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アレス編 1日目
婚約?勘違い?
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鋼の理はキキモネの父親であるミノス伯爵が、クレームを入れにくいようにと、急遽明日の昼アテネポリスの中心部にある広場で、4人とも犯罪奴隷として奴隷の首輪を付ける儀式を行なう事になった。
アテネポリスの大きな刑罰は広く国民に知らしめるために公開刑が行なわれるのだそうだ。
元々かなりのクレームや下手な盗賊や山賊よりも悪評が広がっているのだ。当然、余罪を調べる必要も無いほど証拠があり、あっさりと刑罰が決まったほどだ。
今回アーリアからもらった身分証を使ったので、今回の事を報告しに少し遅い時間だが王宮にやってきていた。
身分証を出すとあっさりと王城内の待合室に案内された。王城自体が冒険者ギルドよりも遥かに巨大な神殿のような作りになっていて、忍び込みやすいと思っていたら・・・。
「初めて王城へお越しの方は皆さんそう思われますよね?
実は神話の時代のアーティファクトのお力で、王城の地下から巨大な物理攻撃と魔法攻撃を反射する巨大な魔法壁と、悪意を感知して牢へ転移する結界が有りますので安全なのですよ」
案内してくれた侍女さんこと、マイセンさんが教えてくれたんだが・・・俺声に出してたかな?
「いえ、そういったお顔をされていたので」
そう言って少し困ったように笑って答えてくれた。
「そ、そうですか」
「では、此方でお待ちください、もう直ぐ起こしになられると思いますので」
マイセンさんがグレープジュースを入れてくれたのだが、俺はジュース類は冷えていないと飲めない。折角入れてくれたのに申し訳ないのだが、マジックゴブレットにグレープジュースを移し変えてキンキンに冷やして一口飲むと、かなり濃いグレープの味と香がして、一心地ついた。
「ん?」
もう一口と思いゴブレットを口に運ぼうとすると、目を見開いてマイセンさんが俺の手の中にあるゴブレットをガン見していた。
「そのゴブレットの意匠、かなりお美しいですね。
どなたの作品でしょうか?」
「ああ、これは俺がキングエレファントを討伐した記念に作った、マジックアイテムだよ」
そう言って手渡すと、マイセンさんは震えながら受け取った。
「ああ、この決め細やかな細工・・・飲み口が冷たい・・・」
細かい細工に震えながら指を這わせていた時に気がついたのだろう。
「ああ、中の飲み物を冷たくしたり熱くしたり出来るんだよ」
そう言うとマイセンさんは顔を上気させてまじまじと観察をしていたのだが。
「アレス様♪」
”がしゃん”
いきなり扉が開いてアーリアが飛び込んで来たのに驚いたマイセンさんがゴブレットを床に落として割ってしまった。
「ああ!!国宝級のマジックアイテムが・・・」
「あら?マイセンどうしたの?」
事情が解らないアーリアは可愛らしく小首をかしげてマイセンさんを見ていた。
「姫、私死んでお詫びするしかないです」
「ど、どうしたのよ?貴方がそこまで取り乱すなんて」
マイセンさんのあまりの絶望振りに流石にアーリアもおかしいと感じたのか、割れたゴブレットを泣きながらかき集めているマイセンさんの隣に膝をついてマイセンさんの手を握る。
やっぱり優しい子なんだな・・・
「実は物凄く繊細な細工と希少な温度調節のエンチャントを施された希少なマジックアイテムを割ってしまったのです。
それも聞いた事の無いような魔物を、アレス様が討伐された時の記念にお作りになられたそうなのです」
「え?・・・その魔物ってなにかしら?」
一瞬顔色を悪くしたアーリアがマイセンさんに問いかけた。
「キングエレファントだよ、後3つ同じのが有るから問題ないよ。
修理も出来るから大丈夫だ」
”リペア・マジック”
俺がそう言って魔法を実行すると、あっさりとゴブレットは元に戻った。
俺が作ったマジックアイテムは基本的に作成時に形状復活の魔法を付与していて、俺の魔力でリペア・マジックを唱えると、一番良い状態で復活するようにしているのだ。
「凄い・・・流石です、やはりアレス様は最高のお方ですわ!」
「あの芸術作品が・・・元に・・・」
二人が抱き合って涙を流した。
まさか、こんなに感動されるとは・・・その後マイセンさんには何度も何度も頭を下げられた。
