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第二部 高校生編
本性表したね ♡
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軽いタオルケットを足で引き寄せ、二人の体を隠すように覆う。
ただでさえ蒸し暑い夏の熱気が封印され、そこに二人分の体温が加算され、頭が茹だる。
割と熱中症を疑うレベルで瞳がとろんとしているなじみを見ていると、自分もこういう瞳をしているのだろうかと思えてくる。
ずっとキスしてたから酸欠という線もあるし・・・。
少し心配しているとなじみは俺の体に倒れ込んできて、耳が触れ合う様な距離感に入った。
「むふー、やっぱりカッコいい・・・」
「なんだいきなり」
「間近で見たら改めて実感したから。こういう誉め言葉はドンドン言わないとダメなの」
「なるほど、確かに。ポジティブな言葉は口にした方が良い。その方が楽しいからな」
「ケーくんは褒めてくれないの?」
「良いけど・・・」
「けど、何?」
「終わらん」
「ンンッ」
あ、イッた。
なんか久しぶりだな、この感じ。
こちらの頬へされるキスを受け入れながら、なじみのくびれに手を伸ばす。
細い。胸も尻も脚も肉付きが良いのに、ここと顔と腕だけ妙に脂肪が少ない。そのくせ柔らかいというのだから、まこと神秘に満ちている。
ちゃんと内蔵入ってるのか心配になるレベルだ。
お洒落の基本は我慢であるとはよく言うが、そういう次元の話なのだろうか。
舐める様なキスが本当に舐める形に変化したなじみを好きにさせつつ、なじみのズボンに手を掛ける。
それを感じ取って、なじみも俺のズボンを下ろし始める。
お互い特に抵抗もなく下半身が露出する。
頬から口を離して目を合わせたなじみは俺と両腕を絡め、やがて両手を恋人繋ぎにした。
ずっと上がっている口角も見ていて飽きない。
「この・・・」
「なぁに?」
「良い女め」
「ンンッ」
健康的な笑みが一気に色気を帯び、少し開いた口がくちゅりと卑猥な音を立てる。
「だから言ったでしょ? 私、ケーくんのためならどんな女にでもなるって」
「全く、幸せ者過ぎて揺り戻しが怖いぐらいだ」
「嫌?」
「全然」
いきり立った股座が何か柔らかいもの・・・なじみの尻に挟み込まれている様だ。
「んっ・・・ふっ、ふあぁ・・・」
腰の上でなじみが躍る。目を瞑り、体をよじり、腰を振って、尻をぐいぐい押し付ける。
静かに、ゆっくりと、そして確実に紅潮していく体からタオルケットがずり落ちた頃。
「体熱い・・・」
なじみは手を離して、自分で上半身の服も脱いでいく。
俺の上で全裸になったなじみが窓からの光に照らされて、白く潤い赤く染まる肌がつやつや光る。
「ケーくんといるといつもそう。体の奥がぐつぐつして、ケーくんが欲しくなる。一緒に居るだけなんて嫌。もっともっと近づきたい、もっともっとくっつきたい」
倒れ込んできて、耳元で囁く。
「見つめ合ってたい。手を繋ぎたい。キスしたい。絡まってたい。セックスしたい」
くっついたなじみの胸から俺の胸を押し出すものがある。
先ほどまでも見ていた、しかし先ほどとは違う。大きく勃起したなじみの乳首がコリコリと俺の胸を弄る。その度になじみから上がる些細な喘ぎ。
なじみの尻が持ち上がり、照準が合わさった。
「ここで、くっつくよ? ちょうどケーくんと同じ形のへこみがあるから、ケーくんの出っ張りとピッタリ合うよ? ぬるぬるしてるから、くっつけやすいね」
肉をかき分け、なじみの中に侵入していく。
羽毛布団を思わせる柔らかさ、温泉を思わせる熱、乳液を思わせるぬめり、そして抱擁を思わせる締まり。
すべてが我が愚息に襲い掛かり、中身を吸い上げんと蠢きだす。
「ふああっ・・・奥、まで。感じる・・・おへその下、子宮、私の底まで、ケーくんでいっぱい・・・」
満たされた表情をしているなじみの尻を掴み、コシのある肉を楽しむ。
「ひゃんっ!?」
だが一揉み毎に快楽が弾けるなじみに楽しんでいる余裕は無いだろう。
それに、ここからでもあるのだ。
「なじみ。まだだ。まだ半分だ」
「んあ? 半分って・・・」
「お、れ、の。まだ半分しか入ってないぞ」
「え・・・?」
実のところ残りは三分の一を下回るが、そんなことはこの際どうでもいい。
その事実を突きつけられたなじみの表情も声色も、一見絶望のそれだが、付き合いの長い俺には解る。
これは、期待の表れであると。
「半分だけで満足するなんて、なじみはあんまり俺の事が欲しくなかったのかな?」
「ち、違うもん・・・もっと欲しいの・・・ケーくんの全部、私に収まりきらない全部、私にぶち込んで・・・」
尻を掴んだ両手に力を込めて、思いっきり押し下げる。同時に、腰も思いっきり突き上げる。
ぶちゅん、と音を立て、なじみに全部突き刺さった。
「かっ・・・は・・・」
息を吐いて大きく目を開いたまま、少し制止し。
「ッ~~~~!!!」
天国までぶっ飛んだ。
愚息を包む媚肉が一気に熱を持ち、同じ熱量の愛液は下半身だけが沸かしたての風呂に使っている気分にさせてくる。
「好き・・・すきぃ・・・ケーくん大好き・・・愛してる、好き・・・ちょーだい、私の全部上げるから、愛だけで良いから、ちょーだい・・・」
声だけで射精しそうな程甘い声を耳から脳髄に流し込まれながら極上の名器で搾り上げる。
常人なら五分とかからず腹上死するだろう快楽は、しかし俺なら受け止められる。
「いいぞ、全部だ。お前の全部と俺の全部で、等価交換」
完全に極めにかかっている膣の締まりに負けず筋力で強引に上下運動。
エッジの効いたカリの部分が内側を抉っていく。
「ひぃん・・・全部、全部全部全部ッ! もっと捧げなきゃもっと尽くさなきゃもっと愛さなきゃ。そんなにくれるならもっと渡さないと公平じゃない、私だけドンドン幸せで公平じゃないッ!」
「そんなトロ顔で使命感語っても説得力ねーぞ。お前は俺の運んでくる幸せを飲み干すだけの人生をこれから歩むんだ。俺に捧げてる暇なんて与えないからな」
「いやぁ、私。ずっと家でケーくんの帰りを待って、帰ってきたら一杯甘えて、いない間ずっと待ってるなんて、そんなの、そんなケーくんに全部依存した生活なんて・・・」
息を吸って。
「最ッ高!」
なじみはそれこそ最高の笑顔で言い放った。
「理想、理想の生活! 私とケーくんだけ! 二人だけで出来た世界!」
「おいおい、三人だろ?」
「ケーくん?」
一気に底冷えしたなじみの眼光にひるまず、俺は続ける。
上下運動も止めて、なじみの腹に手を当てて。
「これが何のための行為か、忘れたわけじゃあるまい?」
たっぷり十秒。
ちょうど俺の内心に『あれ、これ滑ったか?』という羞恥がそろりそろりと這い寄ってきたころ。
なじみの表情が凄絶な笑顔に染まり、愚息への抱擁が発火と見紛う程に熱を持つ。
そうして絶頂したなじみは朦朧とする意識もかなぐり捨てて腰を振る。
「こどもっこどもッ。ケーくんと、私の子供っ!」
「愛の結晶だな。お前なら見てるだけでイッちゃうんじゃないか?」
弱弱しく首を横に振る。
「そんなことない・・・私、ケーくん以外で気持ちよくなんてなりたくない・・・」
「俺もだよ」
なじみの腰振りに合わせ、俺も動き出す。
攪拌に次ぐ攪拌で俺たちの体液は混ざり合い、泡立つそれが卑猥な音を響かせる。
とはいえその音が俺たちの耳に入ることは無かった。なにせ、お互い耳元で『好き』と『愛してる』を延々囁き続けていたのだから。
やがてそれらの睦み言が脳に焼き付けられ、世界が相手だけになったころ。
