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最終章 少女と道化師の物語
抵抗する者
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「こっちを向け!! この野郎!!」
フォルスはこれまでにない程、焦っていた。ロストによる攻撃でシーラが吹き飛ばされてしまった事は勿論だが、それよりもたった一発で、あのシーラがドラゴンの姿から元の姿に戻ってしまった事に焦っていた。
「(シーラが元の姿に戻った今、海面に浮かぶマオとサタニアは完全に無防備の状態!! もしそんな状態の二人にさっきみたいな攻撃を放たれたら、間違いなく全身が粉々になってしまう!!)」
最早、一刻の猶予も許されなかった。既にロストは真緒達の前に移動し、今にもその巨大な拳を真緒達目掛けて振り下ろそうとしている。
フォルスに残された選択肢は一つ。何とかロストの気をこちら側に向けさせる事。そして、真緒達が体制を整えられる充分な時間を稼がなくてはならなかった。
「こっちを向けって言ってるだろうが!!」
フォルスは間髪入れずに、ロスト目掛けて矢を勢い良く発射する。しかし、ロストに届く前に超巨大なエジタスが腕で矢を受け止め、ロストを守ってしまう。
「くそっ!! くそっ!!」
負けじと色んな角度から矢を放つフォルスだったが、何処から放っても、その超巨大なエジタスの腕に阻まれ、ロストまで矢が届かなかった。
フォルスがモタモタしている間に、ロストはもう片方の腕を振り上げていた。このままでは、真緒達に超巨大なエジタスの腕が振り下ろされるのは時間の問題だった。
「こうなったら!!」
するとフォルスは撃つのを止め、一気に急降下。海面スレスレの低空飛行で、超巨大なエジタスの足下へと近付く。そして最初にシーラがやった時と同じ手で、足下から胸にいるロストまで一気に急上昇し始めた。
「(このまま超至近距離から矢を放つも良いが、急上昇中に弓を構える事は出来ない。例え出来たとしても矢を弓に装填する僅かなタイムロスが、相手にガードするチャンスを与えてしまう。ここで俺が選ぶ最善の攻撃は……)」
フォルスは改造された鉤爪部分から、取り付けられたナイフを露出させる。そして勢いに任せて、ロスト目掛けてナイフを思い切り突き立てた。
「(重症を負った事で手に入れた、この隠しナイフによる直接攻撃のみ!!)」
ロストはまだこちらに気が付いていない。懐に入った今、腕でガードされる事も無い。当たる。フォルスが放つ渾身の一撃がロストの体に深く突き刺さった。
「やった!!」
確かな手応え。意識をこっちに向けさせる為の攻撃だったが、予想以上の結果。フォルスのナイフが、ロストの体を捉えた。
「やったぞ、みんっ……!!?」
次の瞬間、フォルスは超巨大なエジタスの拳に殴り飛ばされた。衝撃で体を補強していた鉄の部分がバラバラになる。骨が砕け、傷口から血が吹き出る。世界が真っ赤に染まった。
バシャーン!!!
