。
というかそもそも俺は何ができる?
運動分野は全部超能力で潰れるから無しにするとして・・・あとはピアノぐらいか? しかし音楽で食っていくなど、よほどのセンスが無ければ無理だろう。それがあるとも思えない。ましてクラシックなピアノでは。
一応肉体労働も可能っちゃ可能か? まあその辺の線引きは俺の匙加減一つだし、柔軟に行こう。
そういえば一応、他人の情報をすっぱ抜けるな。
もう全然使ってないから忘れがちだが、こいつは結構便利なんじゃないか?
いやしかしすっぱ抜く情報がエロ関連ばかりではなぁ・・・。
エロで思い出したが、俺って単純な技量で言うとセックスはどれくらい上手いんだろう。
超能力で『快感』という結果だけを取り出してしまうので、過程となる部分の技量がよくわからない。丁寧にやっているつもりではあるんだが。
結果だけを求めてはいない。結果だけを求めていると、近道をしたがるものだ。ヤル気も次第に失せていく。大切なのは真実に向かおうとする意志だと思っている。いつかはたどりつくだろう。向かっているわけだからな。
こんな良いセリフこんなシチュエーションで浪費したくなかったな。
「あ、それと護衛の日程は終業式の日な」
お前いきなりお前。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
女子ばっかりの中で孤軍奮闘のユウトくん
菊宮える
恋愛
高校生ユウトが始めたバイト、そこは女子ばかりの一見ハーレム?な店だったが、その中身は男子の思い描くモノとはぜ~んぜん違っていた?? その違いは読んで頂ければ、だんだん判ってきちゃうかもですよ~(*^-^*)
幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに
家紋武範
恋愛
となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。
ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編7が完結しました!(2026.1.29)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
俺が宝くじで10億円当選してから、幼馴染の様子がおかしい
沢尻夏芽
恋愛
自他共に認める陰キャ・真城健康(まき・けんこう)は、高校入学前に宝くじで10億円を当てた。
それを知る、陽キャ幼馴染の白駒綾菜(しらこま・あやな)はどうも最近……。
『様子がおかしい』
※誤字脱字、設定上のミス等があれば、ぜひ教えてください。
現時点で1話に繋がる話は全て書き切っています。
他サイトでも掲載中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる