205 / 300
第十章 冒険編 魔王と勇者
エジタスの実力
しおりを挟む
「四天王の好みだ、殺しはしない。だが、魔王様を傷付けた償いとして、しばらく動けない体になって貰うからな」
「エジタスさん……今の話が本当だとするなら俺は、あなたを決して許しません。シーラの意見と同じで、殺しはしません。だけど、少し痛い目に合って貰います」
そう言うとシーラはエジタスにゆっくりと近づき、フォルスはシーラの後ろから弓を構えて、援護の体制を取る。
「…………“殺す”とか“殺さない”とか、あなた達は強者にでもなったつもりですか?」
「「!!」」
その瞬間、エジタスはその場から姿を消した。そして、瞬く間にフォルスの背後へと転移して来た。
「は、早い!!」
突然背後に現れたエジタスに、フォルスは反応が遅れてしまい、腹部に重たい蹴りをまともに食らってしまった。
「がはぁ!!」
「フォルス!!」
「そもそも、この世に強者という概念は存在しません。生まれたての赤ん坊からすれば、全ての生物が強者になります。強者の基準とはつまり、他者から認められる事で始めて成立するものなのです」
エジタスが、自身の考える強者の概念について語っている中で、重たい蹴りをまともに食らってしまったフォルスは、シーラの側まで吹き飛ばされた。
「それなのにあなた達は、まるで自身が強者であるかの様に殺す、殺さないの選択をしようとしている…………そういうの“自己顕示欲の塊”って言うのですよ?」
「!!」
その瞬間、またしてもエジタスはその場から姿を消した。そして、瞬く間にシーラの目の前へと転移して来た。
「しまっ…………!!」
突然の転移に反応が遅れてしまったシーラは、顎に強烈なアッパーを食らってしまった。
「ぐふっ!!」
「その欲はいつしか、身を滅ぼす事になりますよ」
殴られた衝撃で顎の骨にひびが入り、口の中から出血した。
「シーラ!!大丈夫か!?」
「ゆ、指を鳴らしていないのに……どうして、転移出来ているんだ……?」
殴られた事を心配するフォルスを他所に、シーラは殴られた顎を押さえながら、エジタスが指を鳴らさずに転移している事を疑問に感じていた。
「何か勘違いしている様ですが、本来私は指を鳴らさなくても、転移する事が出来ますけど?」
「「「「「「「「!!」」」」」」」」
エジタスの口から告げられた衝撃の事実に二人は勿論、他の六人も驚きの表情を隠せなかった。
「じゃあ……何故わざわざ指を鳴らして……転移していたんだ?」
「あぁ、その方が見映えがよろしくなるというか、インスピレーションが働くのですよ」
「み、見映え……インスピレーション……そんな理由で…………」
つまりエジタスの転移には本来、指をパチンと鳴らすなどの前動作は必要無く、完全な奇襲を可能とする技であるという事だ。
「そんな……そんな、常識外れな技が存在してたまるか!!」
しかしシーラは、エジタスの話を信じる事が出来ず、再び槍を構えてエジタスに襲い掛かる。
「シーラ!!」
「うぉおおおおお!!!」
「全く……人の言う事も素直に信じられないとは……シーラさん、あなたという人はとても……嘆かわしいですね」
そう言うとエジタスは、一瞬でその場から姿を消した。
「後ろか!!?」
「残念、上です」
シーラは、エジタスが転移して来る所を後ろだと予測して、素早く振り返るもそこにはエジタスの姿は無く、実際は真上に転移してシーラの脳天目掛けて、かかとを振り下ろした。
「がぁあああ!!!」
「シーラ!!」
二度に渡って頭部に多大なダメージを負ってしまったシーラは、そのまま仰向けに倒れた。
「くそっ!!」
倒れてしまったシーラの仇を打つ為、フォルスは空中に舞い上がり、エジタス目掛けて弓を構える。
「“三連弓”!!」
放たれた三連続の矢は、エジタス目掛けて真っ直ぐに飛んで行く。
「転移は連続して使う事が出来ない……つまり、今のエジタスさんになら俺の攻撃も通る筈だ!!」
転移直後を狙ったフォルスの作戦、転移する事が出来ないエジタスならば、避けられる心配も反撃を食らう心配も無い。
「…………」
するとエジタスは、徐に服の袖から食事用のナイフを取り出して、飛んで来る三本の矢を器用に弾き返した。
「な、何!!?」
避けるのでも無く、反撃するのでも無い。フォルスが放った矢を弾き返すという、第三の選択に呆気に取られてフォルスは反応するのが数秒遅れてしまった。その結果、弾き返された三本の矢はフォルスの両方の翼に突き刺さった。
「ぐわぁあああ!!!」