「フォルスさん!!」
「がっ……あがっ……がはぁ……」
海面に勢い良く叩き付けられる。その時、フォルスが感じていたのは痛みや苦しみではない。それは疑問。何故? ナイフは確かにロストの体を捉えた筈。それなのにどうして? 薄れ行く意識の中、フォルスはロストの方を見た。するとそこには……。
「軽率な行動が身を滅ぼしましたね」
ナイフを突き刺したロストとは別に、もう一人のロストがいた。そしてその直後、ナイフを突き刺したロストは超巨大なエジタスの体に取り込まれた。
「身代わり……と言っても、姿形だけを真似た簡易的な物ですけど、どうやら上手く引っ掛かってくれたみたいですね」
「!!!」
気付かれていた。足下から近付いていた事も、ナイフで突き刺そうとしていた事も、それらを見越した上で身代わりを用意して、見事にフォルスを出し抜いて見せた。
「フォルスさん!! 急いでポーションを!!」
「止めろ!!」
「フォルスさん……?」
瀕死のフォルスに真緒がポーションを与えようとするが、フォルス本人に断られてしまった。
「俺はもう駄目だ……」
「そんな弱気な事を言わないで下さい!! まだまだこれからじゃないですか!!? 今すぐ回復すれば……」
「そうじゃない……無理なんだよ……回復したとしても、俺はもう動く事は出来ない」
「え……?」
「分かるだろう。俺の体は半分が鉄で補強されていた。そうしないとまともに動けなかったからだ。けど、それも全て壊された……ポーションで回復出来るのはあくまで傷のみだ。既に欠損した部分を再生させる事は出来ない……もう俺は……空を自由に飛ぶ事は出来ない」
「そんな……嫌ですよ……諦めないで下さいよ……ハナちゃん、リーマに続いてフォルスさんまでいなくなったら私は……」
今にも泣きそうな表情を浮かべる真緒。そんな真緒にフォルスは手を動かし、そっと真緒の顔に触れる。全身の骨が砕けて、物理的に動かす事など不可能な筈だが、最後の気力と根性で無理矢理動かした。
「心配するな……少しの間だけだろ? 後で直ぐに蘇らせてくれよ……な?」
「でも……勝てるかどうかも分からないのに……」
「勝てる……だってお前は一人じゃ無いだろ?」
フォルスが見つめる先には、サタニアとポーションで傷の癒えたシーラがいた。
「大丈夫……お前達なら絶対に勝てる……俺は信じてる……」
徐々にフォルスの体に浮力が無くなり、海中に沈み始めた。
「フォルスさん!!」
「これを……お前に託す……」
そう言うとフォルスは、真緒に自身の弓矢を手渡した。真緒はフォルスから弓矢を受け取ると、ギュッと強く握り締める。
「……任せて下さい……必ず……必ず勝って見せます!!」
「楽しみにしてるぞ……」
そしてフォルスは安らかな表情を浮かべたまま、海中に沈んで行った。フォルスが最後に思い浮かべたのは真緒、ハナコ、リーマの三人に里の皆、そして亡き母親の姿だった。
「(母さん……俺、頑張ったよね……あの世に行ったら……褒めて……くれる……かな……)」
そう言いながらフォルスは、静かに息を引き取るのであった。真緒の目から大粒の涙が溢れ出るが、真緒は即座に拭い取った。
「終わらせよう!! この戦いを!!」
「「おぉ!!」」
「その意見には賛成です」
「「「!!!」」」
フォルスの死を乗り越えた真緒達に対して、ロストの攻撃が容赦無く襲い掛かる。超巨大なエジタスから放たれる巨大な拳が真緒達目掛けて勢い良く振り下ろされる。
「“竜覚醒”!!」
シーラは慌てて竜覚醒を発動した。ドラゴンの姿に変化し、振り下ろされる巨大な拳を両手で掴む。
「ぐっ……ぐぐっ……」
しかし海面で足場が無い為、踏ん張る事も出来ない。超巨大な拳に押し負けそうになる。
「シーラ!! 今、助けっ!!?」
「サタニア!!」
助太刀しようとするサタニアと真緒。そんな中、真横からもう片方の超巨大な拳が真緒達目掛けて迫って来ていた。
「このままじゃ!!」
「ここまでかっ……!!」
「ハナちゃん、リーマ、フォルスさん……」
三人が全てを諦めかけたその時、不思議な事が起こった。真緒達の姿が一瞬にして消えてしまったのだ。
「これはいったい……?」
海中に潜ったのかと、付近の海面を捜索するロストだったが、何故か真緒達は見つけられなかった。そして次の瞬間!!
「こっちだよ!!」
「!!?」
真上から声がした。ロストが顔を上げたその時、シーラの大きな爪がロストの体を切り裂いた。
「なっ!!?」
いつ、どうやって空中に? ロストの頭の中は疑問で一杯だった。傷口を修復しながらシーラを見ると、その背中には真緒とサタニアの二人も確り乗っていた。
「いつの間に空中に飛び上がったのですか? 全く気が付きませんでしたよ?」
「自分の胸に聞いて見たらどうですか?」
「きっと答えてくれると思うよ」
「何を……『どうも初めまして~』……っ!!?」
ロストの胸。真緒が与えた小さな斬り込み、そこから聞き慣れた声が聞こえて来る。忌々しくも、愛おしい声。
「まさかお前に助けられるとはな……」
『改めてまして、“道楽の道化師”エジタスと申しま~す!!』
それは紛れも無い、“道楽の道化師”エジタスの声だった。
フォルスはこれまでにない程、焦っていた。ロストによる攻撃でシーラが吹き飛ばされてしまった事は勿論だが、それよりもたった一発で、あのシーラがドラゴンの姿から元の姿に戻ってしまった事に焦っていた。
「(シーラが元の姿に戻った今、海面に浮かぶマオとサタニアは完全に無防備の状態!! もしそんな状態の二人にさっきみたいな攻撃を放たれたら、間違いなく全身が粉々になってしまう!!)」
最早、一刻の猶予も許されなかった。既にロストは真緒達の前に移動し、今にもその巨大な拳を真緒達目掛けて振り下ろそうとしている。
フォルスに残された選択肢は一つ。何とかロストの気をこちら側に向けさせる事。そして、真緒達が体制を整えられる充分な時間を稼がなくてはならなかった。
「こっちを向けって言ってるだろうが!!」
フォルスは間髪入れずに、ロスト目掛けて矢を勢い良く発射する。しかし、ロストに届く前に超巨大なエジタスが腕で矢を受け止め、ロストを守ってしまう。
「くそっ!! くそっ!!」
負けじと色んな角度から矢を放つフォルスだったが、何処から放っても、その超巨大なエジタスの腕に阻まれ、ロストまで矢が届かなかった。
フォルスがモタモタしている間に、ロストはもう片方の腕を振り上げていた。このままでは、真緒達に超巨大なエジタスの腕が振り下ろされるのは時間の問題だった。
「こうなったら!!」
するとフォルスは撃つのを止め、一気に急降下。海面スレスレの低空飛行で、超巨大なエジタスの足下へと近付く。そして最初にシーラがやった時と同じ手で、足下から胸にいるロストまで一気に急上昇し始めた。
「(このまま超至近距離から矢を放つも良いが、急上昇中に弓を構える事は出来ない。例え出来たとしても矢を弓に装填する僅かなタイムロスが、相手にガードするチャンスを与えてしまう。ここで俺が選ぶ最善の攻撃は……)」
フォルスは改造された鉤爪部分から、取り付けられたナイフを露出させる。そして勢いに任せて、ロスト目掛けてナイフを思い切り突き立てた。
「(重症を負った事で手に入れた、この隠しナイフによる直接攻撃のみ!!)」
ロストはまだこちらに気が付いていない。懐に入った今、腕でガードされる事も無い。当たる。フォルスが放つ渾身の一撃がロストの体に深く突き刺さった。
「やった!!」
確かな手応え。意識をこっちに向けさせる為の攻撃だったが、予想以上の結果。フォルスのナイフが、ロストの体を捉えた。
「やったぞ、みんっ……!!?」
次の瞬間、フォルスは超巨大なエジタスの拳に殴り飛ばされた。衝撃で体を補強していた鉄の部分がバラバラになる。骨が砕け、傷口から血が吹き出る。世界が真っ赤に染まった。
バシャーン!!!
