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第4章 飄々
12 コウドリグス侯爵家の問題
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私を見据えるケルツィ公爵の顔はどんどん険しくなり、口調もドスの
きいた、とても耳障りの悪い声になる。
「つべこべ言わずに、さっさと罪人を引き渡せ!!
そしてこの施設を、売り渡す証文にサインしろ!!
名ばかりで平民同然の、男爵令嬢がいい気になりおって!!」
ん~、連れている人相の悪いのが、さりげなーく私の周りを囲もうと
してるねぇ…。
でも。
「この施設を売る気はないと、ギリアム様から正式に書類が行っている
ハズです。
そしてここに、罪人などいません」
言うことは、キッパリはっきりとね。
しかし、なんだか随分焦ってるな…。
今まではちょっかいはかけてきても、あくまで嫌味ったらしいこと
言う程度だったのに…。
息子の事差し引いても、他に理由があるとしか思えないな…。
そんなことを考えていたら、いつの間にやらごろつきにしか見えない
連れたちが、私の周りを囲み、威圧してくる。
……なんだか、笑っちゃうねぇ。
何で急いでんだか、知らないけど。
よりにもよって、今日この日にこんなことするとはねぇ。
敵ながら同情…せんよ、絶対。
「優しくしてやれば、つけあがりおって!!」
やじ飛ばされた覚えはあるが、優しくされた覚えはなし。
「とにかくまずは、書類にサインしろ!!
お前のサインさえあれば、全てが滞りなく進むんだ」
ちと不確定やが…やっぱり裏に黒幕がいるっぽいな。
「……なんだかこれでは、脅されているとしか思えないのですが…。
もう少し貴族らしく、品位をもって頂けませんか?」
するとケルツィ侯爵は薄ら笑いを浮かべ、
「お前が貴族を語るな!!
平民より下賤な生き方をしてきたクセに、何を偉そうに…」
そこまで言ったケルツィ侯爵の体は、もう見事なくらいに、私の目の前から
消えた。
なぜか?
ケルツィ侯爵の体が、横に吹っ飛んだから。
ごろつきたちが、慌てて駆け寄る。
私はさすがに、何がどうしてこうなったのか、ワケがわからなかったのだが、
「我が婚約者を侮辱するとは…。
貴様に決闘を申し込む!!」
施設全体に届くような、大きくて…でも静かな声。
私が思わずギリアムを見れば、ギリアムの手袋が片っぽない。
あ~、手袋を顔に投げつけられた衝撃で、吹っ飛んだのか~。
…って、手袋って鉄製だったっけ…?
(もちろん布です)
「ギッ、ギギ…ギリアム公爵閣下!!
な、何でここに!!」
真っ青になってるのは息子の方。
だって父親の方は、まだ気絶したままだから。
まあ、驚くよね。
当然シフト調べて、うちに来てるんだろーから。
続いて父親も目を覚まして、真っ青…あ、また気絶した。
ごろつきは…見事に全員縮こまってる。
…護衛だよね?
アンタら…。
ギリアムはそんな連中に構わず、剣の準備をする。
「さて…やろうか」
静かな声が、よけーに怖さを醸し出している。
あ、父親が再度目を覚ました。
今度は震えながらも、ギリアムに、
「ギ…ギリアム公爵閣下!!
わ…私はコウドリグスの家門の者ですぞ!!
こ…このようなことをしては、後々問題が発生します。
バ…バカなことはおやめください」
訴える。
「フム…コウドリグスと言うと…現当主はベンズ卿だな」
「そ…そうです。
仮にも近衛騎士団の副団長!!
私に手を出せば、コウドリグス一門が黙っていませんぞ」
「ケ…ケルツィ侯爵家は、コウドリグス本家と、特に仲が良いの
ですから!!」
ありゃ、息子も参戦か。
……えらいへっぴり腰やけど。
「なるほど…ではベンズ卿の意見をお聞きした方が良いですね」
すると二人は、
「お、お分かりになりましたか?
きょ、今日の所は、私たちが引きますので…」
なんでアンタらが仕切る?
アホくさ。
「いやー、ちょうど良かったです。
ベンズ卿なら、たまたま今日ここにきていて、先ほどから一部始終を見て
いましたから」
「へ?」
親子そろってアホずら噛ましてる…時だった。
息子の顔に、乾いた音と共に、これまた勢いよく手袋がぶち当てられた。
あ、ローカス卿。
横にベンズ卿もおる。
「痛って!!
あ…、てめ……って、ベンズ卿…」
ベンズ卿の姿を見た親子が、少しびくついたものの…。
「こ…これはベンズ卿…、申し訳ございません。
ギリアム公爵閣下が、何やら勘違いをなさったようですので…」
今までの威勢、どこいった~、オイ!!
潰れたカエルみてーにペコペコしおって。
「ベッベンズ卿…!!
そっ、そいつがオレに無礼を…」
「やかましいわ――――――――――――――――――――っ!!」
うん。
相変わらず拡張器ってもんがいらんね、この人。
ベンズ卿は固まった親子を尻目に、ギリアムの所へ行き、
「ギリアム公爵閣下…我が身内との決闘…、どうか私に見分役を務めさせて
いただきたく、お願い申し上げます」
「それは願ってもない、よろしく頼むよベンズ卿…」
「な…な…」
あ、ケルツィ侯爵まっつぁお。
当然か…。
「んじゃ、オレの方も頼めるか?」
ローカス卿が言えば、
「もちろんです、団長」
「だ…団長…?」
レンスは頭の処理が追っつかないようだ。
「お、そーいえばてめぇに名乗ってなかったなぁ。
オレはローカス・クエント・ケイシロン、地位は公爵、近衛騎士団の団長だ」
あ、レンス、まっつぁお+顎外れたっぽい。
「して、どちらから行かれます?」
「ん~、ギリアムからでよくないか?
決闘申し込んだの先だし」
「そうですね」
などと勝手に話を進めている。
「おおお、お待ちくださいベンズ卿!!
ご…誤解!!
全て誤解なのです!!」
「そそそ、そうです!!
誤解です!!」
親子ともども必死だね~、けどさ~。
「ごかいぃ…?」
ベンズ卿がゆっくり親子の所へ行く。
「ギリアム公爵閣下のお言葉を、聞いていなかったのか?」
「は…?」
「私は最初からこの場にいたんだぞ、ルッツ…。
貴様がオルフィリア嬢に吐いた暴言も、全て聞いた!!
そして貴様の息子が、昼に団長とした決闘は…卑怯なことなど
何一つなかった!!
あると言うなら、説明してみろ!!」
いきなりふられたレンスは、青い顔をして下を向いたままだ。
「前回は年老いた大叔母が、必死に頭を下げて懇願したから処分は
しなかったが…、その時言ったはずだ!!
今度コウドリグスの名を貶めるようなことをした場合は…容赦は
せんと!!」
うん。
まさに今のベンズ卿は仁王様…も、はだしで逃げ出すな、うん。
「さっさと決闘の準備をしろ!!
両閣下を待たせるな!!」
まー、そうは言っても、二人とも完全に腰抜けちゃってるよ、うん。
「べ…ベンズ様!!
何卒お慈悲を!!」
「こ、心を入れ替えますから!!」
…多分前にも、それ言ってるよね…。
こーゆー奴らって、懲りないからなぁ。
するとベンズ卿は意外にも、
「まあ…お前らみたいなゴミと決闘したところで、両閣下のご迷惑にしか
ならんことは事実だな」
すっげぇディスられてるけど、もちろん親子は何も言えない。
「覚えているか?」
ベンズ卿は不敵な笑みを浮かべつつ、親子に迫っていく。
きいた、とても耳障りの悪い声になる。
「つべこべ言わずに、さっさと罪人を引き渡せ!!
そしてこの施設を、売り渡す証文にサインしろ!!
名ばかりで平民同然の、男爵令嬢がいい気になりおって!!」
ん~、連れている人相の悪いのが、さりげなーく私の周りを囲もうと
してるねぇ…。
でも。
「この施設を売る気はないと、ギリアム様から正式に書類が行っている
ハズです。
そしてここに、罪人などいません」
言うことは、キッパリはっきりとね。
しかし、なんだか随分焦ってるな…。
今まではちょっかいはかけてきても、あくまで嫌味ったらしいこと
言う程度だったのに…。
息子の事差し引いても、他に理由があるとしか思えないな…。
そんなことを考えていたら、いつの間にやらごろつきにしか見えない
連れたちが、私の周りを囲み、威圧してくる。
……なんだか、笑っちゃうねぇ。
何で急いでんだか、知らないけど。
よりにもよって、今日この日にこんなことするとはねぇ。
敵ながら同情…せんよ、絶対。
「優しくしてやれば、つけあがりおって!!」
やじ飛ばされた覚えはあるが、優しくされた覚えはなし。
「とにかくまずは、書類にサインしろ!!
お前のサインさえあれば、全てが滞りなく進むんだ」
ちと不確定やが…やっぱり裏に黒幕がいるっぽいな。
「……なんだかこれでは、脅されているとしか思えないのですが…。
もう少し貴族らしく、品位をもって頂けませんか?」
するとケルツィ侯爵は薄ら笑いを浮かべ、
「お前が貴族を語るな!!
平民より下賤な生き方をしてきたクセに、何を偉そうに…」
そこまで言ったケルツィ侯爵の体は、もう見事なくらいに、私の目の前から
消えた。
なぜか?
ケルツィ侯爵の体が、横に吹っ飛んだから。
ごろつきたちが、慌てて駆け寄る。
私はさすがに、何がどうしてこうなったのか、ワケがわからなかったのだが、
「我が婚約者を侮辱するとは…。
貴様に決闘を申し込む!!」
施設全体に届くような、大きくて…でも静かな声。
私が思わずギリアムを見れば、ギリアムの手袋が片っぽない。
あ~、手袋を顔に投げつけられた衝撃で、吹っ飛んだのか~。
…って、手袋って鉄製だったっけ…?
(もちろん布です)
「ギッ、ギギ…ギリアム公爵閣下!!
