僕と先生との物語

げんき

文字の大きさ
上 下
3 / 163
小学校

小学校低学年

しおりを挟む
小学校低学年の僕の記憶もあまりない。
ただ、この頃から既に勉強は苦手だった気がする。
なかなか上手に音読ができずに詰まってしまう。
この頃はまだ真面目に家で何度も音読の練習をし、授業に備えていた。
順番に回ってくる音読にドキドキしながら、授業に集中していた。



なぜなら、低学年の子どもたちはある意味素直だ。
失敗すると容赦ない反応が返ってくる。
その反応が嫌で、怖かったのだと思う。
笑われないように、バカにされないようにこの頃は必死だった。



そして2年生になってからは九九を覚える宿題があり、テストがあった。
これも苦戦したのを覚えている。
なかなか覚えれず、何度もテストを受けに行くがその度に不合格。
最後の最後までずっとテストを受けていた。



決して覚える努力をしなかった訳ではない。
家では何度も練習し、親にも聞いてもらっていた。
でも、完璧に覚えることができないまま、おまけをしてもらい何とか合格をもらった。

それでも、がんばった達成感からすごく自信にもなり、嬉しかったのを覚えている。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件

恋愛 / 完結 24h.ポイント:42pt お気に入り:116

女装と復讐は街の華

キャラ文芸 / 完結 24h.ポイント:63pt お気に入り:23

タイトル「二人で話すスワンプマンとテセウスの船」

現代文学 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

俺に着いてこい〜俺様御曹司は生涯の愛を誓う

恋愛 / 完結 24h.ポイント:49pt お気に入り:16

クマのクア

絵本 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:1

貴方もヒロインのところに行くのね? [完]

恋愛 / 完結 24h.ポイント:617pt お気に入り:2,768

亜彩探偵の30秒ミステリー #24 職人2

ミステリー / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:1

処理中です...