暫くして二人が落ち着くのを待って、ようやく鋼の理の件の話が出来た。
「キキモネ?・・・記憶に無いわね。
マイセン、貴方はどうかしら?」
「わたくしも記憶に有りません、申しわけありませんが少しお時間を頂いてよろしいでしょうか?」
「お願いね、しかしミノス伯爵に娘なんて居たのかしら?」
そう言ってやっぱり小首を傾げるアーリアは可愛らしいな、少しニケに似ている気もする。
「そう言えば、温度調節のマジックアイテムなんて、遺跡かダンジョンの50階以上の深い所から出たと記録があるだけですのに、アレス様はお作りになれるんですね」
「ああ、ソロだから一人で何でも出来ないと困るからな。
このグラスも俺が作ったんだけど、強度強化付与と毒分解付与がついている」
「まぁ綺麗です!この細工は美しすぎますわ」
嬉しそうに切子グラスを見ているアーリアはやっぱりニケに似てる、王族だし毒殺の心配もあるだろうな・・・
「そうだ、今回のお礼にもらってくれよ、4個セットで作ったから1セット」
そう言って薩摩切子をモデルに作ったグラスを4個渡すと、アーリアは真赤な顔をして俯きながら受け取ってくれた。
何かやらかしたかな?ま、悪い事じゃ無いだろうから良いか。
「あ、ありがとうございます、一生涯大切にします」
「うん、そう言ってもらえて嬉しいよ」
”コンコン”
「失礼いたします。
姫、キキモネの事がわかりました」
「お疲れ様、さぁこちらに来て報告をしてちょうだい」
アーリアがそう言ってマイセンさんに報告を促すと、マイセンさんは羊皮紙を見ながら
「先ずはキキモネに関する陳情ですが・・・あまりに多いので系統別に
纏めます。
盗賊行為 260件 器物損壊 311件 モンスターの横取り 117件
その他脅迫行為 380件です」
マイセンさんの報告に、はっきりと解るぐらいアーリアのコメカミに血管が浮かんだのが解った。
怒った時の癖までニケに似ているなんて・・・な。
「それと、どうやら冒険者ギルド長にミノス伯爵からかなり脅迫が行なわれていたようです。
被害都市は24県に及ぶようで・・・」
アーリアは眉間に指を当てて軽く頭を振ると
「奴隷の首輪の刑で済むはず無いのですがね・・・」
「それとですが・・・キキモネは伯爵の庶流の子らしく、母親の死後伯爵が引き取ったそうで、貴族としての教育は受けていないようです。
もともとの性格に権力がついた事で更に悪化したのだと思われます。」
「つまり甘やかして教育を怠った結果が今だと?
彼はそこまでもうろくしたのかしら?」
俺が口を挿むことではない内容だな・・・アーリアがグレープジュースを俺が渡したグラスに入れるようにマイセンさんに指示を出すと、一瞬マイセンさんがピクリと反応した。
俺には何とか色々聞きたいのを堪えたように見えたんだが・・・
濃い紫の色が切子部分から見えるのを、灯りの魔道具に透かして見ると、頬に手を当てて「ほぉ」っとため息をつくアーリアは、見る人が見たら色っぽいかもしれないな。
「伯爵はキキモネを伯爵家に縛るつもりは無かったようで、冒険者に成りたいと言ったキキモネを支援する形を取っているようです。
罪の揉み消しやギルドへの圧力も込みでの支援ですが・・・
報告は以上になります」
「ありがとう。アレス様、王家としてこの度の事をお父様達にご相談申し上げなければならない事が有りますので、申し訳ありませんが今日はこの辺りで失礼いたします。」
「ああ、俺はメローヌの宿に居るから何か有れば使いをだし・・・あ」
俺は通信の指輪の事を思い出してアイテムボックスから取り出した。
「これは俺と話したいと思ったら3分だけ話せる指輪だ、よかったら持っていてくれ」
俺がアーリアに指輪を握らせると、ボーっとした顔をして小さく頷いてくれた。
アテネポリスの大きな刑罰は広く国民に知らしめるために公開刑が行なわれるのだそうだ。
元々かなりのクレームや下手な盗賊や山賊よりも悪評が広がっているのだ。当然、余罪を調べる必要も無いほど証拠があり、あっさりと刑罰が決まったほどだ。
今回アーリアからもらった身分証を使ったので、今回の事を報告しに少し遅い時間だが王宮にやってきていた。
身分証を出すとあっさりと王城内の待合室に案内された。王城自体が冒険者ギルドよりも遥かに巨大な神殿のような作りになっていて、忍び込みやすいと思っていたら・・・。
「初めて王城へお越しの方は皆さんそう思われますよね?
実は神話の時代のアーティファクトのお力で、王城の地下から巨大な物理攻撃と魔法攻撃を反射する巨大な魔法壁と、悪意を感知して牢へ転移する結界が有りますので安全なのですよ」
案内してくれた侍女さんこと、マイセンさんが教えてくれたんだが・・・俺声に出してたかな?
「いえ、そういったお顔をされていたので」
そう言って少し困ったように笑って答えてくれた。
「そ、そうですか」
「では、此方でお待ちください、もう直ぐ起こしになられると思いますので」
マイセンさんがグレープジュースを入れてくれたのだが、俺はジュース類は冷えていないと飲めない。折角入れてくれたのに申し訳ないのだが、マジックゴブレットにグレープジュースを移し変えてキンキンに冷やして一口飲むと、かなり濃いグレープの味と香がして、一心地ついた。
「ん?」
もう一口と思いゴブレットを口に運ぼうとすると、目を見開いてマイセンさんが俺の手の中にあるゴブレットをガン見していた。
「そのゴブレットの意匠、かなりお美しいですね。
どなたの作品でしょうか?」
「ああ、これは俺がキングエレファントを討伐した記念に作った、マジックアイテムだよ」
そう言って手渡すと、マイセンさんは震えながら受け取った。
「ああ、この決め細やかな細工・・・飲み口が冷たい・・・」
細かい細工に震えながら指を這わせていた時に気がついたのだろう。
「ああ、中の飲み物を冷たくしたり熱くしたり出来るんだよ」
そう言うとマイセンさんは顔を上気させてまじまじと観察をしていたのだが。
「アレス様♪」
”がしゃん”
いきなり扉が開いてアーリアが飛び込んで来たのに驚いたマイセンさんがゴブレットを床に落として割ってしまった。
「ああ!!国宝級のマジックアイテムが・・・」
「あら?マイセンどうしたの?」
事情が解らないアーリアは可愛らしく小首をかしげてマイセンさんを見ていた。
「姫、私死んでお詫びするしかないです」
「ど、どうしたのよ?貴方がそこまで取り乱すなんて」
マイセンさんのあまりの絶望振りに流石にアーリアもおかしいと感じたのか、割れたゴブレットを泣きながらかき集めているマイセンさんの隣に膝をついてマイセンさんの手を握る。
やっぱり優しい子なんだな・・・
「実は物凄く繊細な細工と希少な温度調節のエンチャントを施された希少なマジックアイテムを割ってしまったのです。
それも聞いた事の無いような魔物を、アレス様が討伐された時の記念にお作りになられたそうなのです」
「え?・・・その魔物ってなにかしら?」
一瞬顔色を悪くしたアーリアがマイセンさんに問いかけた。
「キングエレファントだよ、後3つ同じのが有るから問題ないよ。
修理も出来るから大丈夫だ」
”リペア・マジック”
俺がそう言って魔法を実行すると、あっさりとゴブレットは元に戻った。
俺が作ったマジックアイテムは基本的に作成時に形状復活の魔法を付与していて、俺の魔力でリペア・マジックを唱えると、一番良い状態で復活するようにしているのだ。
「凄い・・・流石です、やはりアレス様は最高のお方ですわ!」
「あの芸術作品が・・・元に・・・」
二人が抱き合って涙を流した。
まさか、こんなに感動されるとは・・・その後マイセンさんには何度も何度も頭を下げられた。
暫くして二人が落ち着くのを待って、ようやく鋼の理の件の話が出来た。
「キキモネ?・・・記憶に無いわね。
マイセン、貴方はどうかしら?」
「わたくしも記憶に有りません、申しわけありませんが少しお時間を頂いてよろしいでしょうか?」
「お願いね、しかしミノス伯爵に娘なんて居たのかしら?」
