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第4章 旅行
7 温泉郷娼館物語
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さてさて…旅行も中盤に差し掛かり、今日は…ティタノ陛下、ドライゴ陛下、ケルカロス陛下に…
この温泉郷の一風変わった娼館をご紹介しております。
今回の視察旅行では、当然省くつもりだったんだけど…。
街の全体図を説明した時に、娼館と賭場をしっかりと作ったこと…かなり評価された。
治安の問題と、切っても切り離せないからだとか…。
まあ…人間の欲求の巣窟には、大抵…悪い連中が巣くうからね。
だったら…合法化しちまった方がまだいい…ってのは、前世の世界でもかなり…議論されてた。
答えなんざ…永遠に出ない問題だろうなぁ…。
娼館の前に…まずは賭場に行った。
この世界の賭博って…ポーカーに代表される、カードゲームが主だけどね。
前世の世界には…実に様々なゲームがあったから、それをギリアムに余すことなく話したら…。
見事に前世のギャンブル場顔負けの施設が出来上がったよ…。
ちょっとヒントをあげると…本当に進化させちまうから、怖い…。
さて…ここで一番熱を帯びたのは…言わずもがななドライゴ陛下…。
世界中のかけ事をしまくった人なのだが、この施設程充実してるのは、類を見ないってさ…。
お付きの人が…ぼそぼそと、
「旅費がなくなります…」
と、言っているのが、ギリアムの耳に入ったとか、入らないとか…。
そして温泉郷の娼館と言えば!!
ズバリ…ジャパニーズゲイシャでしょぅ!!
……。
はい、申し訳ございません。
完全な独断と偏見でございます。
でも…前世で遊郭だ芸者だのプレイは、客に散々やらされたからさ…。
結構知識があったのさ。
それでギリアムに話したら…以下省略…。
でも、この温泉郷の装飾の和柄だってさ…。
私のうろ覚えな、ガキの落書きレベルのデッサンから…ギリアムが大部分をデザインしてくれた
んだよね…。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、万能の天才と呼ばれ、多分野が得意だったそうだが…。
まさにそれ!!って、感じだよ。ウチのわんこ旦那君…。
本当に…なんで私なんぞ、好きになったかね?
小さいころ、ちょっと助けた程度の、エッチしか能のない娼婦脳女をよ…。
そして…芸者の踊りも、裏覚えをちょっと見せたら、まあ…見事に美しき振付にしてくれたよ。
万能天才わんこ君がね…。
金はあったから、私の目利きで、芸者の才能のありそうな娼婦を集め…。
ドローチェさんにも協力してもらい、完成させたのさ!!
まだ拙いからこそ、あまり…紹介したくなかった面もある。
しかし、御覧になりたいと言われてしまったからには、しょーがねぇ!!
建物の正面玄関の門があくと…。
中には規則正しく整列した、着物姿の女性たちが…。
そして道の中心で出迎えてくれるのは…ドローチェさんだ。
「ティタノ陛下…、ドライゴ陛下…、ケルカロス陛下…。
ようこそ牡丹郷へおいでくださりました…。
わたくし、本日の案内をさせていただく、ドローチェでございます」
……さすが長年、高級娼館で…一流の男どもを相手にして来たことのあるお人や。
貫禄と切符と…度胸がある。この3人を前にして、少しも物怖じしている所がない。
ティタノ陛下は…ドローチェさんを、まじまじと見て…。
「お前の所は…本当に良い人材がそろっておるな、ギリアム公爵よ…」
「恐縮です」
最高の褒め言葉、あざーす。
そうして始まったのは…この世界のどこにも存在しない、見事な踊り…。
ああ…この短期間で、皆さまよくここまで、練習してくださった…。
プロ根性の塊な方々を、選んだつもりだったけど…。本当によくここまで…。
私は感涙しそうになるのを、必死に抑えた…。
「それでは皆様!!ここから…娼館ならではの催しを致します!!」
ドローチェさんの切符のいい声で、私は思わず身を乗り出す!!
