笑顔の絶えない世界 season2 ~道楽の道化師の遺産~

マーキ・ヘイト

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第六章 冒険編 記憶の森

仲間なんて

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 あの日から五年、俺達二人は里に改革をもたらす為、必死になって動いた。トレディは、里長になるべく現里長の頼み事や、里の問題を解決していた。



 「トレディ、実はお主に頼みたい事があるのじゃ」



 今日も、里長に直接呼ばれたトレディは、頼み事を聞かされていた。



 「何でも仰って下さい。このトレディ、見事に解決して見せましょう」



 「うむ、頼もしい返事だ。この里から西に向かった場所に、小さな湖があるのは知っておるな?」



 「確か、夏には子供達の遊び場になっているんですよね?」



 「そうじゃ、最近その湖に狂暴な魔物が住み着いたという情報を耳にした。もうすぐ夏じゃ、そうなれば子供達は湖に向かおうとするじゃろう。万が一、子供達に何かあったら大変……そこでお主に白羽の矢が立った訳じゃ」



 「成る程、湖に住み着いた魔物を倒せば良いのですね。任せて下さい、必ずや魔物を倒し、皆さんの期待に答えて見せましょう」



 「おぉ!! 流石はトレディ、相変わらず頼りになるのぉ。では、頼んだぞ」



 「はい!!」











***







 「……と、言う訳で今度は魔物退治をする事になった」



 俺はと言うと、未だに里から白い目で見られている為、里の外れでトレディが戻って来るのを待っていた。



 「魔物退治か……今までの動物狩りの様には、一筋縄では上手く行かないだろうな」



 「大丈夫だって、お前と俺の二人なら、どんな困難も乗り越えられるさ」



 「油断は禁物だ。魔物の中には、知性を持った魔族と呼ばれる一族がいると聞く。もし、今度の相手がその魔族だったら、苦戦を強いられるだろう」



 「気にし過ぎだって。いつもの様に、お前の鍛え抜かれた肉体で倒せば良いんだよ。それにしても……本当に成長したな……」



 「そうか? 俺の場合、毎日見ているから、実感があまり無いんだよな」



 俺はこの五年で、目覚ましい進化を遂げた。ほっそりとした体は面影が残らない程、筋肉で膨れ上がっていた。



 「いやいや、水の表面で自分の全身見てみろ。アンバランスだぞ」



 そう言うとトレディは、魔法で水を生成してくれた。言われた通り覗き込むと、そこにはロン毛で顔は整っているのに、体は筋骨隆々のアンバランスなエルフが立っていた。



 「うーん、まぁ、そう言われれば、そう見えなくもないかな……?」



 「誰が見てもそう思うよ。さて、無駄話はここまでにして、本題に入るぞ」



 するとトレディは、生成した水を地面に垂らし、小さな水溜まりを作った。



 「この水溜まりが目的地の湖だ。で、俺達の里は……ここだ」



 水溜まりから少し離れた位置を指差し、指先で円を描いた。



 「距離的には、往復で二時間位か」



 「だな、作戦はいつも通りだ。お前が行って、解決したら俺に報告して、俺が長に報告する」



 「……なぁ、前々から思ったんだが、どうしてトレディは手伝ってくれないんだ?」



 「だから言ってるだろ。俺には、里長になる為の準備が必要だって。お前が問題を解決している間、俺はずっと魔法を高める修行をしなくちゃならないんだよ」



 トレディ曰く、里の長になる為には高い魔力が必要不可欠らしく、最低でも現里長と同じ位の魔力を保有しなくてはならないと駄目らしい。そうした理由から、毎回問題解決は俺一人で行っている。