「フォルスさん!!」
「がっ……あがっ……がはぁ……」
海面に勢い良く叩き付けられる。その時、フォルスが感じていたのは痛みや苦しみではない。それは疑問。何故? ナイフは確かにロストの体を捉えた筈。それなのにどうして? 薄れ行く意識の中、フォルスはロストの方を見た。するとそこには……。
「軽率な行動が身を滅ぼしましたね」
ナイフを突き刺したロストとは別に、もう一人のロストがいた。そしてその直後、ナイフを突き刺したロストは超巨大なエジタスの体に取り込まれた。
「身代わり……と言っても、姿形だけを真似た簡易的な物ですけど、どうやら上手く引っ掛かってくれたみたいですね」
「!!!」
気付かれていた。足下から近付いていた事も、ナイフで突き刺そうとしていた事も、それらを見越した上で身代わりを用意して、見事にフォルスを出し抜いて見せた。
「フォルスさん!! 急いでポーションを!!」
「止めろ!!」
「フォルスさん……?」
瀕死のフォルスに真緒がポーションを与えようとするが、フォルス本人に断られてしまった。
「俺はもう駄目だ……」
「そんな弱気な事を言わないで下さい!! まだまだこれからじゃないですか!!? 今すぐ回復すれば……」
「そうじゃない……無理なんだよ……回復したとしても、俺はもう動く事は出来ない」
「え……?」
「分かるだろう。俺の体は半分が鉄で補強されていた。そうしないとまともに動けなかったからだ。けど、それも全て壊された……ポーションで回復出来るのはあくまで傷のみだ。既に欠損した部分を再生させる事は出来ない……もう俺は……空を自由に飛ぶ事は出来ない」
「そんな……嫌ですよ……諦めないで下さいよ……ハナちゃん、リーマに続いてフォルスさんまでいなくなったら私は……」
今にも泣きそうな表情を浮かべる真緒。そんな真緒にフォルスは手を動かし、そっと真緒の顔に触れる。全身の骨が砕けて、物理的に動かす事など不可能な筈だが、最後の気力と根性で無理矢理動かした。
「心配するな……少しの間だけだろ? 後で直ぐに蘇らせてくれよ……な?」
「でも……勝てるかどうかも分からないのに……」
「勝てる……だってお前は一人じゃ無いだろ?」
フォルスが見つめる先には、サタニアとポーションで傷の癒えたシーラがいた。
「大丈夫……お前達なら絶対に勝てる……俺は信じてる……」
徐々にフォルスの体に浮力が無くなり、海中に沈み始めた。
「フォルスさん!!」
「これを……お前に託す……」
そう言うとフォルスは、真緒に自身の弓矢を手渡した。真緒はフォルスから弓矢を受け取ると、ギュッと強く握り締める。
「……任せて下さい……必ず……必ず勝って見せます!!」
「楽しみにしてるぞ……」
そしてフォルスは安らかな表情を浮かべたまま、海中に沈んで行った。フォルスが最後に思い浮かべたのは真緒、ハナコ、リーマの三人に里の皆、そして亡き母親の姿だった。
「(母さん……俺、頑張ったよね……あの世に行ったら……褒めて……くれる……かな……)」
そう言いながらフォルスは、静かに息を引き取るのであった。真緒の目から大粒の涙が溢れ出るが、真緒は即座に拭い取った。
「終わらせよう!! この戦いを!!」
「「おぉ!!」」
「その意見には賛成です」
「「「!!!」」」
フォルスの死を乗り越えた真緒達に対して、ロストの攻撃が容赦無く襲い掛かる。超巨大なエジタスから放たれる巨大な拳が真緒達目掛けて勢い良く振り下ろされる。
「“竜覚醒”!!」
シーラは慌てて竜覚醒を発動した。ドラゴンの姿に変化し、振り下ろされる巨大な拳を両手で掴む。
「ぐっ……ぐぐっ……」
しかし海面で足場が無い為、踏ん張る事も出来ない。超巨大な拳に押し負けそうになる。
「シーラ!! 今、助けっ!!?」
「サタニア!!」
助太刀しようとするサタニアと真緒。そんな中、真横からもう片方の超巨大な拳が真緒達目掛けて迫って来ていた。
「このままじゃ!!」
「ここまでかっ……!!」
「ハナちゃん、リーマ、フォルスさん……」
三人が全てを諦めかけたその時、不思議な事が起こった。真緒達の姿が一瞬にして消えてしまったのだ。
「これはいったい……?」
海中に潜ったのかと、付近の海面を捜索するロストだったが、何故か真緒達は見つけられなかった。そして次の瞬間!!
「こっちだよ!!」
「!!?」
真上から声がした。ロストが顔を上げたその時、シーラの大きな爪がロストの体を切り裂いた。
「なっ!!?」
いつ、どうやって空中に? ロストの頭の中は疑問で一杯だった。傷口を修復しながらシーラを見ると、その背中には真緒とサタニアの二人も確り乗っていた。
「いつの間に空中に飛び上がったのですか? 全く気が付きませんでしたよ?」
「自分の胸に聞いて見たらどうですか?」
「きっと答えてくれると思うよ」
「何を……『どうも初めまして~』……っ!!?」
ロストの胸。真緒が与えた小さな斬り込み、そこから聞き慣れた声が聞こえて来る。忌々しくも、愛おしい声。
「まさかお前に助けられるとはな……」
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