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番外編
4 フィリーが公爵邸にやってきて、はや一週間…
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フィリーが公爵邸に来て1週間後のギリアム視点
フィリーが我が家に来てくれて、1週間ほど過ぎた。
幸せだ。
ハッキリ言って幸せだ。
すごーく幸せだ。
「フィリー、幸せですか?」
と聞けば、
「はい!」
と答えてくれる愛しい人。
ああ今日も、なんて愛らしいんだろう。
私のそばにちょこちょこと来て、抱き着いて…頬ずりしてくれる。
その温もりに…感触に…私の体は高揚する。
「あの…フィリー…今日も私と一緒にいてくれるのですか?」
「はい、もちろん」
やはりどうしても慣れない…。
フィリーは嫌なら嫌と言う…と宣言したが、私の地位が地位だから
ついつい無理をしたり、自分の感情と違うことを言っているのでは
ないかという思いが抜けない。
私は一度、フィリーを無くした…。
11年前に…。
あの時の喪失感は…今思い出しても二度と味わいたくない。
だからどうしてもフィリーの言葉を疑ってしまう…。
くそ…。
だから抑えようとするのだが、11年分の積年の思いを募らせた
私の雄は、言うことを聞かない。
「どうしたんですか?」
可愛らしく私を見つめる目…ああ。
もうだめだ!!
私はフィリーを抱きかかえ、ベッドに横たえる。
「本当に…嫌だったら…言ってくださいね。
すぐやめますから」
「もちろん、わかっております」
私はフィリーのネグリジェを、するするとはずす。
フィリーは私にされるがままだ。
やがて一糸も纏わぬフィリーの裸体が現れる。
――――美しい…。
素直にそう思う。
白い肌と透けるような紅色の唇。
髪と眼は陽光の輝きを放ち、体の中心にある乳房は、フィリーの
体格にしては、随分と主張しているものだ。
そっと触れれば、ピクリと身震いし、うるんだ瞳を私に向けて
来てくれる。
ああ、たまらない。
私の手は力を強め、フィリーの乳房を包み込み、その柔らかな
感触を楽しんだ。
ひとしきり楽しむと、中央にある突起を口に含み、舌で転がし
吸ってみる。
そのたびにフィリーの体が、びくびく動くのを感じて、余計に
恍惚とした感情が、脳内を支配する。
本当はもっと触っていたいのだけれど、私の下半身にいる雄は、
さっさと繋がりたいと、私をせっつく。
暫くは抵抗できるのだが、やがて無理になる。
私は指をフィリーの下肢に伸ばし、手探りで秘部を探し当てる。
すでに濡れていることを感じれば、繋がりたいという欲求が
さらに強くなる。
ズボンの中の雄がぱんぱんに腫れあがり、かなり苦しい。
しかし外に出してしまえば、タガが外れてしまう。
私はフィリーの秘部から、静かに指を鎮める。
中はとても…暖かい。
そして緩やかに、私の指を締め付ける。
酒に酔ったような…でもとても気持ちのいい…何とも言えない
感覚に襲われる。
最初のころは、痛みを与えてしまったが、最近はそれも減ってきた。
これもひとえに、私に全面的に協力してくれた、フィリーのおかげだ。
ありがたい。
急いではいけないと思いつつも、指はどんどん増え、いつの間にか
3本になる。
とろとろの蜜が、指に絡みつくのを感じ、
「フィリー…そろそろ…」
私は今すごく、モノ欲しそうな眼をしているのだろうな。
少しばかり自嘲したが、
「いいですよ。
来てください、ギリアム…」
フィリーの許可が出ると、そんな感情はすべて消し飛ぶ。
ズボンとパンツを一気にずりおろし、モノを外に出す。
びくびくと痙攣し、早く早くとせっつかれる。
私は己のモノをフィリーの秘部にあてがい、一気に貫く。
「あっ…ああん」
フィリーの声が耳に心地いい。
私がモノを半分ぐらい引き抜き、また深く突く。
それを繰り返すたびにフィリーの口から漏れ出る声は、優しい
風となって、私の耳をくすぐる。
やがて脳内が風に侵され何も考えられなくなるころ、私の雄は
フィリーの中に、自身の分身…子種を多量に吐き出した。
フィリーに覆いかぶさり、荒い呼吸を整える。
今日は何も考えずに、静かにフィリーから離れよう…。
やはり回数が多いと思う…。
フィリーに無理をさせては…。
「ギリアム」
その軽やかな声に、思わずフィリーの顔を凝視する。
とても艶やかな笑顔を浮かべ、
「私…まだギリアムが欲しいと思っていたので…とても
嬉しいです」
「へ…?」
そこで私は初めて気づく。
フィリーの中に入れたままの己の雄が、ほとんど硬度を失って
いないことに。
「え…と…、フィリー」
思わず赤面してしまった。
「私は…ギリアムが欲しい…ダメですか?」
ああ頼むから…。
そんな顔で…そんな目で見つめないでくれ。
私はフィリーを抱きしめる。
「本当に…いいんですね?」
「もちろん。
嫌だったらこんなこと、言いません!!」
少し強めに言われてしまった。
私は余計な考えをすべて手放すことにした。
何より腕の中の愛しい人が…私を欲してくれている快楽に
酔いしれよう…。
ああ、フィリー…。
私のフィリー…。
私たちはその夜、意識がなくなるまで睦み合った。
フィリーが我が家に来てくれて、1週間ほど過ぎた。
幸せだ。
ハッキリ言って幸せだ。
すごーく幸せだ。
「フィリー、幸せですか?」
と聞けば、
「はい!」
と答えてくれる愛しい人。
ああ今日も、なんて愛らしいんだろう。
私のそばにちょこちょこと来て、抱き着いて…頬ずりしてくれる。
その温もりに…感触に…私の体は高揚する。
「あの…フィリー…今日も私と一緒にいてくれるのですか?」
「はい、もちろん」
やはりどうしても慣れない…。
フィリーは嫌なら嫌と言う…と宣言したが、私の地位が地位だから
ついつい無理をしたり、自分の感情と違うことを言っているのでは
ないかという思いが抜けない。
私は一度、フィリーを無くした…。
11年前に…。
あの時の喪失感は…今思い出しても二度と味わいたくない。
だからどうしてもフィリーの言葉を疑ってしまう…。
くそ…。
だから抑えようとするのだが、11年分の積年の思いを募らせた
私の雄は、言うことを聞かない。
「どうしたんですか?」
可愛らしく私を見つめる目…ああ。
もうだめだ!!