 「心配するなって、お前なら一人でもやれる。俺は信じているぞ、仲間だからな」



 「トレディ……分かった、頑張るよ」



 「その意気だ。じゃあ、後は頼んだぞ。俺は早速修行に向かうからな」



 「あぁ、任せてくれ」



 そうしてトレディは、足早にその場を去った。



 「…………よし、行くか!!」



 一人残った俺は湖の場所を再確認し、心を奮い立たせると、目的地目指して走り出した。







***







 「……ここが、目的地の湖か」



 走って一時間、目の前には小さ過ぎず、大き過ぎない程好い大きさの湖が広がっていた。中では、小鳥が気持ち良さそうに水浴びをしていた。



 「良い場所だ。魔物が住み着くのも、納得出来る。さてと、肝心の魔物は何処にいるんだ?」



 周囲を見回し、それらしい生き物を探し始める。



 「…………ん?」



 すると、湖の向こう側で誰かが足を組んで寝っ転がっているのを見つけた。



 「人か? 魔物には見えないが……っ!!?」



 「ゴォオオオ…………」



 その時、寝っ転がっている人の背後に魔物が近付いているのを目撃した。



 「不味いぞ!! おい!! おい!! くそっ!! 聞こえていないのか!! 回り込んでいたら間に合わない……こうなったら、一か八か!!」



 大声を上げて、危険を知らせようとするが、全く気付かなかった。そこで俺は、湖の周りを回るのでは無く、水の上を走って突っ切る事にした。



 「うぉおおおおお!!! 間に合えぇえええええ!!!」



 「ゴガァアアアアア!!!」



 「(駄目だ!! 間に合わない!!)」



 魔物の拳が振り上げられ、もう駄目だと思ったその時。



 「……煩いですね~」



 「!!?」



 寝っ転がっていた人物が、指をパチンと鳴らすと、一瞬にしてその場から消え、次の瞬間、魔物の背後に突然現れ、首筋をナイフで切った。



 「ガァ……」



 魔物は、何が起こったのか分からないまま倒れ、その生涯に幕を閉じた。



 「な、何だ今のは……?」



 「全く、彼氏でも無い癖に寝込みを襲うだなんて、見境が無さ過ぎですね~」



 俺は呆然と、目の前に起こった出来事を眺めていた。



 「所で、あなたは誰ですか~?」



 「えっ、あっ、俺はユグジィ。この湖に住み着いたという魔物を退治しにやって来たんだ。着いた途端、あんたが襲われそうになっていたから、助けようとしたんだが……その必要は無かった様だな」



 よく見ると、その人物は異様な格好をしていた。肌を一切見せない派手な服に身を包み、顔には口角の上がったやらしい目付きの仮面を被っていた。



 「そうでしたか~、それはどうもご丁寧にありがとうございます」



 「兎に角、無事で良かった。えっと……あんた、名前は何て言うんだ?」



 「あぁ、自己紹介がまだでしたね~。では、改めまして……」



 名前を問われるとその人物は咳払いをし、息を整え、両手を拡げ顔の横にやり、小刻みに振る。



 「ど~も初めまして“道楽の道化師”エジタスと申しま~す」



 「…………」



 それが、俺とエジタスの初めての出会いだった。







***







 「成る程~、里長の頼みで~」



 「まぁな。少しでも早くトレディには、長になって里の考え方を変えて貰いたいからな」



 気が付くと俺は、エジタスに身の上話をしていた。普段なら喋らないが、何故か不思議とエジタスには話したいと思った。



 「そうですか、立派ですね~」



 「そうだな、あいつは未来を見据えているか「違いますよ、そっちじゃありません」……えっ?」



 するとエジタスは、俺の話を遮った。



 「私が立派だと言っているのは、あなたの事ですよ~。ユグジィさん」



 「俺?」



 「えぇ、そんな見え透いた嘘に騙されて、純粋に動くあなたは立派だと言っているんですよ~」



 「……嘘? 何の事を言ってる?」



 「勿論、そのトレディとか言う人の話ですよ~。聞いてる限り、今までの頼みは全てユグジィさん、あなたが解決しているじゃありませんか~? トレディとか言う人は、結果を報告して甘い蜜を啜っているだけ……これを騙されているという以外、何て言うんですか~?」



 「それは誤解だ。トレディは、長になる為に魔力の修行をしているんだ」



 「それなら尚更、依頼をこなすべきじゃありませんか~? 基礎鍛練も良いですけど、やっぱり成長するには実戦が一番ですよ~。その証拠に、あなたは強くなったじゃありませんか~?」



 「それは……でも、あいつは……俺に手を差し伸べてくれた。俺の事を仲間だと言ってくれた」



 「ユグジィさん……あなたの事を思って、ハッキリ言いましょう。仲間なんてのは、只の言葉に過ぎませんよ」



 「言葉?」



 「そもそも、仲間とは何ですか?」



 「え?」



 「お互いの事を信頼し合っている事ですか? でもそれって、親友でも同じ事が言えますよね? じゃあ、深い絆と愛情で繋がり合っている事ですか? だけど、それも親友で同じ事が言えますよね?」



