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20話
しおりを挟む今日、私はある決意を胸にハッピーを回収して山を登っている。
勿論ハッピーに騎乗しての登山なので気持ち悪いし既に3回ほどリバース済みだ。
そんな酔いとの壮絶な戦いをしてまで山を登るのは別に登山がしたいからではない、この山に住まうモンスター・・・ドラゴンをティムしに来たのだ!というのも・・・。
「テイマーさんってまだまだ半人前だよね?」
等と世迷いごとを抜かすのは誰であろうサキ嬢である、いきなり何を言うのだこの小娘は?というかいつ来たのだ?
「今来たんだよ?それよりテイマーさんってまだまだ半人前だよね?」
サキ嬢は錯乱しているらしい、言うに事欠いて私相手に半人前だと?私の体はただ清いだけだ!
「今壮絶に勘違いしてると思うけど半人前ってテイマーとしてだからね?男としてはお子ちゃまだもんね~」
・・・。
「血涙!そんなに悔しかったの?ごめん!そこまで気にしてるなんて思わなかったんだよ!無言で肩振るわせて血の涙を流すのやめて!理由がかっこ悪すぎるから!」
というようなことがあって一流テイマーならドラゴンの一匹や二匹捕まえてこいだそうだ・・・他人事だと思って簡単に言ってくれる・・・フッ罪な女だぜ。
そんな回想をしているとハッピーが何かに警戒をし始める、前に意識を向けると岩みたいなトカゲロックリザードがいた、仕方ないのでそのまま岩になってもらい先を急ぐ。
しばらく山を登ると割と大きめの洞穴を発見中に入っていくハッピー止まれという私の指示はガン無視だ。
「ぐるおおおおお」
野太い鳴き声にようやく足を止めたハッピーくらい洞穴の先から光がチラチラ浮かんでは消える。
ビビって逃げるハッピー急に振り返ってトップスピードで走るから私は転げ落ちてそのままゴロゴロ転がり・・・見事に光源だったモノの真下に滑り込んでしまう。
息をひそめて光源を確認したが暗いのでよくわかんない、とりあえず足っぽいのを麻痺槍でプスッと一刺し・・・2刺し、3刺し・・・。
何故か躱さないで何回もさされるうちに麻痺ってくれたみたいだ、結構抵抗されたが結果オウライだ。
しかし相手をティムするのは想像を絶する長い長い戦いであった・・・簡潔に言うと3日かかった。
途中で帰ってきたハッピーに石化させなければ睡眠不足でこちらの精神がやられていただろう。
そんな長丁場を展開させてくれた相手と洞穴の外で改めて対面する、うんドラゴンだ。
これでよくわかんない違う奴だったらちょっと凹んだかも・・・まぁいいやドラゴンをティムしたし私はこれからドラゴンテイマーさんだな。
等と考えながらドラゴンをどうしようか考える・・・間も無くダンジョンに送る。
ダンジョンに何やら強力なパーティが侵入したようだからだ、私のダンジョンが既に金牛層まで侵入されている・・・あっ牛がやられた。
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