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第五章 冒険編 海の男
忌まわしき過去
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“孤独船”それは突如海に現れた巨大な幽霊船である。その形状は、幾つもの船が組合わさり一塊になった物。そしてそのどれもがかつて、嵐の被害や海賊同士の争いで沈没してしまった船なのだ。その為、一つ一つの船自体はボロボロで誰一人として乗っておらず、それこそ浮いてる事自体があり得ない。船の集合体という外見と誰もいない孤独な雰囲気から、“孤独船”という名が付けられた。
「……これが一般的な“孤独船”に関する情報だ」
「そんな船があるんですね」
真緒達は現在、“孤独船”から全速力で離れている。その間にジェドは真緒達に“孤独船”に関する詳しい情報を教えていた。
「でも、わざわざ逃げる必要があるんだかぁ?」
「話を聞く限りでは、只不気味なだけで害は無さそうに思えるんですけど……」
「ああ、これは“一般的”な情報だからな……ここからは、俺だけが知り得る情報を教える」
「……ジェドさんだけが……知り得る情報……」
ジェドは、少し思い詰めた表情を浮かべるが、ゆっくりと口を開いた。
「あの船は…… 生きている」
「えっ?」
「比喩表現じゃない。本当に生きているんだ。“孤独船”は、近くで船を見つけると物凄い早さで追いかけてきて、狙った船を沈めてしまうのさ……そして沈没した船は“孤独船”の一部として組合わさる」
「そ、そんな、船が生きているだなんて……」
「だが、事実なんだ!」
ジェドの両手は震えていた。震えを抑えようと両手を絡ませるが、それでも収まらない。
「なぁ、ジェド。どうしてその情報をお前だけが知っていると言えるんだ?」
鋭い質問をするフォルス。
「……襲われた船の船員は皆死んじまって、語り継ぐ奴がいないんだ」
「なら何故お前は知っているんだ?」
「それは……俺が襲われた船の唯一の生き残りだからだ」
「「「「「!!」」」」」
衝撃の事実に一同は驚愕の表情を示した。
「それは、いつの話なんですか?」
「…………あれは忘れもしない、俺がまだガキの頃だった……」
***
「うーん、潮風が気持ちいいなー!」
ジェド、八歳。真ん丸な顔に短い手足が可愛らしい。大きな船の甲板で海を眺め、潮風に当たっていた。
「ジェド、何やってるんだ?」
「あ、お父さん!潮風に当たってたんだよ」
ジェドのお父さんは赤いコートに真っ赤な帽子を被っていた。そんなお父さんがジェドを持ち上げ、肩車をする。
「そうか、でもあんまり当たりすぎてると髪の毛がベタベタになって、港に帰ったらお母さんに怒られちゃうぞ」
「今のお父さんみたいに?」
お父さんの髪の毛は、潮風に当たりすぎたのかベタベタで摘まみ上げると、その場で止まるほどである。
「あ、ああ……お母さんには海に落ちた仲間を助ける為に、飛び込んだって言ってくれよ」
「船長、それは言い訳として苦しいんじゃないですかねー」
「な、何を!」
「それだと、全身がずぶ濡れじゃないと可笑しいですよ」
「あ……そうか……」
何とか言い訳を考えていたお父さんだったが、仲間に論破されてしまった。
「それに、俺達は海賊ですよ?海の男の中でも最も男らしいんですから、もっと堂々としてればいいんですよ」
「お前!あいつの怒った時の恐ろしさを知らないから、そんな事が言えるんだ!」
「怒った時のお母さん、怖いよ」
「なぁ、怖いよな。ほら、ジェドもこう言ってる!」
「はいはい、そうですか」
息子のジェドと共感する事が出来て嬉しいお父さんに、それを見て呆れる仲間。
「お父さん!」
「ん、何だ?」
「僕、大きくなったらお父さんみたいな立派な船長になるよ!」
