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第十七章 退屈な死神、雪原の蹂躙
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季節は本格的な冬を迎えていた。
北の大地グレイヴェリアは、全てが白一色に染まり、吐く息も凍る厳寒の世界となる。
新都『アイゼン・トーア』では、ヴァレンティンの指揮の下、亜人たちが驚異的な速度で開拓を進めていた。
狼人が凍土を砕き、ドワーフが地下水脈から熱水を汲み上げ、ダークエルフが結界を張って寒気を遮断する。
都市は熱気に包まれ、着々と要塞化が進んでいた。
一方、南の保養地『ユノハナ』。
ここを占拠したエルバニア軍総大将グラハム・レノックスは、ガルドの読み通り、軍を動かさずにいた。
「動かざること山の如し」。
無理に雪中行軍をせず、温泉で英気を養い、春の雪解けを待つ。それは定石として正しい判断だった。
だが──そんな「静寂」に耐えられない、生ける死神が一人いた。
「あー! 暇! 暇っ! 暇ぁぁぁッ!!」
『アイゼン・トーア』の総督府、かつてボロゾフが使っていた執務室。
暖炉の前で、珍しく平服姿のルスラーナがゴロゴロと転がり、その豊かな胸を揺らしたり押しつぶしたりしながら、駄々っ子のように叫んでいた。
「兄上ぇ! 退屈で死んじゃう!
街作りはミハイルやヒュティームたちがやってるし、狩りは狼人たちが獲物を持ってきちゃうし!
私が暴れる場所がないじゃない!」
彼女は生まれついての戦士であり、多動な捕食者だ。
じっとしていることは、空腹と同じくらい苦痛なのだ。
その肢体が、獲物を求める獣のようにしなやかに、そして艶めかしく絨毯の上で躍る。
「……やれやれ。執務の邪魔だぞ、ルスラーナ」
書類仕事の手を止め、ヴァレンティンは呆れたように妹を見る。
不意に、今すぐ彼女を抱き上げ、寝室に連れ込んで思う存分に愛し合いたい欲求に駆られそうになった。
だが、まだ陽は高い。
彼はその衝動を夜への楽しみとして思い止まり、そしてある計算が閃いた。
(……ふむ。敵のグラハムは、春まで動かない構えだ。
こちらの戦力増強には好都合だが、敵にあまり悠々と休まれるのも癪だな。
ここらで一つ、強烈な『嫌がらせ』をしておくか)
ヴァレンティンはニヤリと笑い、地図の一点──ユノハナ周辺を指差した。
「ルスラーナ。そんなに暇なら、少し遠出をしてくるか?」
「えっ? 遠出って……狩り?」
「そうだ。ただし、獲物は獣ではない。
南で温泉に浸かってふやけている、エルバニア軍だ」
「それいい! 行く! 絶対行く!」
ルスラーナがガバッと起き上がり、目を輝かせる。
「名目は『威力偵察』だ。
少数の精鋭で敵陣の近くまで行き、派手に暴れて、敵の戦力や配置を探ってくるのだ。
……ついでに、奴らの食料庫を襲って、エルバニアの美味いものを奪ってきてもいいぞ」
「キャーッ! 兄上大好き!
