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「!?」
どういうことなんだろう?新校舎の屋上に行くつもりだった。だが、クラスの皆が屋上への扉など防いでるはずだと思い、旧校舎から回って行こうと思ったのに。なぜ、旧校舎側の屋上に橋野彩花がいるのか?
「今、何故ここにいるのか?と思いましたね?」
心を読まれているのだろうか?何も悪いことはしていないが、汗が出てくる。
「心君よ、何故焦っているのかい♪︎
彼女の能力知っているはずだろう?」 橋野先輩の隣に居る小さい少女が話しかけてきた。ぴょこぴょこ僕の周りを、とびながらを回っている。
「ねみは、彼はこの状況で、貴方のことを知りたがっているみたい。」端野先輩が真っ赤な唇を少し上げて、僕の方を見ながら微笑んだ。
「まじですか?めっちゃ度胸ありますね♪︎」端野先輩に ねみは と呼ばれた少女は、飛び回るのを止めた。
「僕の名前は搭乃 寝診羽、君より1年上の先輩さ♪︎ 彩花様からは ねみは と呼ばれてるんだ。これから長く付き合いそうだから♪︎よろネ♪︎」
茶色っぽい髪を揺らしながら彼女は、手を差し出す。近くから見ても、僕より年上には見えない。「よ、よろしくお願いします。」「ねみは先輩と読んでいいぞ♪︎」「わかりました」彼女は嬉しそうに笑う。
「そして!隣に居る彼女がみんなが知ってる…ゥ…」
「橋野彩花様です!!!」ねみは先輩は充分過ぎる間を開けて、手をパタパタさせ、紹介した。
「ご紹介ありがとう、さて最初の話題からとてもそれたわね。けど、ねみは が楽しそうで良かったわ。」彼女はねみは先輩に美しい笑みを送る。
「最初の質問の答えわかりましたかね?」彼女は僕の方を、じっとみた。
まるで心のそこまで見られるみたいに感じた。
「正解は、私が心を読んだからですよ。
能力は初めて知ったわけではないが、実際に見た事が無かったのでめっちゃすごい。
…なんて面白い事を思ってくれるんですか。嬉しいです。」
本当に全部読まれているのか!能力が全てのこの世界ではこれが普通なのだが、なにか怖い物を感じてしまう。
「端野先輩、心の中をすべて読めるんですか?」
「はい。本当はそうなのですが…
心君 貴方は違うのです。」屋上内に不思議な空気が漂う。「それはどういう?」
「貴方は心の中を一部、誰にも覗かれないようロックをかけています。」
「僕はそんな事をした思いがないんですけどね。」
「…いいえ、貴方の心にこびり付いているのですよ。何かが。」馬鹿らしいと思ったが、なにか自分の中に何かある感じはずっとしていた。屋上の空気が生暖かくなっていく。
先輩の次の一言が怖くなってくる。
「まぁ、
そんな事は、どうでもいいんですけどね」
先輩の一言に驚いた。まさかそんな恐ろしいことを言うとは思わなかった。
「まぁまぁ引かないでくれよ♪︎
もっと違う要件で、呼び出したんだ。」
ねみは先輩が、肩をトンっと叩いた。
「本当の要件はですね、
私達で政治を8年前に戻そうと言う話をしようとして…」
ねみは先輩が叩いた所から、キキョウがこぼれ落ちてくる。
気づけば屋上はキキョウだらけになっている。
ツルが僕の方に伸びてきたと思うと、
その瞬間、意識が崩れ落ちた。
どういうことなんだろう?新校舎の屋上に行くつもりだった。だが、クラスの皆が屋上への扉など防いでるはずだと思い、旧校舎から回って行こうと思ったのに。なぜ、旧校舎側の屋上に橋野彩花がいるのか?
「今、何故ここにいるのか?と思いましたね?」
心を読まれているのだろうか?何も悪いことはしていないが、汗が出てくる。
「心君よ、何故焦っているのかい♪︎
彼女の能力知っているはずだろう?」 橋野先輩の隣に居る小さい少女が話しかけてきた。ぴょこぴょこ僕の周りを、とびながらを回っている。
「ねみは、彼はこの状況で、貴方のことを知りたがっているみたい。」端野先輩が真っ赤な唇を少し上げて、僕の方を見ながら微笑んだ。
「まじですか?めっちゃ度胸ありますね♪︎」端野先輩に ねみは と呼ばれた少女は、飛び回るのを止めた。
「僕の名前は搭乃 寝診羽、君より1年上の先輩さ♪︎ 彩花様からは ねみは と呼ばれてるんだ。これから長く付き合いそうだから♪︎よろネ♪︎」
茶色っぽい髪を揺らしながら彼女は、手を差し出す。近くから見ても、僕より年上には見えない。「よ、よろしくお願いします。」「ねみは先輩と読んでいいぞ♪︎」「わかりました」彼女は嬉しそうに笑う。
「そして!隣に居る彼女がみんなが知ってる…ゥ…」
「橋野彩花様です!!!」ねみは先輩は充分過ぎる間を開けて、手をパタパタさせ、紹介した。
「ご紹介ありがとう、さて最初の話題からとてもそれたわね。けど、ねみは が楽しそうで良かったわ。」彼女はねみは先輩に美しい笑みを送る。
「最初の質問の答えわかりましたかね?」彼女は僕の方を、じっとみた。
まるで心のそこまで見られるみたいに感じた。
「正解は、私が心を読んだからですよ。
能力は初めて知ったわけではないが、実際に見た事が無かったのでめっちゃすごい。
…なんて面白い事を思ってくれるんですか。嬉しいです。」
本当に全部読まれているのか!能力が全てのこの世界ではこれが普通なのだが、なにか怖い物を感じてしまう。
「端野先輩、心の中をすべて読めるんですか?」
「はい。本当はそうなのですが…
心君 貴方は違うのです。」屋上内に不思議な空気が漂う。「それはどういう?」
「貴方は心の中を一部、誰にも覗かれないようロックをかけています。」
「僕はそんな事をした思いがないんですけどね。」
「…いいえ、貴方の心にこびり付いているのですよ。何かが。」馬鹿らしいと思ったが、なにか自分の中に何かある感じはずっとしていた。屋上の空気が生暖かくなっていく。
先輩の次の一言が怖くなってくる。
「まぁ、
そんな事は、どうでもいいんですけどね」
先輩の一言に驚いた。まさかそんな恐ろしいことを言うとは思わなかった。
「まぁまぁ引かないでくれよ♪︎
もっと違う要件で、呼び出したんだ。」
ねみは先輩が、肩をトンっと叩いた。
「本当の要件はですね、
私達で政治を8年前に戻そうと言う話をしようとして…」
ねみは先輩が叩いた所から、キキョウがこぼれ落ちてくる。
気づけば屋上はキキョウだらけになっている。
ツルが僕の方に伸びてきたと思うと、
その瞬間、意識が崩れ落ちた。
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