「そうか!楽しみに待ってるぞ!!」
「何なら今からでも船長を交代してほしいね」
「そうだな、息子の方が船長に向いてるな」
「おい、お前らなー!!」
「へへ、冗談ですよ。冗談。」
「そんなムキにならないでください」
仲間に冷やかされて少し怒るも、どこか和やかな空気が流れていた。だがしかし、その直後叫び声が響いた。
「うわあああああああ!!!」
「どうした!?何があった!?」
展望台で見張りをしていた仲間が突然、望遠鏡を片目に当て叫んだのを見て、お父さんが状況を聞いてきた。
「数十メートル先の海中から突如、巨大な船が一隻現れました!」
「何だと!海中から!?それで旗の絵は?」
「何も書かれていない無印、“孤独船”だと思われます!!」
「!!!、面舵一杯!全速力で逃げるんだ!!」
「「「「ウッス!!」」」」
“孤独船”という名前を聞いてからお父さんは真剣な表情になり、仲間達に指示を出す。そしてそのまま船底の倉庫へと降りていき、空っぽの樽の中にジェドを入れる。
「………お父さん、何が起こったの?」
ジェドは不安そうな顔をして見つめてくる。
「安心しろ、お前の事はお父さんが必ず守ってやる。だからほとぼりが冷めるまでこの樽の中にいるんだぞいいな?」
「でも、お父さん……」
「大丈夫だ、お父さんを信じろ。お父さんは海の男だからな!」
親指をグッと立てて、安心させる。
「……うん、分かった。ここで待ってるね……」
「ありがとう、じゃあ蓋を閉めるからな。絶対開けるんじゃないぞ、いいな?」
「うん!」
お父さんはジェドの入っている樽に蓋をすると、甲板へとかけ上がっていった。
船長!!戻りましたか!
“孤独船”の現在位置は?
現在、距離六メートル地点まで接近。このままでは追い付かれてしまいます!
ボロボロの船なのに、どうしてあんな早いんだ!!
クソッ!全船員は戦闘準備を整えろ!!
ちょっと待て船長!!何か飛んでくる!
何だ、あの“黒い塊”は!?
うわあああああああああ!!!!
…………………………
「(……し、静かになった……もう、終わったのかな?)」
ジェドはゆっくりと樽の蓋を開けた。
「皆?……!!!」
蓋を開けると目の前には綺麗な青空と広大な海が広がっていた。いや、そんな筈はない。ここは船底の倉庫、青空と海が見える筈は無いのだ。しかし実際問題見えている。なぜなら、船底から上が綺麗さっぱり無くなっていたのだ。船はまるでいかだみたいになっていた。
「お父さん……お父さん……お父さん!!」
ジェドが大声で呼んでも返事が帰ってくる事はなかった。
「何処なの……皆……一人にしないで……」
この日、ジェドは“孤独船”にお父さんとその仲間達を奪われ、広大な海の真ん中で独りぼっちになってしまった。
***
「その後、三日三晩飲まず食わずで流され、もう駄目だって思った時、運良く港に辿り着く事が出来たんだ。だけど、事情を話しても誰も信じてはくれなかった。船のほとんどを持っていくなんて、普通はあり得ないからな。結果、親父は海の向こうで女を作り、邪魔になった俺を樽に詰め、いかだに乗せて海へと流したという結論に至った。そのショックで母は倒れ、寝込んでしまい、そのまま死んじまった」
「そんな事があったんですか……」
ジェドの忌まわしき過去を聞いた真緒達は絶句した。
「悪かったな辛い過去を思い出させてしまって……」
「気にするな、確かに両親がいなくなったのは悲しかったが、それでもこうして俺は海賊の船長をやれているから、あの出来事は無駄ではなかったと思う」
フォルスとジェドの会話が終わると、手下の一人が駆け寄ってきた。
「ジェドさん、“孤独船”を何とか振り切りました」
「そうか、ご苦労だった。今日はゆっくり休んでくれ、明日の早朝から“水の都”に向けて出発しよう。お前達もそれでいいか?」
「ええ、私は構いません」