な、何でここに!!」
真っ青になってるのは息子の方。
だって父親の方は、まだ気絶したままだから。
まあ、驚くよね。
当然シフト調べて、うちに来てるんだろーから。
続いて父親も目を覚まして、真っ青…あ、また気絶した。
ごろつきは…見事に全員縮こまってる。
…護衛だよね?
アンタら…。
ギリアムはそんな連中に構わず、剣の準備をする。
「さて…やろうか」
静かな声が、よけーに怖さを醸し出している。
あ、父親が再度目を覚ました。
今度は震えながらも、ギリアムに、
「ギ…ギリアム公爵閣下!!
わ…私はコウドリグスの家門の者ですぞ!!
こ…このようなことをしては、後々問題が発生します。
バ…バカなことはおやめください」
訴える。
「フム…コウドリグスと言うと…現当主はベンズ卿だな」
「そ…そうです。
仮にも近衛騎士団の副団長!!
私に手を出せば、コウドリグス一門が黙っていませんぞ」
「ケ…ケルツィ侯爵家は、コウドリグス本家と、特に仲が良いの
ですから!!」
ありゃ、息子も参戦か。
……えらいへっぴり腰やけど。
「なるほど…ではベンズ卿の意見をお聞きした方が良いですね」
すると二人は、
「お、お分かりになりましたか?
きょ、今日の所は、私たちが引きますので…」
なんでアンタらが仕切る?
アホくさ。
「いやー、ちょうど良かったです。
ベンズ卿なら、たまたま今日ここにきていて、先ほどから一部始終を見て
いましたから」
「へ?」
親子そろってアホずら噛ましてる…時だった。
息子の顔に、乾いた音と共に、これまた勢いよく手袋がぶち当てられた。
あ、ローカス卿。
横にベンズ卿もおる。
「痛って!!
あ…、てめ……って、ベンズ卿…」
ベンズ卿の姿を見た親子が、少しびくついたものの…。
「こ…これはベンズ卿…、申し訳ございません。
ギリアム公爵閣下が、何やら勘違いをなさったようですので…」
今までの威勢、どこいった~、オイ!!
潰れたカエルみてーにペコペコしおって。
「ベッベンズ卿…!!
そっ、そいつがオレに無礼を…」
「やかましいわ――――――――――――――――――――っ!!」
うん。
相変わらず拡張器ってもんがいらんね、この人。
ベンズ卿は固まった親子を尻目に、ギリアムの所へ行き、
「ギリアム公爵閣下…我が身内との決闘…、どうか私に見分役を務めさせて
いただきたく、お願い申し上げます」
「それは願ってもない、よろしく頼むよベンズ卿…」
「な…な…」
あ、ケルツィ侯爵まっつぁお。
当然か…。
「んじゃ、オレの方も頼めるか?」
ローカス卿が言えば、
「もちろんです、団長」
「だ…団長…?」
レンスは頭の処理が追っつかないようだ。
「お、そーいえばてめぇに名乗ってなかったなぁ。
オレはローカス・クエント・ケイシロン、地位は公爵、近衛騎士団の団長だ」
あ、レンス、まっつぁお+顎外れたっぽい。
「して、どちらから行かれます?」
「ん~、ギリアムからでよくないか?
決闘申し込んだの先だし」
「そうですね」
などと勝手に話を進めている。
「おおお、お待ちくださいベンズ卿!!
ご…誤解!!
全て誤解なのです!!」
「そそそ、そうです!!
誤解です!!」
親子ともども必死だね~、けどさ~。
「ごかいぃ…?」
ベンズ卿がゆっくり親子の所へ行く。
「ギリアム公爵閣下のお言葉を、聞いていなかったのか?」
「は…?」
「私は最初からこの場にいたんだぞ、ルッツ…。
貴様がオルフィリア嬢に吐いた暴言も、全て聞いた!!
そして貴様の息子が、昼に団長とした決闘は…卑怯なことなど
何一つなかった!!
あると言うなら、説明してみろ!!」
いきなりふられたレンスは、青い顔をして下を向いたままだ。
「前回は年老いた大叔母が、必死に頭を下げて懇願したから処分は
しなかったが…、その時言ったはずだ!!
今度コウドリグスの名を貶めるようなことをした場合は…容赦は
せんと!!」
うん。
まさに今のベンズ卿は仁王様…も、はだしで逃げ出すな、うん。
「さっさと決闘の準備をしろ!!
両閣下を待たせるな!!」
まー、そうは言っても、二人とも完全に腰抜けちゃってるよ、うん。
「べ…ベンズ様!!
何卒お慈悲を!!」
「こ、心を入れ替えますから!!」
…多分前にも、それ言ってるよね…。
こーゆー奴らって、懲りないからなぁ。
するとベンズ卿は意外にも、
「まあ…お前らみたいなゴミと決闘したところで、両閣下のご迷惑にしか
ならんことは事実だな」
すっげぇディスられてるけど、もちろん親子は何も言えない。
「覚えているか?」
ベンズ卿は不敵な笑みを浮かべつつ、親子に迫っていく。
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