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小魚、潜る
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装備はある。スキルも手に入れた。
陸上も移動できるようになったのでどこのダンジョンにも潜入出来る。
つまり、イベント開始まで何処で強くなるかの選択肢は膨大になったということだ。
今までは使えなかった情報も、今の俺なら活用することが出来る。
そんなわけで攻略掲示板を見ていると、面白い書き込みを見つけた。
どうやら昆虫系のモンスターが森で大量に発生しているらしい。
空を移動してかなり厄介だし、サイズも小さいので相手をしにくいとのことだった。
ただ、倒したときの経験値は大量らしい。
今の俺のサイズ感からしたらばっちりな相手じゃないだろうか。
普通のモンスターを相手にしても良いが、俺が相手をするなら小さめの昆虫の方がまだ相性が良い。
トカゲらしく対昆虫のスキルもいくつか獲得出来るので、そのスキルを引っ提げて掲示板に書かれている昆虫大量☆発生中の森へと急行した。
◇
「まじで、思ってたよりキモいんですけど……」
森に到着したのは良いものの、俺が想定したよりも昆虫の数が多い。
もはや多すぎて壁に見えるぐらいだ。一匹あたりのレベルも25程度とそこそこ高い。
単体でどれだけの強さがあるか未知数だが、一匹がそれなりの強さをもってると考えると結構厄介だ。
あたりには掲示板の情報を見てやってきたのか何人かプレイヤーがいる。
どれ、奴らがどうなるかを見てから戦略をたてるのも悪くない。
「こんだけいりゃぁ、経験値ぼろ儲けよ」
「クククッ! これでイベント一位もかっさらってやるぜぇ!!」
都合よく息巻いている男プレイヤー二人がいたので様子を見る。
1人は剣と盾を装備した正統派の剣士。もう一人は杖を持っているので魔法使いだろう。
「まずは俺からぶっぱなしてやるぜぇ!!」
魔法使いの男が、昆虫の集団に向かって炎の魔法を打ち込む。
大量にいた昆虫はかわそうと動いたが間に合わず、一撃で数十匹単位が死んだ。
「おぉぉ! めちゃくちゃ経験値はいるじゃねーか!!」
「すげぇ!!」
倒したことで経験値もかなり入ったらしい。
喜びの声が聞こえてくる。
ただ、様子がおかしかった。
確かに大量の昆虫を倒すことが出来ていたが、地面には中途半端に炎を受けて存命している昆虫がいる。
バタバタと地面でもがいているが、あいつらは何をしてるんだ……?
しばらく見ていると、地面に倒れていた昆虫たちが空に向かって胞子を噴き上げる。
すると、空を飛んでいた昆虫たちの目がギロリと男二人に向いた。
「え、これどうなってんだ?」
「やべぇ……! 逃げるぞ!!」
大量の昆虫に目を向けられたプレイヤー二人は一目散に逃げだすが、空をかける昆虫に森のなかで移動速度で勝てるわけもない。
あっという間に囲まれると、そのまま大量に攻撃を受けて一瞬でHPを0にされていた。
えぇ……。
とりあえず、範囲攻撃は止めよう。
1匹ずつ確実に殺していかないと、俺もあいつらのように取り囲まれてリンチにされる。
周りのプレイヤー達も不用意に範囲攻撃を行うので、取り囲まれて瞬殺されていく。
なるほど、掲示板で話題になってる割に人数が少ないと思ったらそういうことか。
プレイヤーは来るが、瞬殺されてを繰り返して高回転していだのだ。
しかし、やり方が分かってしまえば問題ない。個体の能力は高くなさそうなので、はぐれた奴からやっていけば確実にレベルが上がる。
近くにいた蝶にタックルを仕掛けると、一撃で消滅していった。経験値もそこそこ入ってくる。
-弱肉強食ボーナス! 経験値5000獲得しました-
変なボーナスも加わる。
よし、これなら問題なくレベリングが出来る。
他のプレイヤーも勝手に消えていくし、この狩場は独占させてもらうぞ。