行ってくるわ! すぐ支度しなきゃ!」
ルスラーナは風のように部屋を飛び出していった。
執務室の外、扉の脇に控えていた騎士デュランダールが、死んだ魚のような目で呟く。
「……胃薬、多めに持っていこう」
*
数日後。
ユノハナから北へ数十キロ離れた雪原。
そこには、エルバニア軍の前線監視所が設営されていた。
「さ、寒ぃ……。なんだよこの国は……」
「鼻水が凍るぞ……早く交代の時間にならねぇかな……」
見張りのエルバニア兵たちは、分厚い外套にくるまりながら震えていた。
暖かい南国育ちの彼らにとって、寒い北国グレイヴェリアの冬は地獄だ。
士気は下がりきり、ただ焚き火に当たりたいという一心で立っていた。
ズズ……ズズズ……。
その時、地鳴りのような音が聞こえた。
雪崩か? と兵士たちが顔を上げる。
「ヒャッハーッ!! ピクニックの時間よぉッ!!」
吹雪を切り裂いて現れたのは、巨大な雪橇に乗った黒い悪魔だった。
ねじれ山羊角の黒兜と銀灰色の骸骨面頬、毛皮付き黒マントを羽織った黒甲冑、長大な斧槍を手にしたその姿は、見る者に死の恐怖を与えるであろう。
巨大な橇を引いているのは、馬ではない。
屈強な狼人ウェアウルフたちだ。
「ルスラーナ! もう少しゆっくり! 橇が分解しますぞ!」
「うるさいドゥラーク! ワンちゃんたち、もっと速く!」
橇の上に乗るのは、ルスラーナと、青ざめたデュランダール、そして楽しげに手綱を握るランスローネ、その隣には瓶底眼鏡で無表情を隠したエーリカが座っている。
「て、敵襲ゥゥッ!?」
「な、なんだアレは!?」
監視所の兵士たちが慌てて槍を構えるが、遅い。
「邪魔ァッ!!」
橇から飛び出したルスラーナが、滑走の勢いを乗せて斧槍を薙ぎ払う。
監視塔の支柱が一撃でへし折れ、兵士たちが悲鳴を上げて雪の中に放り出された。
「うわぁぁぁ! 死神だ! チョルニボフが出たぞぉ!」
警鐘が鳴り響く中、ルスラーナは雪原を駆け回る。
「お肉はどこ!? 美味しいエルバニアのパンはどこ!?」
彼女は兵士を殺すことよりも、物資の強奪に夢中だった。
食料テントを引き裂き、中にあるハムやチーズを次々と橇に放り込んでいく。
「エーリカ! あそこの木箱、全部燃やしちゃって!」
「了解です」
ドカン! ボカン!
魔法の火球が炸裂し、暖を取るための薪や防寒具が燃え上がる。
「ひどい……! この極寒の中、俺たちに凍え死ねって言うのか!」
エルバニア兵が絶望の叫びを上げるが、ランスローネは肩をすくめた。
「戦争やからなぁ。恨むなら、こんな寒いとこに来た自分を恨みや」
一方的な蹂躙。
それは偵察というより、災害による強盗だった。
*
ユノハナは『白鷺の館』に置かれたエルバニア軍本陣。
「……報告します!
北の第三監視所、壊滅!
食料と燃料を奪われ、生存者は全員、身ぐるみを剥がれて雪の中に放置されました!」
報告を聞いたグラハムは、顔の皺を深くさせて、こめかみをピクリとさせた。
「……身ぐるみを剥がれて、だと?」
「は、はい。
襲撃者は、チョルニボフの黒姫──もとい、グレイヴェリアのルスラーナ皇女です!
兵たちに、『寒中水泳でもして鍛え直せ』と言い残して去っていったと……」
「おのれ……ッ!」
グラハムが持っていた湯呑みが、怒りの握力でバキリと音を立てて砕ける。
これは軍事的な打撃ではない。精神的な挑発だ。
「お前たちがぬくぬくと温泉に浸かっている間に、部下たちは凍えているぞ」という強烈な皮肉。
「またあの女か……!」
親父! 討って出よう!」
グラハムの長男グルテン将軍が、顔を真っ赤にして叫ぶ。
「これ以上、あの女にコケにされてたまるか!
騎兵を一万騎出して追撃し、あの女の首級を上げよう……!」
「待てッ!」
グラハムが一喝する。
「挑発に乗るな。
外は吹雪だ。地の利は向こうにある。
今出ていけば、一万騎全て遭難するか、各個撃破されるのがオチだ」
