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第一章
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シャツのボタンをはずしていくと、彼の唇と同じ色の乳首が平らな胸の上で僕を待っていた。
他人の乳首を、こんなに近くでまじまじと見るなんて初めてだ。小さな粒が、朝の肌寒い空気に触れて震えるのが、とても可憐に見えて僕は息をするのも忘れた……。
「ジョン様、恥ずかしいのであんまり見ないで下さい」
「ご、ごめん……あ、待って!隠さないで……」
シャツの前を閉じようとする両手首を押さえ、ゆっくり顔を近づける。尖らせた舌先で潰すように先端を押すと、ジミルは甘い吐息をこぼした。吸い付いて、肋骨の上で転がすように舌を動かせば「あぁん!」と可愛い声が聞けた。
さらに噛るように前歯で挟み、調子に乗って舌をチロチロ動かせば、背を反らして身体を捩るので危うく噛み千切りそうになって驚いて放す。
「はぁ、はぁ、ジョンさま……僕、乳首が弱いみたいです」
唾液に濡れた乳首は、朝陽に艶々と光り呼吸に合わせて上下する。瞳をトロンとさせ、羞恥に頬をピンクに染める。
あまりにも扇情的だった。
僕の中心がぎゅんっと膨張して、痛みが増した。
「つらそう……」
すぐにでもイってしまいそうなのに、ジミルが手を僕のモノへと伸ばして、軽く握った。主人の顔色を伺う付き人の表情で、
「一度射精しますか?」
なんて事を冷静に言ってくるので、かぁっと頬が火照ってしまう。ジミルが小さな手をギュッとすぼめ、根元から搾るように扱く。
「ぅあぁっっ!」
あっけなく……ジミルの腹の上にドクンッと弾けてしまった。ジミルは残滓が出るまで扱き、自分のお腹と手をティッシュで拭いた。
「……上手に出せましたね?」
にっこり笑われて、あまりの恥ずかしさに身悶える。『パートナー教育』を実践されているとしか思えない。
それに気がついたら、可愛い痴態は全てあざとい演技なのか?と思えてきてしまった。
僕の微妙に萎えた空気を感じとったジミルは、申し訳なさそうに微笑んで言った。
「ジョン様?今日は準備もしておりませんし、そろそろお支度を始めませんか?」
支度とは、大学へ行けということか。こんなやるせない気持ちのまま?
「そうですね……夜には準備致しますので、続きは帰られてからでいかがですか?正直に申しますと、ジョン様のイチモツが大きいので今すぐ挿入は無理かと……」
「しょ、正直過ぎるだろ!」
僕はあまりの言われように、頭を抱えてしまった。それでも、この胸の燻っている気持ちは、消火出来そうにない。
ジミルにちゅっと触れるだけのキスをして、シャツのボタンを留めていく。
「ジミル……好きだよ。無理矢理、ごめん」
「いえ。僕もジョン様が好きです♡」
ふふふっと、糸目になった儚い微笑み。
僕は突然デジャブを感じた。そして、しばらく忘れていたデジャブの原因を思い出し、ジミルを見つめて、愕然とした……。
他人の乳首を、こんなに近くでまじまじと見るなんて初めてだ。小さな粒が、朝の肌寒い空気に触れて震えるのが、とても可憐に見えて僕は息をするのも忘れた……。
「ジョン様、恥ずかしいのであんまり見ないで下さい」
「ご、ごめん……あ、待って!隠さないで……」
シャツの前を閉じようとする両手首を押さえ、ゆっくり顔を近づける。尖らせた舌先で潰すように先端を押すと、ジミルは甘い吐息をこぼした。吸い付いて、肋骨の上で転がすように舌を動かせば「あぁん!」と可愛い声が聞けた。
さらに噛るように前歯で挟み、調子に乗って舌をチロチロ動かせば、背を反らして身体を捩るので危うく噛み千切りそうになって驚いて放す。
「はぁ、はぁ、ジョンさま……僕、乳首が弱いみたいです」
唾液に濡れた乳首は、朝陽に艶々と光り呼吸に合わせて上下する。瞳をトロンとさせ、羞恥に頬をピンクに染める。
あまりにも扇情的だった。
僕の中心がぎゅんっと膨張して、痛みが増した。
「つらそう……」
すぐにでもイってしまいそうなのに、ジミルが手を僕のモノへと伸ばして、軽く握った。主人の顔色を伺う付き人の表情で、
「一度射精しますか?」
なんて事を冷静に言ってくるので、かぁっと頬が火照ってしまう。ジミルが小さな手をギュッとすぼめ、根元から搾るように扱く。
「ぅあぁっっ!」
あっけなく……ジミルの腹の上にドクンッと弾けてしまった。ジミルは残滓が出るまで扱き、自分のお腹と手をティッシュで拭いた。
「……上手に出せましたね?」
にっこり笑われて、あまりの恥ずかしさに身悶える。『パートナー教育』を実践されているとしか思えない。
それに気がついたら、可愛い痴態は全てあざとい演技なのか?と思えてきてしまった。
僕の微妙に萎えた空気を感じとったジミルは、申し訳なさそうに微笑んで言った。
「ジョン様?今日は準備もしておりませんし、そろそろお支度を始めませんか?」
支度とは、大学へ行けということか。こんなやるせない気持ちのまま?
「そうですね……夜には準備致しますので、続きは帰られてからでいかがですか?正直に申しますと、ジョン様のイチモツが大きいので今すぐ挿入は無理かと……」
「しょ、正直過ぎるだろ!」
僕はあまりの言われように、頭を抱えてしまった。それでも、この胸の燻っている気持ちは、消火出来そうにない。
ジミルにちゅっと触れるだけのキスをして、シャツのボタンを留めていく。
「ジミル……好きだよ。無理矢理、ごめん」
「いえ。僕もジョン様が好きです♡」
ふふふっと、糸目になった儚い微笑み。
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