166 / 275
第八章 冒険編 血の繋がり
哀れな操り人形
しおりを挟む
「どうしてよ!!!」
エイリスのけたたましい声が響き渡る。六つのロストマジックアイテムが捧げられている祭壇に両手を付き、ガックリと項垂れている。
あまりの怒りから眉間にシワを寄せ、歯茎を剥き出しにするその姿は、お世辞にも美しいとは程遠かった。
そんなエイリスを側で見つめるリップ。どう声を掛けて良いものか、酷く困惑している様子であった。
「祭壇にロストマジックアイテムを捧げた筈なのに、どうして儀式が始まらないのよ!!」
血走った眼でエジタスの日記を取り出し、目的のページまで乱雑にめくる。そして今一度、読み間違えていないかどうか、日記に顔を近付けて一文字一文字丁寧に確認していく。
「『祭壇の窪みそれぞれに対応したロストマジックアイテムを嵌め込む事で“死者復活”を可能とするロストマジックアイテムが生まれる』……日記の通りにした筈なのに……どうして……どうしてなのよ!! きぃいいいいい!!!」
ヒステリックに叫び声を上げると、エジタスの日記を地面に思い切り叩き付け、両手で頭を掻きむしる。
そんなエイリスに若干引きながらも、地面に叩き付けられた日記を拾い上げ、被った土埃を払い落とす。
「あの……エイリス様、そう興奮なさらず、少し落ちつかれてはどうでしょうか?」
「……落ち着けですって? あなた、誰に物を言っているのか分かっているの?」
「えっ、あっ、いやその……」
その何気無い一言に、エイリスの機嫌は急降下し始める。やり場の無い怒りの矛先がリップに向けられた。
「あなたは私の手駒に過ぎないの。偶々ここまで生き残れただけで、その気になればいつでも切り離せる捨て駒なんだから、私に意見するなんて二千年早いわよ。わかったら黙ってなさい。どうせ何の役にも立たないんだから」
「……す、すみません……」
完全なるストレスの捌け口。エイリスの威圧的な態度に圧倒されて、すっかり意気消沈してしまうリップ。
「(でもまぁ、リップを怒鳴ったお陰で少しスッキリしたわ。ストレス発散用としては合格ね。とにかく今はどうにかして儀式を完成させないと……)」
エイリスは必死に頭を悩ませる。条件は満たしている筈なのに、いったいどうして儀式が始まらないのか。
「……“無からは有は生まれない。有る物は有る物からでしか生まれる事は無い”」
「え?」
するとリップがぼそりと言葉を口にする。その言葉が妙に気になったエイリスは、思わずリップに聞き返した。
「いや、実はロージェ様が儀式についてそんな事を仰っていたなって……すみません、余計な口を出してしまって……」
「ふーん、ロージェがそんな事を……ねぇ……」
ふと、ロージェの事が頭を過る。今まで深く考えた事は無かったが、改めて考え直して見ると、不可思議な点が幾つも見受けられる。
「(そう言えば以前、ロージェはエジタスに対して興味は無いと言っていた。なのにヘッラアーデに加入している。理由は自らの目的を果たす為だと。結局、その目的が何なのか未だに分かっていない。それにロージェがいったい何処から来たのか、その詳しい過去を知らない。只、分かるのは相当な実力者であるという事だけ……)」
ヘッラアーデの一般的な団員とは異なり、完全なる実力主義によって構成されている。骨肉魔法を操るフェスタス。魔食であったノーフェイス。そしてロージェ。あまり目立たない彼女だったが、ヘッラアーデの幹部である以上、その実力は折り紙付きと言える。
「(更に言えば、実力があるにも関わらず、一度マオ達を見逃している。あの時は周りの目もあったという理由で目を瞑ったけど、そもそもエジタスに興味が無いのなら、ヘッラアーデがどういう印象を受けようが関係無い筈……それなのにみすみす見逃したのは……いったい何故?)」
考えれば考える程、新たな疑問が生まれていく。得たいの知れないロージェに、エイリスは眉を潜める。
「……だとしても、今考えるべき事では無いわね」
「エイリス様?」
本人が側にいない以上、答えを導き出す事は難しいと判断したエイリスは一旦、ロージェについては保留にした。
「何でも無いわ。それより、さっさとその日記を返しなさい」
冷静になったエイリスは、リップが拾い上げたエジタスの日記を乱暴に取り返した。
「あ、あの……ちょっといいでしょうか?」
「はぁ……いったい何なの? いちいち口を挟まないと気が済まないの?」
「す、すみません……気になる事があって……」
「……いいわ、言ってみなさい」
最早、藁にもすがる思いであった。リップの態度にイライラしながらも、何とか怒りを押さえ込み、意見を聞いて見る事にした。
