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「飲み行こうぜー」
課長のそんな言葉で始まった飲み会。俺は好きだ。元々酒は好きだしそこそこ飲める方。まあ、飲み過ぎたら潰れてしまうのが弱点だが。あと、女の子と仲を深めるキッカケにもなるかもしれない。
「ねえ、隣座っていい?」
「どこの大学出身なの?」
上記の言葉は俺に言われていない。全て、後輩くんである。
キィッ!羨ましい!!知ってますよ。俺にはそんな言葉をかけられないってね!
だけど俺は諦めない。彼の周りを囲まず同じテーブルで静かに飲んでいる女性社員に笑顔で声をかけた。
「ねえねえ、連絡先交換しない?」
「私、彼氏いるんで」
「あ……はい。デスよね」
ーENDー
たった三言で終了した俺の恋。
悔しくなった俺は生大を頼み自棄飲みした。いいもん。俺には待ってくれる彼女も居ないし、好意を寄せるのはいつも俺じゃないのは知ってますよーだ。今日は嫌な思いを全部酒で流し込んでやる!!
グイグイと飲み進めると、隣にいた同期は心配してくるが俺は今日潰れまくる予定だから気にするな。女の子は皆あっちのテーブルだし、この醜態を見られることは無い。そう思いアチラのテーブルを余所見すると、そこでは一気コールがかかってた。キィッ!楽しそうにしやがって!俺も混ぜろやゴラァ!
睨み付けていたがよく見ればコールをかけられてるのはいつもの後輩だった。
アイツって飲めたっけ。そういえばいつも酒類は頼まず烏龍茶で済ませている。それに隣には女の子では無く課長が居た。課長は酔うと直ぐに人に呑ませたがるタチだ。俺もその餌食になったのは何度か経験している。流石に毎度の如く課長の服に吐いた俺に対してもう飲ませないと誓った様子だが。
後輩くんは、相変わらず表情は無で困った様子もしてない。でもミスをした俺に対して面倒だとでも言うようにため息を吐く時と同じ表情をしている。
もしや、ここで彼を助けたら俺は女の子から見直されたりするのではないか。
新人が面倒な上司から一気を強要され困っているところ、代わりに己を犠牲にして助ける先輩。
うん、間違いなくこれはモテる。
「はーい!俺、飲みます!うまっ!」
後輩から麦酒の瓶を奪い取り、一気飲みする。うん、やっぱり美味い!でも視界がぐにゃぐにゃと歪んで見えた。だが、これは男の証である。これ位どうってことは無い。
しかし、隣にいた課長は顔面を蒼白にしていた。酔いも一気に冷めたようだ。まさかゲボ吐きマシーンの俺が飲むとは思っていなかったから。
「もうお前は帰れ!俺が連れて帰るから」
「えー、まだいたいです」
「我儘言うなって」
折角後輩を助けた格好良い先輩になったというのに、帰ったら無意味じゃないか。女の子の収穫ゼロである。
不満を零す俺に課長は許しを出さない。余程帰らせたいのだろう。そして彼は俺を背負った。少し彼は重そうにしたが足がフラフラする俺にとってはラッキーである。そのまま彼に任せて意識を手放した。
課長のそんな言葉で始まった飲み会。俺は好きだ。元々酒は好きだしそこそこ飲める方。まあ、飲み過ぎたら潰れてしまうのが弱点だが。あと、女の子と仲を深めるキッカケにもなるかもしれない。
「ねえ、隣座っていい?」
「どこの大学出身なの?」
上記の言葉は俺に言われていない。全て、後輩くんである。
キィッ!羨ましい!!知ってますよ。俺にはそんな言葉をかけられないってね!
だけど俺は諦めない。彼の周りを囲まず同じテーブルで静かに飲んでいる女性社員に笑顔で声をかけた。
「ねえねえ、連絡先交換しない?」
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悔しくなった俺は生大を頼み自棄飲みした。いいもん。俺には待ってくれる彼女も居ないし、好意を寄せるのはいつも俺じゃないのは知ってますよーだ。今日は嫌な思いを全部酒で流し込んでやる!!
グイグイと飲み進めると、隣にいた同期は心配してくるが俺は今日潰れまくる予定だから気にするな。女の子は皆あっちのテーブルだし、この醜態を見られることは無い。そう思いアチラのテーブルを余所見すると、そこでは一気コールがかかってた。キィッ!楽しそうにしやがって!俺も混ぜろやゴラァ!
睨み付けていたがよく見ればコールをかけられてるのはいつもの後輩だった。
アイツって飲めたっけ。そういえばいつも酒類は頼まず烏龍茶で済ませている。それに隣には女の子では無く課長が居た。課長は酔うと直ぐに人に呑ませたがるタチだ。俺もその餌食になったのは何度か経験している。流石に毎度の如く課長の服に吐いた俺に対してもう飲ませないと誓った様子だが。
後輩くんは、相変わらず表情は無で困った様子もしてない。でもミスをした俺に対して面倒だとでも言うようにため息を吐く時と同じ表情をしている。
もしや、ここで彼を助けたら俺は女の子から見直されたりするのではないか。
新人が面倒な上司から一気を強要され困っているところ、代わりに己を犠牲にして助ける先輩。
うん、間違いなくこれはモテる。
「はーい!俺、飲みます!うまっ!」
後輩から麦酒の瓶を奪い取り、一気飲みする。うん、やっぱり美味い!でも視界がぐにゃぐにゃと歪んで見えた。だが、これは男の証である。これ位どうってことは無い。
しかし、隣にいた課長は顔面を蒼白にしていた。酔いも一気に冷めたようだ。まさかゲボ吐きマシーンの俺が飲むとは思っていなかったから。
「もうお前は帰れ!俺が連れて帰るから」
「えー、まだいたいです」
「我儘言うなって」
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不満を零す俺に課長は許しを出さない。余程帰らせたいのだろう。そして彼は俺を背負った。少し彼は重そうにしたが足がフラフラする俺にとってはラッキーである。そのまま彼に任せて意識を手放した。
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