私はフィリーを抱きかかえ、ベッドに横たえる。
「本当に…嫌だったら…言ってくださいね。
すぐやめますから」
「もちろん、わかっております」
私はフィリーのネグリジェを、するするとはずす。
フィリーは私にされるがままだ。
やがて一糸も纏わぬフィリーの裸体が現れる。
――――美しい…。
素直にそう思う。
白い肌と透けるような紅色の唇。
髪と眼は陽光の輝きを放ち、体の中心にある乳房は、フィリーの
体格にしては、随分と主張しているものだ。
そっと触れれば、ピクリと身震いし、うるんだ瞳を私に向けて
来てくれる。
ああ、たまらない。
私の手は力を強め、フィリーの乳房を包み込み、その柔らかな
感触を楽しんだ。
ひとしきり楽しむと、中央にある突起を口に含み、舌で転がし
吸ってみる。
そのたびにフィリーの体が、びくびく動くのを感じて、余計に
恍惚とした感情が、脳内を支配する。
本当はもっと触っていたいのだけれど、私の下半身にいる雄は、
さっさと繋がりたいと、私をせっつく。
暫くは抵抗できるのだが、やがて無理になる。
私は指をフィリーの下肢に伸ばし、手探りで秘部を探し当てる。
すでに濡れていることを感じれば、繋がりたいという欲求が
さらに強くなる。
ズボンの中の雄がぱんぱんに腫れあがり、かなり苦しい。
しかし外に出してしまえば、タガが外れてしまう。
私はフィリーの秘部から、静かに指を鎮める。
中はとても…暖かい。
そして緩やかに、私の指を締め付ける。
酒に酔ったような…でもとても気持ちのいい…何とも言えない
感覚に襲われる。
最初のころは、痛みを与えてしまったが、最近はそれも減ってきた。
これもひとえに、私に全面的に協力してくれた、フィリーのおかげだ。
ありがたい。
急いではいけないと思いつつも、指はどんどん増え、いつの間にか
3本になる。
とろとろの蜜が、指に絡みつくのを感じ、
「フィリー…そろそろ…」
私は今すごく、モノ欲しそうな眼をしているのだろうな。
少しばかり自嘲したが、
「いいですよ。
来てください、ギリアム…」
フィリーの許可が出ると、そんな感情はすべて消し飛ぶ。
ズボンとパンツを一気にずりおろし、モノを外に出す。
びくびくと痙攣し、早く早くとせっつかれる。
私は己のモノをフィリーの秘部にあてがい、一気に貫く。
「あっ…ああん」
フィリーの声が耳に心地いい。
私がモノを半分ぐらい引き抜き、また深く突く。
それを繰り返すたびにフィリーの口から漏れ出る声は、優しい
風となって、私の耳をくすぐる。
やがて脳内が風に侵され何も考えられなくなるころ、私の雄は
フィリーの中に、自身の分身…子種を多量に吐き出した。
フィリーに覆いかぶさり、荒い呼吸を整える。
今日は何も考えずに、静かにフィリーから離れよう…。
やはり回数が多いと思う…。
フィリーに無理をさせては…。
「ギリアム」
その軽やかな声に、思わずフィリーの顔を凝視する。
とても艶やかな笑顔を浮かべ、
「私…まだギリアムが欲しいと思っていたので…とても
嬉しいです」
「へ…?」
そこで私は初めて気づく。
フィリーの中に入れたままの己の雄が、ほとんど硬度を失って
いないことに。
「え…と…、フィリー」
思わず赤面してしまった。
「私は…ギリアムが欲しい…ダメですか?」
ああ頼むから…。
そんな顔で…そんな目で見つめないでくれ。
私はフィリーを抱きしめる。
「本当に…いいんですね?」
「もちろん。
嫌だったらこんなこと、言いません!!」
少し強めに言われてしまった。
私は余計な考えをすべて手放すことにした。
何より腕の中の愛しい人が…私を欲してくれている快楽に
酔いしれよう…。
ああ、フィリー…。
私のフィリー…。
私たちはその夜、意識がなくなるまで睦み合った。
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