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Ceci n'est pas une rêve.(これは夢ではない)
9.5※人によっては軽い小スカ 読み飛ばしても大丈夫です
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ガチャリ。
ドアを開けた先に居たのは見知らぬ男性が居た。
制服はミントさんたちと同じだが。
さっきまでは居なかった人だ。
ミントさんと同じく珍しい髪色をしている。
目の覚めるような綺麗な群青の髪はここが夢であることを思い出させてくれた。
ところで。
夢で用を足したら。
…現実でもしてるってことないよな?
え。
じゃあガマンすべきか?
どんどん強くなる尿意がガマンすべきじゃないと訴えてくる。
漏らさないように。
太ももをくっつけて大きな波を乗り切る。
まだ尿意は残るものの。
動けなくなるぐらいの波は過ぎ去った。
俺が動かないのを不審に思ったのか群青君がこちらを見ていた。
あの、と言おうとして声が出なかった。
しまった!
これどうやって手洗いの場所聞けばいいんだ?
ええと。
ジェスチャー…はわからない。
露骨にジェスチャーするわけにもいかないし。
群青君に向かって困ったように微笑んでごまかす。
えー、あー、とー。
とりあえず手を洗う仕草をしてみる。
「御不浄ですか?」
後ろから声が聞こえて飛び上がる。
尻尾までピンと跳ね上がってしまった。
驚いたけど粗相はしてない。
ギリギリだったけど。
どうやら。
ドアの両側に人が居たらしい。
群青君ともう1人。
もう1人も見知らぬ男性だ。
こちらは珍しいといえども外国人には存在する赤毛だ。
某アンさんもびっくりなぐらい鮮やかな赤毛にライムグリーンの瞳。
ライムさんとしようか。
ライムさんは俺の状況を的確に理解してくれたようだ。
なり振り構わずコクコクと首を縦にふる。
すると。
ライムさんに大笑いされた。
笑ってないで助けてくださいライムさん。
いや。
本当冗談じゃなく大変なんですこっちは。
「左様でしたか。こちらです」
冷静そうな群青君が俺の状況を理解して手洗いまで案内してくれる。
群青君についていくとドアの前についた。
群青君が流れるような動作でドアを開けてくれた。
おそるおそる中を覗くと。
そこは6畳ほどの部屋だった。
その中央より少し奥。
白い陶器でできた便器が鎮座している。
ここがトイレのようだ。
トイレを見て安心したせいか。
どうしようもない尿意がぶり返してきた。
群青君にありがとうと会釈してドアを閉める。
ようやく便器の前に立てた。
急いでフタを開けベルトを緩める。
膀胱付近に触れるせいか尿意がまた増した。
ああああああああ!
ちょっと待って!
まだだから!
出てこないで!
スラックスごとパンツを下ろして。
さあ。
「えーと。オキツネサマ。貴方は魔法が使えませんでしたよね」
ヒッ!
驚いて飛び出たものがバチャッと便器に落ちた。
うそ!
ドア閉めてなかったか!?
うそうそうそ!
待ってくれ!
止まらない!
人前で小用とか勘弁してくれ!
わー、もー、さー。
察して出てってくれよ。
いつも個室だから人が入ってくるなんて考えてなかった俺も俺かもしれないけどさ。
いくら見張りだとしてもさ。
用を足してるときに一緒に居なくていいだろ。
早く終わってくれと思っていた。
だが終わりは唐突に訪れた。
手で支えていたモノを軽く振って放す。
はー。
やっと終わった。
そう思ってうなだれようとした。
が。
後ろで見ていた人が近づいてきた。
ライムさんだった。
「終わりましたね」
つま先から尻尾の先まで緊張した状態で。
こくこくとうなずく。
なぜかライムさんは俺の局部に手を向けなにかをした。
同じことを便器側にも。
すると。
人肌ぐらいの温度の水が局部から臀部にかけてを洗った。
と同時に。
ぬるま湯が手全体を通りすぎていく。
と思った消え去った。
ぼちゃん。
という音が便器から聞こえてきた。
消え去った水のゆくえは便器の中だったようだ。
たぶん。
ライムさんは俺と便器を綺麗にしてくれたんじゃなかろうか。
そうならありがたいけど。
それならなにも後ろで待ってなくても。
やり方教えてくれたらいいのに。
ってさっきまでの俺。
切羽詰ってたな。
そりゃ教えるヒマないな。
それに俺にもできるかどうかわからない。
ライムさんが入ってきたのはそういう状況での判断だったんだろうか。
それでも後ろで待ってなくてもよかったんじゃないか?
恥ずかしいったらありゃしない。
ライムさんに続いてトイレの外に出ると群青君が待っていてくれた。
ペコッと目礼すると群青君は先をうながす。
先に行けということみたいだ。
行きと反対でライムさんを先頭に俺がついていって。
群青君が1番後ろ。
監視か護衛かその両方なのか。
軍人2人にかこまれて部屋へ戻った。
非常に恥ずかしい出来事だった。
ライムさんことドーソンさんは豊見が魔法を使えないと聞いているので豊見の後始末のために後ろで待機していました。
ライムさんは排泄を見ていたのではなく尻尾が冷たい床につかないか心配でハラハラしてました。
ドアを開けた先に居たのは見知らぬ男性が居た。
制服はミントさんたちと同じだが。
さっきまでは居なかった人だ。
ミントさんと同じく珍しい髪色をしている。
目の覚めるような綺麗な群青の髪はここが夢であることを思い出させてくれた。
ところで。
夢で用を足したら。
…現実でもしてるってことないよな?