突き刺さった矢の痛みから、フォルスはそのまま地上へと落下してしまった。
「うぐっ…………!!」
また、床に激突した衝撃から更に傷を負う事になってしまった。
「やれやれ……私はこの世界を“笑顔の絶えない世界”にしようとしているだけなのに、何故あなた達と戦わないといけないのですか?」
そう言いながらエジタスは、シーラとフォルスを横切り、玉座の前まで歩み寄った。
「シーラさんやフォルスさんの様に痛い目に合いたくなければ、これ以上私の計画を邪魔しないで下さい。そうすれば、結果的に皆さんは幸せになれるのですから…………」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
フォルスとシーラの二人を、あっさりと倒してしまったエジタスに、その場にいる全員は呆気に取られて、何も言う事が出来なかった。そんな様子にエジタスは、無言は肯定と同じ意味であると捉えて、光の王冠と闇の王冠を空中に浮かび上がらせた。
「お、王冠が……浮いてる……!?」
「何も不思議な事ではありませんよ。私の空間魔法で、それぞれ王冠周りの空間を持ち上げているだけに過ぎません」
二つの王冠が、ある程度の高さまで浮かび上がると動きが止まった。
「……遂に……遂に……この時がやって来ました……今こそ!!全ての王冠が揃う時です!!“マーキングコレクション”!!!」
するとエジタスは見映えを良くする為なのか、インスピレーションを働かせる為なのか、転移する時と同じ様に指をパチンと鳴らした。
「エジタスさん……今の話が本当だとするなら俺は、あなたを決して許しません。シーラの意見と同じで、殺しはしません。だけど、少し痛い目に合って貰います」
そう言うとシーラはエジタスにゆっくりと近づき、フォルスはシーラの後ろから弓を構えて、援護の体制を取る。
「…………“殺す”とか“殺さない”とか、あなた達は強者にでもなったつもりですか?」
「「!!」」
その瞬間、エジタスはその場から姿を消した。そして、瞬く間にフォルスの背後へと転移して来た。
「は、早い!!」
突然背後に現れたエジタスに、フォルスは反応が遅れてしまい、腹部に重たい蹴りをまともに食らってしまった。
「がはぁ!!」
「フォルス!!」
「そもそも、この世に強者という概念は存在しません。生まれたての赤ん坊からすれば、全ての生物が強者になります。強者の基準とはつまり、他者から認められる事で始めて成立するものなのです」
エジタスが、自身の考える強者の概念について語っている中で、重たい蹴りをまともに食らってしまったフォルスは、シーラの側まで吹き飛ばされた。
「それなのにあなた達は、まるで自身が強者であるかの様に殺す、殺さないの選択をしようとしている…………そういうの“自己顕示欲の塊”って言うのですよ?」
「!!」
その瞬間、またしてもエジタスはその場から姿を消した。そして、瞬く間にシーラの目の前へと転移して来た。
「しまっ…………!!」
突然の転移に反応が遅れてしまったシーラは、顎に強烈なアッパーを食らってしまった。
「ぐふっ!!」
「その欲はいつしか、身を滅ぼす事になりますよ」
殴られた衝撃で顎の骨にひびが入り、口の中から出血した。
「シーラ!!大丈夫か!?」
「ゆ、指を鳴らしていないのに……どうして、転移出来ているんだ……?」
殴られた事を心配するフォルスを他所に、シーラは殴られた顎を押さえながら、エジタスが指を鳴らさずに転移している事を疑問に感じていた。
「何か勘違いしている様ですが、本来私は指を鳴らさなくても、転移する事が出来ますけど?」
「「「「「「「「!!」」」」」」」」
エジタスの口から告げられた衝撃の事実に二人は勿論、他の六人も驚きの表情を隠せなかった。
「じゃあ……何故わざわざ指を鳴らして……転移していたんだ?」
「あぁ、その方が見映えがよろしくなるというか、インスピレーションが働くのですよ」
「み、見映え……インスピレーション……そんな理由で…………」
つまりエジタスの転移には本来、指をパチンと鳴らすなどの前動作は必要無く、完全な奇襲を可能とする技であるという事だ。
「そんな……そんな、常識外れな技が存在してたまるか!!」
しかしシーラは、エジタスの話を信じる事が出来ず、再び槍を構えてエジタスに襲い掛かる。
「シーラ!!」
「うぉおおおおお!!!」
「全く……人の言う事も素直に信じられないとは……シーラさん、あなたという人はとても……嘆かわしいですね」
そう言うとエジタスは、一瞬でその場から姿を消した。
「後ろか!!?」
「残念、上です」