 「…………黙れ……」



 「あなたも本当は気づいているんでしょ? 自分が良い様に利用されているだけだって……こうして一人で危険な魔物退治をさせられているのが、良い証拠……本当に仲間だと思っているのなら、一人で行かせる訳が……」



 「黙れ!!」



 怒りから、俺はエジタスを殴り飛ばそうと拳を勢い良く突き出した。



 「…………」



 「……なっ!!?」



 しかし、俺の拳は意図も簡単に受け止められてしまった。



 「ほらね? 感情的になるという事は、少なくとも思っているという事」



 「違う……違う……トレディは、トレディは仲間だ……」



 「……そんなに信じたいのなら、実際に確かめて見ますか?」



 「どう言う意味だ?」



 「あなたもさっき見たでしょ? 私はね、転移魔法を扱えるんですよ」



 「転移魔法……」



 「本来なら片道一時間掛かる所を、一秒に短縮出来る。するとどうなるか……」



 「?」



 「あなたの仲間は、あなたが帰って来るのは約一時間後だと思っている。つまり、今ならあなたがいない時の反応を、確かめる事が出来るという訳です」



 「!!!」



 「どうしますか? 確かめますか?」



 「……確かめよう……」



 悩んだ末、俺は確かめる事を選んだ。信じたかった。トレディの言葉に偽りが無い事を。するとエジタスは、片手で俺の肩を触りながら、もう片方の手で指をパチンと鳴らした。その瞬間、湖から俺とエジタスの二人の姿は消えた。









***







 「……それにしても、よく付き合えるなー」



 「本当だよ、俺だったら一日だって我慢出来ないね」



 「お前らは、忍耐が足りねぇんだよ忍耐が」



 トレディは、楽しそうに談笑していた。相手は何処かで見た事のある顔ぶれだった。忘れもしない。五年前、俺の事を焼き殺そうとしたエルフ達だった。



 「だけどよ、どうしてあんな奴と付き合ってるんだよ?」



 「決まってるだろ、長になる為さ」



 「あぁ、この里の考えを変えるんだっけか?」



 「はぁ? そんなのする訳無いじゃん」



 トレディは、鼻で笑った。



 「え? じゃあ何で?」



 「そりゃあ勿論、偉くなりたいからに決まってるだろう。長になれば、何でも好きな事を命令出来るし、良い女だって侍らせ放題だからな」



 「うわぁ、欲の塊だな。それなら、尚更何であんな出来損ないに、手を差し伸べたんだ?」



 「あぁ、簡単だよ。長の好感度を上げる為さ」



 「どう言う意味だ?」



 「里の全員から見捨てられた奴を助ければ、良い人だって好感が持てるだろう。それに、依頼のパシリとしても使えるしな」



 「うわぁ、最低だな。それでわざわざ、俺達にあいつを襲う様、頼んだのかよ」



 「あぁ、誰だって危機的状況から助けて貰えば恩義を感じる。後はそれらしい言葉を並べれば、簡単に心を開くのさ」



 「畏れ入ったよ。お前は史上最強の詐欺師だ」



 「詐欺師? 違う、俺はあいつの仲間だ」



 「「「ぎゃははははは!!!」」」



 「「…………」」



 そんな一連の会話を遠くから聞いていた俺とエジタス。



 「う~ん、これは想像以上に酷いですね~」



 「…………」



 その時の俺は、怒りよりも、悔しさよりも、悲しみの方が強かった。信じていた者に裏切られる事がこんなにも悲しい事だとは、夢にも思わなかった。目からは大粒の涙が流れていた。



 「エジタス……お前の言う通りだ」



 「はい?」



 「仲間なんてのは、只の言葉……意味なんて無い……あるのは利用するか、されるかのどっちかだ……」



 「やっと気が付きましたか……それで? それを知った上で、あなたはどうしたいですか?」



 「決まっている……利用してやる……逆に俺があいつを利用して、俺が里の長になってやる!!」



 「それで? どうするんですか?」



 「……滅ぼす」



 「滅ぼす?」



 「長になったら、このエルフの里を滅ぼしてやる」



 「……良いですね~、ぜひ私も協力させて下さい」



 こうして俺は、仲間という存在を敵視する様になった。そして時代は飛び、五百年後、遂に運命の日が訪れる事となった。
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