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第九章 冒険編 蘇る英雄達
サタニア・クラウン・ヘラトス二世
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「どうして……お父さんが……?」
サタニアは、目の前に現れた父親の姿に驚きと戸惑いを隠せなかった。
何故ならそれは、もう二度と会えるとは思っていなかったからである。
サタニアの父親である“サタニア・クラウン・ヘラトス二世”は、サタニアがまだ幼き頃に亡くなってしまっていた。
「何を驚いているんだい? エジタス君が死者復活の紙を手に入れているんだ。こうなる事は容易に想像出来ただろう?」
「それは……そうかもしれないけど……でもまさか……本当に蘇らせるなんて……」
少なくとも可能性はあった。あのエジタスの事だ、真緒達やサタニア達に関わりの深い人物を蘇らせ、精神的に追い詰める事はある程度予想していた。
しかし、その中でまさか自身の父親を本当に蘇らせるなど、サタニアは信じられなかった。
「ふふっ、確かに僕は他の英雄さん達と比べて戦力的な意味でも、見栄え的な意味でも劣るだろうね……けど、僕の役目は何も戦う事じゃない」
「じゃあどんな役目があるって言うの?」
「主に特別な武器の受け渡しだったり……回収だったり……ほら、僕は生前物珍しいマジックアイテムをかき集めていたから、それらを他の英雄さん達に貸し与えているんだよ」
そう言いながら二代目魔王は、マントンの槍を持ち上げ、手元でくるくると回し始める。
「つまりその槍もお前がマントンに貸し与えた代物って訳だな」
「いや、これは違うよ」
「何!?」
予想外の返答に思わず驚きの声を上げてしまうフォルス。
「この槍は元々彼の物だったんだ。それが二百年前、彼が腕試しにと魔王軍に戦いを仕掛けて来たんだ。結果は火を見るより明らか。多勢に無勢でマントンの生涯はそこで幕を閉じた。で、その死体から当時二代目魔王だった僕が槍を回収して、蘇った際に持ち主である彼に返したんだけど……まさかこうもあっさりやられてしまうとはね」
明かされる生前のマントンの最後。関わっていた二代目魔王。初代魔王と三代目魔王の影に埋もれ、印象の薄い存在だった。その実、確りと魔王らしい事をしていた。
「お父さん……お父さんがここにいるって事はやっぱり……」
「あぁ、サタニアが思っている通り、僕はエジタス君の手伝いをしている」
「っ!! やっぱり……」
「今は他の英雄さん達と一緒に“八英雄”を名乗っているんだ。因みにその中には僕の父……つまりサタニアのお爺ちゃんである初代魔王もいる」
「お爺様も!!?」
「あの絶対主義者だった父が、エジタス君の言う事だけは素直に聞いているんだ。本当に……エジタス君のカリスマには脱帽だよ」
サタニアの額から汗が流れ落ち、頬を伝っていく。緊張と焦りからか急激に喉が渇き、無意識に息が漏れる。
「でもどうして? どうしてお父さんがエジタスに協力しているの? だってお父さんは無益な争いは望んでいなかった……」
「そうだね。生前、僕は種族間の争いに疑問を抱いていた。だから極力争いを避ける様にした。その結果、父からは親子の縁を切られてしまった。けど、それはあくまでも生前の話だ。今はあの時と状況が違う。そうだろう?」
「それってまさか……」
「今は死者復活の紙がある。例え何人死んだとしても、蘇らせる事が出来るんだ」
一同が危惧していた思考。殺しても蘇らせる事が出来る。故に殺人を犯しても何も問題は無い。だって蘇るんだから。
「その考えは危険です!! もし殺人が当たり前の世界になってしまったら、人としての倫理観が崩壊し、人という生物の存在が成り立たなくなってしまいます!!」
「嫌だな、僕は別に殺人が当たり前の世の中になって欲しいと言ってる訳じゃ無い。あくまで人を殺しても蘇らせる事が出来ると言っているんだ。ちゃんと殺人を犯した人は、それ相応の罰が下る様に設定する予定だよ」
「でも……そんな簡単に蘇らせてしまったら……生と死の境界線が曖昧に……」
「サタニア……サタニアは僕が蘇って嬉しくない?」
「ううん、嬉しい……凄く嬉しいよ。お父さんとは物心が付いて直ぐ、お別れしちゃったから……こうしてまた会えるなんて夢にも思わなかった……」
「僕も、サタニアに会えて嬉しいよ」
「…………」
複雑な気持ちだった。父親との再会。本来は喜ぶべき筈なのに、素直に喜ぶ事が出来ない。それは敵として現れたからなのか、それとも二度と会えないと思っていたからなのか。
「……やっぱりこのまま去る事は出来ないな」
「えっ、それってどう言う……?」
二代目魔王はサタニアへと近付いて行き、そして手を差し伸べる。
「一緒に行こう」
「っ!!!」
「サタニアだってもう分かるだろう。この戦いには意味なんて無い。戦うだけ時間の無駄だ。それよりも一緒にエジタス君の手伝いをしよう。きっと今なら、エジタス君も許してくれる筈さ」
「ぼ、僕は……」
「待った!!!」
二人の間に割って入る真緒達。武器を構え、二代目魔王の前に立ち塞がる。
「サタニアは連れて行かせない!!!」
「皆……」
「そうか君達が……エジタス君から話は聞いてるよ。この際だ、逆に聞かせて欲しい。どうして抵抗するんだい? 今回の計画は、以前の様な人の意思をねじ曲げる物じゃない。誰も不幸にならない。寧ろ幸せになる。それなのに何故止めようとするんだ? 君達は人々が幸せになるのは嫌なのか?」
「そうじゃありません!! 私だって出来る事なら亡くなってしまった大切な人に会いたいです。けど、そうなってしまったら……人が生きる意味とは……何の為に人が生きているのか、分からなくなってしまうんですよ。終わりがあるからこそ、人は頑張れる。終わりの無い人生なんて……そんなの……生き地獄と変わりません!!!」
「……君は大人だね……確かに死者を蘇らせる事は自然の摂理に反している。終わりがあるからこそ、人の人生は輝くのかもしれない。じゃあ、蘇らせる事は罪なのかな?」
「そ、それは……」
「不本意な形で死に別れた大切な家族、友人、恋人ともう一度だけ会いたいと思う事は犯罪なのかい?」
「お、思う事は罪じゃありません……けど、それを本当に実行してしまったら……」
「じゃあもし死者復活の紙を手にしたのがエジタス君じゃ無く、君だったらどうした? 何もせずに破り捨てる? 周りからあの人を蘇らせて欲しいと泣きながら懇願されても?」
「私は……」
「そこまで。それ以上、マオを虐めないであげて……」
追い詰められた真緒に助け船を出したのはサタニアだった。庇う真緒達の間を通り抜け、二代目魔王の前に歩み出る。
「虐めだなんて……僕は只、確認したかっただけさ。この子達が戦う意味を」
「だとしても、明確な答えの無い問い掛けをするのは、意地悪が過ぎるよ」
「そうだね。ちょっと大人げなかったね」
「……僕、お父さんと一緒に行くよ」
「サタニア!!?」
サタニアが出したまさかの答えに、真緒達は驚きを隠せなかった。
「おぉ、それは良かった。サタニアが賢い子で助かったよ」
「ねぇ、本気なのサタニア!!?」
「ごめんねマオ。色々と考えたんだけど……やっぱり、エジタス側に着く方が利口だと思ったんだ……それに“その実力”じゃ、エジタスの八英雄には絶対に勝てない」
「サタニア……」
「別に付いて来なくて良いよ。全てが終わるまで真緒達はその辺の山……“レーツェル山”で身を隠していると良い」
「そんな……そんな事を言わないでよ」
「行こう、お父さん」
「サタニア!!!」
そう言うとサタニアは、父親である二代目魔王と一緒にその場を離れようとする。
「本当に良かったのかい? 僕的には一緒に連れて行っても構わないけど……」
「必要無いよ。あの程度の槍使いに苦戦している様じゃ、長くは生きられない」
「厳しいね、サタニアは……」
そして二人の姿は、地平線の彼方へと消えてしまうのであった。サタニアの離脱に意気消沈する真緒達……。
「さぁ、急いで“レーツェル山”に行くよ」
と、思いきや凄まじい早さで気持ちを入れ換えていた。真緒、フォルス、エレットがてきぱきと準備を整えていく中、リーマとハナコの二人だけが未だに状況が飲み込めていなかった。
「えっ、えっ? どういう事ですか?」
「何がどうなっでいるだぁ?」
「サタニアは私達にメッセージを残してくれた。“その実力”って言うのは、修行して今よりも更に強くなれという意味で……」
「“レーツェル山”というのは、そこで修行しろという意味だ」
「つまり魔王様はまだ諦めていない訳よ」
「そうだったんですか……でも何で“レーツェル山”?」
「それは分からない……でも、そこに行けば全てが分かる」
「だからお前らも急いで支度しろ。一分一秒も無駄には出来ないぞ」
「「は、はい!!」」
サタニアの意図を汲み取った真緒達は急いで準備を整え、“レーツェル山”へと向かうのであった。
「ふぅ……ふぅ……待ってろよエジタス……お前の首……必ず私が取って見せる!!!」
サタニアは、目の前に現れた父親の姿に驚きと戸惑いを隠せなかった。
何故ならそれは、もう二度と会えるとは思っていなかったからである。
サタニアの父親である“サタニア・クラウン・ヘラトス二世”は、サタニアがまだ幼き頃に亡くなってしまっていた。
「何を驚いているんだい? エジタス君が死者復活の紙を手に入れているんだ。こうなる事は容易に想像出来ただろう?」
「それは……そうかもしれないけど……でもまさか……本当に蘇らせるなんて……」
少なくとも可能性はあった。あのエジタスの事だ、真緒達やサタニア達に関わりの深い人物を蘇らせ、精神的に追い詰める事はある程度予想していた。
しかし、その中でまさか自身の父親を本当に蘇らせるなど、サタニアは信じられなかった。
「ふふっ、確かに僕は他の英雄さん達と比べて戦力的な意味でも、見栄え的な意味でも劣るだろうね……けど、僕の役目は何も戦う事じゃない」
「じゃあどんな役目があるって言うの?」
「主に特別な武器の受け渡しだったり……回収だったり……ほら、僕は生前物珍しいマジックアイテムをかき集めていたから、それらを他の英雄さん達に貸し与えているんだよ」
そう言いながら二代目魔王は、マントンの槍を持ち上げ、手元でくるくると回し始める。
「つまりその槍もお前がマントンに貸し与えた代物って訳だな」
「いや、これは違うよ」
「何!?」
予想外の返答に思わず驚きの声を上げてしまうフォルス。
「この槍は元々彼の物だったんだ。それが二百年前、彼が腕試しにと魔王軍に戦いを仕掛けて来たんだ。結果は火を見るより明らか。多勢に無勢でマントンの生涯はそこで幕を閉じた。で、その死体から当時二代目魔王だった僕が槍を回収して、蘇った際に持ち主である彼に返したんだけど……まさかこうもあっさりやられてしまうとはね」
明かされる生前のマントンの最後。関わっていた二代目魔王。初代魔王と三代目魔王の影に埋もれ、印象の薄い存在だった。その実、確りと魔王らしい事をしていた。
「お父さん……お父さんがここにいるって事はやっぱり……」
「あぁ、サタニアが思っている通り、僕はエジタス君の手伝いをしている」
「っ!! やっぱり……」
「今は他の英雄さん達と一緒に“八英雄”を名乗っているんだ。因みにその中には僕の父……つまりサタニアのお爺ちゃんである初代魔王もいる」
「お爺様も!!?」
「あの絶対主義者だった父が、エジタス君の言う事だけは素直に聞いているんだ。本当に……エジタス君のカリスマには脱帽だよ」
サタニアの額から汗が流れ落ち、頬を伝っていく。緊張と焦りからか急激に喉が渇き、無意識に息が漏れる。
「でもどうして? どうしてお父さんがエジタスに協力しているの? だってお父さんは無益な争いは望んでいなかった……」
「そうだね。生前、僕は種族間の争いに疑問を抱いていた。だから極力争いを避ける様にした。その結果、父からは親子の縁を切られてしまった。けど、それはあくまでも生前の話だ。今はあの時と状況が違う。そうだろう?」
「それってまさか……」
「今は死者復活の紙がある。例え何人死んだとしても、蘇らせる事が出来るんだ」
一同が危惧していた思考。殺しても蘇らせる事が出来る。故に殺人を犯しても何も問題は無い。だって蘇るんだから。
「その考えは危険です!! もし殺人が当たり前の世界になってしまったら、人としての倫理観が崩壊し、人という生物の存在が成り立たなくなってしまいます!!」
「嫌だな、僕は別に殺人が当たり前の世の中になって欲しいと言ってる訳じゃ無い。あくまで人を殺しても蘇らせる事が出来ると言っているんだ。ちゃんと殺人を犯した人は、それ相応の罰が下る様に設定する予定だよ」
「でも……そんな簡単に蘇らせてしまったら……生と死の境界線が曖昧に……」
「サタニア……サタニアは僕が蘇って嬉しくない?」
「ううん、嬉しい……凄く嬉しいよ。お父さんとは物心が付いて直ぐ、お別れしちゃったから……こうしてまた会えるなんて夢にも思わなかった……」
「僕も、サタニアに会えて嬉しいよ」
「…………」
複雑な気持ちだった。父親との再会。本来は喜ぶべき筈なのに、素直に喜ぶ事が出来ない。それは敵として現れたからなのか、それとも二度と会えないと思っていたからなのか。
「……やっぱりこのまま去る事は出来ないな」
「えっ、それってどう言う……?」
二代目魔王はサタニアへと近付いて行き、そして手を差し伸べる。
「一緒に行こう」
「っ!!!」
「サタニアだってもう分かるだろう。この戦いには意味なんて無い。戦うだけ時間の無駄だ。それよりも一緒にエジタス君の手伝いをしよう。きっと今なら、エジタス君も許してくれる筈さ」
「ぼ、僕は……」
「待った!!!」
二人の間に割って入る真緒達。武器を構え、二代目魔王の前に立ち塞がる。
「サタニアは連れて行かせない!!!」
「皆……」
「そうか君達が……エジタス君から話は聞いてるよ。この際だ、逆に聞かせて欲しい。どうして抵抗するんだい? 今回の計画は、以前の様な人の意思をねじ曲げる物じゃない。誰も不幸にならない。寧ろ幸せになる。それなのに何故止めようとするんだ? 君達は人々が幸せになるのは嫌なのか?」
「そうじゃありません!! 私だって出来る事なら亡くなってしまった大切な人に会いたいです。けど、そうなってしまったら……人が生きる意味とは……何の為に人が生きているのか、分からなくなってしまうんですよ。終わりがあるからこそ、人は頑張れる。終わりの無い人生なんて……そんなの……生き地獄と変わりません!!!」
「……君は大人だね……確かに死者を蘇らせる事は自然の摂理に反している。終わりがあるからこそ、人の人生は輝くのかもしれない。じゃあ、蘇らせる事は罪なのかな?」
「そ、それは……」
「不本意な形で死に別れた大切な家族、友人、恋人ともう一度だけ会いたいと思う事は犯罪なのかい?」
「お、思う事は罪じゃありません……けど、それを本当に実行してしまったら……」
「じゃあもし死者復活の紙を手にしたのがエジタス君じゃ無く、君だったらどうした? 何もせずに破り捨てる? 周りからあの人を蘇らせて欲しいと泣きながら懇願されても?」
「私は……」
「そこまで。それ以上、マオを虐めないであげて……」
追い詰められた真緒に助け船を出したのはサタニアだった。庇う真緒達の間を通り抜け、二代目魔王の前に歩み出る。
「虐めだなんて……僕は只、確認したかっただけさ。この子達が戦う意味を」
「だとしても、明確な答えの無い問い掛けをするのは、意地悪が過ぎるよ」
「そうだね。ちょっと大人げなかったね」
「……僕、お父さんと一緒に行くよ」
「サタニア!!?」
サタニアが出したまさかの答えに、真緒達は驚きを隠せなかった。
「おぉ、それは良かった。サタニアが賢い子で助かったよ」
「ねぇ、本気なのサタニア!!?」
「ごめんねマオ。色々と考えたんだけど……やっぱり、エジタス側に着く方が利口だと思ったんだ……それに“その実力”じゃ、エジタスの八英雄には絶対に勝てない」
「サタニア……」
「別に付いて来なくて良いよ。全てが終わるまで真緒達はその辺の山……“レーツェル山”で身を隠していると良い」
「そんな……そんな事を言わないでよ」
「行こう、お父さん」
「サタニア!!!」
そう言うとサタニアは、父親である二代目魔王と一緒にその場を離れようとする。
「本当に良かったのかい? 僕的には一緒に連れて行っても構わないけど……」
「必要無いよ。あの程度の槍使いに苦戦している様じゃ、長くは生きられない」
「厳しいね、サタニアは……」
そして二人の姿は、地平線の彼方へと消えてしまうのであった。サタニアの離脱に意気消沈する真緒達……。
「さぁ、急いで“レーツェル山”に行くよ」
と、思いきや凄まじい早さで気持ちを入れ換えていた。真緒、フォルス、エレットがてきぱきと準備を整えていく中、リーマとハナコの二人だけが未だに状況が飲み込めていなかった。
「えっ、えっ? どういう事ですか?」
「何がどうなっでいるだぁ?」
「サタニアは私達にメッセージを残してくれた。“その実力”って言うのは、修行して今よりも更に強くなれという意味で……」
「“レーツェル山”というのは、そこで修行しろという意味だ」
「つまり魔王様はまだ諦めていない訳よ」
「そうだったんですか……でも何で“レーツェル山”?」
「それは分からない……でも、そこに行けば全てが分かる」
「だからお前らも急いで支度しろ。一分一秒も無駄には出来ないぞ」
「「は、はい!!」」
サタニアの意図を汲み取った真緒達は急いで準備を整え、“レーツェル山”へと向かうのであった。
「ふぅ……ふぅ……待ってろよエジタス……お前の首……必ず私が取って見せる!!!」
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