そう言ってやっぱり小首を傾げるアーリアは可愛らしいな、少しニケに似ている気もする。
「そう言えば、温度調節のマジックアイテムなんて、遺跡かダンジョンの50階以上の深い所から出たと記録があるだけですのに、アレス様はお作りになれるんですね」
「ああ、ソロだから一人で何でも出来ないと困るからな。
このグラスも俺が作ったんだけど、強度強化付与と毒分解付与がついている」
「まぁ綺麗です!この細工は美しすぎますわ」
嬉しそうに切子グラスを見ているアーリアはやっぱりニケに似てる、王族だし毒殺の心配もあるだろうな・・・
「そうだ、今回のお礼にもらってくれよ、4個セットで作ったから1セット」
そう言って薩摩切子をモデルに作ったグラスを4個渡すと、アーリアは真赤な顔をして俯きながら受け取ってくれた。
何かやらかしたかな?ま、悪い事じゃ無いだろうから良いか。
「あ、ありがとうございます、一生涯大切にします」
「うん、そう言ってもらえて嬉しいよ」
”コンコン”
「失礼いたします。
姫、キキモネの事がわかりました」
「お疲れ様、さぁこちらに来て報告をしてちょうだい」
アーリアがそう言ってマイセンさんに報告を促すと、マイセンさんは羊皮紙を見ながら
「先ずはキキモネに関する陳情ですが・・・あまりに多いので系統別に
纏めます。
盗賊行為 260件 器物損壊 311件 モンスターの横取り 117件
その他脅迫行為 380件です」
マイセンさんの報告に、はっきりと解るぐらいアーリアのコメカミに血管が浮かんだのが解った。
怒った時の癖までニケに似ているなんて・・・な。
「それと、どうやら冒険者ギルド長にミノス伯爵からかなり脅迫が行なわれていたようです。
被害都市は24県に及ぶようで・・・」
アーリアは眉間に指を当てて軽く頭を振ると
「奴隷の首輪の刑で済むはず無いのですがね・・・」
「それとですが・・・キキモネは伯爵の庶流の子らしく、母親の死後伯爵が引き取ったそうで、貴族としての教育は受けていないようです。
もともとの性格に権力がついた事で更に悪化したのだと思われます。」
「つまり甘やかして教育を怠った結果が今だと?
彼はそこまでもうろくしたのかしら?」
俺が口を挿むことではない内容だな・・・アーリアがグレープジュースを俺が渡したグラスに入れるようにマイセンさんに指示を出すと、一瞬マイセンさんがピクリと反応した。
俺には何とか色々聞きたいのを堪えたように見えたんだが・・・
濃い紫の色が切子部分から見えるのを、灯りの魔道具に透かして見ると、頬に手を当てて「ほぉ」っとため息をつくアーリアは、見る人が見たら色っぽいかもしれないな。
「伯爵はキキモネを伯爵家に縛るつもりは無かったようで、冒険者に成りたいと言ったキキモネを支援する形を取っているようです。
罪の揉み消しやギルドへの圧力も込みでの支援ですが・・・
報告は以上になります」
「ありがとう。アレス様、王家としてこの度の事をお父様達にご相談申し上げなければならない事が有りますので、申し訳ありませんが今日はこの辺りで失礼いたします。」
「ああ、俺はメローヌの宿に居るから何か有れば使いをだし・・・あ」
俺は通信の指輪の事を思い出してアイテムボックスから取り出した。
「これは俺と話したいと思ったら3分だけ話せる指輪だ、よかったら持っていてくれ」
俺がアーリアに指輪を握らせると、ボーっとした顔をして小さく頷いてくれた。
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