え。
じゃあガマンすべきか?
どんどん強くなる尿意がガマンすべきじゃないと訴えてくる。
漏らさないように。
太ももをくっつけて大きな波を乗り切る。
まだ尿意は残るものの。
動けなくなるぐらいの波は過ぎ去った。
俺が動かないのを不審に思ったのか群青君がこちらを見ていた。
あの、と言おうとして声が出なかった。
しまった!
これどうやって手洗いの場所聞けばいいんだ?
ええと。
ジェスチャー…はわからない。
露骨にジェスチャーするわけにもいかないし。
群青君に向かって困ったように微笑んでごまかす。
えー、あー、とー。
とりあえず手を洗う仕草をしてみる。
「御不浄ですか?」
後ろから声が聞こえて飛び上がる。
尻尾までピンと跳ね上がってしまった。
驚いたけど粗相はしてない。
ギリギリだったけど。
どうやら。
ドアの両側に人が居たらしい。
群青君ともう1人。
もう1人も見知らぬ男性だ。
こちらは珍しいといえども外国人には存在する赤毛だ。
某アンさんもびっくりなぐらい鮮やかな赤毛にライムグリーンの瞳。
ライムさんとしようか。
ライムさんは俺の状況を的確に理解してくれたようだ。
なり振り構わずコクコクと首を縦にふる。
すると。
ライムさんに大笑いされた。
笑ってないで助けてくださいライムさん。
いや。
本当冗談じゃなく大変なんですこっちは。
「左様でしたか。こちらです」
冷静そうな群青君が俺の状況を理解して手洗いまで案内してくれる。
群青君についていくとドアの前についた。
群青君が流れるような動作でドアを開けてくれた。
おそるおそる中を覗くと。
そこは6畳ほどの部屋だった。
その中央より少し奥。
白い陶器でできた便器が鎮座している。
ここがトイレのようだ。
トイレを見て安心したせいか。
どうしようもない尿意がぶり返してきた。
群青君にありがとうと会釈してドアを閉める。
ようやく便器の前に立てた。
急いでフタを開けベルトを緩める。
膀胱付近に触れるせいか尿意がまた増した。
ああああああああ!
ちょっと待って!
まだだから!
出てこないで!
スラックスごとパンツを下ろして。
さあ。
「えーと。オキツネサマ。貴方は魔法が使えませんでしたよね」
ヒッ!
驚いて飛び出たものがバチャッと便器に落ちた。
うそ!
ドア閉めてなかったか!?
うそうそうそ!
待ってくれ!
止まらない!
人前で小用とか勘弁してくれ!
わー、もー、さー。
察して出てってくれよ。
いつも個室だから人が入ってくるなんて考えてなかった俺も俺かもしれないけどさ。
いくら見張りだとしてもさ。
用を足してるときに一緒に居なくていいだろ。
早く終わってくれと思っていた。
だが終わりは唐突に訪れた。
手で支えていたモノを軽く振って放す。
はー。
やっと終わった。
そう思ってうなだれようとした。
が。
後ろで見ていた人が近づいてきた。
ライムさんだった。
「終わりましたね」
つま先から尻尾の先まで緊張した状態で。
こくこくとうなずく。
なぜかライムさんは俺の局部に手を向けなにかをした。
同じことを便器側にも。
すると。
人肌ぐらいの温度の水が局部から臀部にかけてを洗った。
と同時に。
ぬるま湯が手全体を通りすぎていく。
と思った消え去った。
ぼちゃん。
という音が便器から聞こえてきた。
消え去った水のゆくえは便器の中だったようだ。
たぶん。
ライムさんは俺と便器を綺麗にしてくれたんじゃなかろうか。
そうならありがたいけど。
それならなにも後ろで待ってなくても。
やり方教えてくれたらいいのに。
ってさっきまでの俺。
切羽詰ってたな。
そりゃ教えるヒマないな。
それに俺にもできるかどうかわからない。
ライムさんが入ってきたのはそういう状況での判断だったんだろうか。
それでも後ろで待ってなくてもよかったんじゃないか?
恥ずかしいったらありゃしない。
ライムさんに続いてトイレの外に出ると群青君が待っていてくれた。
ペコッと目礼すると群青君は先をうながす。
先に行けということみたいだ。
行きと反対でライムさんを先頭に俺がついていって。
群青君が1番後ろ。
監視か護衛かその両方なのか。
軍人2人にかこまれて部屋へ戻った。
非常に恥ずかしい出来事だった。
ライムさんことドーソンさんは豊見が魔法を使えないと聞いているので豊見の後始末のために後ろで待機していました。
ライムさんは排泄を見ていたのではなく尻尾が冷たい床につかないか心配でハラハラしてました。
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