「あの……さっきちょっと日記のページを見てしまったのですが……そこに『祭壇の窪みそれぞれに対応したロストマジックアイテムを嵌め込む事で“死者復活”を可能とするロストマジックアイテムが生まれる』って書いてありますよね?」
「そして祭壇には円を描く様な六つの窪みがあり、それぞれに対応したロストマジックアイテムを捧げると、中心に向かって彫られた溝を伝って、六つのロストマジックアイテムの力が集まる。すると死者復活を可能とするロストマジックアイテムが生まれる訳ですよね?」
「それが何!? そんなのは百も承知よ!! だから今、日記の通りに六つ全てのロストマジックアイテムを嵌め込んでいるんじゃない!!?」
「い、いや……そうじゃなくてですね……つまり力を送る為のロストマジックアイテムは揃えたけど、その力を受け取る為のロストマジックアイテムが必要になるんじゃないかなと……」
「…………」
エイリスはきょとんとした顔をする。そして次の瞬間、慌てて祭壇を見直す。すると確かに六つの窪みとは別に、中心部分にもう一つ“窪み”が存在していた。
「そ、そんな……だっ、だって……日記には“それぞれに対応したロストマジックアイテムを嵌め込む”って……」
「けど、何処にも“六つ”なんて書いていませんよ?」
「!!!」
エイリスは膝から崩れ落ちる。そもそも日記には六つのロストマジックアイテムの事しか書かれておらず、今までずっとロストマジックアイテムは全部で六つだと思い込んでいた。
祭壇の中心にあった七つ目の窪みも、六つのロストマジックアイテムを捧げる事で、そこから新たなロストマジックアイテムが生まれると思っていた。その時、何故かロージェの言葉である“無からは有は生まれない。有る物は有る物からでしか生まれる事は無い”という言葉が脳裏を過る。
「じゃあ何? ロストマジックアイテムには受け皿となる七つ目が存在していて、それが手元に無い限り、儀式は永遠に始まらないって事!?」
「えっ、いや、あ、あくまで可能性の話であって……それが正しいかどうかは……」
「…………」
とはいえ、現状最も有力な説である事には変わりは無い。そうなると今追い詰められているのは真緒達では無く……。
「エイリス!!!」
「……!!!」
この一年で嫌という程、聞いた声。故に聞き間違える筈が無い。愛しておきながら可愛い弟であるエジタスを殺し、そして今度は愛しているからこそ、愛する者の復活を阻止しようとする。矛盾だらけだ。
ずっと、哀れな操り人形だと思っていた。掌で躍り続ける存在。その筈だったのに、いつの間にか糸を切って自由となり、掌には収まりきらない存在になってしまった。
そして今、目の前に立ち塞がる。最大の敵として……。
「……追い詰められているのは……私の方だったという事か……」
エイリスのけたたましい声が響き渡る。六つのロストマジックアイテムが捧げられている祭壇に両手を付き、ガックリと項垂れている。
あまりの怒りから眉間にシワを寄せ、歯茎を剥き出しにするその姿は、お世辞にも美しいとは程遠かった。
そんなエイリスを側で見つめるリップ。どう声を掛けて良いものか、酷く困惑している様子であった。
「祭壇にロストマジックアイテムを捧げた筈なのに、どうして儀式が始まらないのよ!!」
血走った眼でエジタスの日記を取り出し、目的のページまで乱雑にめくる。そして今一度、読み間違えていないかどうか、日記に顔を近付けて一文字一文字丁寧に確認していく。
「『祭壇の窪みそれぞれに対応したロストマジックアイテムを嵌め込む事で“死者復活”を可能とするロストマジックアイテムが生まれる』……日記の通りにした筈なのに……どうして……どうしてなのよ!! きぃいいいいい!!!」
ヒステリックに叫び声を上げると、エジタスの日記を地面に思い切り叩き付け、両手で頭を掻きむしる。
そんなエイリスに若干引きながらも、地面に叩き付けられた日記を拾い上げ、被った土埃を払い落とす。
「あの……エイリス様、そう興奮なさらず、少し落ちつかれてはどうでしょうか?」
「……落ち着けですって? あなた、誰に物を言っているのか分かっているの?」
「えっ、あっ、いやその……」
その何気無い一言に、エイリスの機嫌は急降下し始める。やり場の無い怒りの矛先がリップに向けられた。
「あなたは私の手駒に過ぎないの。偶々ここまで生き残れただけで、その気になればいつでも切り離せる捨て駒なんだから、私に意見するなんて二千年早いわよ。わかったら黙ってなさい。どうせ何の役にも立たないんだから」
「……す、すみません……」
完全なるストレスの捌け口。エイリスの威圧的な態度に圧倒されて、すっかり意気消沈してしまうリップ。
