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村にモンスター達が辿り着く、ふらつく足取りで…最早リビングアーマー改めヨボヨボアーマーだな。
だが村人達からしたらそんなヨボヨボアーマーの群れでも大量のモンスターの襲撃だ、悲鳴を上げて混乱の中我も我もと逃げようとしている。
その光景に笑いがこみ上げてくる、そいつらもう戦闘能力も残ってないのにそんなに必死になって逃げ惑う様が楽しくて仕方ない。
そんな事を思っていたら一体のリビングアーマーが躓き転ぶ、そしてその衝撃で持っていた剣を残して光の粒子に変わっていく。
そんな様を見て村の方を見るとどうやら同じ光景を目の当たりにした子供がいたらしい…。
その子供は何を思ったのかヨボヨボアーマーに拳大の大きさの石を投げつけた…光になるヨボヨボアーマー。
それを見てその子供は確信を持ったのか付近に隠れていたらしい他の子供達に呼びかけてどんどんヨボヨボアーマーを狩り始めた。
「これは中々見所のある少年達ですね、確かに浄化寸前だったとは言えモンスターの群れに挑むなんて…」
私も同意見だと頷いて返事をする、というかあの子供達アグレッシブ過ぎる…今では接近戦まで挑んでいるほどだ。
「おや?あれはあの村の権力者でしょうか?」
聖騎士の言葉に私も子供達に近づく大人を観察する…きっと危ないから止めさせようとしたに違いない。
しかし、一言二言話したら何と手を振って「いってらっしゃい、気をつけて」をしてしまった…ああいう大人がいてこういう子供達が出来たと…納得である。
そしてヨボヨボアーマーが片付きモンスター達が一段落してしまう。
「では第2陣送りますね」
聖騎士が私に一言断ってリビングアーマーの群れ第2陣を送り込む。
しかしやはりここからだと距離があるせいなのかヨボヨボアーマーではなくなったのだが村に着いたときには既にヘロヘロになっていた…これではヘロヘロアーマーである。
そんなヘロヘロアーマーだが、やはり子ども達は軽く片付けていく…動きがどんどんよくなっていってない?
そんな疑問を他所に第2陣も速かやかに駆逐されてしまった、これは惨敗だなぁと私は諦めてこの村を後にする…元から丘から見下ろしていただけなので後にするもなにもないのだが。
数年後このモンスター襲撃事件で活躍した子供達が凄腕の兵士となって武功をあげいずれ英雄譚が造られる存在になるのはまた別の話。
だが村人達からしたらそんなヨボヨボアーマーの群れでも大量のモンスターの襲撃だ、悲鳴を上げて混乱の中我も我もと逃げようとしている。
その光景に笑いがこみ上げてくる、そいつらもう戦闘能力も残ってないのにそんなに必死になって逃げ惑う様が楽しくて仕方ない。
そんな事を思っていたら一体のリビングアーマーが躓き転ぶ、そしてその衝撃で持っていた剣を残して光の粒子に変わっていく。
そんな様を見て村の方を見るとどうやら同じ光景を目の当たりにした子供がいたらしい…。
その子供は何を思ったのかヨボヨボアーマーに拳大の大きさの石を投げつけた…光になるヨボヨボアーマー。
それを見てその子供は確信を持ったのか付近に隠れていたらしい他の子供達に呼びかけてどんどんヨボヨボアーマーを狩り始めた。
「これは中々見所のある少年達ですね、確かに浄化寸前だったとは言えモンスターの群れに挑むなんて…」
私も同意見だと頷いて返事をする、というかあの子供達アグレッシブ過ぎる…今では接近戦まで挑んでいるほどだ。
「おや?あれはあの村の権力者でしょうか?」
聖騎士の言葉に私も子供達に近づく大人を観察する…きっと危ないから止めさせようとしたに違いない。
しかし、一言二言話したら何と手を振って「いってらっしゃい、気をつけて」をしてしまった…ああいう大人がいてこういう子供達が出来たと…納得である。
そしてヨボヨボアーマーが片付きモンスター達が一段落してしまう。
「では第2陣送りますね」
聖騎士が私に一言断ってリビングアーマーの群れ第2陣を送り込む。
しかしやはりここからだと距離があるせいなのかヨボヨボアーマーではなくなったのだが村に着いたときには既にヘロヘロになっていた…これではヘロヘロアーマーである。
そんなヘロヘロアーマーだが、やはり子ども達は軽く片付けていく…動きがどんどんよくなっていってない?
そんな疑問を他所に第2陣も速かやかに駆逐されてしまった、これは惨敗だなぁと私は諦めてこの村を後にする…元から丘から見下ろしていただけなので後にするもなにもないのだが。
数年後このモンスター襲撃事件で活躍した子供達が凄腕の兵士となって武功をあげいずれ英雄譚が造られる存在になるのはまた別の話。
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