何ら劇的な感触もなく、俺はなじみの中に射精していた。
それでも腰と口の動きは止まらない。
俺たちの行為が終わったのは、騒音で隣人がインターホンを鳴らした時だった。
ただでさえ蒸し暑い夏の熱気が封印され、そこに二人分の体温が加算され、頭が茹だる。
割と熱中症を疑うレベルで瞳がとろんとしているなじみを見ていると、自分もこういう瞳をしているのだろうかと思えてくる。
ずっとキスしてたから酸欠という線もあるし・・・。
少し心配しているとなじみは俺の体に倒れ込んできて、耳が触れ合う様な距離感に入った。
「むふー、やっぱりカッコいい・・・」
「なんだいきなり」
「間近で見たら改めて実感したから。こういう誉め言葉はドンドン言わないとダメなの」
「なるほど、確かに。ポジティブな言葉は口にした方が良い。その方が楽しいからな」
「ケーくんは褒めてくれないの?」
「良いけど・・・」
「けど、何?」
「終わらん」
「ンンッ」
あ、イッた。
なんか久しぶりだな、この感じ。
こちらの頬へされるキスを受け入れながら、なじみのくびれに手を伸ばす。
細い。胸も尻も脚も肉付きが良いのに、ここと顔と腕だけ妙に脂肪が少ない。そのくせ柔らかいというのだから、まこと神秘に満ちている。
ちゃんと内蔵入ってるのか心配になるレベルだ。
お洒落の基本は我慢であるとはよく言うが、そういう次元の話なのだろうか。
舐める様なキスが本当に舐める形に変化したなじみを好きにさせつつ、なじみのズボンに手を掛ける。
それを感じ取って、なじみも俺のズボンを下ろし始める。
お互い特に抵抗もなく下半身が露出する。
頬から口を離して目を合わせたなじみは俺と両腕を絡め、やがて両手を恋人繋ぎにした。
ずっと上がっている口角も見ていて飽きない。
「この・・・」
「なぁに?」
「良い女め」
「ンンッ」
健康的な笑みが一気に色気を帯び、少し開いた口がくちゅりと卑猥な音を立てる。
「だから言ったでしょ? 私、ケーくんのためならどんな女にでもなるって」
「全く、幸せ者過ぎて揺り戻しが怖いぐらいだ」
「嫌?」
「全然」
いきり立った股座が何か柔らかいもの・・・なじみの尻に挟み込まれている様だ。
「んっ・・・ふっ、ふあぁ・・・」
腰の上でなじみが躍る。目を瞑り、体をよじり、腰を振って、尻をぐいぐい押し付ける。
静かに、ゆっくりと、そして確実に紅潮していく体からタオルケットがずり落ちた頃。
「体熱い・・・」
なじみは手を離して、自分で上半身の服も脱いでいく。
俺の上で全裸になったなじみが窓からの光に照らされて、白く潤い赤く染まる肌がつやつや光る。
「ケーくんといるといつもそう。体の奥がぐつぐつして、ケーくんが欲しくなる。一緒に居るだけなんて嫌。もっともっと近づきたい、もっともっとくっつきたい」
倒れ込んできて、耳元で囁く。
「見つめ合ってたい。手を繋ぎたい。キスしたい。絡まってたい。セックスしたい」
くっついたなじみの胸から俺の胸を押し出すものがある。
先ほどまでも見ていた、しかし先ほどとは違う。大きく勃起したなじみの乳首がコリコリと俺の胸を弄る。その度になじみから上がる些細な喘ぎ。
なじみの尻が持ち上がり、照準が合わさった。
「ここで、くっつくよ? ちょうどケーくんと同じ形のへこみがあるから、ケーくんの出っ張りとピッタリ合うよ? ぬるぬるしてるから、くっつけやすいね」
肉をかき分け、なじみの中に侵入していく。
羽毛布団を思わせる柔らかさ、温泉を思わせる熱、乳液を思わせるぬめり、そして抱擁を思わせる締まり。
すべてが我が愚息に襲い掛かり、中身を吸い上げんと蠢きだす。
「ふああっ・・・奥、まで。感じる・・・おへその下、子宮、私の底まで、ケーくんでいっぱい・・・」