「(でもまぁ、リップを怒鳴ったお陰で少しスッキリしたわ。ストレス発散用としては合格ね。とにかく今はどうにかして儀式を完成させないと……)」
エイリスは必死に頭を悩ませる。条件は満たしている筈なのに、いったいどうして儀式が始まらないのか。
「……“無からは有は生まれない。有る物は有る物からでしか生まれる事は無い”」
「え?」
するとリップがぼそりと言葉を口にする。その言葉が妙に気になったエイリスは、思わずリップに聞き返した。
「いや、実はロージェ様が儀式についてそんな事を仰っていたなって……すみません、余計な口を出してしまって……」
「ふーん、ロージェがそんな事を……ねぇ……」
ふと、ロージェの事が頭を過る。今まで深く考えた事は無かったが、改めて考え直して見ると、不可思議な点が幾つも見受けられる。
「(そう言えば以前、ロージェはエジタスに対して興味は無いと言っていた。なのにヘッラアーデに加入している。理由は自らの目的を果たす為だと。結局、その目的が何なのか未だに分かっていない。それにロージェがいったい何処から来たのか、その詳しい過去を知らない。只、分かるのは相当な実力者であるという事だけ……)」
ヘッラアーデの一般的な団員とは異なり、完全なる実力主義によって構成されている。骨肉魔法を操るフェスタス。魔食であったノーフェイス。そしてロージェ。あまり目立たない彼女だったが、ヘッラアーデの幹部である以上、その実力は折り紙付きと言える。
「(更に言えば、実力があるにも関わらず、一度マオ達を見逃している。あの時は周りの目もあったという理由で目を瞑ったけど、そもそもエジタスに興味が無いのなら、ヘッラアーデがどういう印象を受けようが関係無い筈……それなのにみすみす見逃したのは……いったい何故?)」
考えれば考える程、新たな疑問が生まれていく。得たいの知れないロージェに、エイリスは眉を潜める。
「……だとしても、今考えるべき事では無いわね」
「エイリス様?」
本人が側にいない以上、答えを導き出す事は難しいと判断したエイリスは一旦、ロージェについては保留にした。
「何でも無いわ。それより、さっさとその日記を返しなさい」
冷静になったエイリスは、リップが拾い上げたエジタスの日記を乱暴に取り返した。
「あ、あの……ちょっといいでしょうか?」
「はぁ……いったい何なの? いちいち口を挟まないと気が済まないの?」
「す、すみません……気になる事があって……」
「……いいわ、言ってみなさい」
最早、藁にもすがる思いであった。リップの態度にイライラしながらも、何とか怒りを押さえ込み、意見を聞いて見る事にした。
「あの……さっきちょっと日記のページを見てしまったのですが……そこに『祭壇の窪みそれぞれに対応したロストマジックアイテムを嵌め込む事で“死者復活”を可能とするロストマジックアイテムが生まれる』って書いてありますよね?」
「そして祭壇には円を描く様な六つの窪みがあり、それぞれに対応したロストマジックアイテムを捧げると、中心に向かって彫られた溝を伝って、六つのロストマジックアイテムの力が集まる。すると死者復活を可能とするロストマジックアイテムが生まれる訳ですよね?」
「それが何!? そんなのは百も承知よ!! だから今、日記の通りに六つ全てのロストマジックアイテムを嵌め込んでいるんじゃない!!?」
「い、いや……そうじゃなくてですね……つまり力を送る為のロストマジックアイテムは揃えたけど、その力を受け取る為のロストマジックアイテムが必要になるんじゃないかなと……」
「…………」
エイリスはきょとんとした顔をする。そして次の瞬間、慌てて祭壇を見直す。すると確かに六つの窪みとは別に、中心部分にもう一つ“窪み”が存在していた。
「そ、そんな……だっ、だって……日記には“それぞれに対応したロストマジックアイテムを嵌め込む”って……」
「けど、何処にも“六つ”なんて書いていませんよ?」
「!!!」
エイリスは膝から崩れ落ちる。そもそも日記には六つのロストマジックアイテムの事しか書かれておらず、今までずっとロストマジックアイテムは全部で六つだと思い込んでいた。
祭壇の中心にあった七つ目の窪みも、六つのロストマジックアイテムを捧げる事で、そこから新たなロストマジックアイテムが生まれると思っていた。その時、何故かロージェの言葉である“無からは有は生まれない。有る物は有る物からでしか生まれる事は無い”という言葉が脳裏を過る。
「じゃあ何? ロストマジックアイテムには受け皿となる七つ目が存在していて、それが手元に無い限り、儀式は永遠に始まらないって事!?」
「えっ、いや、あ、あくまで可能性の話であって……それが正しいかどうかは……」