イベントまでの超強化レベリングが、スタートした。
陸上も移動できるようになったのでどこのダンジョンにも潜入出来る。
つまり、イベント開始まで何処で強くなるかの選択肢は膨大になったということだ。
今までは使えなかった情報も、今の俺なら活用することが出来る。
そんなわけで攻略掲示板を見ていると、面白い書き込みを見つけた。
どうやら昆虫系のモンスターが森で大量に発生しているらしい。
空を移動してかなり厄介だし、サイズも小さいので相手をしにくいとのことだった。
ただ、倒したときの経験値は大量らしい。
今の俺のサイズ感からしたらばっちりな相手じゃないだろうか。
普通のモンスターを相手にしても良いが、俺が相手をするなら小さめの昆虫の方がまだ相性が良い。
トカゲらしく対昆虫のスキルもいくつか獲得出来るので、そのスキルを引っ提げて掲示板に書かれている昆虫大量☆発生中の森へと急行した。
◇
「まじで、思ってたよりキモいんですけど……」
森に到着したのは良いものの、俺が想定したよりも昆虫の数が多い。
もはや多すぎて壁に見えるぐらいだ。一匹あたりのレベルも25程度とそこそこ高い。
単体でどれだけの強さがあるか未知数だが、一匹がそれなりの強さをもってると考えると結構厄介だ。
あたりには掲示板の情報を見てやってきたのか何人かプレイヤーがいる。
どれ、奴らがどうなるかを見てから戦略をたてるのも悪くない。
「こんだけいりゃぁ、経験値ぼろ儲けよ」
「クククッ! これでイベント一位もかっさらってやるぜぇ!!」
都合よく息巻いている男プレイヤー二人がいたので様子を見る。
1人は剣と盾を装備した正統派の剣士。もう一人は杖を持っているので魔法使いだろう。
「まずは俺からぶっぱなしてやるぜぇ!!」
魔法使いの男が、昆虫の集団に向かって炎の魔法を打ち込む。
大量にいた昆虫はかわそうと動いたが間に合わず、一撃で数十匹単位が死んだ。
「おぉぉ! めちゃくちゃ経験値はいるじゃねーか!!」
「すげぇ!!」
倒したことで経験値もかなり入ったらしい。
喜びの声が聞こえてくる。
ただ、様子がおかしかった。
確かに大量の昆虫を倒すことが出来ていたが、地面には中途半端に炎を受けて存命している昆虫がいる。
バタバタと地面でもがいているが、あいつらは何をしてるんだ……?
しばらく見ていると、地面に倒れていた昆虫たちが空に向かって胞子を噴き上げる。
すると、空を飛んでいた昆虫たちの目がギロリと男二人に向いた。
「え、これどうなってんだ?」
「やべぇ……! 逃げるぞ!!」
大量の昆虫に目を向けられたプレイヤー二人は一目散に逃げだすが、空をかける昆虫に森のなかで移動速度で勝てるわけもない。
あっという間に囲まれると、そのまま大量に攻撃を受けて一瞬でHPを0にされていた。
えぇ……。
とりあえず、範囲攻撃は止めよう。
1匹ずつ確実に殺していかないと、俺もあいつらのように取り囲まれてリンチにされる。
周りのプレイヤー達も不用意に範囲攻撃を行うので、取り囲まれて瞬殺されていく。
なるほど、掲示板で話題になってる割に人数が少ないと思ったらそういうことか。
プレイヤーは来るが、瞬殺されてを繰り返して高回転していだのだ。
しかし、やり方が分かってしまえば問題ない。個体の能力は高くなさそうなので、はぐれた奴からやっていけば確実にレベルが上がる。
近くにいた蝶にタックルを仕掛けると、一撃で消滅していった。経験値もそこそこ入ってくる。
-弱肉強食ボーナス! 経験値5000獲得しました-
変なボーナスも加わる。
よし、これなら問題なくレベリングが出来る。
他のプレイヤーも勝手に消えていくし、この狩場は独占させてもらうぞ。
イベントまでの超強化レベリングが、スタートした。
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