満たされた表情をしているなじみの尻を掴み、コシのある肉を楽しむ。
「ひゃんっ!?」
だが一揉み毎に快楽が弾けるなじみに楽しんでいる余裕は無いだろう。
それに、ここからでもあるのだ。
「なじみ。まだだ。まだ半分だ」
「んあ? 半分って・・・」
「お、れ、の。まだ半分しか入ってないぞ」
「え・・・?」
実のところ残りは三分の一を下回るが、そんなことはこの際どうでもいい。
その事実を突きつけられたなじみの表情も声色も、一見絶望のそれだが、付き合いの長い俺には解る。
これは、期待の表れであると。
「半分だけで満足するなんて、なじみはあんまり俺の事が欲しくなかったのかな?」
「ち、違うもん・・・もっと欲しいの・・・ケーくんの全部、私に収まりきらない全部、私にぶち込んで・・・」
尻を掴んだ両手に力を込めて、思いっきり押し下げる。同時に、腰も思いっきり突き上げる。
ぶちゅん、と音を立て、なじみに全部突き刺さった。
「かっ・・・は・・・」
息を吐いて大きく目を開いたまま、少し制止し。
「ッ~~~~!!!」
天国までぶっ飛んだ。
愚息を包む媚肉が一気に熱を持ち、同じ熱量の愛液は下半身だけが沸かしたての風呂に使っている気分にさせてくる。
「好き・・・すきぃ・・・ケーくん大好き・・・愛してる、好き・・・ちょーだい、私の全部上げるから、愛だけで良いから、ちょーだい・・・」
声だけで射精しそうな程甘い声を耳から脳髄に流し込まれながら極上の名器で搾り上げる。
常人なら五分とかからず腹上死するだろう快楽は、しかし俺なら受け止められる。
「いいぞ、全部だ。お前の全部と俺の全部で、等価交換」
完全に極めにかかっている膣の締まりに負けず筋力で強引に上下運動。
エッジの効いたカリの部分が内側を抉っていく。
「ひぃん・・・全部、全部全部全部ッ! もっと捧げなきゃもっと尽くさなきゃもっと愛さなきゃ。そんなにくれるならもっと渡さないと公平じゃない、私だけドンドン幸せで公平じゃないッ!」
「そんなトロ顔で使命感語っても説得力ねーぞ。お前は俺の運んでくる幸せを飲み干すだけの人生をこれから歩むんだ。俺に捧げてる暇なんて与えないからな」
「いやぁ、私。ずっと家でケーくんの帰りを待って、帰ってきたら一杯甘えて、いない間ずっと待ってるなんて、そんなの、そんなケーくんに全部依存した生活なんて・・・」
息を吸って。
「最ッ高!」
なじみはそれこそ最高の笑顔で言い放った。
「理想、理想の生活! 私とケーくんだけ! 二人だけで出来た世界!」
「おいおい、三人だろ?」
「ケーくん?」
一気に底冷えしたなじみの眼光にひるまず、俺は続ける。
上下運動も止めて、なじみの腹に手を当てて。
「これが何のための行為か、忘れたわけじゃあるまい?」
たっぷり十秒。
ちょうど俺の内心に『あれ、これ滑ったか?』という羞恥がそろりそろりと這い寄ってきたころ。
なじみの表情が凄絶な笑顔に染まり、愚息への抱擁が発火と見紛う程に熱を持つ。
そうして絶頂したなじみは朦朧とする意識もかなぐり捨てて腰を振る。
「こどもっこどもッ。ケーくんと、私の子供っ!」
「愛の結晶だな。お前なら見てるだけでイッちゃうんじゃないか?」
弱弱しく首を横に振る。
「そんなことない・・・私、ケーくん以外で気持ちよくなんてなりたくない・・・」
「俺もだよ」
なじみの腰振りに合わせ、俺も動き出す。
攪拌に次ぐ攪拌で俺たちの体液は混ざり合い、泡立つそれが卑猥な音を響かせる。
とはいえその音が俺たちの耳に入ることは無かった。なにせ、お互い耳元で『好き』と『愛してる』を延々囁き続けていたのだから。
やがてそれらの睦み言が脳に焼き付けられ、世界が相手だけになったころ。
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