「…………」
とはいえ、現状最も有力な説である事には変わりは無い。そうなると今追い詰められているのは真緒達では無く……。
「エイリス!!!」
「……!!!」
この一年で嫌という程、聞いた声。故に聞き間違える筈が無い。愛しておきながら可愛い弟であるエジタスを殺し、そして今度は愛しているからこそ、愛する者の復活を阻止しようとする。矛盾だらけだ。
ずっと、哀れな操り人形だと思っていた。掌で躍り続ける存在。その筈だったのに、いつの間にか糸を切って自由となり、掌には収まりきらない存在になってしまった。
そして今、目の前に立ち塞がる。最大の敵として……。
「……追い詰められているのは……私の方だったという事か……」
0
あなたにおすすめの小説
私、魅了魔法なんて使ってません! なのに冷徹魔道士様の視線が熱すぎるんですけど
紗幸
恋愛
社畜女子だったユイは、気づけば異世界に召喚されていた。
慣れない魔法の世界と貴族社会の中で右往左往しながらも、なんとか穏やかに暮らし始めたある日。
なぜか王立魔道士団の団長カイルが、やたらと家に顔を出すようになる。
氷のように冷静で、美しく、周囲の誰もが一目置く男。
そんな彼が、ある日突然ユイの前で言い放った。
「……俺にかけた魅了魔法を解け」
私、そんな魔法かけてないんですけど!?
穏やかなはずの日々に彼の存在が、ユイの心を少しずつ波立たせていく。
まったりとした日常の中に、時折起こる小さな事件。
人との絆、魔法の力、そして胸の奥に芽生え始めた“想い”
異世界で、ユイは少しずつ——この世界で生きる力と、誰かを想う心を知っていく。
※タイトルのシーンは7話辺りからになります。
ゆったりと話が進みますが、よろしければお付き合いください。
※カクヨム様にも投稿しています。
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
【完結】まもの牧場へようこそ!~転移先は魔物牧場でした ~-ドラゴンの子育てから始める異世界田舎暮らし-
いっぺいちゃん
ファンタジー
平凡なサラリーマン、相原正人が目を覚ましたのは、
見知らぬ草原に佇むひとつの牧場だった。
そこは、人に捨てられ、行き場を失った魔物の孤児たちが集う場所。
泣き虫の赤子ドラゴン「リュー」。
やんちゃなフェンリルの仔「ギン」。
臆病なユニコーンの仔「フィーネ」。
ぷるぷる働き者のスライム「モチョ」。
彼らを「処分すべき危険種」と呼ぶ声が、王都や冒険者から届く。
けれど正人は誓う。
――この子たちは、ただの“危険”なんかじゃない。
――ここは、家族の居場所だ。
癒やしのスキル【癒やしの手】を頼りに、
命を守り、日々を紡ぎ、
“人と魔物が共に生きる未来”を探していく。
◇
🐉 癒やしと涙と、もふもふと。
――これは、小さな牧場から始まる大きな物語。
――世界に抗いながら、共に暮らすことを選んだ者たちの、優しい日常譚。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー
白木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。
その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。
人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。
異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ
主人公はあまり戦ったりはしません。
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
【完結】甘やかな聖獣たちは、聖女様がとろけるようにキスをする
楠結衣
恋愛
女子大生の花恋は、いつものように大学に向かう途中、季節外れの鯉のぼりと共に異世界に聖女として召喚される。
ところが花恋を召喚した王様や黒ローブの集団に偽聖女と言われて知らない森に放り出されてしまう。
涙がこぼれてしまうと鯉のぼりがなぜか執事の格好をした三人組みの聖獣に変わり、元の世界に戻るために、一日三回のキスが必要だと言いだして……。
女子大生の花恋と甘やかな聖獣たちが、いちゃいちゃほのぼの逆ハーレムをしながら元の世界に戻るためにちょこっと冒険するおはなし。
◇表紙イラスト/知さま
◇鯉のぼりについては諸説あります。
◇小説家になろうさまでも連載しています。
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる