ぽっちゃり女子の異世界人生

猫目 しの

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修行……出来るかな?

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「魔法は出たのか?」



「私は魔法は苦手でアルフは無属性以外全部得意みたいです」





魔力量は普通より多めにしたのに魔法が使えなきゃ意味がない。

ちゃんと修行しなきゃ。







「魔法だけではなく武器は使わないのか?」



「怖いし危ないから嫌です」





武器って剣とかでしょ?

間違ったら自分が怪我しちゃうじゃん。








「魔法使えるアルフォレッドが後衛、武器を使うアヤミが前衛の方が戦いやすいが?」





……何故呼び捨て?

姉弟だからわかりやすいように?







「戦う気ないですから」



「ならば、何故修行する?」







逃げるが勝ちって言うし、戦わずに逃げてたら危険もないし。

やっぱ守る為には戦わなきゃいけないの?







「私はアルフを守りたいから強くなるんです」



「なら、戦うしかない。 戦えないなら失うだけだ」





最強主人公だから言える事だ……やっぱり戦うしかないのかな。

ちょっと考えておこう。



最強主人公はそれだけ言うと背を向けて弄られ君の所に向かう。







「あっ……!」



「しまったっ!」





不意に聞こえた声に喧嘩していた2人の方を見れば炎と水の龍が最強主人公の方に向かっていた。

最強主人公は弄られ君に気を取られ気付いてないのか反応なし。



って、ちょっ……!







「危ないっ!」





炎と水の龍が最強主人公に当たる前に駆け寄り押し倒す。

断じて大人的意味合いで押し倒したわけではないので無口少女もツンデレ美少女も睨まないで欲しい。



ギリギリ避けられたのか炎と水の龍は訓練室の壁にぶつかり消えた。



よかった……。

流石に目の前で怪我されたら嫌だ。







「クロスから離れてよっ、この女狐っ!」



「大丈夫、クロス?」







いや、君たちのせいで私のせいじゃない。

私に文句を言うのは筋違いじゃないか?



と、思いながらも恋する少女は怖いので最強主人公から離れ立ち上がる。









「ごめんなさい、大丈夫ですか?」





助ける為とは言え少し乱暴だったかもしれない。

怪我をしていてはいけないのでまだ倒れている最強主人公に手を差し出すが……。





ん?



最強主人公、顔赤くない?

顔が赤くなるとしたら酒を飲んでるか、暑いからか、照れてるかしかないだろ。

この状況なら最後が一番ありえそう……。







「わ、悪い……」





うん、私は鈍感ヒロインでも天然ヒロインでもないから流石に目に見える反応はわかる。

自意識過剰じゃなくこれは……。





最強主人公に惚れられた?

てか、最強主人公が乙女に見える。



頬赤らめて涙目で見上げられて恥ずかしそうにしてるのを見れば完全に乙女だとわかるでしょ(少女漫画的な)





どこに最強主人公乙女化フラグがあった。





 
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