私が…客に乞われて、こういったお座敷じみた所で、散々やったこと!!
ズバリ、野球拳……だっ!!
「あ、それっ!!野球するならっ!!野球するなら、こーいう形でしなしゃんせっ!!
あそれ、アウト、セーフ!!よよいのよい!!」
威勢のいい掛け声とともに…負けた方が、服を一枚ずつ脱いでいく…。
あ~、なっつかしいなぁ…。本当に…一時熱中したんだよね…。
客の方が先に素っ裸になったら、いくらくれる…とかだったから、かなり必死だった…。
もう、遠い昔の記憶だよ。
私が…ちょっと目を細めていると、
「うはははははっ!!面白い催しじゃのぉ~。テンポもいい!!いよぉしっ!!」
なんか…歩み出て、
「遠慮はいらんっ!!全員でかかってこい!!
わしを素っ裸に出来たら、この座敷代の10倍を、全員に払ってやるわ!!」
うおお、太っ腹。
みんな…早速色めき立って、やってみるも…。
結果は惨敗…。
ティタノ陛下…一枚も脱がず…。
じゃんけんも無敗の王者か…。荒獅子王様は健在の様です。
それ以外にも…様々なお屋敷芸で楽しんでいただいている最中…何やらガヤガヤしている
声が聞こえてきた…。
「ドローチェママ…」
スタッフが何やら、ドローチェさんに耳打ちしとるよ。
でも…この人たちのお相手じゃあ、離れるわけにはいかんよね…。
「私が行きましょう…。ドローチェさんとフィリーはここに…」
優先順位と、適材適所がわかってくださっているワンコ殿に、お任せすることにした。
「なんじゃ?どうしたぁ?」
ティタノ陛下が鋭く気づくも、
「些細な事が起こったようでして…ギリアムが少々、席を外します。
直ぐに戻りますので、ご安心を…」
「そうかそうか、まあ、あ奴に解決できない問題など、なかろうよ…」
楽しそうにまた…ゲイシャさん達との遊びに戻っていった。
さて…ギリアムは少ししてから戻って来た。
問題ない。後で話す…と言うから、私も深くは尋ねなかったんだけどね…。
さて…宴もたけなわではあったのだが、お三方には桃源郷にお帰り頂くことにして…。
私とドローチェさんは、お三方のご気分を害さぬよう、終始配慮を怠らなかったのだが…。
そしたら、入り口に方が、何やら騒がしい。
「ああ…どうやらツァリオ閣下がいらっしゃったようです」
「え?」
ツァリオ閣下って…接待でもなきゃ、こんな所来ないだろうに…。
見れば…ステファンがスッゲー怒られてる…。
まあ…ステファンは来ててもおかしくないが…。
何やら、ツァリオ閣下が指さしているのは…柱?…か?何かに縛り付けられた…人間らしきもの。
「ギ…ギリアム…?」
私はこの時…いや~な予感…すっ飛ばして、冷や汗が出まくった。
ツァリオ閣下は私たちを見つけると、
「ギリアム公爵閣下、オルフィリア公爵夫人…。この度はまたもやウチの父が迷惑をおかけし、
申し訳ございません。もう…強制退出させますので…」
スッゲー申し訳なさそう…。
……ってか、私は今回、顔を合わせていないのだが…。
「別にいいですよ…。
大分…お酒を召していらしたようですので、しらふに戻ったら、よく言い聞かせて下されば…。
ツァリオ閣下の事は、信用しておりますので…。
それにツェキオ殿に一度は会わせないと、またこちらに粉をかけそうですからね…。
そっちの方が面倒くさいです…」
ギリアムは…どこまでも通常営業…。
「……ご配慮痛み入ります…」
私が改めて話を聞くと…。
一風変わった娼館があると聞いて、見てみたいと来たそう…。
最初は楽しく遊んでいたのだが、そのうち…自分の不甲斐なさは棚に上げ、周りがどうこう
言い始めて…。
お酒も入っていたから、ステファンが止めるのも聞かず、管巻き始めて凄かったそう。
身分が高いだけに、下手な事はできず…。
それで…こっちに話が来て、ギリアムが出張って行ったそう。
「まあただ…。
頭に女性もののパンツを被った全裸男が、当主の何たるか、貴族の何たるかについて…くどくど
説教していたのでね…。
少々ムカつきましたので、思わず張りつけにしてしまいました」
そう…柱というか、文字通り十字架に張りつけにされて…泣きわめいているのは、ツァルガ爺さん…。
本当にこの人は…悪い意味で話題に事欠かないな…。
「ギリアム公爵閣下は、お心が広いですな…。
わしでしたら、それを見た瞬間、縊り殺していますよ」
……声の具合からして…本気やな。
「それでは…お引き取り願います」
「……いっそこのままでもいいんですけどね、わしは…」
「それも店の迷惑ですので…」
「わかりました…」
ため息一つつき、張りつけにされたままのツァルガ爺さんを…護衛騎士達が抱えていく…。
……市中引き回しの刑に処す気か?
まあ…ほっとこ。
「あの爺さんは…ほんとにしゃーないの。
よくもまあ…ツァリオ公爵のような、できた息子が生まれたもんじゃ」
ホントだよね…。
まあ…その代表選手がギリアムなんだけど…。
父母共に…最低最悪な極悪非道人間って言われてるからなぁ…。
「申し訳ございません。お目汚しを致しまして…」
「別にいいじゃろ。
しっかりと処罰されとるなら、問題なかろうが!!」
愉快気に笑ってらっしゃる…良かった…。
牡丹郷…遊郭と名付けてもよかったんだが、それじゃ…と思い、大輪の美しい華のイメージを
優先したのさ…。
ドローチェさんは…急遽でやってくれたにも関わらず、ほぼ完ぺきな仕事をしてくれて…
本当にありがたいよ…。
ひとまず改善点が無いわけじゃないが、旅行中盤も…無事完了いたしました…と。
この温泉郷の一風変わった娼館をご紹介しております。
今回の視察旅行では、当然省くつもりだったんだけど…。
街の全体図を説明した時に、娼館と賭場をしっかりと作ったこと…かなり評価された。
治安の問題と、切っても切り離せないからだとか…。
まあ…人間の欲求の巣窟には、大抵…悪い連中が巣くうからね。
だったら…合法化しちまった方がまだいい…ってのは、前世の世界でもかなり…議論されてた。
答えなんざ…永遠に出ない問題だろうなぁ…。
娼館の前に…まずは賭場に行った。
この世界の賭博って…ポーカーに代表される、カードゲームが主だけどね。
前世の世界には…実に様々なゲームがあったから、それをギリアムに余すことなく話したら…。
見事に前世のギャンブル場顔負けの施設が出来上がったよ…。
ちょっとヒントをあげると…本当に進化させちまうから、怖い…。
さて…ここで一番熱を帯びたのは…言わずもがななドライゴ陛下…。
世界中のかけ事をしまくった人なのだが、この施設程充実してるのは、類を見ないってさ…。
お付きの人が…ぼそぼそと、
「旅費がなくなります…」
と、言っているのが、ギリアムの耳に入ったとか、入らないとか…。
そして温泉郷の娼館と言えば!!
ズバリ…ジャパニーズゲイシャでしょぅ!!
……。
はい、申し訳ございません。
完全な独断と偏見でございます。
でも…前世で遊郭だ芸者だのプレイは、客に散々やらされたからさ…。
結構知識があったのさ。
それでギリアムに話したら…以下省略…。
でも、この温泉郷の装飾の和柄だってさ…。
私のうろ覚えな、ガキの落書きレベルのデッサンから…ギリアムが大部分をデザインしてくれた
んだよね…。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、万能の天才と呼ばれ、多分野が得意だったそうだが…。
まさにそれ!!って、感じだよ。ウチのわんこ旦那君…。
本当に…なんで私なんぞ、好きになったかね?
小さいころ、ちょっと助けた程度の、エッチしか能のない娼婦脳女をよ…。
そして…芸者の踊りも、裏覚えをちょっと見せたら、まあ…見事に美しき振付にしてくれたよ。
万能天才わんこ君がね…。
金はあったから、私の目利きで、芸者の才能のありそうな娼婦を集め…。
ドローチェさんにも協力してもらい、完成させたのさ!!
まだ拙いからこそ、あまり…紹介したくなかった面もある。
しかし、御覧になりたいと言われてしまったからには、しょーがねぇ!!
建物の正面玄関の門があくと…。
中には規則正しく整列した、着物姿の女性たちが…。
そして道の中心で出迎えてくれるのは…ドローチェさんだ。
「ティタノ陛下…、ドライゴ陛下…、ケルカロス陛下…。
ようこそ牡丹郷へおいでくださりました…。
わたくし、本日の案内をさせていただく、ドローチェでございます」
……さすが長年、高級娼館で…一流の男どもを相手にして来たことのあるお人や。
貫禄と切符と…度胸がある。この3人を前にして、少しも物怖じしている所がない。
ティタノ陛下は…ドローチェさんを、まじまじと見て…。
「お前の所は…本当に良い人材がそろっておるな、ギリアム公爵よ…」
「恐縮です」
最高の褒め言葉、あざーす。
そうして始まったのは…この世界のどこにも存在しない、見事な踊り…。
ああ…この短期間で、皆さまよくここまで、練習してくださった…。
プロ根性の塊な方々を、選んだつもりだったけど…。本当によくここまで…。
私は感涙しそうになるのを、必死に抑えた…。
「それでは皆様!!ここから…娼館ならではの催しを致します!!」
ドローチェさんの切符のいい声で、私は思わず身を乗り出す!!
私が…客に乞われて、こういったお座敷じみた所で、散々やったこと!!
ズバリ、野球拳……だっ!!
「あ、それっ!!野球するならっ!!野球するなら、こーいう形でしなしゃんせっ!!
あそれ、アウト、セーフ!!よよいのよい!!」
威勢のいい掛け声とともに…負けた方が、服を一枚ずつ脱いでいく…。
あ~、なっつかしいなぁ…。本当に…一時熱中したんだよね…。
客の方が先に素っ裸になったら、いくらくれる…とかだったから、かなり必死だった…。
もう、遠い昔の記憶だよ。
私が…ちょっと目を細めていると、
「うはははははっ!!面白い催しじゃのぉ~。テンポもいい!!いよぉしっ!!」
なんか…歩み出て、
「遠慮はいらんっ!!全員でかかってこい!!
わしを素っ裸に出来たら、この座敷代の10倍を、全員に払ってやるわ!!」
うおお、太っ腹。
みんな…早速色めき立って、やってみるも…。
結果は惨敗…。
ティタノ陛下…一枚も脱がず…。
じゃんけんも無敗の王者か…。荒獅子王様は健在の様です。
それ以外にも…様々なお屋敷芸で楽しんでいただいている最中…何やらガヤガヤしている
声が聞こえてきた…。
「ドローチェママ…」
スタッフが何やら、ドローチェさんに耳打ちしとるよ。
でも…この人たちのお相手じゃあ、離れるわけにはいかんよね…。
「私が行きましょう…。ドローチェさんとフィリーはここに…」
優先順位と、適材適所がわかってくださっているワンコ殿に、お任せすることにした。
「なんじゃ?どうしたぁ?」
ティタノ陛下が鋭く気づくも、
「些細な事が起こったようでして…ギリアムが少々、席を外します。
直ぐに戻りますので、ご安心を…」
「そうかそうか、まあ、あ奴に解決できない問題など、なかろうよ…」
楽しそうにまた…ゲイシャさん達との遊びに戻っていった。
さて…ギリアムは少ししてから戻って来た。
問題ない。後で話す…と言うから、私も深くは尋ねなかったんだけどね…。
さて…宴もたけなわではあったのだが、お三方には桃源郷にお帰り頂くことにして…。
私とドローチェさんは、お三方のご気分を害さぬよう、終始配慮を怠らなかったのだが…。
そしたら、入り口に方が、何やら騒がしい。
「ああ…どうやらツァリオ閣下がいらっしゃったようです」
「え?」
ツァリオ閣下って…接待でもなきゃ、こんな所来ないだろうに…。
見れば…ステファンがスッゲー怒られてる…。
まあ…ステファンは来ててもおかしくないが…。
何やら、ツァリオ閣下が指さしているのは…柱?…か?何かに縛り付けられた…人間らしきもの。
「ギ…ギリアム…?」
私はこの時…いや~な予感…すっ飛ばして、冷や汗が出まくった。
ツァリオ閣下は私たちを見つけると、
「ギリアム公爵閣下、オルフィリア公爵夫人…。この度はまたもやウチの父が迷惑をおかけし、
申し訳ございません。もう…強制退出させますので…」
スッゲー申し訳なさそう…。
……ってか、私は今回、顔を合わせていないのだが…。
「別にいいですよ…。
大分…お酒を召していらしたようですので、しらふに戻ったら、よく言い聞かせて下されば…。
ツァリオ閣下の事は、信用しておりますので…。
それにツェキオ殿に一度は会わせないと、またこちらに粉をかけそうですからね…。
そっちの方が面倒くさいです…」
ギリアムは…どこまでも通常営業…。
「……ご配慮痛み入ります…」
私が改めて話を聞くと…。
一風変わった娼館があると聞いて、見てみたいと来たそう…。
最初は楽しく遊んでいたのだが、そのうち…自分の不甲斐なさは棚に上げ、周りがどうこう
言い始めて…。
お酒も入っていたから、ステファンが止めるのも聞かず、管巻き始めて凄かったそう。
身分が高いだけに、下手な事はできず…。
それで…こっちに話が来て、ギリアムが出張って行ったそう。
「まあただ…。
頭に女性もののパンツを被った全裸男が、当主の何たるか、貴族の何たるかについて…くどくど
説教していたのでね…。
少々ムカつきましたので、思わず張りつけにしてしまいました」
そう…柱というか、文字通り十字架に張りつけにされて…泣きわめいているのは、ツァルガ爺さん…。
本当にこの人は…悪い意味で話題に事欠かないな…。
「ギリアム公爵閣下は、お心が広いですな…。
わしでしたら、それを見た瞬間、縊り殺していますよ」
……声の具合からして…本気やな。
「それでは…お引き取り願います」
「……いっそこのままでもいいんですけどね、わしは…」
「それも店の迷惑ですので…」
「わかりました…」
ため息一つつき、張りつけにされたままのツァルガ爺さんを…護衛騎士達が抱えていく…。
……市中引き回しの刑に処す気か?
まあ…ほっとこ。
「あの爺さんは…ほんとにしゃーないの。
よくもまあ…ツァリオ公爵のような、できた息子が生まれたもんじゃ」
ホントだよね…。
まあ…その代表選手がギリアムなんだけど…。
父母共に…最低最悪な極悪非道人間って言われてるからなぁ…。
「申し訳ございません。お目汚しを致しまして…」
「別にいいじゃろ。
しっかりと処罰されとるなら、問題なかろうが!!」
愉快気に笑ってらっしゃる…良かった…。
牡丹郷…遊郭と名付けてもよかったんだが、それじゃ…と思い、大輪の美しい華のイメージを
優先したのさ…。
ドローチェさんは…急遽でやってくれたにも関わらず、ほぼ完ぺきな仕事をしてくれて…
本当にありがたいよ…。
ひとまず改善点が無いわけじゃないが、旅行中盤も…無事完了いたしました…と。
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