「し、しかし……!」
「我慢せよ。
『山』は動じない。春が来れば、必ず報いは受けさせる。
……今は、耐えろ」
グラハムは拳を震わせながら、自らに言い聞かせるように言った。
だが、その場の空気は重く沈んでいた。
温泉の暖かさとは裏腹に、兵士たちの心には「死神がすぐそこにいる」という冷たい恐怖が植え付けられてしまったのだ。
*
「あー、楽しかった! 運動した後のご飯は美味しいわね!」
帰還の途につく橇の上。
ルスラーナは奪ったばかりのエルバニア産高級ハムを丸かじりしながら、ご満悦だった。
「……殿下。敵の配置、及び規模の確認は完了しました。
やはりユノハナ周辺に密集しており、寒さで動きが鈍っています」
胃薬を飲みながら、デュランダールが手帳に記録を取りつつ報告する。
「ん、ご苦労。
これで兄上も喜ぶわね」
ルスラーナはハムを飲み込み、雪空を見上げた。
「ねえ、ドゥラーク。
春になったら、もっと楽しい『お祭り』になるわよね?」
「……ええ。彼らにとっては『葬式』でしょうが」
黒き死神を乗せた雪橇は、狼人に引かれ雪煙を上げて北へと消えていく。
それは、来るべき決戦への、派手すぎる前哨戦であった。
北の大地グレイヴェリアは、全てが白一色に染まり、吐く息も凍る厳寒の世界となる。
新都『アイゼン・トーア』では、ヴァレンティンの指揮の下、亜人たちが驚異的な速度で開拓を進めていた。
狼人が凍土を砕き、ドワーフが地下水脈から熱水を汲み上げ、ダークエルフが結界を張って寒気を遮断する。
都市は熱気に包まれ、着々と要塞化が進んでいた。
一方、南の保養地『ユノハナ』。
ここを占拠したエルバニア軍総大将グラハム・レノックスは、ガルドの読み通り、軍を動かさずにいた。
「動かざること山の如し」。
無理に雪中行軍をせず、温泉で英気を養い、春の雪解けを待つ。それは定石として正しい判断だった。
だが──そんな「静寂」に耐えられない、生ける死神が一人いた。
「あー! 暇! 暇っ! 暇ぁぁぁッ!!」
『アイゼン・トーア』の総督府、かつてボロゾフが使っていた執務室。
暖炉の前で、珍しく平服姿のルスラーナがゴロゴロと転がり、その豊かな胸を揺らしたり押しつぶしたりしながら、駄々っ子のように叫んでいた。
「兄上ぇ! 退屈で死んじゃう!
街作りはミハイルやヒュティームたちがやってるし、狩りは狼人たちが獲物を持ってきちゃうし!
私が暴れる場所がないじゃない!」
彼女は生まれついての戦士であり、多動な捕食者だ。
じっとしていることは、空腹と同じくらい苦痛なのだ。
その肢体が、獲物を求める獣のようにしなやかに、そして艶めかしく絨毯の上で躍る。
「……やれやれ。執務の邪魔だぞ、ルスラーナ」
書類仕事の手を止め、ヴァレンティンは呆れたように妹を見る。
不意に、今すぐ彼女を抱き上げ、寝室に連れ込んで思う存分に愛し合いたい欲求に駆られそうになった。
だが、まだ陽は高い。
彼はその衝動を夜への楽しみとして思い止まり、そしてある計算が閃いた。
(……ふむ。敵のグラハムは、春まで動かない構えだ。
こちらの戦力増強には好都合だが、敵にあまり悠々と休まれるのも癪だな。
ここらで一つ、強烈な『嫌がらせ』をしておくか)
ヴァレンティンはニヤリと笑い、地図の一点──ユノハナ周辺を指差した。
「ルスラーナ。そんなに暇なら、少し遠出をしてくるか?」
「えっ? 遠出って……狩り?」
「そうだ。ただし、獲物は獣ではない。
南で温泉に浸かってふやけている、エルバニア軍だ」
「それいい! 行く! 絶対行く!」
ルスラーナがガバッと起き上がり、目を輝かせる。
「名目は『威力偵察』だ。
少数の精鋭で敵陣の近くまで行き、派手に暴れて、敵の戦力や配置を探ってくるのだ。
……ついでに、奴らの食料庫を襲って、エルバニアの美味いものを奪ってきてもいいぞ」
「キャーッ! 兄上大好き!
行ってくるわ! すぐ支度しなきゃ!」
ルスラーナは風のように部屋を飛び出していった。
執務室の外、扉の脇に控えていた騎士デュランダールが、死んだ魚のような目で呟く。
「……胃薬、多めに持っていこう」
*
数日後。
ユノハナから北へ数十キロ離れた雪原。
そこには、エルバニア軍の前線監視所が設営されていた。
「さ、寒ぃ……。なんだよこの国は……」
「鼻水が凍るぞ……早く交代の時間にならねぇかな……」
見張りのエルバニア兵たちは、分厚い外套にくるまりながら震えていた。
暖かい南国育ちの彼らにとって、寒い北国グレイヴェリアの冬は地獄だ。
士気は下がりきり、ただ焚き火に当たりたいという一心で立っていた。
ズズ……ズズズ……。
その時、地鳴りのような音が聞こえた。
雪崩か? と兵士たちが顔を上げる。
「ヒャッハーッ!! ピクニックの時間よぉッ!!」
吹雪を切り裂いて現れたのは、巨大な雪橇に乗った黒い悪魔だった。
ねじれ山羊角の黒兜と銀灰色の骸骨面頬、毛皮付き黒マントを羽織った黒甲冑、長大な斧槍を手にしたその姿は、見る者に死の恐怖を与えるであろう。
巨大な橇を引いているのは、馬ではない。
屈強な狼人ウェアウルフたちだ。
「ルスラーナ! もう少しゆっくり! 橇が分解しますぞ!」
「うるさいドゥラーク! ワンちゃんたち、もっと速く!」
橇の上に乗るのは、ルスラーナと、青ざめたデュランダール、そして楽しげに手綱を握るランスローネ、その隣には瓶底眼鏡で無表情を隠したエーリカが座っている。
「て、敵襲ゥゥッ!?」
「な、なんだアレは!?」
監視所の兵士たちが慌てて槍を構えるが、遅い。
「邪魔ァッ!!」
橇から飛び出したルスラーナが、滑走の勢いを乗せて斧槍を薙ぎ払う。
監視塔の支柱が一撃でへし折れ、兵士たちが悲鳴を上げて雪の中に放り出された。
「うわぁぁぁ! 死神だ! チョルニボフが出たぞぉ!」
警鐘が鳴り響く中、ルスラーナは雪原を駆け回る。
「お肉はどこ!? 美味しいエルバニアのパンはどこ!?」
彼女は兵士を殺すことよりも、物資の強奪に夢中だった。
食料テントを引き裂き、中にあるハムやチーズを次々と橇に放り込んでいく。
「エーリカ! あそこの木箱、全部燃やしちゃって!」
「了解です」
ドカン! ボカン!
魔法の火球が炸裂し、暖を取るための薪や防寒具が燃え上がる。
「ひどい……! この極寒の中、俺たちに凍え死ねって言うのか!」
エルバニア兵が絶望の叫びを上げるが、ランスローネは肩をすくめた。
「戦争やからなぁ。恨むなら、こんな寒いとこに来た自分を恨みや」
一方的な蹂躙。
それは偵察というより、災害による強盗だった。
*
ユノハナは『白鷺の館』に置かれたエルバニア軍本陣。
「……報告します!
北の第三監視所、壊滅!
食料と燃料を奪われ、生存者は全員、身ぐるみを剥がれて雪の中に放置されました!」
報告を聞いたグラハムは、顔の皺を深くさせて、こめかみをピクリとさせた。
「……身ぐるみを剥がれて、だと?」
「は、はい。
襲撃者は、チョルニボフの黒姫──もとい、グレイヴェリアのルスラーナ皇女です!
兵たちに、『寒中水泳でもして鍛え直せ』と言い残して去っていったと……」
「おのれ……ッ!」
グラハムが持っていた湯呑みが、怒りの握力でバキリと音を立てて砕ける。
これは軍事的な打撃ではない。精神的な挑発だ。
「お前たちがぬくぬくと温泉に浸かっている間に、部下たちは凍えているぞ」という強烈な皮肉。
「またあの女か……!」
親父! 討って出よう!」
グラハムの長男グルテン将軍が、顔を真っ赤にして叫ぶ。
「これ以上、あの女にコケにされてたまるか!
騎兵を一万騎出して追撃し、あの女の首級を上げよう……!」
「待てッ!」
グラハムが一喝する。
「挑発に乗るな。
外は吹雪だ。地の利は向こうにある。
今出ていけば、一万騎全て遭難するか、各個撃破されるのがオチだ」
「し、しかし……!」
「我慢せよ。
『山』は動じない。春が来れば、必ず報いは受けさせる。
……今は、耐えろ」
グラハムは拳を震わせながら、自らに言い聞かせるように言った。
だが、その場の空気は重く沈んでいた。
温泉の暖かさとは裏腹に、兵士たちの心には「死神がすぐそこにいる」という冷たい恐怖が植え付けられてしまったのだ。
*
「あー、楽しかった! 運動した後のご飯は美味しいわね!」
帰還の途につく橇の上。
ルスラーナは奪ったばかりのエルバニア産高級ハムを丸かじりしながら、ご満悦だった。
「……殿下。敵の配置、及び規模の確認は完了しました。
やはりユノハナ周辺に密集しており、寒さで動きが鈍っています」
胃薬を飲みながら、デュランダールが手帳に記録を取りつつ報告する。
「ん、ご苦労。
これで兄上も喜ぶわね」
ルスラーナはハムを飲み込み、雪空を見上げた。
「ねえ、ドゥラーク。
春になったら、もっと楽しい『お祭り』になるわよね?」
「……ええ。彼らにとっては『葬式』でしょうが」
黒き死神を乗せた雪橇は、狼人に引かれ雪煙を上げて北へと消えていく。
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