ぽっちゃり女子の異世界人生

猫目 しの

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修行……出来るかな?

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「『水よ、出よ』」



「『水よ、出よ』」







私からは水がちょろちょろと、アルフからは勢いよく出てる。

……ちょろちょろと水が出るのはちょっと悲しいかも。

アルフは水が得意みたいだね。







「『火よ、出よ』」



「『火よ、出よ』」





私の手のひらからはろうそくの火くらいの大きさの火が、アルフからはまた勢いよく火が天井まで上がってる。

アルフって火も得意なの?

……私自身に対しては何も言わない。







「『土よ、作れ』」



「『土よ、作れ』」





地面から盛り上がってきたのを見ればボロボロな城(私作)と綺麗で立派な城(アルフ作)

私って魔法の才能ない?(アルフに関しては何も突っ込まない)







「『雷よ、出よ』」



「『雷よ、出よ』」





バチバチと私の手から出たのは静電気って感じくらい、逆にアルフは雷が落ちてきて床が焦げた。

天井を見上げても上は焦げてない(どっから落ちてきた?)



アルフは将来有望だね。







「『闇よ、消せ』」



「『闇よ、消せ』」







土属性で作った城に手のひらを向ければアルフの城は消えた。

私のは消えない。



……次に賭けよう。







「『光よ、照らせ』」



「『光よ、照らせ』」







アルフの手からは眩いほどの光が、私のは豆電球くらい。

魔法なんか嫌いだ。







「凄いね、アルフは」





アルフを守るべき私がこんなんではアルフを守れない。

修行は今日1日で終わりそうにないな……。







「無属性はやらないの?」







属性が7つある事はアルフも知っているのか問い掛けてくるが無理だ。

無属性は難しく危険な為に学園でしか教えないらしい。

本にもやり方なんて書いてなかったから出来るわけがない(最強主人公なら教えられるだろうけど)







「無属性は危険だから出来ないみたい」



「んー、危険は駄目だね」







危険な事はアルフにはさせたくない。

年は10ちょいぐらいしか変わらないのに親心みたいな気分になる。

まあ、アルフが可愛いから仕方ない。



てか、まだ喧嘩してるの?

アルフに流れた魔法が当たったらどうするつもりなのよ。

ハーレムメンバーは仲が良いってのがファンタジーには多かったじゃん。







「こっちに居たのか」





少し休憩しながらまた本を読んでいたが最強主人公が近付いて来た。

弄られ君との修行は終わったの?



ちらっと最強主人公と弄られ君が居た場所を見れば真っ黒に焦げて倒れている弄られ君。

何があった。







「あの子大丈夫なんですか?」



「フィナとアリスの魔法が当たったみたいだ。 いつもの事だが」





やっぱりいつもの光景なんだ(流石弄られ君)







 
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