シーラは、エジタスが転移して来る所を後ろだと予測して、素早く振り返るもそこにはエジタスの姿は無く、実際は真上に転移してシーラの脳天目掛けて、かかとを振り下ろした。
「がぁあああ!!!」
「シーラ!!」
二度に渡って頭部に多大なダメージを負ってしまったシーラは、そのまま仰向けに倒れた。
「くそっ!!」
倒れてしまったシーラの仇を打つ為、フォルスは空中に舞い上がり、エジタス目掛けて弓を構える。
「“三連弓”!!」
放たれた三連続の矢は、エジタス目掛けて真っ直ぐに飛んで行く。
「転移は連続して使う事が出来ない……つまり、今のエジタスさんになら俺の攻撃も通る筈だ!!」
転移直後を狙ったフォルスの作戦、転移する事が出来ないエジタスならば、避けられる心配も反撃を食らう心配も無い。
「…………」
するとエジタスは、徐に服の袖から食事用のナイフを取り出して、飛んで来る三本の矢を器用に弾き返した。
「な、何!!?」
避けるのでも無く、反撃するのでも無い。フォルスが放った矢を弾き返すという、第三の選択に呆気に取られてフォルスは反応するのが数秒遅れてしまった。その結果、弾き返された三本の矢はフォルスの両方の翼に突き刺さった。
「ぐわぁあああ!!!」
突き刺さった矢の痛みから、フォルスはそのまま地上へと落下してしまった。
「うぐっ…………!!」
また、床に激突した衝撃から更に傷を負う事になってしまった。
「やれやれ……私はこの世界を“笑顔の絶えない世界”にしようとしているだけなのに、何故あなた達と戦わないといけないのですか?」
そう言いながらエジタスは、シーラとフォルスを横切り、玉座の前まで歩み寄った。
「シーラさんやフォルスさんの様に痛い目に合いたくなければ、これ以上私の計画を邪魔しないで下さい。そうすれば、結果的に皆さんは幸せになれるのですから…………」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
フォルスとシーラの二人を、あっさりと倒してしまったエジタスに、その場にいる全員は呆気に取られて、何も言う事が出来なかった。そんな様子にエジタスは、無言は肯定と同じ意味であると捉えて、光の王冠と闇の王冠を空中に浮かび上がらせた。
「お、王冠が……浮いてる……!?」
「何も不思議な事ではありませんよ。私の空間魔法で、それぞれ王冠周りの空間を持ち上げているだけに過ぎません」
二つの王冠が、ある程度の高さまで浮かび上がると動きが止まった。
「……遂に……遂に……この時がやって来ました……今こそ!!全ての王冠が揃う時です!!“マーキングコレクション”!!!」
するとエジタスは見映えを良くする為なのか、インスピレーションを働かせる為なのか、転移する時と同じ様に指をパチンと鳴らした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
【魔物島】~コミュ障な俺はモンスターが生息する島で一人淡々とレベルを上げ続ける~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
【俺たちが飛ばされた魔物島には恐ろしいモンスターたちが棲みついていた――!?】
・コミュ障主人公のレベリング無双ファンタジー!
十九歳の男子学生、柴木善は大学の入学式の最中突如として起こった大地震により気を失ってしまう。
そして柴木が目覚めた場所は見たことのないモンスターたちが跋扈する絶海の孤島だった。
その島ではレベルシステムが発現しており、倒したモンスターに応じて経験値を獲得できた。
さらに有用なアイテムをドロップすることもあり、それらはスマホによって管理が可能となっていた。
柴木以外の入学式に参加していた学生や教師たちもまたその島に飛ばされていて、恐ろしいモンスターたちを相手にしたサバイバル生活を強いられてしまう。
しかしそんな明日をも知れぬサバイバル生活の中、柴木だけは割と快適な日常を送っていた。
人と関わることが苦手な柴木はほかの学生たちとは距離を取り、一人でただひたすらにモンスターを狩っていたのだが、モンスターが落とすアイテムを上手く使いながら孤島の生活に順応していたのだ。
そしてそんな生活を一人で三ヶ月も続けていた柴木は、ほかの学生たちとは文字通りレベルが桁違いに上がっていて、自分でも気付かないうちに人間の限界を超えていたのだった。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる