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第九章 冒険編 蘇る英雄達
皆は一人の為に
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「助けに来たって……そんな大袈裟な。皆だって知ってるでしょ? ここでは死んでも元の場所に戻るだけで、わざわざ助けに来る必要は……」
「それがあるんですよ!!」
「え?」
「マオ、落ち着いて聞け。この最終試練は他の試練と違って、死んだらそのまま永遠の眠りに着くんだ」
「じょ、冗談……」
「冗談でこんな所、来る訳が無いでしょ」
「そんな……じゃあ、もしあの攻撃が当たっていたら今頃私は……」
漸く気付く。これは死んでも大丈夫な戦いじゃない。文字通り、命の掛かった戦いなのだ。
「だがもう心配ない。私達が来たからな」
「シーラさん」
「立てるか? 肩を貸してやるよ」
真緒の肩に手を置き、安心させるシーラ。真緒はシーラの肩を借りて何とか立ち上がる。
「ほら、回復用のポーションだ。これで少しは傷も癒えるだろう」
「あ、ありがとうございます」
手渡されたポーションで回復する真緒。しかし思った以上に傷は深く、全快する事は出来なかった。
そんな中、遠くに吹き飛ばされた魔王サタニアがこちらに近付いてくる。
「あれだけの攻撃を食らって、ピンピンしているとはな……」
「あくまで作り出された虚像だからな。痛みなんて感じない」
「じゃあどうすれば良いんですか?」
「そんなの簡単さ。頭、もしくは体を吹き飛ばして、現実では決して生きていられない様にしてやればいい」
「成る程、それは確かに簡単だな」
フォルス達による一斉攻撃に対して、びくともしていなかった。そんな相手の頭や体を吹き飛ばすのは、かなり厳しい。フォルスは皮肉を込めて、シーラの言葉を笑い飛ばした。
「皆、下がって……ここは私一人でやる……」
そう言うと真緒は仲間達の間を通り抜け、一人で魔王サタニアと戦おうとする。
「ちょ、ちょっとマオさん!? 一人じゃ無理ですよ」
「そんなボロボロの体じゃ、良くて一分しか持たないよ」
「マオぢゃん、無理じぢゃ駄目だぁ」
「これは私が一人で勝手にやった事なの!! だから始末も私一人でする!!」
「……そんなに俺達の事が信用出来ないって言うのか?」
「違う!! そうじゃない!!」
フォルスの言葉に真緒は慌てて否定する。しかしフォルスは首を横に振る。
「いいや、違わない。マオ、お前これで何回目だ? 俺達は何度も越えられない壁にぶつかって来た。その度にお前は一人で抱え込んで、一人で解決しようとして、そして結局最後は仲間の大切さに気付く。こう何度も同じ事を繰り返されると、お前という人間性を疑わざるを得ない」
「それは…………!!!」
何も言い返せなかった。フォルスの言っている事は何も間違っていないのだから。今回のロストマジックアイテムを求める旅でも、そして一年前の旅でも、似た様な展開が複数あった。
ここまで来ると、さすがの仲間達も真緒が自分達を心の底から信じていないと疑ってしまう。
「なぁ、マオ……教えてくれ。どうして俺達の事を信頼してくれないんだ?」
「マオぢゃん……」
「マオさん……」
「………………」
フォルスの問いに終始無言の真緒。俯き、口を閉ざしてしまった。その様子にフォルスは深い溜め息を漏らす。
「……取り敢えず、目の前の物事を片付けるのが先だな」
そう言うとフォルスは真緒を置いて、他の者達と一緒に魔王サタニアと対峙する。
「勝てるでしょうか?」
「分からない。けど、どんな戦いだって勝てるか勝てないかなんて、一々考えていないだろう?」
「そうでしたね。只、今の私達に出来る事を精一杯やるだけです」
「……行くぞ!!!」
その瞬間、フォルス達は一斉に攻撃を仕掛けた。フォルスとシーラが空中に飛び上がり、ハナコとエレットが先陣を切った。そしてリーマは後方から魔法の準備を整えていた。
「マオぢゃんの仇!! スキル“鋼鉄化(腕)”」
するとハナコの両腕が鋼鉄に変化する。ハナコの拳が魔王サタニア目掛けて勢い良く放たれる。
「おりゃあ!! どりゃあ!! うりゃああああ!!!」
しかし、それを悉く回避する魔王サタニア。ハナコから放たれる拳の連続攻撃から距離を取る様に、当たる直前に後ろへと下がって避ける。
「ごの!! ごの!! 全然当だらないだぁ!!」
「情けないわね。よく見てなさい!! 攻撃ってのは、こうするのよ!! “スコールライトニング”!!」
エレットは透かさず上空に右手の人差し指を向けた。すると魔王サタニア目掛けて雷がピンポイントで撃ち込まれる。
「よし!! やった!!」
が、既の所で魔王サタニアは雷を避け、瞬く間にエレットとの距離を縮めて来る。
「ちょ、嘘でしょ!!?」
咄嗟に雷魔法を使って逃げ出そうとするエレット。しかしその足を魔王サタニアに捕まれてしまう。
「ま、不味い!!」
魔王サタニアは足を持っている方の手を思い切り引っ張り、エレットを引き寄せた。更に持っていない方の手を強く握り締め、拳を作る。そしてこちらにやって来るエレット目掛けて拳を振りかぶる。
「そんな!!? や、殺られちゃう……何てね」
その瞬間、エレットは足から雷を流した。足から魔王サタニアの手に、そして体全体に流れ、痺れ始めた。それにより、足を掴んでいた手の力が緩み、エレットは無事に脱出する事が出来た。
「今だ!! 畳み掛けろ!!」
痺れて上手く動けない魔王サタニア。その隙を突いて、フォルス達が攻撃を叩き込む。
「貫け“ブースト”!!」
「“ジャイアントフレイム”!!」
「スキル“獣王の一撃”!!」
「スキル“バハムート”!!」
目にも止まらぬ速さで撃ち込まれる矢。炎の巨人から放たれる強烈な拳。獣の頂点に立った者の圧倒的な一撃。そして正にドラゴンの強さを象徴する誇り高き技。各々から放たれる渾身の攻撃が、魔王サタニアに直撃する。
「どうだ!?」
四人が放った攻撃は、魔王サタニアに片膝を付かせた。が、それでも顔や体を吹き飛ばすまでには至らず、再びゆっくりと立ち上がるのであった。
「くそっ!! もう一度だ!!」
「フォルスさん!! 危ない!!」
一瞬の出来事だった。瞬きをした瞬間、魔王サタニアはフォルスの目の前に現れていた。そしてフォルスの脳天目掛けてかかと落としを繰り出す
「ごぶっ!!!」
咄嗟に気が付くも、避けるのが間に合わず、結果魔王サタニアのかかと落としをまともに食らってしまう。
「フォルス!! くっ!!」
上からの衝撃によって、コントロールが効かなくなり、地上へ勢い良く落下していく。側にいたシーラが助けに向かおうとするも、魔王サタニアの拳がその行く手を遮る。
「フォルスざん!!」
「早く助けないと!!」
「駄目、間に合わない!!」
突然の出来事に対応が遅れた一同。このままでは数秒後には、フォルスは頭から地面に強く叩き付けられ、確実に死んでしまうだろう。仲間達が何とか助けに向かおうとするが、ギリギリ間に合わない。
「くそっ……ここまでか……」
死を覚悟したフォルス。全てを諦め、身を委ねるのであった。
「…………」
「っ……!!?」
が、フォルスは地面に激突せずに済んだ。何故なら、フォルスの落下地点には真緒が先回りしていたからだ。落下して来たフォルスを両手で上手にキャッチする。
「マオぢゃん!! 良がっだだぁ!!」
「ナイスだよ!!」
「マオさん、ありがとうございます!!」
「助かった……ありがとうマオ」
「……信頼しているからこそです」
「え?」
そう言いながら真緒は、フォルスを地面に下ろした。そしてその重々しい口から語り始める。
「信頼しているからこそ、今のままじゃ……弱いままじゃ駄目だと思ったんです。皆が修行で成長しているのに、自分だけ成長していなかったら、皆に甘えるだけの存在になっちゃう。それじゃあ嫌なんです!!」
「マオ、まさかお前……」
「私も……皆から甘えられる……信頼されたい。その為には私自身がもっと強くなって、皆と同じ土俵に立たないといけない。だから……私は一人で修行しようと思ったんです……ごめんなさい、身勝手な事をして……皆の頼りになろうとしたのに……逆に皆の迷惑を掛けちゃった」
「……マオ……全く、最初から素直にそう言えば良いじゃないか」
「そうですよ。私達はマオさんの事を一番頼りにしているんですから」
「マオぢゃんがいないど、オラ全然力を発揮出来ないだぁ」
「マオが俺達を信頼している様に、俺達もマオの事を信頼しているんだ。もっと自分に自信を持っても、バチは当たらないんじゃないか?」
「皆……」
「良い仲間を持ったじゃないか。羨ましい限りだよ」
「エレットさん……」
仲間達の言葉が真緒の心に潜む迷いや不安を打ち消した。これにより、漸く真緒は本来の自分を取り戻す事が出来たのだ。
「ありがとう……ありがとう皆……私、もう迷わない。自分を信じる。そして皆にもっと甘える!!」
「ふっ、俺達も甘えさせて貰うからな」
「頼りにしてますよ」
「一緒に頑張るだぁ!!」
一同が一致団結した所で、上の方から声が聞こえて来る。
「ちょっと……もしかして今、取り込み中か? もし暇なら、手を貸して欲しいんだが?」
「「「「「あっ……」」」」」
そう、忘れてはならないが、今は戦闘中なのだ。真緒達が呑気に会話している中、上空ではシーラと魔王サタニアが必死になって戦っていた。
「い、急いでシーラさんを助けよう!!」
真緒の言葉に全員が頷く。そして真緒を加えた六人で魔王サタニアに戦いを挑むのであった。
「それがあるんですよ!!」
「え?」
「マオ、落ち着いて聞け。この最終試練は他の試練と違って、死んだらそのまま永遠の眠りに着くんだ」
「じょ、冗談……」
「冗談でこんな所、来る訳が無いでしょ」
「そんな……じゃあ、もしあの攻撃が当たっていたら今頃私は……」
漸く気付く。これは死んでも大丈夫な戦いじゃない。文字通り、命の掛かった戦いなのだ。
「だがもう心配ない。私達が来たからな」
「シーラさん」
「立てるか? 肩を貸してやるよ」
真緒の肩に手を置き、安心させるシーラ。真緒はシーラの肩を借りて何とか立ち上がる。
「ほら、回復用のポーションだ。これで少しは傷も癒えるだろう」
「あ、ありがとうございます」
手渡されたポーションで回復する真緒。しかし思った以上に傷は深く、全快する事は出来なかった。
そんな中、遠くに吹き飛ばされた魔王サタニアがこちらに近付いてくる。
「あれだけの攻撃を食らって、ピンピンしているとはな……」
「あくまで作り出された虚像だからな。痛みなんて感じない」
「じゃあどうすれば良いんですか?」
「そんなの簡単さ。頭、もしくは体を吹き飛ばして、現実では決して生きていられない様にしてやればいい」
「成る程、それは確かに簡単だな」
フォルス達による一斉攻撃に対して、びくともしていなかった。そんな相手の頭や体を吹き飛ばすのは、かなり厳しい。フォルスは皮肉を込めて、シーラの言葉を笑い飛ばした。
「皆、下がって……ここは私一人でやる……」
そう言うと真緒は仲間達の間を通り抜け、一人で魔王サタニアと戦おうとする。
「ちょ、ちょっとマオさん!? 一人じゃ無理ですよ」
「そんなボロボロの体じゃ、良くて一分しか持たないよ」
「マオぢゃん、無理じぢゃ駄目だぁ」
「これは私が一人で勝手にやった事なの!! だから始末も私一人でする!!」
「……そんなに俺達の事が信用出来ないって言うのか?」
「違う!! そうじゃない!!」
フォルスの言葉に真緒は慌てて否定する。しかしフォルスは首を横に振る。
「いいや、違わない。マオ、お前これで何回目だ? 俺達は何度も越えられない壁にぶつかって来た。その度にお前は一人で抱え込んで、一人で解決しようとして、そして結局最後は仲間の大切さに気付く。こう何度も同じ事を繰り返されると、お前という人間性を疑わざるを得ない」
「それは…………!!!」
何も言い返せなかった。フォルスの言っている事は何も間違っていないのだから。今回のロストマジックアイテムを求める旅でも、そして一年前の旅でも、似た様な展開が複数あった。
ここまで来ると、さすがの仲間達も真緒が自分達を心の底から信じていないと疑ってしまう。
「なぁ、マオ……教えてくれ。どうして俺達の事を信頼してくれないんだ?」
「マオぢゃん……」
「マオさん……」
「………………」
フォルスの問いに終始無言の真緒。俯き、口を閉ざしてしまった。その様子にフォルスは深い溜め息を漏らす。
「……取り敢えず、目の前の物事を片付けるのが先だな」
そう言うとフォルスは真緒を置いて、他の者達と一緒に魔王サタニアと対峙する。
「勝てるでしょうか?」
「分からない。けど、どんな戦いだって勝てるか勝てないかなんて、一々考えていないだろう?」
「そうでしたね。只、今の私達に出来る事を精一杯やるだけです」
「……行くぞ!!!」
その瞬間、フォルス達は一斉に攻撃を仕掛けた。フォルスとシーラが空中に飛び上がり、ハナコとエレットが先陣を切った。そしてリーマは後方から魔法の準備を整えていた。
「マオぢゃんの仇!! スキル“鋼鉄化(腕)”」
するとハナコの両腕が鋼鉄に変化する。ハナコの拳が魔王サタニア目掛けて勢い良く放たれる。
「おりゃあ!! どりゃあ!! うりゃああああ!!!」
しかし、それを悉く回避する魔王サタニア。ハナコから放たれる拳の連続攻撃から距離を取る様に、当たる直前に後ろへと下がって避ける。
「ごの!! ごの!! 全然当だらないだぁ!!」
「情けないわね。よく見てなさい!! 攻撃ってのは、こうするのよ!! “スコールライトニング”!!」
エレットは透かさず上空に右手の人差し指を向けた。すると魔王サタニア目掛けて雷がピンポイントで撃ち込まれる。
「よし!! やった!!」
が、既の所で魔王サタニアは雷を避け、瞬く間にエレットとの距離を縮めて来る。
「ちょ、嘘でしょ!!?」
咄嗟に雷魔法を使って逃げ出そうとするエレット。しかしその足を魔王サタニアに捕まれてしまう。
「ま、不味い!!」
魔王サタニアは足を持っている方の手を思い切り引っ張り、エレットを引き寄せた。更に持っていない方の手を強く握り締め、拳を作る。そしてこちらにやって来るエレット目掛けて拳を振りかぶる。
「そんな!!? や、殺られちゃう……何てね」
その瞬間、エレットは足から雷を流した。足から魔王サタニアの手に、そして体全体に流れ、痺れ始めた。それにより、足を掴んでいた手の力が緩み、エレットは無事に脱出する事が出来た。
「今だ!! 畳み掛けろ!!」
痺れて上手く動けない魔王サタニア。その隙を突いて、フォルス達が攻撃を叩き込む。
「貫け“ブースト”!!」
「“ジャイアントフレイム”!!」
「スキル“獣王の一撃”!!」
「スキル“バハムート”!!」
目にも止まらぬ速さで撃ち込まれる矢。炎の巨人から放たれる強烈な拳。獣の頂点に立った者の圧倒的な一撃。そして正にドラゴンの強さを象徴する誇り高き技。各々から放たれる渾身の攻撃が、魔王サタニアに直撃する。
「どうだ!?」
四人が放った攻撃は、魔王サタニアに片膝を付かせた。が、それでも顔や体を吹き飛ばすまでには至らず、再びゆっくりと立ち上がるのであった。
「くそっ!! もう一度だ!!」
「フォルスさん!! 危ない!!」
一瞬の出来事だった。瞬きをした瞬間、魔王サタニアはフォルスの目の前に現れていた。そしてフォルスの脳天目掛けてかかと落としを繰り出す
「ごぶっ!!!」
咄嗟に気が付くも、避けるのが間に合わず、結果魔王サタニアのかかと落としをまともに食らってしまう。
「フォルス!! くっ!!」
上からの衝撃によって、コントロールが効かなくなり、地上へ勢い良く落下していく。側にいたシーラが助けに向かおうとするも、魔王サタニアの拳がその行く手を遮る。
「フォルスざん!!」
「早く助けないと!!」
「駄目、間に合わない!!」
突然の出来事に対応が遅れた一同。このままでは数秒後には、フォルスは頭から地面に強く叩き付けられ、確実に死んでしまうだろう。仲間達が何とか助けに向かおうとするが、ギリギリ間に合わない。
「くそっ……ここまでか……」
死を覚悟したフォルス。全てを諦め、身を委ねるのであった。
「…………」
「っ……!!?」
が、フォルスは地面に激突せずに済んだ。何故なら、フォルスの落下地点には真緒が先回りしていたからだ。落下して来たフォルスを両手で上手にキャッチする。
「マオぢゃん!! 良がっだだぁ!!」
「ナイスだよ!!」
「マオさん、ありがとうございます!!」
「助かった……ありがとうマオ」
「……信頼しているからこそです」
「え?」
そう言いながら真緒は、フォルスを地面に下ろした。そしてその重々しい口から語り始める。
「信頼しているからこそ、今のままじゃ……弱いままじゃ駄目だと思ったんです。皆が修行で成長しているのに、自分だけ成長していなかったら、皆に甘えるだけの存在になっちゃう。それじゃあ嫌なんです!!」
「マオ、まさかお前……」
「私も……皆から甘えられる……信頼されたい。その為には私自身がもっと強くなって、皆と同じ土俵に立たないといけない。だから……私は一人で修行しようと思ったんです……ごめんなさい、身勝手な事をして……皆の頼りになろうとしたのに……逆に皆の迷惑を掛けちゃった」
「……マオ……全く、最初から素直にそう言えば良いじゃないか」
「そうですよ。私達はマオさんの事を一番頼りにしているんですから」
「マオぢゃんがいないど、オラ全然力を発揮出来ないだぁ」
「マオが俺達を信頼している様に、俺達もマオの事を信頼しているんだ。もっと自分に自信を持っても、バチは当たらないんじゃないか?」
「皆……」
「良い仲間を持ったじゃないか。羨ましい限りだよ」
「エレットさん……」
仲間達の言葉が真緒の心に潜む迷いや不安を打ち消した。これにより、漸く真緒は本来の自分を取り戻す事が出来たのだ。
「ありがとう……ありがとう皆……私、もう迷わない。自分を信じる。そして皆にもっと甘える!!」
「ふっ、俺達も甘えさせて貰うからな」
「頼りにしてますよ」
「一緒に頑張るだぁ!!」
一同が一致団結した所で、上の方から声が聞こえて来る。
「ちょっと……もしかして今、取り込み中か? もし暇なら、手を貸して欲しいんだが?」
「「「「「あっ……」」」」」
そう、忘れてはならないが、今は戦闘中なのだ。真緒達が呑気に会話している中、上空ではシーラと魔王サタニアが必死になって戦っていた。
「い、急いでシーラさんを助けよう!!」
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