「オラも大丈夫だぁ」
「私も今日は疲れたので眠りたい気分です」
「急ぐ旅でも無いしな」
「…………」
「じゃあ、寝室に案内するついてきてくれ」
ジェドを先頭に寝室へと向かう真緒達。その中でエジタスだけはその場に残って、独り言を呟く。
「家族……か……くだらない」
エジタスの呟きは誰にも聞こえる事は無かった。
「何をしているんですか師匠、早く来てください」
「は~い!今行っきま~す!」
真緒の呼ぶ声に元気よく反応するエジタスは、スキップをしながら追いかけて行くのであった。
「……これが一般的な“孤独船”に関する情報だ」
「そんな船があるんですね」
真緒達は現在、“孤独船”から全速力で離れている。その間にジェドは真緒達に“孤独船”に関する詳しい情報を教えていた。
「でも、わざわざ逃げる必要があるんだかぁ?」
「話を聞く限りでは、只不気味なだけで害は無さそうに思えるんですけど……」
「ああ、これは“一般的”な情報だからな……ここからは、俺だけが知り得る情報を教える」
「……ジェドさんだけが……知り得る情報……」
ジェドは、少し思い詰めた表情を浮かべるが、ゆっくりと口を開いた。
「あの船は…… 生きている」
「えっ?」
「比喩表現じゃない。本当に生きているんだ。“孤独船”は、近くで船を見つけると物凄い早さで追いかけてきて、狙った船を沈めてしまうのさ……そして沈没した船は“孤独船”の一部として組合わさる」
「そ、そんな、船が生きているだなんて……」
「だが、事実なんだ!」
ジェドの両手は震えていた。震えを抑えようと両手を絡ませるが、それでも収まらない。
「なぁ、ジェド。どうしてその情報をお前だけが知っていると言えるんだ?」
鋭い質問をするフォルス。
「……襲われた船の船員は皆死んじまって、語り継ぐ奴がいないんだ」
「なら何故お前は知っているんだ?」
「それは……俺が襲われた船の唯一の生き残りだからだ」
「「「「「!!」」」」」
衝撃の事実に一同は驚愕の表情を示した。
「それは、いつの話なんですか?」
「…………あれは忘れもしない、俺がまだガキの頃だった……」
***
「うーん、潮風が気持ちいいなー!」
ジェド、八歳。真ん丸な顔に短い手足が可愛らしい。大きな船の甲板で海を眺め、潮風に当たっていた。
「ジェド、何やってるんだ?」
「あ、お父さん!潮風に当たってたんだよ」
ジェドのお父さんは赤いコートに真っ赤な帽子を被っていた。そんなお父さんがジェドを持ち上げ、肩車をする。
「そうか、でもあんまり当たりすぎてると髪の毛がベタベタになって、港に帰ったらお母さんに怒られちゃうぞ」
「今のお父さんみたいに?」
お父さんの髪の毛は、潮風に当たりすぎたのかベタベタで摘まみ上げると、その場で止まるほどである。
「あ、ああ……お母さんには海に落ちた仲間を助ける為に、飛び込んだって言ってくれよ」
「船長、それは言い訳として苦しいんじゃないですかねー」
「な、何を!」
「それだと、全身がずぶ濡れじゃないと可笑しいですよ」
「あ……そうか……」
何とか言い訳を考えていたお父さんだったが、仲間に論破されてしまった。
「それに、俺達は海賊ですよ?海の男の中でも最も男らしいんですから、もっと堂々としてればいいんですよ」
「お前!あいつの怒った時の恐ろしさを知らないから、そんな事が言えるんだ!」
「怒った時のお母さん、怖いよ」
「なぁ、怖いよな。ほら、ジェドもこう言ってる!」
「はいはい、そうですか」
息子のジェドと共感する事が出来て嬉しいお父さんに、それを見て呆れる仲間。
「お父さん!」
「ん、何だ?」
「僕、大きくなったらお父さんみたいな立派な船長になるよ!」
「そうか!楽しみに待ってるぞ!!」
「何なら今からでも船長を交代してほしいね」
「そうだな、息子の方が船長に向いてるな」
「おい、お前らなー!!」
「へへ、冗談ですよ。冗談。」
「そんなムキにならないでください」
仲間に冷やかされて少し怒るも、どこか和やかな空気が流れていた。だがしかし、その直後叫び声が響いた。
「うわあああああああ!!!」
「どうした!?何があった!?」
展望台で見張りをしていた仲間が突然、望遠鏡を片目に当て叫んだのを見て、お父さんが状況を聞いてきた。
「数十メートル先の海中から突如、巨大な船が一隻現れました!」
「何だと!海中から!?それで旗の絵は?」
「何も書かれていない無印、“孤独船”だと思われます!!」
「!!!、面舵一杯!全速力で逃げるんだ!!」
「「「「ウッス!!」」」」
“孤独船”という名前を聞いてからお父さんは真剣な表情になり、仲間達に指示を出す。そしてそのまま船底の倉庫へと降りていき、空っぽの樽の中にジェドを入れる。
「………お父さん、何が起こったの?」
ジェドは不安そうな顔をして見つめてくる。
「安心しろ、お前の事はお父さんが必ず守ってやる。だからほとぼりが冷めるまでこの樽の中にいるんだぞいいな?」
「でも、お父さん……」
「大丈夫だ、お父さんを信じろ。お父さんは海の男だからな!」
親指をグッと立てて、安心させる。
「……うん、分かった。ここで待ってるね……」
「ありがとう、じゃあ蓋を閉めるからな。絶対開けるんじゃないぞ、いいな?」
「うん!」
お父さんはジェドの入っている樽に蓋をすると、甲板へとかけ上がっていった。
船長!!戻りましたか!
“孤独船”の現在位置は?
現在、距離六メートル地点まで接近。このままでは追い付かれてしまいます!
ボロボロの船なのに、どうしてあんな早いんだ!!
クソッ!全船員は戦闘準備を整えろ!!
ちょっと待て船長!!何か飛んでくる!
何だ、あの“黒い塊”は!?
うわあああああああああ!!!!
…………………………
「(……し、静かになった……もう、終わったのかな?)」
ジェドはゆっくりと樽の蓋を開けた。
「皆?……!!!」
蓋を開けると目の前には綺麗な青空と広大な海が広がっていた。いや、そんな筈はない。ここは船底の倉庫、青空と海が見える筈は無いのだ。しかし実際問題見えている。なぜなら、船底から上が綺麗さっぱり無くなっていたのだ。船はまるでいかだみたいになっていた。
「お父さん……お父さん……お父さん!!」
ジェドが大声で呼んでも返事が帰ってくる事はなかった。
「何処なの……皆……一人にしないで……」
この日、ジェドは“孤独船”にお父さんとその仲間達を奪われ、広大な海の真ん中で独りぼっちになってしまった。
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「そんな事があったんですか……」
ジェドの忌まわしき過去を聞いた真緒達は絶句した。
「悪かったな辛い過去を思い出させてしまって……」
「気にするな、確かに両親がいなくなったのは悲しかったが、それでもこうして俺は海賊の船長をやれているから、あの出来事は無駄ではなかったと思う」
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「そうか、ご苦労だった。今日はゆっくり休んでくれ、明日の早朝から“水の都”に向けて出発しよう。お前達もそれでいいか?」
「ええ、私は構いません」
「オラも大丈夫だぁ」
「私も今日は疲れたので眠りたい気分です」
「急ぐ旅でも無いしな」
「…………」
「じゃあ、寝室に案内するついてきてくれ」
ジェドを先頭に寝室へと向かう真緒達。その中でエジタスだけはその場に残って、独り言を呟く。
「家族……か……くだらない」
エジタスの呟きは誰にも聞こえる事は無かった。
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